WORLD競馬web

一般ニュース & トピックス

【金鯱賞】ホウオウビスケッツ 時計、動きともに文句なし 奥村武師も納得「すごくパワーアップしている気がする」

 美浦Wで万全の態勢をアピールしたホウオウビスケッツ(左)=撮影・持木克友

 「金鯱賞・G2」(16日、中京)

 仕切り直しの一戦に向けて準備は万端整った。美浦Wで追われたホウオウビスケッツが12日、具合の良さをうかがわせた。スズカコテキタイ(6歳オープン)を5馬身半ほど追走して直線は内へ。気持ち促される程度だったが、滑らかに加速して6F82秒9-37秒3-11秒1をマーク。1馬身先着を果たした。馬場の内めを走ったとしても時計、動きともに文句なしで、見届けた奥村武師も明るい表情を見せた。

 今年初戦の中山金杯は9着。奥村武師は「有馬記念を賞金の関係でスライドしての競馬。想定以上の斤量、大外枠、競り合う形と何重苦。実績を考えたら勝たなきゃいけなかったけど…。条件が悪く、参考外にしていい」と振り返る。その後は自厩舎にて調整を進め、「追い切りもしっかりやれたし、ここまで順調。きょう(12日)もうなる感じで追い掛けていた。同じ休み明けでも、夏負けしていた毎日王冠の時より断然いい。暮れよりもキ甲が抜けて、すごくパワーアップしている気がする」と納得顔だ。

 この後は大阪杯(4月6日・阪神)への参戦を予定している。「大阪杯もあるし、賞金加算しないと(昨年の有馬記念のように)あういう目に遭う。中2週という先をみても状態はいい」。大事な一戦をクリアして、悲願のG1獲りへ向かいたい。


Copyright © 2006 WORLD, Inc All Rights Reserved.
このサイトに掲載の記事・写真・映像などの無断複製、転載を禁じます。

前のページへ戻る

一般ニュース & トピックス一覧へ

PAGE TOP