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ルーキー舟山瑠泉が船橋競馬“親子タッグ”で地方初騎乗V「父の馬で勝つのが一つの夢でした」

 父・浩さん(中央右)が担当するマーゴットビートで地方競馬初勝利を挙げた舟山(同左)=撮影・村上英明

 1日にデビューしたルーキー・舟山瑠泉騎手(18)=美浦・田中博=が11日の船橋競馬1Rで、父・浩さんが担当するマーゴットビート(牡6)で逃げ切りV。単勝1・4倍の断トツ人気に応えた。

 抜群のスタートから終始セーフティーリード。最後まで余裕の手応えで2着馬の追い上げを2馬身半差で抑えた。父は故・川島正行師のもとでナイキマドリード(さきたま杯など重賞9勝)、現在の佐藤裕厩舎ではスアデラ(重賞1勝)、サウンドトゥルー(佐藤裕厩舎で重賞3勝)などを担当してきた腕利きだ。「ありがとうございます。いやぁ、重賞に出す時より緊張しましたよ」と周囲からの祝福に頭を下げながら、笑顔で引き上げてきた愛息を迎え入れた。

 それに対して息子は「そんなに緊張しなかったですね。(父が緊張していた?)そうだったんですか」と大きな声で笑った。

 舟山は8日の中山7R(レーヴブリリアント)でルーキー一番乗りとなるJRA初勝利を挙げたばかり。生まれ育った船橋競馬場初参戦でいきなりの白星は感慨深いだろう。「父の馬で勝つのが一つの夢でしたから、うれしいですね。いい状態に仕上げてくれたようで、自信ある感じでしたよ」と、最後まで新人離れした堂々とした受け答えで笑顔が途切れなかった。


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