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【POG】3歳戦独断評価 ダノンセンチュリー鮮やかな逃走V 「賢い馬でこの先も楽しみ」とキング

1、2日の東京、京都、小倉で3歳新馬戦が6レース行われ、日曜東京5R(芝1800m)ではダノンセンチュリーが1番人気に応えて快勝した。行き脚良く主導権を奪い、マイペースの逃げを展開。ラスト2Fを11秒0-11秒0と速いラップでまとめて逃げ切った。「しまいもいい脚でしたね。賢い馬で、この先も楽しみ」とコンビを組んだキングも素材の良さを評価した。
先週の新馬勝ち馬評価一覧
ダノンセンチュリー(牡、父フィエールマン、美浦・萩原)
日曜東京5R・芝1800m、キング「逃げるプランはありませんでしたが、スタートの反応が良かったし、スピードにも乗れたので、パワーを使わずにハナへ。リズム良く、折り合いもついて自分のペースでコントロールできました。しまいもいい脚でしたね。賢い馬で、この先も楽しみ」(レース評価A、将来性★★★★)
マテンロウバローズ(牡、父ロジャーバローズ、栗東・昆)
土曜東京5R・芝1600m、昆師「しっかり乗り込んで準備はできていました。初戦から上手に走れましたし、いい意味で遊びもあるので距離が延びてもやれると思います。上のマテンロウオリオンは切れるタイプですが、こちらはしぶとく走ってくれますね」(B、★★★)
ハギノピアチェーレ(牝、父キズナ、栗東・高野)
日曜京都5R・芝1800m、藤懸「スタートがまずまずでしたし、調教から長く脚を使うイメージだったので、ある程度のポジションを考えていました。途中、先頭を走っていた馬がいなくなって、押し出される形でハナへ。そこで物見をして周りに迷惑をかけてしまいましたが、それくらい余裕があったということです。最後も馬に来られてからの根性がいいなと思いました」(B、★★★)
ラブミーナッソー(牝、父コパノリッキー、栗東・宮)
土曜京都5R・ダート1400m、藤岡佑「調教でも時計が出ていましたからね。物見をすると聞いていたので、2頭を行かせて3番手から進めました。コントロールのうまさが武器ですし、これからが楽しみです」(C、★★★)
ウィテカービート(牡、父サトノアラジン、栗東・昆)
日曜東京4R・ダート1600m、昆師「時間をかけてしっかり乗り込んできました。本当は1800mを使いたかったのですが、返し馬を見てやれると思いました。メンバーに恵まれましたが、基礎体力がしっかりしていますし、乗り込んでいた分よく走ってくれました。今後はいろいろと試してみたいです」(C、★★★)
モズリバーシャトー(牝、父モズアスコット、栗東・平田)
日曜小倉5R・芝1200m、荻野琢「気難しく、口向きに難しさがあると聞いていましたが、競馬に行ってセンスの良さを見せてくれました。ハナに行けるぐらいの余裕がありましたが、番手で控え、そこでよく我慢が利いていましたし、直線は狭いところを割る根性を見せてくれました。操縦性が高く、距離は延びても大丈夫だと思います」(C、★★)
(レース評価は馬サブロースタッフによるS、A、B、C、Dの5段階。将来性評価は★5が最高)
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