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【地方競馬】NARグランプリ ライトウォーリアが年度代表馬 内田勝師「感謝しかない」

 年度代表馬に選ばれたライトウォーリアの関係者

 「NARグランプリ2024」表彰式が3日、都内のホテルに約250人の関係者を集めて行われた。年度代表馬には川崎記念でJpn1初制覇を達成したライトウォーリア(川崎)が初受賞。国内外で大活躍したフォーエバーヤング(JRA)にはダートグレード競走特別賞が与えられた。

 年度代表馬には川崎のライトウォーリアが輝いた。川崎所属馬の受賞は1990年の同グランプリ創設以来初の快挙となった。昨年は4月の川崎記念を逃げ切り、7歳にして悲願のJpn1制覇。それ以後は勝てなかったが、秋には韓国へ遠征してコリアC4着。浦和記念・Jpn2でも2着と年間を通して活躍した。

 内田勝師は「正直、(川崎記念で)ゴールした瞬間は夢のようでした。何て言っていいか分からず、ボーッとしてました。(実感は)次の日の新聞を見てから」と当時を振り返り「このような大きな賞を頂けて感謝しかない。それもライトウォーリアが川崎記念を激走してくれたおかげです」と、愛馬の走りをたたえて喜びを新たにした。主戦を務めた吉原寛も「その背中に乗れたことを誇りに思うし、感謝しています」と胸を張った。

 今年は昨年同様に5日の報知オールスターCから始動する。トレーナーは「昨年と同じく状態がいいですよ。それ以上かな。今年8歳だけど元気いっぱい。ここから川崎記念と頑張って勝ってくれたらいいですね」とエールを送れば、主戦も「年度代表馬として恥ずかしくないレースをしたい」と気合を入れた。


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