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【神戸新聞杯展望】ハーツコンチェルト本番へ弾みをつける

「神戸新聞杯・G2」(24日、阪神)
ダービー3着馬ハーツコンチェルトが始動する。夏の休養で英気を養い、充電は完了。中間は栗東に滞在して調整が進められている。1週前追い切りは、栗東CWの3頭併せで6F82秒6-11秒2をマークして最先着。状態の良さが伝わる動きだった。次に見据える大一番に向けて、前哨戦Vで弾みをつけたい。
同じく、ダービー(8着)以来の復帰戦となるファントムシーフ。1週前追い切りは、栗東CWの3頭併せで6F80秒4-11秒2を記録。併走馬を圧倒し、0秒7先着を果たした。春に感じたトモの甘さは解消し、パワーアップを遂げている。共同通信杯を制し、皐月賞で3着に食い込んだ世代屈指の実力馬。V発進で証明する。
目下3連勝中と勢いに乗るナイトインロンドンにも注目だ。1週前は美浦Wの3頭併せで6F81秒3-12秒0を計時。テンから意欲的に追われた分、ラスト1Fは時計を要したものの、仕上がり自体は悪くない。距離を延ばして頭角を現してきたステイヤー。夏の上がり馬が、ダービー組を撃破して本番の惑星候補に躍り出る。
ロードデルレイはデビューから無傷3連勝中。前走の赤倉特別は6カ月半の休養明けだったが、2番手追走から直線で反応鋭く抜け出してV。着差以上の完勝で、能力の高さを見せつけた。遅れてきた大物が、菊戦線の勢力図を塗り替える可能性は大いにある。他にもダービー11着からの反撃を期すサトノグランツなど、楽しみなメンバーがそろった。
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