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【スプリングS】ハウゼ重賞初挑戦 田中博師「強い相手に現状どこまでやれるのか。状態は上向いています」

 美浦Wで追い切り、しっかりとした伸びを見せたハウゼ

 「スプリングS・G2」(19日、中山)

 レモンポップのフェブラリーS制覇で勢いに乗る田中博厩舎から、好調3歳馬がクラシックの権利獲得を目指す。水仙賞を制したハウゼが中2週で重賞に初挑戦。16日の最終リハでは、美浦Wで単走馬なりながらしっかりと伸び、順調な仕上がりを示した。

 中2週でも問題ない。水仙賞をロングスパートで制したハウゼが好調をキープしている。1週前に美浦坂路で4F52秒2をマークすると、この日は美浦Wを単走馬なりで6F86秒2-37秒1-11秒6。田中博師は「前走の疲れも残っていないし、強い相手に現状どこまでやれるのか見てみたくて挑戦を決めました。状態は上向いていますね」と自信を示した。

 前走は思いがけず早め先頭の形に。直線でバシュロが激しいアクションで追いまくりしのぎ切った。師は「集中力が続く馬ではなく、苦しかったと思います。勝ち切れたのは大きい」と評価。「前走は距離が長かったかもしれないし、1800メートルがプラスに働くかもしれません」と分析する。

 岩田康とは未勝利戦V以来3戦ぶりのコンビ結成。昨年のスプリングSで5番人気のビーアストニッシドを勝利に導き、連覇がかかる名手について師は「馬のリズムを大事に乗ってくれる。これまでは先行してきたが、新たな一面を見せてくれるかも」と期待した。

 フェブラリーSをレモンポップで制し、G1トレーナーの仲間入りを果たした指揮官も「いい結果が出せるように頑張ります」と力が入る。来週末にはレモンポップがドバイゴールデンシャヒーン・G1にスタンバイ。勢いある厩舎から目が離せない。


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