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【香港ヴァーズ2018】
WORLDスタッフによる展望コラム!
STAFF阿部の「香港ヴァーズ」展望
日本馬9頭が参戦!2016年以来の勝利を大いに期待したい!!
第25回 香港ヴァーズ(GⅠ) 芝2400m・右回り
12月9日(日) シャティン競馬場(香港) 第4レース
日本時間12月9日(日)15時00分(現地時間12月9日(日)14時00分)発走予定
エリザベス女王杯の1・2着馬が参戦するが…
今年は香港ヴァーズに2頭、香港スプリントに1頭、香港マイルに3頭、香港カップに3頭と日本馬が大挙9頭参戦。しかも、そのうちリスグラシュー、ファインニードル、モズアスコットと今年のGⅠを勝った馬が3頭。他の6頭も含めて“旬”の馬が集まったという印象で、サトノクラウンとモーリスが優勝した2016年以来となる香港国際競走の勝利、そして2つ以上のレースでの勝利も期待できるはずだ。今年はしっかり日本馬の快挙を見届ける準備をしたい!
…という前置きからで申し訳ないが、香港ヴァーズの本命馬は①ヴァルトガイストにしたい。この馬は、凱旋門賞の展望コラムでも本命にしたフランスの2400mマイスター。その凱旋門賞は惜しくも4着だったが、続くBCターフも5着に健闘し、そして香港ヴァーズに向かってきた2400m照準のローテ。ここならば実力が上と言えるだろう。
対抗に矢作厩舎の⑩リスグラシュー。本質的に2400mは長いとは思うが、エリザベス女王杯も同じような話があって不安視されながら、モレイラ騎手がキッチリと脚を溜めてあの差し切り。今回もモレイラが乗ってくれるのは本当に頼もしい。悲願のGⅠ制覇を成し遂げた今、海外でも格負けすることはないだろう。
一方、⑪クロコスミアは最内を引いたのでハナを主張するだろうが、このレースは他にも先行勢が多く、楽な流れにはならない予感。そして、「馬主は有馬にして欲しかったが、厩舎が海外遠征好きで、香港に行くと押し切った」という話を聞いてしまった。やや評価を下げたい。
ならば、3番手にはムーア騎手が乗るイギリスの⑤ミラージュダンサー。長距離で結果を出しているフランケル産駒で、近走は勝ち切れていないレースが多いがいずれもレベルは高かった。
③サルウィンは紐に入れておきたいタイプ。前走の凱旋門賞6着は運が無かった。4着はあった…と陣営は言っているそうだ。そういうことならばヴァルトガイストと互角。
◎ ①ヴァルトガイスト
○ ⑩リスグラシュー
▲ ⑤ミラージュダンサー
△ ⑪クロコスミア
△ ③サルウィン
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