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《これを契機に精進してほしい》
3日間開催の最終日、9/18(祝)の中山1Rで マイネルサリューエに騎乗し、最後の直線でマイネルアンファンの走行を妨害して降着、そして騎乗停止処分を受けた丹内騎手。
本人をよく知る情報網は『あまり自己主張するタイプではないし、アピールも下手。なので、あんな大胆な騎乗をした驚きはある』と語る。
それがなぜあんな騎乗をしてしまったのか?
それについては『自分の世界に閉じこもってしまう所があるので、ああなると周りが見えなくなってしまったのでは』と分析。
マイネルサリューエには過去2度騎乗しており、ある程度のクセは掴んでいた丹内騎手、また"反応が鈍い馬なので、しっかり追わなくてはいけない"という個性も頭に入っていたはず。
また、そんな馬の個性に合わせて『馬体を併せてしっかり追え』という指示が出ていたと思われる。
そして、それに専念した結果、『周り見えず心にも余裕がなく、ああいう騎乗に繋がったのでは』と見る情報網。
今回は加害馬・被害馬とも同じ一口クラブ『マイネル』の馬で(もちろん出資している会員は別だが)、同一馬主の間での降着。
そのため幸いにも影響は少なかったが、とは言え丹内騎手がジョッキーとしての評価を大きく下げる結果になったのは間違いない。
騎乗停止期間だけでなく、その後の依頼に関しても影響する部分は大きく、サークル内だけでなくファンからも大きく信頼を失う事となってしまった。
しかし、情報網は『これを契機に精進して技術を磨いてアピールして欲しい』とエールを送る。
2008年は年間3勝に終わるなど一時は大きく低迷しながらも、マイネルの馬に騎乗するようになってからは毎年コンスタントに20勝前後の勝ち星を挙げ、マーチS(マイネルクロップ)、函館記念(マイネルミラノ)と重賞タイトルも2つ手にした丹内騎手。
今回の騎乗は、騎手としては決して許される事ではないが、この騎乗停止期間中にしっかりと反省して、失った信頼を1日でも早く取り戻せるよう頑張ってほしいものだ。
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