一般ニュース & トピックス
《先週の馬場情報・傾向解説》
≪先週の馬場傾向≫
【新潟芝】
2回開催1週目。コースはAコースでの1週目。今開催は6週全てAコースを使用する。
第1回新潟競馬前にAコース部分の芝張替えを実施し、第1回新潟競馬終了後にBコース部分を中心として芝張替えを実施した。併せて芝の更新作業を実施するとともに、散水や肥料散布等の生育管理に努めた。7月に入り芝の生育も旺盛となり概ね良好な状態とのこと。第1回新潟競馬終了後、芝馬場のクッション性確保のためエアレーション作業及びシャタリング作業を実施している。
馬場状態は土日とも良馬場。時計は標準並み。
新潟らしく外差し優勢で、速い上がりを使える馬の好走が目立った。ただし、この傾向は上級条件ほど強く、新馬戦、未勝利戦では比較的先行馬が残せていた。千直は外枠有利。
血統では、基本的にサンデー系が優勢だが、他に目立ったのがノーザンダンサー系。2歳戦ではトランセンド産駒が2頭馬券に絡んだ。
【新潟ダート】
馬場状態は土曜日が稍重で始まり、後半から良馬場に回復。日曜日は終日良馬場だった。時計は標準並み。
圧倒的に先行有利で、逃げ馬は[4-3-0-2]と連対率77.7%をマーク。人気馬でも前に行けないタイプは危険。
血統ではキングマンボ系が好調。
【小倉芝】
2回開催1週目。コースはAコースでの1週目。今開催は前半4週がAコース、後半2週がBコースを使用する。
第1回小倉競馬終了後、内柵沿いを中心に芝の張替えを行なった。その後、野芝の生育を促すために芝の更新作業を随時行い養生に努め、芝の生育は順調で全体的に良好な状態とのこと。また、第1回小倉競馬終了後、芝馬場のクッション性確保のためエアレーション作業及びシャタリング作業を実施した。
馬場状態は土日とも良馬場。時計は標準並み。
勝ち馬は逃げ~先行馬が多かったが、2、3着には差してきた馬が届いていた。全体的に波乱傾向。
血統では、系統を問わずマイナーな種牡馬の産駒が活躍していた印象。
【小倉ダート】
馬場状態は土日とも良馬場。時計は良馬場としては若干速目の水準。
基本的に先行有利。
血統では、クロフネ産駒が2勝を挙げるなどノーザンダンサー系がやや目立った。
【札幌芝】
1回開催1週目。コースはAコースでの1週目。1回開催は全てAコース、2回開催は全てCコースを使用する。
平成28年第2回札幌競馬終了後、大きな傷みが生じたコース内側と1コーナーの芝張替を行なった。また、春先からはエアレーション作業及びシャタリング作業を実施するとともに、散水や肥料散布等の生育管理に努めた。芝の生育は健全で良好な状態とのこと。
馬場状態は土日とも良馬場。時計は速く、初日の1500m戦ではレコードタイムが出た。
内有利だが差し、追い込みは決まる。
血統ではサンデー系とキングマンボ系が優勢。ハービンジャー産駒は2~3着が多かった。
【札幌ダート】
馬場状態は土日とも良馬場。時計は水準並み。
先行有利だが、逃げ馬よりは道中2~4番手辺りから運ぶ好位組の方が優勢。後方にいる馬は途中でマクれないと厳しい。
Copyright © 2006 WORLD, Inc All Rights Reserved.
このサイトに掲載の記事・写真・映像などの無断複製、転載を禁じます。