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先週の馬場傾向
≪先週の馬場傾向≫
【中山芝】
開催4週目。コースはAコースを使用。引き続き4月16日までの3回開催へと続く。
月~水曜日に雨が降ったが、馬場状態は日月とも良馬場。時計は若干速目の水準。
開催が進み、外からの差し、追い込みも互角に戦えるようになってきた。それでも2~3番手から抜け出す形の馬も4勝を挙げており、中山向きの先行力、機動力のある馬も活きる。
血統では、日曜日は今開催好調のステイゴールド産駒がスプリングSを勝つなど活躍していたが、月曜日はディープインパクト産駒とハービンジャー産駒が2勝を挙げた。
【中山ダート】
馬場状態は日月とも良馬場。前日までは稍重発表で、良馬場でも水分を含んだ時計の出る馬場だった。
圧倒的に先行有利で、ペースが緩むと差し馬勢は手も足も出なかった。月曜10Rの韓国馬事会杯は、極端に前半のペースが遅かったとはいえ、レースの上がりが中山ダート1800mとしては異例の36.6秒だった。
血統では目立つ偏りはなかったが、個別の種牡馬だとベーカバド産駒がダート1800mで2勝、ゼンノロブロイ産駒は勝利こそなかったが4頭が馬券に絡んでいた。
【阪神芝】
開催4週目。コースはAコースを使用。中山同様引き続き4月16日までの3回開催へと続く。
馬場状態は土日とも良馬場。時計は若干速目。
逃げ馬が有利か追い込み馬が有利かという、やや極端な傾向。上がりは掛かり気味で、33秒台の脚を使える馬はあまりいなかった。
血統では基本的にサンデー系が有利で、短距離ではナスルーラ系、中距離ではノーザンダンサー系が健闘していた。
【阪神ダート】
馬場状態は土日とも良馬場。時計は水準並み。
展開次第で差し馬の台頭もあったが、基本的には前にいた方が有利。
血統ではミスプロ系が優勢で、エンパイアメーカー産駒は引き続き好調だった。サンデー系ではネオユニヴァース産駒とキンシャサノキセキ産駒が健闘していた。
【中京芝】
開催2週目。変則3日間開催のため、中京は土曜日と月曜日に競馬が行なわれた。
馬場状態は土月とも終日良馬場。コースはAコースを使用した。最終週のみBコースに替わる。
外からの差し、追い込みが決まるようになっており、8レース中7レースで上がり2位以内の馬が勝利した。
血統ではディープインパクト産駒が2勝、ディープブリランテ産駒も勝利した。1200~1400m戦ではキングマンボ系とショウナンカンプ産駒の好走が目立った。
【中京ダート】
土月とも良馬場。
時計は標準並み。逃げ馬が5勝を挙げるなど先行有利の傾向だった。
血統ではサンデー系が優勢。短距離ではフォーティナイナー系、中距離ではエンパイアメーカー産駒も活躍していた。
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