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幸運な巡り合わせでクラシックの有力候補へ


3月5日に行われた弥生賞では、1番人気のカデナが後方一気の差し切り勝ちを決め、皐月賞制覇に向けて大きく前進した。

今回は京都2歳S以来のレースで休み明けだったカデナだが、この休養で筋肉にハリが出て馬は順調に成長。

レース前には「道中で悪い面を出さず、スムーズな立ち回りを」と課題を挙げていたが、見事にクリアして快勝。クラシックの有力候補に踊り出た。

カデナは、京王杯スプリングCを勝ったスズカコーズウェイの弟。

父がディープインパクトだけに注目を集めそうだったが、2014年セレクトセールでの注目度は低かったという。

セール当時の様子について中竹調教師は「明らかに小柄で馬体もアンバランス。見栄えのしない馬だった」という。

しかし、セール会場でノースヒルズのマネージャーから「上腕部はそう変わらないけど、他の部分は鍛えて立派になる」との会話から、購入に動き出したそうだ。

中竹調教師も当時から「上腕部が発達していた」と優れた部分を見出しており、今後の成長に期待して3500万円で落札。重賞勝ち馬の弟という血統から考慮すれば、お手頃価格で購入する形となった。

その後は大山ヒルズで育成していたが、奥手で目立たず、入厩後も体力不足で大物感も感じなかったそうだ。

しかし2歳夏から急成長し、トモに筋肉がついて伸びやかさが出て、勝ち負けを期待できるレベルまで成長したという。

その後も中竹調教師が思い描いていた通りに成長し、見事に弥生賞を快勝。

セールでは注目されていなかったカデナだが、上腕部に目を付けていた中竹調教師と幸運な巡り合わせで出会い、今では皐月賞の有力候補の一角としてクラシックを賑わせようとしている。


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