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超スローペースから高速ラップに急変した中山記念


2月26日に行われた中山記念では、逃げ馬が入れ替わる中で3番手を追走していたネオリアリズムが、最後の直線で鮮やかに抜け出して快勝。

この勝利で鞍上のミルコ・デムーロ、そして堀調教師ともに、3週連続での重賞制覇となった。

今回の中山記念は、前半800mが全て12秒台という超スローペース。普通なら最後の直線までスローで流れ、切れ味勝負となるところだった。

しかし、マイネルミラノが途中からハナを奪ったことでペースが急変。後半1000mが全て11秒台の速いラップを刻む、特殊なレースとなった。

ネオリアリズムの勝因について、ある情報筋は「勝つべき位置で自分のリズムを守ったのが勝因」と分析する。

また純粋な切れ味勝負ではなく、3コーナーからゴールまで速いラップを刻み続け、瞬発力だけでは対応できない流れとなったことも大きかった。

さらにドバイを目指すリアルスティールとは違い、ネオリアリズムの場合は、この中山記念を目標に仕上げてきたことも勝利に結び付いたようだった。

これは2着のサクランプルールも同様のようで、金成調教師いわく「気性面に課題があって状態維持が難しい馬。先々のことを考えるのではなく、状態のいい時に送り出したのがこの結果だと思う」と、この1戦に懸けたことが好走に繋がったようだ。

一方、ドバイの前哨戦として挑んでいたリアルスティールは8着に大敗。

戸崎騎手は「スイッチが入りきらなかった。ハミを取らず、ペースが上がっても付いていけなかった」という。

また、今までは装鞍所でも5人掛かりで鞍を着けることもあったそうだが、今回はそういった面も見せず落ち着きすぎていたという。

矢作調教師も「安田記念とは逆のパターンで、精神的なスイッチが入らないマイナスの面が出た」と、この馬らしい“うるさい面”が出なかったことを敗因と見ているようだ。


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