京都
ダ1400m
コース図・コース高低断面図
元JRA騎手 ダービージョッキー 大西直宏の解説
『京都ダート1400ｍ』は京都ダート1200ｍよりも200ｍ長い条件ですが、２コーナー奥の芝ポケット部分からスタートするため、200ｍの延長分はその殆どが芝。つまりレイアウト構造としては阪神ダート1400ｍと同じです。
３コーナーまでの距離は610ｍと長く、スタート後に芝を走るため、京都ダート1200ｍよりも前半の３Ｆが速くなるケースが多いのがひとつの傾向。
下級条件では能力の優劣幅が大きい場合もあるためスピードに任せた粘り込みもありえますが、クラスが上がりより前傾ラップになることで差し追い込み馬が台頭してきます。
ですので、馬券作戦としては『施行クラスによって柔軟に対応』できることが望ましいと言えますし、出走各馬の出方(作戦や思惑)を事前に知ることができていれば、レース展開をイメージする上で強味ですね。
僕が協力している【WORLD競馬WEB】において京都ダート1400ｍは、施行クラスを問わず10万馬券もの大きな配当を数多く的中させているドル箱条件のひとつのようですが、そういったことが可能になるのも、陣営の胸の内を知った上で、レース展開のイメージが鮮明にできているからなのでしょうね。
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