
札幌・芝1800m
コース図・コース高低断面図


元JRA騎手 ダービージョッキー 大西直宏の解説
札幌2歳SやクイーンSなどの重賞競走も行われる舞台ですね。
中にはレースイメージから“ガチンコの力比べ”をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、実際のところは、最初のコーナーまで185mしかなく、ポケットからスタートする芝1500mほどではないにしろ外枠の馬が不利になります。
最初の1コーナーまでの距離が短い分、先行争いはやや激しくはなりますが、1800mという距離ですので「体力温存」がジョッキーサイドの念頭にあり、ペースとしては比較的ユッタリ流れる傾向にあるのも意識しておきたいポイントのひとつ。
ですので馬券作戦としては、内枠の『逃げ・先行』馬を狙うのがセオリーだとは思いますが、馬券妙味的にも一発があるとすればマクりタイプ。
流れを読んで柔軟に立ち回る必要があるので、21年の札幌2歳Sを制したジオグリフを勝利へ導いた【ルメール騎手】や、21年も同コースで勝ち星を量産していた【横山武史騎手】はやはり信頼に値しますね。
その他では【横山典弘騎手】。インパクト大な乗り方のイメージが強い同騎手ですが、このコースは好相性(勝率42.9%[過去3年])。
今はそれほど頻繁に北海道に遠征してきませんが、もし馬柱に名前を見つけたらその時点で注目する価値アリと言えるでしょう。それが懇意にしている『昆厩舎』であればなおのことアツい存在になりますので、ぜひ覚えておいてくださいね。
WORLD競馬webアプリ 買える騎手・損する騎手

