
札幌・芝2000m
コース図・コース高低断面図


元JRA騎手 ダービージョッキー 大西直宏の解説
伝統の重賞・札幌記念(GⅡ)が行われる札幌の名物コース。最初のコーナーまで380mほどあるので、枠の有利不利がなく“ガチンコの力比べ”が可能な舞台です。
とはいえ小回りコースには違いありませんので、内枠・中枠に入った馬で先行力の無い馬は馬群に包まれる形になってしまい不完全燃焼のままレースを終えることになってしまうことも少なくありません。
ですので、ジョッキー心理としては「1角までに如何にしてスムーズに運べるポジションを取るか」を強く意識して乗りますね。このあたりは東京芝2400mの日本ダービーに通ずるところがありますね。
馬券作戦としては『ポジション取りの意識が高い騎手』『進路取りの判断に長けている騎手』が狙いのひとつ。真っ先に浮かぶのはやはりルメール騎手ですが、その他では函館芝2000mでも触れました藤岡佑介騎手。札幌芝2000mでも好成績(連対率30.6%[過去3年])を残しており、一発の魅力はあると思っています。
あと、冒頭でも触れたように、その舞台設定からクラス条件問わず厩舎の期待馬が揃いますので、そのあたり能力的にも横の比較が大事になってきます。そうなると、調教師や騎手の表向きではない本音を知る事ができれば馬券作戦においては当然有利に運べますね。
僕が協力している【WORLD競馬WEB】は2021年の札幌記念で万馬券を的中させているだけでなく『660倍』『418倍』などなど数多くの高配当も仕留めているようですが、それを実現できているのも、関係者の表向きではない本音を入手し出走各馬を的確にジャッジできているからなのでしょうね。
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