
小倉・ダ1700m
コース図・コース高低断面図


元JRA騎手 ダービージョッキー 大西直宏の解説
小回りコース故に各ジョッキー「できる限りロスなく立ち回りたい」が念頭にあるため、スタート直後からポジション取りが激しくなります。ポイントは「ポジション取りがどれくらい激しくなるか」というところ。
当コンテンツをご覧のメンバー様もイメージできるかと思いますが、小倉ダート1700mというコースは先行勢決着の“行った行った”で決まるか、先行勢が崩れて後方からズドンと追い込みが決まるかの極端な決着も目立ちます。
そして、そのどちらの展開になるかを左右するのが冒頭で触れたポジション取りの激しさの度合い。このあたりは出走各馬の脚質だったり、騎乗しているジョッキーの性格、減量騎手の存在など様々な要素が複合的に絡みあって決まるところなので一概には言えないところではありますが、事前知識として「陣営の作戦」を知ることができれば大きなアドバンテージなのは間違いないでしょうね。
ちなみに、僕が協力している【WORLD競馬WEB】では、2021年の小倉競馬で行われた新馬戦(ダ1700m)でラインオブソウル(4番人気)から548倍の特大万馬券を的中させていますが、近走成績の比較や傾向が分からない新馬戦でそういった的中を仕留めることができているのも、事前に陣営の感触や作戦を知ることができていたからなんでしょうね。
ちなみにそのラインオブソウルを管理しているのは九州出身の音無調教師。やはり地元ということでいつも以上に力が入っていたみたいですよ。
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