函館・芝1800m
コース図・コース高低断面図
元JRA騎手 ダービージョッキー 大西直宏の解説
函館1800mは、やはりそれだけ距離があることもあって、乗り役サイドとしては「テンに無理しない」というのが基本的な思考です。1コーナーまでの距離は276mと短いですが、展開としてはスローペースになることが多い傾向にあります。
騎手によっては『一発』を狙って“大逃げ”や“マクリ”を敢行する者もいるので事前に作戦を知ることができたらそれは大きなアドバンテージになるでしょうね。
なお、スローペースと聞くと“瞬発力勝負”をイメージする方も多いと思いますが、力の要る洋芝なので、極端に上りが速くなることはありません。
ですので、馬券作戦としては『瞬発力タイプよりも持続力タイプ』の馬が狙いになると言えますが、直線が262mと短いので、マクリまではいかなくとも、ある程度動いていける馬が理想と言えますね。