新潟
芝2000m内回り
コース図・コース高低断面図
元JRA騎手 ダービージョッキー 大西直宏の解説
このコースが使われるのは『２歳戦』と『３歳未勝利』といった下級条件。故に出走各馬の能力格差が大きい場合もあるので、その部分は念頭に置きつつではありますが、全体的にフラットなコース形態ですので、基本的に内回りの当舞台は逃げ・先行が有利と考えていいでしょう。
ですので、先行馬に跨っている騎手心理としては「如何にロスなくインコースを立ち回れるか」を考えながら騎乗します。外枠を引いた場合には“多少強引にでも”というシーンも場合によってはあり得るため、事前にそのあたりの出方(騎手の思惑)を探っておくと展開を組み立てやすくなりますね。
馬券的には『内目の枠を引いた先行馬』が基本にはなりますが、先ほども触れたように外から強引にポジションを取ろうとする馬が多い場合、却って内に包まれてしまう可能性もありますので、そのあたりは注意すべき点にはなります。
ちなみに、冒頭で触れた“能力格差”についてですが、この部分で分かり易いのが３歳未勝利にエントリーしてきた初出走の馬。
昨春の新潟では初出走だったジューンロールオンが先行馬を捻じ伏せる形で初勝利を収めていますが、この馬に関して僕が協力している【WORLD競馬WEB】では“ワケアリ勝負話”をキャッチした上で１３万馬券の高額配当を仕留めています。このあたり『情報が馬券に繋がりやすい舞台』とも言えるかも知れませんね。
WORLD競馬webアプリ 買える騎手・損する騎手
