新潟
芝2200m内回り
コース図・コース高低断面図
元JRA騎手 ダービージョッキー 大西直宏の解説
内回りコースということもあり逃げ馬が有利かと思いきや、緩急のあるラップを刻むことが多く、マイペースで運びたい逃げ馬にとっては苦戦を強いられるコースですね。
向正面でペースが完全に緩むものの、3~4コーナーの中間からからペースが上がり、ゴールまで追い比べになるため、鋭い決め手は必要なく、ロングスパートからねじ伏せられる力が必要になってきます。
そのため『ペースが上がるタイミングで如何に流れに乗れるか』がジョッキー心理としてはひとつポイントになってくるところ。それは即ち“当舞台の経験値”という部分がカギになってくるでしょう。
施行条件が少ないため分母は少ないですが、過去3年で6回騎乗して3勝を挙げている福永騎手は信頼に値しますし、4回騎乗して2勝を挙げている坂井瑠星騎手も名前を見つけたらマークしておきたい存在ですね。