新潟
ダ1800m
コース図・コース高低断面図
元JRA騎手 ダービージョッキー 大西直宏の解説
前半は速めに流れる傾向もありますが、コーナー角度がキツイため、道中のペースは落ち着きやすいですね。また、平坦コースなので道中うまく息を入れた先行馬がもうひと踏ん張りして前残りとなるケースが多いと言えるでしょう。
その他の特徴としては『関西馬が強い』印象があります。僕も現役時代に当舞台で10勝を挙げさせてもらいましたが、そのうち実に8頭が関西馬でした。
輸送条件から全体的に関西馬が強い新潟開催ですが“左回りのダート1800m”を重宝する陣営は多いということでもありますし、狙って遠征してきた関西馬がキッチリと結果を残しているということにもなります。
実際に近3年のデータを見ても、
関西馬:勝率9.2%・連対率17.9%
関東馬:勝率6.2%・連対率12.6%
と関西馬の活躍が目立っていますね。
春の時期では中京コースと両睨みになると思いますが、そんな中でもローカルはメンバーが手薄な実態は事実としてありますので、そこを陣営がピンポイントで攻めてきている感じですね。
そんな背景もあるので、馬券のポイントとしては『先行力のある関西馬』ですね。芝1400mの欄でも述べていますが、それらの馬に“遠征の理由”を含めた関係者情報も+αできれば鬼に金棒と言えるかも知れませんね。