東京･ダ1600m
コース図・コース高低断面図
元JRA騎手 ダービージョッキー 大西直宏の解説
ＧⅠフェブラリーＳが行われる舞台ですね。
スタートは２コーナー奥の芝の上から。極端な内枠に入ってしまうと、芝部分を走る距離の違いが影響して、先行争いの中で不利を受ける可能性が高くなって立ち回りが難しくなるので、少し気を使います。このあたりが中山ダート1200ｍをはじめとする芝スタートの他場ダートコースと違うところですね。
全体像としては、３コーナーまでは距離があるので、ポジション争いは激しくならず比較的ユッタリと進みます。３～４コーナーも緩いので外に振られるリスクは少ないですし、直線に向いてからの力勝負というレースが多くなる印象。
ですので、馬券的な狙いは『道中のポジションに係わらず末脚のシッカリしている馬』という感じですね。
ちなみに、この条件と言えば、毎年ハイレベルで争われる３歳ＯＰヒヤシンスＳもお馴染みですが、僕が協力している【WORLD競馬WEB】は、2022年、勝負度合いを通常よりも断然高めた上で６０４倍の高配当的中を仕留めています。
これはＧⅠ当日ならではの“特別な情報”を入手していたことが一番の勝因ではあったようですが、枠の優劣も大きい当レースにおいて、枠順確定後の関係者の感触もスパイスとして踏まえた上で最終的な結論を導き出せたことも大きな要素だと思っています。
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