【SP】10番人気の激走情報も入手し万券的中!
4回中山5日目12R
◎スティルディマーレ
3連複1万2620円的中
◎本命馬の話
3日間開催最終日【中山ダ1200mSPECIALTY】の本命情報馬は⑨スティルディマーレ。
これまで匠ブログをはじめ多くのコンテンツ内でも触れられているように、WORLDをご利用いただいているメンバー様であれば、専門紙や日刊紙に掲載されている厩舎コメントの多くが、本音ではなく“建前”であることをご存知の方も多いと思う。
それは、強気な発言をすれば他陣営からマークされ、極端に弱気な発言をすればオーナーサイドの信用を失いかねないことから、故にどちらとも取れる無難な内容になることが多いというわけだ。
例えば、日曜8Rで万券的中に繋がった本命馬アスコルティアーモ。約8ヶ月ぶりの実戦だったこともあり『初の右回り、浅いキャリア、超久々と楽ではないですが、能力の高さでクリアできれば』と某大手専門紙には記載されていたが、実際のところは「稽古で感触を掴んでいた鞍上サイドが勝利を強く意識した1頭」だった。
話を⑨スティルディマーレに戻そう。
この馬について一部専門紙では“状態面に関する半信半疑な記載”がなされているようだが、これもあくまでオモテ向き。実際のところは『国枝厩舎の今週一番』という話なのだからその違いは明白だろう。
「クラブの馬は時として“出資者の期待を高めすぎない”ようにコメントを調整することもある」とは情報筋だが、ココを使う経緯についても「ルメール騎手の確保を最優先に考えて選んだ番組」との話だ。
状態面についても、厩舎の実力馬ダノンザタイガーと併せられ互角以上の動きを披露。不安は感じられない。
「これだけやれれば文句ナシ。前走の芝も展開や馬場を考えれば強い競馬。“将来的には芝でも大きいところ”もイケると思っているけど、まずは現状、結果が出ているダートで確実に勝ち星を獲りにきた格好。落とせない一戦だ」と事情通。圧巻のパフォーマンスを期待したいところだ。
相手筆頭は⑤エコロレジーナを抜擢。
意図的に控える競馬を試みた前走はキックバックを嫌うシーンもあったものの、直線では内から鋭い伸び脚。「収穫の大きい一戦だった」とは関係者で、今回は早くからメンバーを入念に調査し“勝利”を強く意識しての参戦。今週大挙6頭出しのオーナーサイドも「この馬だけは何としても」と力が入っていることは間違いない。
「前走も走れる態勢ではあったが、休み明けを使ってさらに良くなってきた」という話の⑯レディアス、短期放牧を挟んで状態が上がっており、モレイラ騎手を配しヤリ態勢の⑦ケンキョが逆転も視野に入れた相手本線。
その他、「湿った馬場は合わない。良馬場でやれるなら食い込む余地はある。そのためにココを使うようなモノだからね」と激走ムードの④クィーンアドバンス、「さすがに1000mは忙しかったけど終いは良い脚を使っていた。1ハロン延長はプラスだし、出番はあっていい」と条件替わりで色気アリの⑭セイゲンが3連系の穴。
【チームMK】ココ狙いの関西馬で万馬券!
4回阪神4日目10R
仲秋S
◎ショウナンアレクサ
馬連1点目800円的中
3連複3090円的中
3連単1万6190円的中
◎本命馬の話
②ショウナンアレクサに3連勝の可能性。素質の高さは以前から認められていたんやけど、折り合いやモタれ癖がネック。それがようやく解消されてきたことで成績が噛み合ってきたようやな。(岩田望来)ミライも「切れ味のいい馬。早めに抜け出してもしっかり反応していい内容でしたね」と前走を振り返っている。関係者の間でも「オープン入りまでは通過点」という話。このクラスでも即勝ち負けやろ。
3歳⑧セッションは春以来のレース。アーリントンCでも連対した実績があるが、NHKマイルCは展開が合わなかったことに加え、ピークを過ぎたデキだったみたいや。「以前は緩さがあったがだいぶしっかりしてきた」と担当。緩さが残る状態ではあるとはいえ、追い切りは相変わらず動いている。自己条件に戻れば改めて注目。
素質上位の噂通りに休み明けでも快勝!◎○決着から万馬券
4回中山4日目8R
◎アスコルティアーモ
馬連1点目470円的中
3連複4770円的中
3連単1万4620円的中
◎本命馬の話
⑤アスコルティアーモは過去3戦中2戦でルメールの鞍上、今回が初コンビになるが、テン乗りの鞍上は1週前追い切りで乗り味の良さを確認しているそう。
厩舎も「今回は初めての右回り。右回りでの追い切りでは手前変換にぎこちなさはありましたし、コーナー4つの競馬になりますが、能力の高さでカバーして欲しいです」と手応え。未勝利勝ちの内容からも能力通りなら即通用という話だ。
土曜中山ではモレイラ騎手が3勝。キャロット・東京ホースレーシングらクラブ馬で勝利を挙げていた。そのモレイラ騎手は阪神へ赴き、他にも、関東リーディングの横山武史騎手も阪神で乗ることになる。関東圏での騎乗が多いクリストフ・ルメール騎手も阪神である。
彼らがいた場合、この馬に乗れていたかといえば未知な面もある、ノーザンFクラブ馬に騎乗する戸崎圭太騎手はチャンスだ。
相手上位で注目は、同じく休み明けで④ルージュクレセントが魅力。初勝利はこのコース。その後は厩舎の意向もあり、マイルに試されていたが、実績のある舞台に戻ることを歓迎している。「休ませて体はフックラしてきたし、精神的にも落ち着きが出ている」とのこと。前走は横を向いた時にゲートを開かれてしまったが、スムーズに出れば変わり身も。
本格化は先でも余裕を持って初戦突破!
4回中山5日目5R
◎ショーマンフリート
馬連2点目640円的中
3連複6870円的中
3連単1万4370円的中
◎本命馬の話
父は2歳種牡馬リーディングでもトップのスワーヴリチャード産駒◎⑪ショーマンフリートに注目。
短期免許で来日中のモレイラ騎手を配してきたことからも期待の大きさが伺える。半兄ヒルリシアンは昨年夏に新馬勝ち。近親にはオーストラリアでGI勝ちがあるポルニシェが居るように血統背景も魅力は十分。秋の中山開催らしく先々まで期待できそうな素質馬がココは集う。
「ホントに良くなるのは先かもしれないし適性面も…。それでも、間違いなく脚力は高く、何しろ瞬発力が凄い!できるだけ外めを引いてスムーズならまず大丈夫だろう」と情報筋。ただ体形からも長めの距離が合いそうなので、この距離は少々忙しいかもしれないとのことだ。
「脚長の体形で稽古では楽に動けているし瞬発力もある。初戦から楽しみ」とは陣営。周りからも「勝負気配が高い」と聞くし、かなり自信を持っているとも言えそうだ。厩舎馴染みのオーナーとタッグを組んで新たな逸材の誕生となるか注目したい。
3日間競馬のオープニングは◎○ズバリ!
4回阪神3日目2R
◎ダノンスウィッチ
馬連1点目270円的中
3連単7440円的中
◎本命馬の話
21年当歳セレクトセールにて1億6500万円で落札された⑩ダノンスウィッチ。
アメリカンファラオ産駒は、芝6勝に対してダートが42勝。勝率、連対率とも倍ほどの成績を残しており、明確にダートに適性があることがうかがえる。芝のデビュー戦をひと叩きしてのダート戦ならここが一変ドコロ。
芝を使った経緯について、陣営は「柔らかい走りをするので芝でもやれると思う」との説明があったが、やってる担当の本音は「血統背景やゲート試験時の走りからダートの方に適性がありそう。攻め通り普通に走ればいいところだが、そのあたりが少し気がかり。負けたら次はダートを使うことになるかな」と話をしていた。
ルメールも「もっと短い距離でダート向きだと思う」の意見で一致しており、この条件こそ本領発揮の可能性が高い。まともなら楽勝までありそうだ。
相手は2頭。まずはダートで安定した先行力を見せている⑬リジル。「2走目でゲートの反応が良くなった。リフレッシュを挟んで他馬を気にする面もマシになっている。今度こそ順番じゃないか」と引き続き川田を起用して上位を狙う。
そこに割って入るなら⑪ペプチドシュチク。初戦はやや太目残りもあって、ゲートから出れずに大きく出遅れ。出てからも躓いてバランスを崩すなど、スムーズな競馬ができなかった。そんな状況でも外からしっかりと伸びて3着。「能力は間違いなくある。五分に出れば勝ち負けになりそう」と厩舎も期待する。
「右回りで変わる」の情報通りに本命・対抗決着で3種馬券ズバリ
4回中山3日目9R
松戸特別
◎レッドプロフェシー
馬連1点目520円的中
3連複1860円的中
3連単5780円的中
◎本命馬の話
馬によって左右の回りによってパフォーマンスに変化がある馬がいれば、どちらも問題ない馬もいるのは当然のこと。
その理由も様々アだが、⑮レッドプロフェシーの場合は明確な原因がある。「片脚が外向のため、左回りだと外へ、外へ力が逃げてしまうから」。よってここ4戦も右回りと左回りでは成績が両極端なのだ。
前走にしても「左回りがダメなのはわかっていた」とサッパリしたもので「次は右回りだな」と即座に視線を切り替えていたそう。だからといって、ここがメイチの仕上げではないようだが、それでも「足りる」という感触があるからのようだ。
右回りと距離延長、一変のタイミングを狙う。
10番人気の伏兵も拾って馬連50倍強をヒット!
4回阪神3日目6R
◎ダイヤグラフ
馬連5760円的中
◎本命馬の話
厩舎取材で最も色気を感じたのが⑧ダイヤグラフ。水曜時に想定メンバーを熟知した上で、「このレースが競馬しやすいだろう。相手関係や条件的にも」との判断で決めた。具体的には「芝スタートだと流れに乗れそう」との理由もあり、メンバーもかなり手薄とジャッジ。
前走の7着も、直線は前が詰まったもので、スムーズに追い出せていればおそらく勝ち負けしていただろう。「このクラスでもやれる馬なのは間違いない。終い一手で展開の助けは必要だけど、今は状態がすごく良く、改めて期待したいね」と最後までトーンが高かった。鞍上に松山を起用したのも意欲の表れで、ここは馬券圏内突入が十分。
相手本線は④エンツォウーノ。前走は相手強かったが途中から動いて楽勝。「すぐに休ませたことで馬がしっかりした」のが強調点。この3日間、さぞ多くの馬に騎乗するかと思いきや、鞍上の岩田康は日月に騎乗なく、今週は土曜の2鞍のみ。ここはメイチ騎乗は間違いない。
⑬イエスウィズキャンは「怖がりな面があって馬群に入ると進んで行かない」ところがあるので、この外枠は歓迎。田口も「未勝利を勝った時の岩田康さんみたいな形が理想ですね」とVイメージは出来ている。
⑤マサハヤウォルズはイレ込みやすい馬が前走はゲートでおとなしかったのは収穫。ただ、直線はスムーズに外に出せず脚を余しての3着。そんな今だけに広い阪神2000mは合っており、追い切りだけ走れば今回も上位争いに食い込める。「小倉は適性ないの分かってたから阪神目標にしてきました」と厩舎。
自信の◎推奨は断然人気馬に非ず!狙い通りのアタマ狙い撃ち成功!
4回中山5日目11R
セントライト記念
◎レーベンスティール
馬連1点目310円的中
3連複860円的中
3連単4220円的中
◎本命馬の話
皐月賞を制しダービー2着のソールオリエンスが出陣。通常、これだけの実績を考えたら、この馬に逆らう理由はほとんどない。しかし、このレースが菊花賞トライアルという特性を考えると人気で飛びつくのは躊躇される。
来週の神戸新聞杯も含む、トライアル2戦には“確認すべきテーマ”がある。それが『春の勢力を全面的に信頼していいのか?』ということ。
春の2冠を振り返ってみると、皐月賞は極端な道悪馬場で前後半4秒もの超ハイペース。後方待機馬に展開がド嵌りして、最後方からソールオリエンスが突き抜けた。皐月賞史上でみてもかなり特殊な一戦だった。
そして、ダービーではスタートの落馬や有力馬の競走中止といったトラブルがあり、全馬が力を出し切ることができないレースとなった。超高速馬場にもかかわらず、タイムは2分25秒2と平凡。これは超スローの展開によるものだが、オークスが2分23秒1だったことを考えると、レースレベルにもかなり疑いがある。
大西直宏も当時の回顧で「春の2冠が同じ馬でワンツーしたとなると、形式上はこの2頭が上位と言わざるを得ないけど、これが『世代の能力上位順』とはあまり思いたくない」と振り返っている。
実際、ダービーはハーツコンチェルトやベラジオオペラも上位2頭にハナ差まで迫っており、この程度の差ならば秋になればアッサリ勢力図が変わる可能性も高い。依然としてこの世代の勢力図は上位がほとんど差がなく横一線というイメージを持っておくべきなのかもしれない。
前置きが長くなったが、今回は「勝ちに行く姿勢が明確」な④レーベンスティールの逆転を期待して本命推奨したい。
ラジオNIKKEI賞では1倍台の人気に支持されるも、鞍上のミスもあって3着止まり。田中博師も「思っていた以上に厳しい位置取りになりましたね…。さすがにあそこからでは勝てません」と話しており、言い方を変えれば「乗り方ひとつで勝っていた」との意味が含まれる。
今回は戸崎がクビでモレイラを起用してきたが、この馬はマーカンド&レーン騎乗時に圧勝しており、外国人騎手との手が合うのは証明済み。ソールオリエンスとは新馬戦以来の再戦となるが、当時もクビ差の同タイム入線し、力差はほとんどない。
絶対に賞金加算したいレーベンに対して、ここを叩き台とするソールだけに、今回の一戦に対するモチベーションの高さではレーベンスティールのほうが上回る。「この馬の能力をフルに発揮すれば自ずと結果は付いてくると思います。スカッと勝って前走の鬱憤を晴らしたいですね」と陣営も堂々とV宣言している。
相手はもちろん⑭ソールオリエンスだが、同厩舎の①キングズレインも無視できない。
「どうしても菊花賞に行きたい。抜群に操縦性のいいところが長所で、この馬の良さは長距離でこそ生きる。クラシックは一生に一回なので、なんとしても立たせてあげたい舞台なんだ。ホープフルSの出来があれば、セントライトは太刀打ち出来ると思う」とキッパリ。
手塚厩舎のテーマとしては、キングズレインで権利を獲って菊花賞に2頭出しすること。その意味で言えば、ソールオリエンス以上にこの馬に期待していると言える。
春の二冠でも期待が大きかった⑥シャザーンも圏内。関西馬ながら神戸新聞杯ではなくセントライト記念から始動。同じ芝2200mのすみれSを勝ったことから、距離はより短い方がイイと判断しているようだ。菊花賞よりも前哨戦狙いの感もあって、その意味ではここは勝負と言えそうだ。
阪神の締めは手堅く舟木Co.が3点でズバリ!
4回阪神3日目12R
◎ロードアウォード
馬連3点目720円的中
3連複720円的中
3連単3410円的中
◎本命馬の話
先週の日曜、韓国のコリアカップとコリアスプリントを連勝した川田。特にスプリントでは、冷静かつ自信満々の騎乗でリメイクで勝利し、まるでVロード(勝利の道)が見えているかのようだった。地方交流重賞でも無類の強さを誇っているが、どうやら海外でもその域に達している。川田は人気馬に乗ることが多いが、下手に逆らうのは得策ではないだろう。
その川田、この3日間は土曜3鞍、日曜4鞍、月曜5鞍の厳選騎乗。彼は数を重視せず、「勝てる馬を厳選」するスタイルで知られており、今回の騎乗馬は川田サイドのお眼鏡にかなっているということ。
⑥ロードアウォードは前走の未勝利でもWORLDが推奨した馬だが、あの勝ちっぷりで川田自身も「上でも通用する」と手応えを持ったらしい。厩舎も「立て直してもう一段良くなっている」と2連勝に向けて仕上げており、ここは人気に応えられる状態にあると判断してイイ。
相手は⑤ダノンミカエル、⑨ララマルシュドロワ、⑬インヒズアイズ。
中山替わりが吉の本命から的中
3回中山4日目10R
レインボーS
◎デコラシオン
馬連3130円的中
◎本命馬の話
昇級後、④⑤④着と上位争いを続けている⑥デコラシオン。中山芝1800m替わりはあとひと押しを埋める材料になる。奥手なタイプのいるロードカナロア産駒らしく、昨年暮れ辺りから馬が成長。5月(=2走前)の時点でも「ひと息入れて、また良くなった」と言われており、今回以上の相手関係でも上位争いを続けている。
本来、中山がベストで近2戦は東京だったのだからよく走った、と捉えていいということ。「ゴチャついて集中力が出る方がいい」そうで、小回りの方が向いているようだ。前走も少々、流れが遅くて折り合いに苦しんでいたが、それなりに逃げ・先行勢がいる相手関係も歓迎だ。もうひと押しに期待。
【社台クラブ上位独占】牝馬三冠路線はWORLDにお任せ!
4回阪神4日目11R
ローズS
◎ブレイディヴェーグ
馬連2150円的中
◎本命馬の話
土曜日の阪神コースは芝1600mと芝2000mで、それぞれ1分32秒2と1分57秒2というレコードに迫るような速いタイムが記録された。速いタイムで走る才能(=高速適性)を備えた馬でないと勝つには厳しい状況で、自ずと上位候補は限られてくる。
高速適性という点で、真っ先に挙がるのが⑤ブレイディヴェーグ。
東京芝2000mは実力が反映されるコースだが、3歳春に1分57秒台をマークするのは非常に稀なこと。実際、このタイムはイクイノックスの天皇賞秋での5着に相当し、ブレイディヴェーグのポテンシャルが重賞レベルであることは疑う余地がない。
ブレイディヴェーグは早くから栗東入り。美浦の坂路が改修中というのも大きな理由だが、やはり直前輸送を減らしたいという思惑もあるようだ。このあたりは昨年のサリエラの教訓が生かされている。昨年、サリエラはローズSで2着に入りながら「短期間で2度の輸送は負担が大きい」という理由から秋華賞を回避。ノーザンFは過去の経験から学び、今回のブレイディヴェーグについても最適な戦略を練ってきた。
また、ルメールは「ブレイディヴェーグはとても元気いっぱいで、体力的にも精神的にも充実しています。その瞬発力は驚くべきものがあります。彼女は絶対に重賞クラスの馬です。このレースで好成績を収めれば秋華賞でもチャンスがあるかもしれません」と話していたように期待もかなり大きいのが分かる。騎乗したのは2走前の1度だけだが、同馬の競走スタイルについて、同じロードカナロア産駒のアーモンドアイに近いイメージを抱いているようだ。
現在、ブレイディヴェーグの収得賞金は900万円。当然、ここは優先権が必要だが、関係者によると「次のエリザベス女王杯も視野に入れているので、2~3着じゃなく1着で賞金加算しか頭にない」とのこと。サンデーRとしても、僚馬リバティアイランドとの秋華賞対決よりも、もっと先のGⅠ展開まで計算されている。
栗東滞在の臨戦準備、ルメールの感触、そして高速馬場適性。これらすべてが、ここでの好走を支持する理由であり、ブレイディヴェーグが推奨する価値のある馬であることは間違いない。
対抗馬はオークス組の2頭。
②ソーダズリングはデキの良さが際立つ。先週は坂路でピクシーナイトをアオる走りで好タイムを楽々マーク。そして今週は武豊を背に研ぎ澄まされた走りを披露した。
「体幹とトモ腰がしっかりしたことでブレがなくなり、大きいストライドに迫力が出てきたことは成長かな。ハーツクライ産駒らしい成長曲線を描き、ここを目標に盤石の態勢だよ」と厩舎は仕上がりに満足げ。状態にお釣りのなかったオークス時とは雰囲気が一変している。
⑦ラヴェルも体格的にも春よりも背が伸び、体重も増加しているとの報告が届いている。坂井瑠星も「芯が入った」と褒めていて、更なる進化を遂げているようだ。メンバー中、唯一の重賞ウィナーということで賞金面はクリアしているが、「オークスと同じぐらいの雰囲気」という言葉からも、能力通りなら上位争いになる可能性は高い。
新興勢力からは⑪ココナッツブラウンに注意。北海道シリーズで未勝利→1勝クラスを突破。現地では「秋が楽しみ」となかなか評判の高かった馬だ。今回、横山武史が「乗りに行きたい」というくらい評価をしているようで色気を持っている。
以下は⑮ブライトジュエリー、⑫マスクトディーヴァ、⑭コンクシェル、⑩マラキナイアまでが押さえ。
前走は叩き台で勝負の2戦目から相手上位決着
4回阪神5日目7R
◎サトノクローク
馬連2090円的中
3連複650円的中
◎本命馬の話
頭数が揃い辛い秋競馬一発目になるとままあることだが、同一馬主で3頭出し。特にこの月曜はJRAアニバーサリーと題して「わざわざ」3日間開催にしているだけに、競馬会肝いりの開催。こうした際は関係各所に「何とか馬を使って下さい」と依頼があるそうだ。
周囲とは異なり、もとよりココ本線だったのが①サトノクローク。2、3走前は阪神芝で好走しているのだから、実績ある舞台へのモチベーションは頷ける。
前走の小倉は外枠から速い流れをついて回り、なし崩しに脚を使ってしまった。今回は「放牧明けを一度使った上積みもあるし、ハミにモタれることなく走れている。改めての気持ちです」とのこと。
ましてや元来、綺麗なフットワークで知られることもあり、良好な阪神芝のコンディションは歓迎のタイプ。内枠からインをピッタリ回って粘り込む作戦のようだ。
馬連完全3点で好回収ゲット!
4回阪神3日目9R
ききょうS
◎セントメモリーズ
馬連3点目740円的中
3連複1480円的中
◎本命馬の話
大人気メルマガコンテンツ【東西Aルート情報会議】でもピックアップされていた⑤セントメモリーズ。騎手の動きが馬券のポイントにもなる3日間開催において「石川騎手はこの馬に乗るために土曜は阪神へ」という話がある。
実はデビュー前の時点では、イイ話はあったものの、鞍上サイドもそこまで高い評価が与えられていなかった背景があるが、スローな流れを強烈な決め手で差し切ったことで、評価が急上昇。それは『阪神JFを意識』するところまで高まっている。
当然、厩舎サイドにとっても期待の大きい1頭で、この番組を使うのも「手堅く賞金を加算できるレースを探した結果」であるのはもちろんのこと「阪神への輸送を経験させる」も兼ねてのもの。
気性面でまだまだ課題が大きい側面はあるだけに、距離延長で鞍上がどれだけ制御できるかがカギにはなるものの「ココで酷い競馬をした場合この先乗り替わりになる」という話もうっすら出ているだけに、鞍上サイドとしても力が入るところ。
情報背景から“勝利”への期待値が高いのはもちろんだが、今後へ向けてもレースぶりに注目する価値のある1頭である。
3日間開催の朝イチも的中スタート!
4回中山3日目1R
◎セリエル
馬連980円的中
◎本命馬の話
土曜中山の特ネタは⑪セリエルから入りたい。
新潟での新馬はひとえにレース経験の浅さがモノを言ったもの。大外枠から敢えて内に潜り込ませたところ、馬が内ラチを頼り過ぎてしまい、レースから気を抜いてしまったようだ。
それでも「幸い砂を被っても大丈夫だったし、2度目ならレースも覚えるだろう」と厩舎。何よりダートに初挑戦という馬が多い中で力を発揮せずとも上位争いのパフォーマンスは大いにアドバンテージである。陣営も前走以上を計算している。
⑩スーパーソニックは芝で3戦してダートに替えてきた。「血統的にもダートはいいと思っていた」と条件替わりに期待している。⑦プラビータは「札幌1000mは忙しかった」と厩舎。「調教は動いているし、前進できていい」と前向き。
⑤ルルディルッカは前走で着順を落としてしまったが、「新馬はいい脚を使っていたし、ダートは使ってみたかった。前走は度外視して期待します」と心機一転、臨んできている。
当たり前ながら大半の馬が経験が浅くダートを経験していない馬も多い。ガラっと変わる馬がいる可能性も高い。
大混戦の2歳未勝利戦も前走に続く本命で的中
4回中山4日目3R
◎フィリップ
3連複760円的中
◎本命馬の話
3日間開催2日目。阪神では秋華賞トライアルのローズSが行われるが、WORLDとしては重要視している舞台の一つ、中山ダート1200mからSPECIALTY情報をお届けする。日曜・月曜にわたるコロガシ企画の第1戦、まだご参加いただいていないメンバー様はぜひご参加ください!
日曜中山の特ネタは④フィリップから入りたい。新潟での前走も取り上げたところ、勝ち馬との追い比べに屈して2着。惜しい結果だった。しかし、ジョッキーは「馬混みに入る形でもこなしてくれた」と収穫を強調していた。中1週の臨戦過程でも「変わらずに順調だし、コース替わりは気にならない」と厩舎。
そもそも前走時でもレースセンスの良さが評価されていた存在であり、さらに経験を増したということ。メンバー中、唯一の優先出走権を手にしての続戦、ここも上位争いは必至だろう。
ゴドルフィンの⑦サンダーアラートは新潟芝2000mで3着、芝にメドを立てながらのダート替わりになるが、「デビュー前からダートは面白いと思っていた」と前向きな路線変更。◎を上回る可能性も秘める。
最終も◎○締め!負けはしたが◎の強さが際立つ内容!
4回阪神4日目12R
◎エンペラーワケア
馬連1点目350円的中
◎本命馬の話
「短距離ダート路線の新星」と評価の高い⑤エンペラーワケアに注目。
芝の新馬戦で5着後、ダートに転向した前走は10馬身差の圧勝劇。8カ月ぶりの実戦となった前走も好位追走から難なく抜け出し、ダートで2戦2勝とした。着差は半馬身だったが、外枠で終始4頭分の外を回る形。それでいて同日3歳上2勝クラスの勝ち時計を0秒2上回ったのは立派。松山も「まだまだ上を狙える素材。次戦も通過点だと思いますよ」と絶賛していた。
3連勝の懸かる今回、関係者からは「馬は更にパワーアップしてる。坂路の動きがヤバいね。普通に回ってくれば負けないと思うし、いずれはオープンまで行ける馬ですよ」とかなり自信に満ちたコメントが聞かれる。
同じく3歳馬が人気を集めそうだが、情報筋は「ヘンリーやマホロバあたりとの比較なら素質はエンペラーワケアのほうが上。ここまではノンストップで大丈夫やろ」とイチオシしている。この馬からの相手探しの一戦だ。