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3/5(金)更新【弥生賞2021予想】GⅠ馬ダノンザキッド始動戦!馬券に繋がるヒント多数公開



弥生賞2021
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!


  • 前開催のコンテンツからは……(シルクロードSを特集)
    【水曜日更新】オススメ軸候補:ラウダシオン(3着)
    【木曜日更新】調教チェック推奨:シヴァージ(1着)ライトオンキュー(2着)

WORLD
北野シズカ

皆さん、こんにちは。いよいよGIが始まりますね!

ダービージョッキー・大西直宏さんも所属するWORLD競馬WEBで、社台グループの情報を専門にしている北野シズカと申します。

今週末は皐月賞トライアル・弥生賞(GⅡ)に注目。


ホープフルS勝ち馬ダノンザキッドが実績は一枚も二枚も抜けていますが、良い馬券を獲るためにはその他の馬の情報も大事。今週も1週間を通して予習していきましょう!


【弥生賞2021予想】
最新更新3/5(金)
1週間の締めに『ラストワン穴馬』更新

近年は弥生賞をパスして本番へ直行する馬も多く見られた中で、今年はダノンザキッドの存在が大きいレースとなりそうです。その他の馬は馴染みが薄いかもしれませんが、WORLDの情報でキャラクターを掴んでいきましょう!

【3/3更新】過去の傾向から好走馬をあぶり出す
弥生賞のマル特データ&オススメ馬!詳細はコチラ⇒


【3/4更新】先週・阪急杯は1着&3着!
調教マル特ホース2頭はコチラ⇒


【3/5更新】フェブラリーSでは2着エアスピネルを推奨!
見た目地味な馬に注目!ラストワン穴馬はコチラ⇒



弥生賞2021予想
出走馬&枠順確定!
<3月5日(金)更新>


弥生賞(GⅡ)
3月7日(日) 中山芝2000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 ゴールデンシロップ 牡3 56 北村宏
2 ダノンザキッド 牡3 56 川田
3 テンバガー 牡3 56 デムーロ
4 タイトルホルダー 牡3 56 横山武
5 ホウオウサンデー 牡3 56 岩田康
6 ワンデイモア 牡3 56 田辺
7 タイムトゥヘヴン 牡3 56 三浦
8 ソーヴァリアント 牡3 56 大野
9 タイセイドリーマー 牡3 56 石橋脩
10 シュネルマイスター 牡3 56 ルメール

【3月5日(金)枠順確定】



弥生賞2021データ
過去10年の【枠順別成績】


枠番 着度数
(1着-2着-3着-4着以下)
勝率 連対率 複勝率
1枠1-0-0-910.0%10.0%10.0%
2枠0-1-1-90.0%9.1%18.2%
3枠1-1-4-59.1%18.2%54.5%
4枠1-1-3-78.3%16.7%41.7%
5枠0-2-0-130.0%13.3%13.3%
6枠2-0-0-1611.1%11.1%11.1%
7枠1-5-1-135.0%30.0%35.0%
8枠4-0-1-1520.0%20.0%25.0%


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北野シズカ

8枠の馬が過去10年で4勝、7枠の馬が6連対……外枠の馬の好走率も結構高いんですね。


分析班
水谷

本来ならば外々を回ると距離損になるのですが、弥生賞に限って言えば『頭数が揃いづらいので、大外を回してもロスが大きくない』『むしろスムーズに運べる』という点で、さほどマイナスにならないのかもしれません。




弥生賞2021予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<2月28日(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、弥生賞2021に出走する予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:ホープフルS1着

ダノンザキッド


安田隆厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:3-0-0-0

6月阪神最終週の芝1800m新馬戦、東スポ杯2歳S、ホープフルSと、それぞれが多くのGⅠ馬を輩出してきた出世レースを無敗のまま3連勝。朝日杯FS勝ち馬グレナディアガーズはマイル路線を歩む予定であり、現状はこの馬が牡馬クラシック路線のトップという立場になる。

近年、サートゥルナーリアやコントレイルのようにホープフルSから皐月賞に直行する馬が増えていたが、ダノンザキッドは弥生賞を挟む王道ローテで皐月賞を狙っていく。

【WORLD分析班チェック】
立場的に余裕十分の“叩き台”

今回はホープフルSで一度結果を出しているコースであり、今年重賞を勝利しているグラティアス、ラーゴム、エフフォーリアといった強敵と当たるのは皐月賞本番です。普通に考えれば落とせない一戦ということになりますが……? どこまで仕上げてくるかがポイントとなるでしょう。




前走:京成杯2着

タイムトゥヘヴン


戸田厩舎(美浦)
三浦騎手予定
戦績:1-1-0-2

中山芝2000mの未勝利戦を8馬身差で圧勝し、京成杯はグラティアスに2馬身半差を付けられたものの2着は守って賞金加算に成功。今回は4着だった未勝利戦から数えて、4戦連続での中山芝2000m出走となる。

ただし、京成杯2着といっても現在の収得賞金は【1150万】と本番出走が安泰ではない。皐月賞への権利獲り、あるいはダービー出走まで確定的にするためにも2着以上がほしい立場だ。

【WORLD分析班チェック】
今回は三浦皇成騎手との新コンビ

鞍上は戸崎→戸崎→北村友→デムーロときて、今回は三浦皇成騎手。なお、ランドオブリバティは三浦騎手からデムーロ騎手に乗り替わりでスプリングSに出走すると発表されており、この2頭で鞍上が入れ替わる形となっています。この采配の背景は果たして?




前走:ひいらぎ賞1着

シュネルマイスター


手塚厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:2-0-0-0

札幌芝1500mで新馬勝ちを収め、休養を挟んで暮れの中山のひいらぎ賞へ。「北海道にいた時はかなり緩さが残っていて、能力だけで勝ったようなもの。休ませた今回はかなり良くなっている」という厩舎サイドの自信通り、時計、着差、内容、全て完璧と言っていい勝ち方で2連勝を飾った。

なお、ルメール騎手はオーソクレース(ホープフルS2着)やグラティアス(京成杯1着)などがクラシック本番でのお手馬候補。シュネルマイスターで今回勝利となれば、本番での騎乗馬選択も注目となる。

【WORLD分析班チェック】
一気の距離延長も、陣営は強気!

過去2戦が芝1500m→芝1600mという経緯から、皐月賞トライアルで2000m戦の弥生賞にエントリーしてきたのはやや意外に映ります。しかし、厩舎サイドは「フィエールマンの今頃と比べても何ら遜色ない。ルメールは“距離は持つ”と言ってくれている」とかなり強気のようです。


WORLD
北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ダノンザキッド以外の馬は、ココで権利を獲らなければ皐月賞への出走は厳しい馬たちばかりです。本気度は高いでしょう。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!







弥生賞2021予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<3月3日(水)更新>


分析班
水谷

まずは過去に学べ。弥生賞の過去10年データから好走馬を傾向を導く!


弥生賞2021データ
これだけ覚えれば獲れる!

  • ①勝利ポジションは『4角5番手以内』

  • ②前走GI組が優勢、前走クラスが高い方が良い

  • ③ノーザンF&ディープ産駒強し

ホープフルSがGI昇格後、その勝ち馬が弥生賞に出てくるケースはなんと初めて。それでもダノンザキッドの優勢は確かだが、馬券を獲るには相手も熟慮する必要あり。早速、過去のデータを分析していこう!



弥生賞2021データ
過去10年の人気別成績


人気 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
1人気4-2-0-440.0%60.0%60.0%
2人気3-1-2-430.0%40.0%60.0%
3人気0-1-2-70.0%10.0%30.0%
4人気0-2-2-60.0%20.0%40.0%
5人気0-0-3-70.0%0.0%30.0%
6~9人気3-3-0-347.5%15.0%15.0%
10人気~0-1-1-250.0%3.7%7.4%

1~2番人気馬が順当に勝つか、あるいは6番人気以下の伏兵が台頭するかという、やや極端なレース傾向になっている。人気が先行している伏兵候補より、真に盲点となっている馬を探るのもアリだろう。



弥生賞2021データ
過去10年の『脚質別』成績と
『上がり3F』別成績


脚質 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
逃げ0-1-0-90.0%10.0%10.0%
先行6-5-4-2515.0%27.5%37.5%
中団4-2-5-2311.8%17.6%32.4%
後方0-2-1-290.0%6.3%9.4%
マクリ0-0-0-10.0%0.0%0.0%

上がり順位 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
上がり1位3-4-0-427.3%63.6%63.6%
2位3-1-3-525.0%33.3%58.3%
3位2-2-2-715.4%30.8%46.2%
4~5位1-0-4-135.6%5.6%27.8%
6位~1-3-1-581.6%6.3%7.9%

頭数が揃いづらいレースということもあるが、最後の4コーナーで5番手以内の馬が(9-6-5-41)と好走馬の大半を占めている。後方待機組は厳しいので、機動力に優れた馬を選ぼう。



弥生賞2021データ
過去10年の前走別成績


前走レース名 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
朝日杯FS2-2-3-222.2%44.4%77.8%
若駒S2-1-0-150.0%75.0%75.0%
東スポ杯1-1-0-050.0%100.0%100.0%
きさらぎ賞1-0-1-416.7%16.7%33.3%
ホープフルS0-1-3-30.0%14.3%57.1%

データ上位は重賞・特別戦が並ぶが、この表以外のところあと【新馬・未勝利勝ち】直後の馬は(0-1-0-15)と分が悪い。勝ちっぷりで穴人気するケースもあるが、取捨は慎重に。

なお、GIになったホープフルSからは、勝ち馬の弥生賞参戦は過去に1頭も居ない。ただしm敗れた馬からは(0-1-3-3)と勝ち馬こそ出ていないものの、5着以下に敗れた馬も居ないので相手には。



弥生賞2021データ
過去10年の前走着順別成績


前走着順 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
前走1着7-5-0-4113.2%22.6%22.6%
2着0-1-4-60.0%9.1%45.5%
3着0-1-2-80.0%9.1%27.3%
4着1-2-1-610.0%30.0%40.0%
5着2-0-2-140.0%40.0%80.0%
6~9着0-1-1-160.0%5.6%11.1%
10着~0-0-0-80.0%0.0%0.0%

出走頭数が多いのもあるが『前走勝ち馬』の連勝ケースが過去10年で7度。勢いは大事。



弥生賞2021データ
過去10年のキャリア数別成績


キャリア 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
0戦0-0-0-10.0%0.0%0.0%
1戦0-1-0-60.0%14.3%14.3%
2戦2-1-1-1113.3%20.0%26.7%
3戦3-4-3-2010.0%23.3%33.3%
4戦3-1-4-1513.0%17.4%34.8%
5戦2-0-2-1411.1%11.1%22.2%
6戦0-2-0-100.0%16.7%16.7%
7戦0-1-0-70.0%12.5%12.5%
8戦0-0-0-10.0%0.0%0.0%

キャリア3~4戦が一番安定というところ。なお、珍しく『キャリア0戦』馬の出走がある。2018年のヘヴィータンク(10着)をある意味覚えていらっしゃる方も居ることだろう。



■その他、気にしておくと役立つデータ

★クラシックといえばノーザンFの存在は欠かせない。ノーザンF生産馬の直近10年成績は(5-6-3-16)で、ほぼ2頭に1頭が馬券になっている。

★ノーザンF生産馬が有力という点とも関わってくるが、やはり芝中距離ではディープインパクト産駒。直近10年成績は(6-1-2-13)で、馬券になる時は大半が勝ち切っているのが特徴だ。




【オススメ軸候補】

ダノンザキッド

安田隆厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:3-0-0-0

【推し材料】好条件データ
○実績・データで現状ほぼ死角無し


本番と同じ条件で行われる弥生賞は、皐月賞を目指す馬にとっては王道中の王道というレース。前走でGⅠに出走していた馬、すなわち朝日杯FSやGⅠ昇格後のホープフルSからのローテの馬が好成績を残している。

先述通り、GⅠ昇格後のホープフルS勝ち馬が弥生賞に出走するのは今年のダノンザキッドが初めてで、昨年のワーケア(ホープフルS3着→弥生賞2着)、オーソリティ(ホープフルS5着→弥生賞3着)以上に期待できるだろう。

ホープフルS→弥生賞→皐月賞となると3戦連続で中山芝2000mを走ることになるが、これは牝馬クラシックの阪神JF→チューリップ賞→桜花賞という阪神芝1600mを3連続で走るローテを思い起こさせる。

ダノンザキッドがこのローテで頂点を掴めば、次以降の世代にも中山芝2000mにこだわるローテが定着するかもしれない。




【穴で要注目】

ソーヴァリアント

大竹厩舎(美浦)
大野騎手予定
戦績:1-1-1-1

【推し材料】好条件データ
○データ面以上に『天候面』で気になる一頭を

弥生賞が“荒れる”時は、道悪になった年が目立つ。

2019年は重馬場を味方に付けた8番人気のメイショウテンゲンが大外から突き抜け、稍重の2015年はサトノクラウンが勝ち、10番人気のタガノエスプレッソが3着に食い込んだ一方、1倍台のシャイニングレイが7着に大敗。

2012年も稍重で、9番人気のコスモオオゾラがアダムスピーク、フェノーメノなど良血馬相手に圧勝した。基本的に人気サイドで決まる弥生賞だが、雨が降ると様相が一変する。


今週は土日がどうやら雨模様。当日の天気と馬場への影響次第では、高速馬場だった開幕週から傾向が変わって波乱を演出することになるかもしれない。


今年のメンバーで道悪を味方に出来そうな1頭がソーヴァリアント

未勝利勝ち直後というのはデータ的には決して良くはないのだが、不良馬場だった前走を1馬身3/4差で快勝していて、新馬戦も稍重の東京で上がり最速をマークしていた。

父はオルフェーヴルで、母は稍重のアネモネSを勝っているロベルト系のソーマジック。500キロある雄大な馬体も含め、タフな展開になれば大駆けのチャンスがありそうだ。




弥生賞2021予想
『調教マル特ホース』
<3月4日(木)更新>


分析班
水谷

先週・阪急杯では
勝ち馬レシステンシア、3着ジャンダルムを推奨


レース前の調教は、各馬の状態の良し悪しを見極めるバロメーターだ。レースごとに“結果に直結しやすい調教パターン”というものも存在するぞ!

●3歳春の中山芝2000m戦
 調教にも【多様性】が必要


近年は少頭数になりやすい弥生賞。頭数が揃わないだけならまだしも、皐月賞と連続好走するケースは減少してきている。それもホープフルステークスのGⅠ昇格や大手生産者のローテーションの多様化など、2~3歳戦のスタンス自体が変化していることを象徴しているのだろう。

なぜその話題も取り上げたかといえば、水曜日のデータコーナーでも取り上げられていたように、好走率を見れば『キャリア2~4戦』が中心。勝ち上がることに手こずっておらず、それでいて上級クラスでそれなりにレースを経験している馬が主力といえる。

とはいえ、3歳春とはいえこの時季の若駒にとって容易ではないであろう中山芝2000m戦というコースということか、調教パターンを見ると……


とにかく当週と1週前追い切りのコースが違ったり、コースや坂路を共に使ったケースが目立つ。過去10年の3着以内馬30頭中20頭が該当していた。要するに“様々なコースでの調教を経験している、多様性のある馬”が多いのだ。


最たる例は2013年3着のコディーノ。中10週の間隔で、ポリトラック・ダート・芝・ウッドと4つもの調教コースを使っていた。2度の坂を超えるタフさとコーナー4つのコースに対応する器用さは、バランス良く調教をすることが重要なのかもしれない。

なお、最終追い切りのコース別でみると様々。美浦坂路が4頭、ウッドが8頭。栗東坂路が7頭、ウッドが10頭、他1頭であり、ややウッド追いに分があるか。


ちなみに、今年の関東馬の大半がウッドでの追い切り。いずれもコーナリングにモタついているのは馬場の影響もあるだろう。




調教マル特ホース①

シュネルマイスター

手塚厩舎(美浦)
ルメール騎手
戦績:2-0-0-0

○ウッドを主体に坂路も含めた調教メニュー
○伸び上々 好調で重賞初挑戦へ

まず、上位人気候補から挙げるとすればダノンザキッドかシュネルマイスター、いずれか迷った。ダノンザキッドは1週前の動きが特に良く、CWと坂路をコンスタントに織り交ぜた調教メニューと内容と法則が評価できる(それでいてパワーがありそうで首が立った走りからも馬場の融通性がありそう)。

ただ、新鮮味という観点から、重賞初挑戦という点を強調して、こちらを取り上げたい。

中間はノーザンファーム天栄から美浦に入ってから、ウッドを中心として、坂路も挟みつつ調整。水曜の追い切りでは嶋田純次騎手(レースはルメール騎手)が騎乗し、古馬のジュニパーベリーと併せ馬。4角を回って直線を向く辺りでは手前の変換に若干てこずったが、馬場の外目を通りながら直線を向くと、そこからの伸びは優秀だった。ゴール板を過ぎてからも減速させなかったそうで、余力を感じさせるところ。まず仕上がりは良いだろう。

週末は雨予報という点について、フットワーク的にある程度の馬場ならこなせそうだが、それよりも課題は距離か。同世代同士なら2000mにも対応できるとみるが、調教から察すると将来はマイル前後ではなかろうか。



調教マル特ホース②

ソーヴァリアント

大竹厩舎(美浦)
大野騎手
戦績:1-1-1-1

○坂路&ウッドで交互に追い切り
○ピッチ走法で中山向き

良い意味で裏切られたのはソーヴァリアント。かねてから追い切りでのテンションや手前変換に課題があるとされていた割に、行儀よく走れていた印象だ。中間は坂路とウッドを一本毎、交互に追い切ってきて、レースを重ね、調教も積むごとにソーヴァリアントも学習してきたのかもしれない。

1週前、当週とウッドで追い切られているが、素軽さという点でも今週の方が上。フットワークからも東京より中山向きと感じる。




弥生賞2021予想
『下馬評は低いが妙味倍増!』
ラストワン・注目穴馬

<3月5日(金)更新>


分析班
水谷

穴馬候補に困ったら、この馬をぜひ付け加えてみていただきたい!


【“人気落ち”理由に大事なヒントあり】
一般的に、人気になりやすい馬は『直近で勝っている馬』『馬柱で良い着順が並ぶ馬』『有力騎手が乗る馬』。裏を返せば、『前走で負けた馬・着順が悪い馬・プロフィールが地味な馬』はそれだけで人気の盲点になりやすいもの。

だからこそ、買う価値がある場合も少なくない。ココでは、常日頃からレース映像を何度も見返し、次なるヒントを探し当てることに魂を燃やすレース分析班より“地味な馬”から注目すべき情報馬をピックアップ!


下馬評低めの盲点注目馬

テンバガー

藤岡健厩舎(栗東)
デムーロ騎手
戦績:1-0-2-0

【前走成績】
京成杯(3着/6番人気)

○人気を上回る好走も、陣営は『不利の影響』を主張

京成杯は勝ったグラティアスから0秒6差の3着。レースの見た目や数字だけだと完敗に見えるが、関係者は「寄られた影響が大きかった」と振り返っている。

確かに、レースVTRをチェックしてみると、直線に向いたところでタイムトゥヘヴンが外にヨレて、ヴァイスメテオール、テンバガーと玉突き式に前をカットされたシーンがある。加えて、ただ進路が狭まっただけではなく「大トビの馬なので、一度ブレーキを踏むとエンジンを掛け直すのに時間がかかる。中山の短い直線ではなおさらキツかった」とのこと。さらに、そのタイミングで右前脚を落鉄してしまっていたという。

勝ったグラティアスは進路取りも含めて強いレースだったが、関係者は「スムーズに追えていればタイムトゥヘヴンを交わすくらいは走れていたはず」と不完全燃焼。今回は「皐月賞に向けて間隔が取れるので弥生賞を選んだ」と一発勝負ムードで、新コンビのデムーロ騎手は2週続けて追い切りに乗っている。

なお、デムーロ騎手といえば、京成杯ではタイムトゥヘヴンに乗ってテンバガーを妨害してしまった側。因果な流れではあるが、前走での騎乗馬に対して自らの手で逆転を狙う。





週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは3月5日(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『チューリップ賞(GⅡ)』
『オーシャンS(GⅢ)』
『弥生賞(GⅡ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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