【安田記念2023予想】G1馬10頭含む豪華メンバー勢揃い!《最終更新》ダービーJ大西直宏の注目穴馬
安田記念2023予想
毎日3分読むだけで分かる!
- ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
- ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
- ・安田記念の過去データを洗う!
- ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

北野シズカ
皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。
ダービーが終わってもまだまだGⅠは続きます。今度は古馬のマイル王決定戦・安田記念。安田記念は一昨年から6年連続で単勝オッズが4桁配当と、伏兵馬がずっと勝っており、基本的に大荒れ必至というGⅠです。今年、高配当の使者になる馬はどれでしょうか。1週間かけてジックリ見ていきましょう。
【安田記念2023予想】
最新更新6/2(金)
『僕ならこう乗る!』大西直宏の注目馬
【5/28更新】
知ってそうで知らなかったサイン馬券
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック⇒
(6/1最新更新)
【5/31更新】過去の傾向から好走馬をあぶり出す
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その敗戦は実はワケアリだった?
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【6/2更新】
『僕ならこう乗る!』
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安田記念2023予想
出走馬/枠順確定
<6/2(金)更新>
安田記念(GⅠ)
6/4(日) 東京芝1600m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | ナランフレグ | 牡7 | 58 | 丸田恭介 |
2 | メイケイエール | 牝5 | 56 | 池添謙一 |
3 | ジャックドール | 牡5 | 58 | 武豊 |
4 | セリフォス | 牡4 | 58 | レーン |
5 | ソダシ | 牝5 | 56 | 川田将雅 |
6 | ダノンスコーピオン | 牡4 | 58 | Mデムーロ |
7 | ガイアフォース | 牡4 | 58 | 西村淳也 |
8 | ドルチェモア | 牡3 | 54 | 坂井瑠星 |
9 | シャンパンカラー | 牡3 | 54 | 内田博幸 |
10 | ソウルラッシュ | 牡5 | 58 | 松山弘平 |
11 | イルーシヴパンサー | 牡5 | 58 | 岩田望来 |
12 | ナミュール | 牝4 | 56 | 横山武史 |
13 | レッドモンレーヴ | 牡4 | 58 | 横山和生 |
14 | シュネルマイスター | 牡5 | 58 | ルメール |
15 | マテンロウオリオン | 牡4 | 58 | 横山典弘 |
16 | カフェファラオ | 牡6 | 58 | 浜中俊 |
17 | ウインカーネリアン | 牡6 | 58 | 三浦皇成 |
18 | ソングライン | 牝5 | 56 | 戸崎圭太 |
安田記念2023予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<5/28(日)更新>

北野シズカ
まず最初に、安田記念2023に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。
前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!
前走:マイラーズC1着
シュネルマイスター

ルメール騎手予定
戦績:5-3-1-5
マイラーズCでは3歳の毎日王冠以来の勝利。「ようやく立て直しに成功した」と古馬になっての初勝利を喜ぶ。早めに栗東滞在の対策を取り、キッチリ馬体を減らしたことが大きかった。上がり32秒9は過去に2度記録したことがあるが、これで3度目の最速上がりをマーク。この脚を見る限り能力の衰えはないと判断していいだろう。
東京マイルはNHKマイルCを制し、安田記念でも2,3着のある好相性の舞台。実力馬が本来の能力を発揮できるようになれば、当然ここでも主役に扱える。ただ、雨馬場はあまり得意ではないようなので当日は馬場が悪化しないことが条件。
【WORLD分析班チェック】
種牡馬入りするにはもう1つ勲章が欲しい
ダンチヒ系のキングマンの血統を持ち、既にGⅠを制していることから種牡馬入りは確実だが、古馬になってGⅠを勝ったかどうかは成長力を図るうえで大事なポイント。もう1つGⅠ制覇が欲しいのが本音で、安田記念と秋のマイルCSは力が入る一戦。
前走:ヴィクトリアM1着
ソングライン

戸崎騎手予定
戦績:6-2-1-5
昨年と同じでヴィクトリアマイルから安田記念のローテ。昨年は2戦目でGⅠ勝ちとなったが、今年は初戦からGⅠ勝ちを達成。昨年比で見ても更にパワーアップしている可能性はある。この馬はとにかく東京マイルがベストという馬で、この条件だったら大きく崩れることは考えにくい。
実はヴィクトリアマイルについては「少しカラダが重いかもしれない。叩いた次がメイチかな」という話も聞かれていた。その意味で今回の方がより走れる状態に仕上がってくることが予想される。牝馬にして連覇なるか、注目の一戦。
【WORLD分析班チェック】
社台クラブ牝馬は来年3月が引退
来年3月で引退する同馬にとって、東京で行われるマイルGⅠはこの安田記念が最後。秋のマイルCSはこれまで参戦がなく、これまでにそこを大きな目標にしていないことから、同馬のメイチ勝負は明らかにここ。
前走:ドバイDF5着
セリフォス

レーン騎手予定
戦績:5-1-0-3
昨年は3歳で臨んで僅差の4着。斤量差があったとはいえ、古馬相手にあれだけ走れたのは収穫だった。その経験が秋になって開花し、GⅡ富士S→GⅠマイルCSを連勝。早熟説を払拭して一気にマイル界のトップに立った。
年明け初戦のドバイでは初の1800m(デューティーフリー)に参戦するも最後は詰めが甘くなって5着。あの競馬を見る限りやはりこの馬はマイルがベストのようだ。ぶっつけ参戦も予定通りで、春はここが一番の勝負処。今回も引き続きレーンが騎乗できるのも強調材料になる。
【WORLD分析班チェック】
ダイワメジャー産駒の後継者
ダイワメジャー産駒の代表馬と言えば、カレンブラックヒルやレシステンシア、アドマイヤマーズがいるが、すでに22歳になった同馬に種牡馬としての勢いは感じない。今年の3歳世代はほとんど活躍馬がなく低迷しており、種牡馬の引退も近い。だからこそ父が17歳の時の配合馬であるセリフォスが最後にもうひと花咲かせたいところ。

北野シズカ
まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!
安田記念2023予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<6/1(木)更新>
今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。
競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?
そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!
信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!
- 真のマイル王はどの馬が相応しいのか?
(6月1日)
今週は豪華な面々が集う『安田記念』。上位人気馬全てにチャンスがあると言っても過言ではないだろう。色々とCM関連を探っていくと妙なケースに当たった。今回、JRAの本CMでは「インディチャンプ」の回を使用しているが別の安田記念の「競走曲最終コーナー第4歓喜の馬」では何故か安田記念と関係ない「②コントレイル」が使われている。過去を見れば不自然な使い方だ…。やはり、ココに何らかのヒントがありそうだ。共通項は『福永祐一』。レースには騎乗しないがサインとして使われている予感がする。今回、出走可能な馬で過去に福永騎手が騎乗したのは3頭居るが『カフェファラオ』が怪しい。
『カフェファラオ』は昨年も福永騎手を背に安田記念に出走し17着に敗れた。それが今年も出走を予定している。ならばこの『カフェファラオ』を2頭目のサイン馬に指名しレース当日は両隣を特に警戒したい。
(5月28日)
それでは簡単に日本ダービーのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは4番人気レーン騎乗の「⑫タスティエーラ」。2着は1番人気横山武騎乗の「⑤ソールオリエンス」。3着は6番人気松山騎乗の「⑪ハーツコンチェルト」だった。圧倒的に支持を集めたソールオリエンスの鞍上横山武騎手は今回も悔しい2着に敗れた。
サイン的にはCMもポスターも使わず。『寸』のサインも今回は未使用に終わった。唯一、使われたのは『横山兄弟』が居る枠が使用されたのみ。競馬の祭典だけにビシッと決めたかったが終わってみれば前走皐月賞組の逆転決着となった。
話を戻して今年で73回目を迎える「安田記念」。ダービーが終わってしまうと競馬サークル内も一区切りを迎え、競馬も夏シーズンが訪れる。ただ上半期のGIは宝塚記念まであるので、サイン党に休みはない。ダービーまである程度の法則的なものは薄っすら見え隠れしたが下半期も続くとは限らない。春のGIのカギを握っていたJRA等のCMとポスターについては引き続き注意が必要だろう。
さて、安田記念だが注目を集めるのは「シュネルマイスター」でも「ジャックドール」でもなく『ソダシ』の参戦だろう。
昨年はヴィクトリアマイルを勝った後は休養し札幌記念に向かうも今年はヴィクトリアマイルを2着し安田記念への参戦となる。前走が休み明けを思えば、叩いての参戦だが異例とも思える今回は果たして…。まして前走乗り替わりとなったレーン騎手は「セリフォス」に騎乗。鞍上も吉田隼人に戻ることなく川田騎手が新たに手綱を取る予定だ。
過去、ソダシが出走したGIには奇妙な法則が見られる。阪神JFからスタートするがソダシが出走した枠の隣枠が馬券に絡んでいる点だ。それも2年前の札幌記念を境目に一旦は出走枠の2個隣に変更になったが昨年の札幌記念から再び隣枠に戻っている。ちょっと異例の参戦にも思える『ソダシ』をまずはサイン馬に指名し、馬券の相手には隣枠にも警戒したい。(続く)
【以上から今年の気になる候補】
・ちょっと異例の参戦にも思える「『ソダシ』をサイン馬に指名し、馬券の相手には隣枠にも警戒したい。
・【GI限定サイン】JRAのCMとポスター絡みで、CMは最後に出て来るレースシーンの勝ち馬の馬番(今回⑤番)。ポスターの方は前年の勝ち馬が居た枠(今回7枠)が馬券に絡んでいる点だ。そして、明確な理由は不明だが芝のGIレースに置いて馬券に絡んでいるのが騎手、調教師の名前に『寸』の文字を持つ陣営が対象に入っている点に注目。以上の3点には引き続き注意したい。
・安田記念も『横山兄弟』の居る枠と隣枠には注意が必要だろう。