【安田記念2022予想】過去の注目データ・ヒント多数!【最終更新】『僕ならこう乗る!』ダービーJ大西直宏の注目馬
安田記念2022予想
毎日3分読むだけで分かる!
- ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
- ・安田記念の過去データを洗う!
- ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

北野シズカ
皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。
ダービーが終わってもまだまだGⅠは続きます。今度は古馬のマイル王決定戦・安田記念。安田記念は6年連続で単勝オッズが4桁配当と、伏兵馬がずっと勝っており、基本的に大荒れ必至というGⅠです。今年、高配当の使者になる馬はどれでしょうか。1週間かけてジックリ見ていきましょう。
【安田記念2022予想】
最新更新6/3(金)
『僕ならこう乗る!』大西直宏の注目馬
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安田記念2022予想
出走馬/枠順確定
<6/3(金)更新>
安田記念(GⅠ)
6/5(日) 東京芝1600m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | カフェファラオ | 牡5 | 58 | 福永祐一 |
2 | ヴァンドギャルド | 牡6 | 58 | 岩田望来 |
3 | ロータスランド | 牝5 | 56 | Mデムーロ |
4 | ダノンザキッド | 牡4 | 58 | 川田将雅 |
5 | ホウオウアマゾン | 牡4 | 58 | 坂井瑠星 |
6 | カラテ | 牡6 | 58 | 菅原明良 |
7 | ファインルージュ | 牝4 | 56 | 武豊 |
8 | イルーシヴパンサー | 牡4 | 58 | 田辺裕信 |
9 | シュネルマイスター | 牡4 | 58 | ルメール |
10 | エアロロノア | 牡5 | 58 | 幸英明 |
11 | カテドラル | 牡6 | 58 | 戸崎圭太 |
12 | ダイアトニック | 牡7 | 58 | 岩田康誠 |
13 | ソングライン | 牝4 | 56 | 池添謙一 |
14 | ソウルラッシュ | 牡4 | 58 | 浜中俊 |
15 | セリフォス | 牡3 | 54 | 藤岡佑介 |
16 | レシステンシア | 牝5 | 56 | 横山武史 |
17 | サリオス | 牡5 | 58 | レーン |
18 | ナランフレグ | 牡6 | 58 | 丸田恭介 |
安田記念2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<5/29(日)更新>

北野シズカ
まず最初に、安田記念2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。
前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!
前走:ドバイターフ8着
シュネルマイスター

ルメール騎手予定
戦績:4-2-1-1
昨秋のマイルCSでは同じ勝負服の先輩グランアレグリアから「次期マイル王は任せた」とバトンを受け取り、今年はマイル路線を総ナメにするかと思われたが、確勝期して臨んだ今年緒戦のドバイではまさかの不発。この馬本来の伸びが全く見られなかった。海外馬に対して歯が立たなかったなら分かるが、日本馬が2~3着する競馬で伸びを欠いたのはいただけない。この馬が帰国してからどこまで立て直してくるかがカギ。まともに能力を発揮できればV最右翼の存在であるのは間違いない。
【WORLD分析班チェック】
1週前時点ではまだ重い!?
1週前追い切りに騎乗したルメールは「少し重い感じがした。ただ、以前よりも前進気勢が強くなってきているので、1800mよりはマイルが合っている」とコメント。厩舎によればトモの緩さも残っているとのことで、仕上がり具合は気になるところ。最終追い切りの動きに注目だ。
前走:東京新聞杯1着
イルーシヴパンサー

田辺騎手予定
戦績:5-2-0-2
条件戦から一気の4連勝でGⅢ東京新聞杯まで制覇。この勢いは大阪杯で「中距離の新星」と騒がれたジャックドールに雰囲気が似ている。あとはGⅢまでは良くてもGⅠで通用するのか、イルーシヴパンサーにとってもそこが焦点だろう。
同馬の武器は終いの爆発力。東京での4連勝はいずれも上がり最速で、平均値は33秒5くらいをコンスタントに繰り出している。これは今の東京の馬場傾向(上がり最速馬が活躍しやすい)にもピタリと符合する。田辺が騎乗するようになってから快進撃が続いたことで、ジョッキーとしてもこの馬に対しては本当にいいイメージしか持っていない。
【WORLD分析班チェック】
58キロを背負うため底力が求められる
安田記念はマイルの距離で58キロを背負うGⅠだけに、上がり馬にとっては斤量との戦いがある。同馬も54~56キロで走ることがほとんどで、一気の斤量増で切れ味が鈍らないかが心配。充実度で克服できるか、脚が響いていつもの伸びを欠くか、その見極めがポイント。
前走:NHKマイルC4着
セリフォス

藤岡佑騎手予定
戦績:3-1-0-1
ぶっつけで臨んだNHKマイルCは4着。2歳時も休み休みでぶっつけ参戦には慣れていたものの、ここまで間隔が空いたのは初めて。馬体の迫力もやや休み明け感も感じられ、使えば変わってくるという印象を受けた。もともと「次は安田記念」というプランで始動しているだけに、前走を叩き台と思えば今回は大きく前進できるだろう。
3歳馬にとって安田記念出走のメリットは「54キロの斤量」で出走できること。時計勝負になりやすいレースだけにこの3キロ差はあまりにも大きい。昨年のシュネルマイスターも3歳で臨んで3着だったが、素質的に見劣らないセリフォスも同様に走りが計算できる。
【WORLD分析班チェック】
GⅠ実績が乏しい藤岡佑への手替わりに
福永がカフェファラオ、川田はダノンザキッドの先約が入っており、鞍上が空いてしまったため過去の騎乗経験から藤岡佑へ乗り替わり。2歳の頃のデイリー杯で代打騎乗で結果を出しているが、当時は7頭立てで相手も楽だった。GⅠでの実績がほとんどないだけにそこが心配の材料だろう。

北野シズカ
まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にもヴィクトリアマイルの2~3着ファインルージュとレシステンシア、フェブラリーS連覇のカフェファラオ、条件クラスから4連勝中のソウルラッシュなど魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!