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【東京新聞杯2023予想】注目データ・傾向&サイン馬券も要注目!《2/3更新》大西直宏『僕ならこう乗る!』



東京新聞杯2023予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・東京新聞杯の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

一般的には能力通りに決まりやすい東京マイルですが、配当だけ見れば直近でも3連単10万馬券以上が4度も飛び出ているように波乱度が高い一戦です。有力馬にとっては目標が先になるため、仕上げ面でも上下に差があることや、枠順や馬場バイアスによって影響が大きいのがその理由でしょう。今年は例年以上に大混戦模様ですが、まずは有力馬からチェックしていきましょう。




東京新聞杯2023予想
出走馬/枠順確定
<2/3(金)更新>


東京新聞杯(GⅢ)
2/5(日) 東京芝1600m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1プリンスリターン牡657横山和生
2ウインカーネリアン牡658三浦皇成
3ジャスティンカフェ牡557福永祐一
4ピンハイ牝455坂井瑠星
5インダストリア牡457戸崎圭太
6マテンロウオリオン牡457横山典弘
7タイムトゥヘヴン牡558大野拓弥
8ファルコニア牡658吉田隼人
9ショウナンマグマ牡457Mデムーロ
10ピースワンパラディ牡757菅原明良
11カイザーミノル牡757藤岡康太
12シュリ牡757津村明秀
13サクラトゥジュール牡657田辺裕信
14エアロロノア牡657武豊
15ナミュール牝456横山武史
16プレサージュリフト牝455ルメール





東京新聞杯2023予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<1/29(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、東京新聞杯2023に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:エ女王杯5着

ナミュール


高野厩舎(栗東)
横山武史騎手予定
戦績:3-1-1-3

エリザベス女王杯は荒れ馬場の適性が出てしまい、同期のライラックと同じ位置からヨーイドンとなって追い負け。この馬はフットワークが大きくて綺麗な走りをするため、この馬にはかなりタフだったと言える。一連の走りを見てノーザンFサイドも「段々とキャラが分かってきた。もっとスピードを生かすほうがいい」と話しており、今後は1600~2000mを主戦場に戦っていくことになりそうだ。マイルについては全3勝を挙げているように条件はベスト。ここでイイ勝負ができるようならばヴィクトリアマイルでも当然主役級に扱うことができるだけに、その走りは必見。

【WORLD分析班チェック】
今年度は馬体の成長がカギになる

昨年の今頃は馬体を増やすことに四苦八苦して、桜花賞前になかなかハードなトレーニングを課すことができなかった。しかし、3歳秋には減っていた馬体も大きく戻し、前走はこの馬の最高体重で出走。このまま減らないことが条件で、理想を言えば更に二桁増が望ましい。




前走:マイルCS6着

ジャスティンカフェ


安田翔厩舎(栗東)
福永騎手予定
戦績:4-4-1-3

前走のマイルCSは、ひとことで言えば「福永騎手らしい乗り方」だった。序盤は後方に下げてインから最短を通って一発を狙う作戦。それだけに6着という結果も評価が分かれるところ。「惜しかった」と見ることも出来れば、真っ向勝負で乗ってどれくらいの差だったかを知りたかった気持ちもある。今のこの馬はおそらくキャリアのなかでも成長曲線はピークに達しているはずなので、後方一気でなくともある程度攻めた騎乗でも大きく崩れることはなさそうだ。来たる本番に向け、ここは横綱相撲でどれくらい走れるかを試して欲しい。

【WORLD分析班チェック】
2月東京開催は馬場がタフで差し脚が活きやすい

1月の中山もそうだったが、生育の悪い冬場の芝は適度に時計が掛かるため、逃げ馬の行った行ったは起きづらい。昨年もイルーシヴパンサーが大外一気で突き抜けたように、差し馬にとっては悪くないコンディション。いつものように上がり最速の末脚を引き出せればVチャンスは巡ってきそうだ。




前走:京都金杯2着

エアロロノア


笹田厩舎(栗東)
武豊騎手予定
戦績:6-2-4-9

京都金杯の走破タイムは1分32秒7(2着)。例年の京都金杯と同等レベルで走っており、この馬もGⅢレベルならいつ勝ってもいいところまで来ている。勝ったイルーシヴパンサーと僅差の決着だったが、この2頭は昨年の安田記念に出走して7~8着だった。そのイルーシヴパンサーが昨年のこのレースを制していることから、ほぼ同等の能力を持つこの馬も十分に上位争いが可能だろう。近4走がすべて1分32秒台で駆けており、パフォーマンスもかなり安定。これも上位計算のできる1頭だ。

【WORLD分析班チェック】
厩舎としても久々の重賞タイトルが欲しい

笹田厩舎では2019年のフィリーズRのノーワン以来重賞勝ちがない。9歳まで走った僚馬エアスピネルも結局ダートで重賞Vならずに年末に引退。現在この厩舎で重賞を勝つとしたらこの馬しかいないだろう。それだけに厩舎としてもかなり力の入る一戦だ。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




東京新聞杯2023予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<2/2(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 「東京新聞杯」は中日新聞東京本社が関わっているって知ってますか?


(2月2日)
前回、『辰年』に注目した。現在のところ該当するのはジョッキーに藤岡康太。調教師は高野友和と北出成人。そこから、該当するサイン馬が「ナミュール」、「ファルコニア」、「カイザーミノル」の3頭だ。中でも騎手と調教師が共に『辰年』の「カイザーミノル」を表のサイン馬とし、当日は両隣にも警戒したい。また他の2頭も裏サイン馬として当日の位置にも注意したい。

(1月29日)
それでは簡単に根岸Sのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは1番人気戸崎騎乗の「⑬レモンポップ」。2着は2番人気三浦騎乗の「⑥ギルデッドミラー」3着は4番人気川田騎乗の「⑭バトルクライ」だった。結果的に人気サイドの決着。サイン的には「レディバグ」の隣馬⑥番が連対、また「セキフウ」の対角⑬が勝利をする形に。今ひとつシックリしないが人気サイドでの決着になるとサイン馬の意味合いも薄れてしまう。次週に乞うご期待!

話は『東京新聞杯』戻して今年で73回目を迎える。もともとは芝の2400mで行われ天皇賞(春)の施行前後に行われていたが1966年に現在のマイル戦に。今では春のGI「安田記念」に向けてのステップレースと言われる。東京新聞の発行元は「中日新聞」だが『中日』と言えば野球ファンならば即『中日ドラゴンズ』を思い浮かべるだろう。セ・リーグ6球団の中でも3番目に古い球団であり、創設1936年1月15日。昨年から新監督「立浪和義」(背番号73)が率いたが最下位に終わった。偶然だろうが今年、「東京新聞杯」は監督の背番号と同じ73回目にあたる。

そして、施行日の2月5日は『プロ野球の日』。益々、今年の東京新聞杯は野球と切り離せなくなった感じが…。監督の愛称は「タツ」、「タッちゃん」と呼ばれることが多いらしいがタツと言えば「龍」、「竜」、まさにドラゴン繋がり。そのへんに注目するならば干支で辰年は5番目、辰年生まれのジョッキー、調教師にも警戒したい。

【以上から今年の気になる候補】
・注目するならば干支で辰年は5番目、辰年生まれのジョッキー、調教師にも警戒したい。





東京新聞杯2023予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<2/1(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

今年の東京新聞杯はメンバーだけみればどれが人気になるのか分からないくらいの大混戦ですが、馬場状況が分かりやすくレースの傾向もハッキリしているため、ある程度勝負になりそうな馬は絞り込めそうです。週末に向けてシッカリとイメージを固めていきましょう。


東京新聞杯2023データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①近年では最速馬場に近く、イン前のポジションに有利性あり

  • ②1分32秒台前半の持ちタイムが求められる

  • ③冬場の芝重賞は迷うことなく社台グループ外厩を信用すべし

①近年では最速馬場に近く、イン前のポジションに有利性あり



開幕週の馬場状態はかなり時計が速めだった。開幕ウィークの芝1600mの未勝利で、1分33秒6という好タイムがマーク。古馬GⅢは3歳未勝利より2秒くらいは速いのが当たり前なのだから、同じように換算すれば1分31秒台が出てもおかしくないことになる。

これまでの2月の東京開催はDコースでやや時計が掛かるイメージが強いが、今年はどちらかと言えば5月の開催の開幕週に近いイメージか。馬場が速い状況では当然、距離最短を通った方が有利だけに、今年は「内枠先行馬」には注意が必要だろう。

このレースは昨年までの過去10年で上がり最速馬が勝ったことが一度もなかった。普通のレースであれば上がり最速馬というのはかなりの率で勝利を収めやすいが、このレースでは【1.3.0.7】とあまり馬券圏内に絡めていない。ようやく昨年イルーシヴパンサーが勝利したが、それまでは2着が最高だった。後方一気だけではなかなか勝つのは難しいレースだと言える。



②1分32秒台前半の持ちタイムが求められる



一昨年が1分32秒4、昨年が1分32秒3。上の項でも触れたが、今の馬場状態を考えれば1分32秒台前半、場合によっては1分31秒台に突入してもおかしくはない。持ちタイムのチェックは必須だろう。



【出走予定馬の芝1600mの持ちタイム】

1分32秒1 阪神 ファルコニア
1分32秒3 東京 ジャスティンカフェ
1分32秒3 中山 タイムトゥヘヴン
1分32秒3 東京 マテンロウオリオン
1分32秒5 東京 エアロロノア
1分32秒6 中京 プリンスリターン
1分32秒6 東京 ヴィジュネル



ピックアップして見ていくと、これらの馬がV圏内の時計に対応できているのが分かる。多くの馬がマイルの経験をしているため、何度走っても1分32秒台すら経験のない馬はここでいきなり高速タイムをマークするのは考えづらい。あとはマイルの経験が少ない馬がどこまでタイムを短縮してくるかだろう。

昨年は、適度に時計の掛かる馬場(=6月の連続開催東京の最終週)で1分32秒0を記録していたイルーシヴパンサーがタイム通りの走りで快勝。やはり時計面はある程度の裏付けになると言える。



③冬場の芝重賞は迷うことなく社台グループ外厩を信用すべし



近年の芝の重賞はノーザンF生産馬が勝つことがほとんどだが、このレースも2017年から2022年まで6年連続でノーザンFが連対圏を確保。

ノーザンFの生産馬ということは、つまりノーザンFの外厩を経由した馬がほとんどだが、やはり「しがらき」「天栄」「山元TC」(=こちらは社台F系)を挟んだ馬の好走が目立っている。厳寒期の冬場の調整はやはり技術が証明されている牧場の仕上げを施した方が圧倒的に実績を残しやすいということだろう。



22年 2着ファインルージュ(天栄)
21年 2着カテドラル(しがらき)
   3着シャドウディーヴァ(しがらき)
20年 1着プリモシーン(天栄)
   2着シャドウディーヴァ(しがらき)
19年 1着インディチャンプ(しがらき)
   2着レッドオルガ(しがらき)
18年 1着リスグラシュー(しがらき)
17年 1着ブラックスピネル(しがらき)
   2着プロディガルサン(天栄)



今年のメンバーで社台グループ外厩を経由しているのは次の通り。

■しがらき
・ナミュール

■天栄
・インダストリア
・プレサージュリフト


■山元TC
・ジャスティンカフェ
・ファルコニア

東京新聞杯2023予想
『前走時の情報チェック馬』
<2/2(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

マテンロウオリオン

昆厩舎(栗東)
横山典騎手予定
戦績:2-3-0-4

【前走】 京都金杯13着

【前走は度外視していい】
前走時の情報・・・ 「ピッチ気味な走りだったが、伸びやかな走りができるように意識して調教を積んでいる。そのためにはトモのパワーが必要になってくるので、稽古から後ろを鍛えている。春はGⅠでも惜しいレースをしてくれたが、ポテンシャルの高さで走っていたし、精神的な面からもまだこれからの馬。体つきには重厚感が出て、馬は確実に良くなっている」

★今回の見所ポイント
→前走は脳震盪で参考外
→GⅠ2着の舞台で巻き返し



前走情報チェック馬②

プレサージュリフト
木村厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:2-0-1-3

【前走】 京都金杯3着

【マイルで本来の姿】
前走時の情報・・・ 「昨秋は秋華賞の1戦のみ。身体を増やしたかったので年内を充電してここへ備えてきた。NF天栄では約1ヶ月半くらいの放牧で鋭気を養っている。4歳を迎える時期になって体が大きくなった気がします。手前の替え方もスムーズだし、かなりいい状態で出走できそう。冬場がいいタイプなのかもしれないですね」

★今回の見所ポイント
→先行できたのは収穫
→体も話通りに成長



前走情報チェック馬③

エアロロノア
笹田厩舎(栗東)
武豊騎手予定
戦績:6-2-4-9

【前走】 京都金杯2着

【タイトル奪取が目前】
前走時の情報・・・ 「ユーイチがデビュー当初から“重賞を獲れるだけの力がある”と評価していた馬。実際に安田記念にしてもマイルCSにしてもそこまで大きな差はなかったように、GⅢ程度ならひとつやふたつすぐに勝てる能力はある。昨年は1番人気に支持された京都金杯なので、“今年こそは”の気持ちでいる。マイルでは安定して1分32秒台で走っており、そろそろ勝ちたいね」

★今回の見所ポイント
→GⅢならいつでも勝てる
→4戦続けて1分32秒台






東京新聞杯2023予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<2/3(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ウインカーネリアン

鹿戸厩舎(美浦)
三浦騎手
戦績:7-3-0-9

この馬で先手を奪いスローな展開に落としたい


東京のマイルを逃げ切るのは本当に難しいですが、重賞級のメンバーで超スローになるとさすがに逃げ残ることができます。16年のスマートレイアーの時(48.4-45.7)や17年のブラックスピネルの時(49.8-45.1)のように、超後傾ラップになるとさすがに前が止まりません。展開面で極端なスローになる可能性は常に考えておきべきでしょう。

今年のメンバーは、前走で逃げた馬が1頭もいません。具体的な数字で言うと、前半3Fを34秒台を使った馬も皆無。こういうメンバーだと16~17年のような誰も行かないで団子状態のような競馬も起こりかねません。「逃げた馬は展開で恵まれることがある」ということは何度も言ってきてますが、今年はそういうパターンに注意したいですね。

僕ならウインカーネリアンで逃げる競馬をしたいですね。三浦騎手はこの馬で2~3番手で流れに乗ることを繰り返していますが、逃げて主導権を取った方が競馬がしやすそうに思います。自分で逃げればペースはもっとコントロールできますしね。スタートだけ「自分が行くよ!」と主張すれば他に競ってくる馬もいないでしょう。

48.0-45.0くらいの前後半3秒差くらいある展開に持ち込めば押し切りは可能かと思います。最近はほとんど東京コースを走っていないので、他のジョッキーが「東京なら甘い馬だろう」とマークを緩めてくれたらしめたものですね。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは2/4(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『東京新聞杯(GⅢ)』
『きさらぎ賞(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

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