【東京新聞杯2021予想】過去10年で1番人気はわずか1勝。高配当へのヒントを公開!
東京新聞杯2021予想
後の活躍馬が揃いながら
万馬券決着が恒例の重賞!
- ・データから浮かぶ好走馬の傾向は?
- ・波乱を演出する有力穴馬も紹介!
- 先週のコンテンツからは……(シルクロードSを特集)
【水曜日更新】オススメ軸候補:ラウダシオン(3着)
【木曜日更新】調教チェック推奨:シヴァージ(1着)ライトオンキュー(2着)

北野シズカ
皆さん、こんにちは。新春競馬も楽しんでいらっしゃいますか?
ダービージョッキー・大西直宏さんも所属するWORLD競馬WEBで、社台グループの情報を専門にしている北野シズカと申します。
今週末は東京新聞杯(GⅢ)に注目。
東京のマイル戦ということで実績馬も揃いやすい舞台ですが、意外や意外、過去10年の3連単配当はすべてが万馬券、うち6度が500倍以上と高配当が目立つ重賞です。
今回も、コツを掴めば大きな払戻を狙える重賞ということ。今週も1週間を通して予習していきましょう。
【東京新聞杯2021予想】
最新更新2/5(金)
1週間の最後に『地味な穴』注目
先ほども紹介したように、東京新聞杯=万馬券が恒例の重賞。近3年はリスグラシュー、インディチャンプ、プリモシーンと実績上位馬が勝ちながら、高配当となっています。軸馬選び、穴馬選びのコツを予習していきましょう!
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東京新聞杯2021予想
出走馬&枠順確定!
<2月5日(金)更新>
東京新聞杯(GⅢ)
2月7日(日) 東京芝1600m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | ダイワキャグニー | セ7 | 58 | 内田博 |
2 | サトノウィザード | 牡5 | 56 | 鮫島良 |
3 | ロードマイウェイ | 牡5 | 57 | 横山武 |
4 | カテドラル | 牡5 | 56 | 田辺 |
5 | トライン | 牡6 | 56 | 横山典 |
6 | プロディガルサン | 牡8 | 56 | 藤岡佑 |
7 | ショウナンライズ | 牡8 | 56 | 大野 |
8 | ニシノデイジー | 牡5 | 56 | 勝浦 |
9 | サトノアーサー | 牡7 | 57 | 坂井瑠 |
10 | カラテ | 牡5 | 56 | 菅原明 |
11 | シャドウディーヴァ | 牝5 | 54 | 岩田康 |
12 | トリプルエース | 牡4 | 56 | ルメール |
13 | ヴァンドギャルド | 牡5 | 57 | 福永 |
14 | エントシャイデン | 牡6 | 56 | 川須 |
15 | エメラルファイト | 牡5 | 56 | 石川 |
16 | サトノインプレッサ | 牡4 | 56 | 戸崎圭 |
【2月5日(金)枠順確定】
東京新聞杯2021予想
過去10年の【枠順別成績】
枠番 | 着度数 (1着-2着-3着-4着以下) |
勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 1-1-2-13 | 5.9% | 11.8% | 23.5% |
2枠 | 2-2-0-13 | 11.8% | 23.5% | 23.5% |
3枠 | 3-2-0-14 | 15.8% | 26.3% | 26.3% |
4枠 | 3-1-2-13 | 15.8% | 21.1% | 31.6% |
5枠 | 0-1-1-17 | 0.0% | 5.3% | 10.5% |
6枠 | 0-2-2-15 | 0.0% | 10.5% | 21.1% |
7枠 | 0-1-2-17 | 0.0% | 5.0% | 15.0% |
8枠 | 1-0-1-17 | 5.3% | 5.3% | 10.5% |

北野シズカ
好走馬は内枠に集中しており、1~4枠馬を引いた馬にアドバンテージを感じるデータですね。

水谷
東京芝1600mなので大きな不利こそ少ないコース形態ですが、穴馬選択などで迷った場合は『比較で内枠を引いたほうを選ぶ』ことも考えても良いかもしれません。
東京新聞杯2021予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<1月31日(日)更新>

北野シズカ
まず最初に、東京新聞杯2021に出走する予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。
前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!
前走:マイルCS6着
ヴァンドギャルド

福永騎手予定
戦績:5-0-3-6
昨年の東京新聞杯では出遅れが響いて6着に敗れたものの、その後はマイラーズC3着、今回と同じ東京芝1600mの富士ステークスで重賞初勝利と着実に力を付けてきている。
GⅠでも安田記念は力の差を感じる10着だったが、秋のマイルCSではグランアレグリアから0秒5差の6着に健闘。今年はマイル路線でワンランク上の活躍が見込めそうだ。
【WORLD分析班チェック】
福永騎手とは好相性!
先述の通り、昨年の東京新聞杯と安田記念では敗れているものの、東京コース自体は得意としており(2-0-1-2)の戦績。出遅れで落とした昨年の苦い思い出を払拭するような好走を見せたいところです。
また、福永騎手とのコンビでは昨年の東京新聞杯を除けば(3-0-0-0)と好相性となっています。
前走:京都金杯8着
トリプルエース

ルメール騎手予定
戦績:3-1-0-6
2歳6月に新馬勝ちして同世代のマイル路線でも善戦を続けていたが、本格化したのは夏を越して古馬と戦うようになってから。馬体重を大きく増やしながら2勝クラスと3勝クラスを連勝し、前走の京都金杯でも注目を集めていた。
その京都金杯は極端に内の先行馬が有利なレースになり、大外枠を引いたトリプルエースには厳しいレースとなってしまったが、ラスト1ハロンの末脚には見どころアリ。引き続き要注目だ。
【WORLD分析班チェック】
やはり軽視できないルメール起用
今回は鞍上にルメール騎手が起用されました。今年の東京新聞杯にノーザンF関連の有力馬が少ないこともありますが、陣営としては力が入っていることは間違いないでしょう。
なお、斉藤崇厩舎×ルメール騎手の成績は2018年~2020年の3年間で(4-4-2-7)、複勝率は58.8%。数は決して多くないものの、やはり好走率は高いですね。
前走:日経新春杯9着
ヴェロックス

藤岡佑騎手予定
戦績:3-3-3-4
3歳時は皐月賞2着、日本ダービー3着、菊花賞3着と世代の中心の一頭を担ったものの、古馬になってからは小倉大賞典9着、中日新聞杯3着、日経新春杯9着と思うような結果を残せていない。
今回はなんと日経新春杯から中2週で東京新聞杯に向かうことを決断。距離は2200mから1600mへと3ハロンの短縮で、そもそもマイル戦を走るのは今回が初めてということになる。
【WORLD分析班チェック】
騎手起用からは「まだ期待されている」と言える
クラシックでの活躍を考えれば関係者が現状に納得できていないことは明らかです。今回は急な参戦で主戦の川田騎手の都合が合わず、イチかバチかの路線変更という印象も……。
ただし、代役には中内田厩舎の2番手ジョッキーに位置する藤岡佑騎手が抜擢されました。この厩舎×騎手コンビは2018年~2020年の3年間で(21➖10➖10➖42)の勝率25.3%、複勝率49.4%と、川田騎手には少し及ばないものの好相性を誇っています。
※2/4(木)追記:調教後のアクシデントにより回避となりました。

北野シズカ
まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。マイル路線で常連の馬、新顔、そして別路線からの実績馬と個性豊かなラインナップとなります。
水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!