WORLD競馬web

メイン画像

【天皇賞春】菊花賞馬ドゥレッツァ、古豪テーオーロイヤルらが争う春の盾!過去の傾向・注目データ&サイン馬券は?《最終更新》ダービーJの注目穴馬



天皇賞春2024予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・天皇賞春の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

WORLD
北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

今週は伝統の長距離G1・天皇賞春が行われます。3年前は◎ワールドプレミアから3種馬券、2年前は◎ディープボンドから3点馬券、そして昨年は◎ジャスティンパレスから6万馬券的中と相性のレース♪今年も楽しみなレースです。




天皇賞春2023予想
出走馬/枠順確定
<4/25(木)更新>


天皇賞春 (GⅠ)
4/28(日) 京都芝3200m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1サリエラ牝556武豊
2ヒンドゥタイムズセ858団野大成
3プリュムドール牝656和田竜二
4ワープスピード牡558三浦皇成
5ブローザホーン牡558菅原明良
6ディープボンド牡758幸英明
7タスティエーラ牡458モレイラ
8ゴールドプリンセス牝456田口貫太
9シルヴァーソニック牡858Mデムーロ
10サヴォーナ牡458池添謙一
11マテンロウレオ牡558横山典弘
12ドゥレッツァ牡458戸崎圭太
13スカーフェイス牡858松若風馬
14テーオーロイヤル牡658菱田裕二
15メイショウブレゲ牡558酒井学
16チャックネイトセ658鮫島克駿
17スマートファントム牡458岩田望来
18ハピ牡558浜中俊





天皇賞春2024予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<4/21(日)更新>


WORLD
北野シズカ

まず最初に、天皇賞春2024に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:金鯱賞2着

ドゥレッツァ


尾関厩舎(美浦)
戸崎騎手予定
戦績:5-1-1-0

菊花賞で5連勝を達成。変幻自在のレース内容には誰もが驚かされ、「もしかしたら怪物級の馬かも…」と多くの関係者を唸らせた。ルメール騎手の手綱捌きも素晴らしかったが、それに応えた馬もやはりその能力の高さがあるということ。前年の菊花賞馬がとにかく勝つことが多い天皇賞春だけに、やはりこの馬から目が離せない。

前哨戦の金鯱賞では勝負所の進路取りの差でプログノーシスに差を付けられてしまったが、59キロの斤量を背負っていたことを考えれば負けて強しの内容。前走後は早めに栗東滞在して天皇盾獲りに挑む。

【WORLD分析班チェック】
ルメールの代打は戸崎が指名

ルメールの復帰が間に合わず、ここは昨夏の新潟で騎乗経験のある戸崎へスイッチ。折り合い自在でどんな競馬も出来る馬だけに、乗り替わりでもそんなに心配は不要だろう。戸崎は皐月賞を制して勢いも十分。




前走:阪神大賞典1着

テーオーロイヤル


岡田厩舎(栗東)
菱田騎手予定
戦績:7-1-2-7

2年前の3着馬が苦難を乗り越えパワーアップして戻ってきた。ちょうど成長していた時に骨折して1年近い休養を余儀なくされたが、見事に復活に成功。長距離適性はここ3戦の結果を見ての通りで、「デビューから息が切れたことがない」と類稀なスタミナが自慢。この馬にって、年齢的にも脂が乗り切っており、もっともGⅠに近付けるレースになるだろう。「京都コースは初めてですが、まったく心配はしていません」と陣営はキッパリ言い切っている。

【WORLD分析班チェック】
菱田は最大のGⅠ獲りチャンス

菱田はまだデビューして3年目にダービーに騎乗して4着した実績がある。当時はブレイク真っ最中で、「乗れる若手」「将来有望株」と持て囃されていた。その勢いと実績を買われてダービーに乗ることができ、タガノグランパとのコンビでダービーと菊花賞でともに4着と好走。それがGⅠでのキャリア最高の着順となっており、今回は久々に自己最高を更新するチャンス到来。




前走:ダイヤモンドS2着

サリエラ


国枝厩舎(美浦)
武豊騎手予定
戦績:3-2-1-2

マイネルキッツで春天勝ちのある国枝厩舎。今年挑戦するサリエラは、そのマイネルキッツ以来の栗東滞在で参戦する。430キロ程度の小柄な牝馬だけに、当日の長距離輸送を避けられるのは大きなメリットになるだろう。

この馬は走る毎に距離を延ばして、前走は初めて3400mを経験。テーオーロイヤルと同タイム入線は立派で、騎乗したルメール騎手は「長い距離は合ってる」とスタミナ面は問題ないことを強調している。牝馬による天皇賞春制覇は1953年までに遡るが、国枝厩舎は3年前にカレンブーケドールで3着した実績があり、「ノーチャンスとは思っていない」と期待十分。

【WORLD分析班チェック】
「平成の盾男」とのコンビ

メジロマックイーンで史上初の天皇賞春連覇を達成。武豊はこのレース4年連続制覇となり、「平成の盾男」の名を欲しいままにした。その後はキタサンブラックでの連覇など、最多8勝を誇る。強力な鞍上を味方に大金星を挙げれるか。


WORLD
北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




天皇賞(春)2024予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<4/25(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 大阪杯に続いてアノ人が 京都にも…。

(4月25日)
今週の天皇賞(春)では長澤まさみさんが来場するのは前回お伝えしたとおりだが、最近の活躍ぶりが目立っている。ココに来て映画の新作のみならず、TVの新CMや久しぶりの舞台など2024年も多忙である。特に異質なのは中国の企業によるCMの起用は気になるところ。

中国の「BYD」は電気自動車などをメインとし各種事業を通じてカーボンニュートラル実現に貢献している会社である。現在、世界的には電気自動車の需要に疑問符を持つ風潮だが今後の動向にも注目したい。

長澤まさみさんはクボタ、住友林業など海外向け企業にも多く採用されている。やはり、今回は電気自動車をキーワードに「ワープスピード」をサイン馬に指名したい。名前の意味は「物凄く速い。父からスピードを受け継いでほしい」。車をイメージするにはバッチリだろう。レース当日は、対角位置、両隣にも注意したい。

(4月21日)
それでは簡単にフローラSのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは2番人気横山武騎乗の「⑧アドマイヤベル」。2着は6番人気岩田望騎乗の「③ラヴァンダ」。3着は5番人気北村宏騎乗の「⑬カニキュル」だった。

サイン的に勝馬こそ導けなかったが2着が「3枠要注意」と言ったように連対確保3番ラヴァンダ。そして、もう1頭の3枠④エルフストラックも直線あわやの競馬をしてくれた。3着馬の⑬番カニキュルはサイン馬⑭クリスマスパレードの隣に位置していた。来週のGIに向け、光明が差してきた感じはしている。次回に乞うご期待!

話を戻して今回で169回目を迎える「天皇賞(春)」。今年は世代交代や新たなヒーロー、ヒロインが誕生する年と言えるかもしれない。特に長距離路線は絶対的王者は近年皆無。ご存知のように天皇賞は春に京都、秋には東京で行われる。やはり、ココは春天重視だろう。

ちょっと驚いたのは、先日の大阪杯に続いて長澤まさみさんが再び競馬場に来場する。本来ならば、京都出身の佐々木蔵之介さんが適任にも思えるが現在は大河ドラマにも出演中。旧事務所を退所し新事務所移籍と多忙なのだろう。

しかし、前回も特にレースに影響したとは思えないイメージキャラの人たち。今回もまずはレース当日の競馬場イベントに注目する。Welcomeチャンスという抽選イベントが行われるが選ばれたメモリアルヒーローが「ライスシャワー」だ。武豊の5連覇、3連覇を目論むメジロマックイーンを破り、93年の天皇賞馬に輝いた。前年には3冠を狙うミホノブルボンを阻止して「刺客」の異名を冠された。

ならば当時の勝った枠・馬番に注目し、2枠&③番を警戒したい。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・今回は電気自動車をキーワードに「ワープスピード」をサイン馬に指名したい。名前の意味は「物凄く速い。父からスピードを受け継いでほしい」。車をイメージするにはバッチリだろう。レース当日は、対角位置、両隣にも注意したい。
・ならば当時の勝った枠・馬番に注目し、2枠&③番を警戒したい。





天皇賞春2024予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<4/24(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

京都競馬場のリニューアルオープンとなった昨年はディープ産駒のジャスティンパレスを「1強」ジャッジで6万馬券ズバリ。やはり阪神コースとはだいぶレースの印象が変わりますね。それではさっそく傾向をチェックしていきましょう。


天皇賞春2024データ
最初に押さえておきたい4つのポイント!

  • ①58㎏を背負って走るスタミナ戦は斤量面の慣れが必要不可欠

  • ②長距離重賞は厩舎のノウハウが大きく反映されやすい

  • ③3000mを超えるGⅠだけに前年の菊花賞馬が結果を出しやすい

  • ④8大競走完全制覇が懸かるのが社台RHとキャロットとMデムーロ

①58㎏を背負って走るスタミナ戦は斤量面の慣れが必要不可欠



古馬最高峰と言われる天皇賞春はとにかく『格式』(=底力)が求められるレース。過去10年の2着までに入線した馬に共通しているのが、57キロ以上を背負って重賞好走実績があること。連対した15頭(重複含む)の馬名をご覧頂きたい。

【過去10年の天皇賞春で連対した馬】
ジャスティンパレス
タイトルホルダー
ワールドプレミア
ディープボンド
スティッフェリオ
フィエールマン
グローリーヴェイズ
レインボーライン
シュヴァルグラン
キタサンブラック
カレンミロティック
ゴールドシップ
フェイムゲーム
ウインバリアシオン
フェノーメノ



馬名を見ても分かる通り、どの馬も重賞ウィナーなのが分かる。この中で57キロ以上を背負って重賞連対がなかった馬は当時4歳だったグローリーヴェイズとディープボンドのみ。ただ、前者は57㎏で出走した菊花賞で5着、後者は57キロのダービー5着の実績があった。

3着入線馬にサーチを広げても例外はホッコーブレーヴとパフォーマプロミスとテーオーロイヤルがいるくらいで、とにかく上がり馬や実績のない馬にとってはハードルの高いレースと言える。日本で一番長い距離を走るGⅠで一番重い斤量設定なのだから底力が求められるのは当然と言えば当然だろう。



【57キロ以上で重賞実績アリ】
シルヴァーソニック(GⅠ③着)
タスティエーラ  (GⅠ①着)
チャックネイト  (GⅡ①着)
テーオーロイヤル (GⅡ①着)
ディープボンド  (GⅠ②着)
ドゥレッツァ   (GⅠ①着)
ブローザホーン  (GⅡ①着)
ワープスピード  (GⅡ②着)





②長距離重賞は厩舎のノウハウが大きく反映されやすい



ひとことに「厩舎」といってもその特色が様々。例えば牝馬クラシックに強い国枝厩舎や、ダートに強い野中厩舎のように、それぞれ得意不得意が存在する。それは芝の長距離も同じことで、スタミナが必要な芝2400m以上の長距離重賞となると厩舎のノウハウがかなり反映されやすい。



【2010年以降の芝2400m以上の重賞実績】
1位(栗)池江泰 20- 18- 20-134/192
2位(栗)友道康 16- 18- 21-108/163
3位(栗)矢作芳 8- 8- 5- 86/107
4位(美)堀宣行 8- 5- 8- 60/ 81
5位(栗)須貝尚 8- 2- 5- 47/ 62
6位(美)国枝栄 7- 9- 5- 62/ 83
7位(栗)藤原英 6- 11- 8- 55/ 80
8位(美)木村哲 6- 3- 3- 24/ 36
9位(美)宗像義 6- 3- 1- 18/ 28
10位(美)手塚貴 6- 2- 6- 39/ 53

は今回出走予定の厩舎



2010年以降の芝2400m以上の重賞実績を見てみると上位2厩舎が突出。池江・友道と言えば他を圧倒する長距離厩舎として知られる。近年でも2400m以上の大レースで多頭数出しはしばしば見られる。今年は池江厩舎が昨年に続きシルヴァーソニックを出走させる。

また、関東では堀厩舎と国枝厩舎のトップ2が参戦となる。この2厩舎は天皇賞春を制した実績(堀厩舎は10年ジャガーメイル、国枝厩舎は09年マイネルキッツ)を持っており、やはりここ一番の厩舎ノウハウは無視できない。



③3000mを超えるGⅠだけに前年の菊花賞馬が結果を出しやすい



天皇賞春と言えば、前年の菊花賞が結果を出すことで知られる。

オールドファンには懐かしいシンボリルドルフ、メジロマックイーン、ライスシャワー、ビワハヤヒデといった名前から、2000年以降もマンハッタンカフェ、ヒシミラクル、ディープインパクト、キタサンブラック、フィエールマン、タイトルホルダーが制している。同じ京都外回りの長丁場だけに、そのパフォーマンスは大きく信頼して良さそうだ。

今年はドゥレッツァが参戦する。ステップレースの金鯱賞でも2着に好走しており、ひと叩きで臨む今回はデータからも最有力の存在と言えるだろう。



④8大競走完全制覇が懸かるのが社台RHとキャロットとMデムーロ



天皇賞春で『8大競走完全制覇』が懸かっているのが、【社台RH】【キャロット】と【Mデムーロ】だ。

馬主としては、これまでにサンデーR、金子真人HDのみが達成した記録だが、【社台RH】と【キャロット】が勝っていないのが天皇賞春だけ。今年は社台RHがシルヴァーソニックを、キャロットがドゥレッツァとタスティエーラの2頭出しで偉業に挑む。

また、騎手では【Mデムーロ】が勝てば、保田隆芳、武豊、ルメールに次ぐ史上4人目の8大競走完全制覇となる。デムーロはこれまでに7回天皇賞春に参戦しているが、4着が最高着順となっている。今年はテン乗り騎乗のシルヴァーソニックとのコンビで偉業達成に挑む。



天皇賞春2024予想
『前走時の情報チェック馬』
<4/25(木)更新>



分析班
水谷

GⅠなどの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

タスティエーラ

堀厩舎(美浦)
モレイラ騎手予定
戦績:3-2-0-3

【前走】 大阪杯11着

【前走大敗は不可解】
前走時の情報・・・ 「前走の有馬記念では直線入り口の不利もあって不完全燃焼に。まともなら掲示板はあったはず。中間の調整については1週前からウッドでの単走追い。他馬への依存度が強く、人と馬との関係に向き合うため、あえて単走で追い切った。序盤から行きっぷりが良く、脚さばきは実に軽やかで効果は大きい。息はいいし、DDSPの症状も出ていない。順調に仕上がった」

★今回の見所ポイント
→サバイバル戦で真価発揮
→鞍上モレイラで菊花賞再現も



前走情報チェック馬②

ハピ
大久保龍厩舎(栗東)
浜中騎手予定
戦績:3-3-4-4

【前走】 阪神ハンブルク9着

【期待通りの芝適性アリ】
前走時の情報・・・ 「オーナーサイドからの要望で芝の長丁場を使ってみる。爪の不安が解消されて芝自体は問題ないし、能力ある馬なのは確かなので通用しちゃうかも。芝で新味が出れば今後の選択肢が広がるのでいい走りを見せて欲しい」

★今回の見所ポイント
→直線不利なければ上位もあった
→58キロは背負い慣れた斤量



前走情報チェック馬③

チャックネイト
堀厩舎(美浦)
鮫島駿騎手予定
戦績:5-1-7-2

【前走】 AJCC1着

【馬が充実期に】
前走時の情報・・・ 「昨年1年しっかり走れたように、去勢効果で能力を発揮できるようになった。前走も集中力を切らさず伸びたので今回も期待できると思う。いつもはカイ食いが良くない馬だが、今回は増えた体を維持できているし、イライラするようなしぐさもマシなほう。パワーで掻き込み走法だから道悪馬場でも問題ない」

★今回の見所ポイント
→去勢効果で安定感アップ
→辛口の師が期待示す表現多い






天皇賞春2024予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<4/26(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

マテンロウレオ

昆厩舎(栗東)
横山典騎手
戦績:3-2-0-13

単騎で大逃げになった場合の残り目に要注意!


昨年、京都競馬場がリニューアルオープンとなり、京都コースで行われる天皇賞・春が戻ってきました。やはり京都の外回りはゴール前の攻防が見応え十分ですよね。

阪神と京都の違いでよく言われるのが、上がり3Fの速さ。最後に坂が待ち受けて上がりが掛かるタフな競馬になる阪神に対し、京都は3コーナー過ぎの下り坂から平坦コースでラストの切れ味が求められます。今年はどんな叩き合いが見られるのか今からとても楽しみです。

さて、今年のメンバーを見渡すとこれといった逃げ馬がいません。ドゥレッツァが菊花賞で逃げたことはありますが、あれは大外枠を嫌ってクリストフ・ルメール騎手が出して行ったら、偶然ハナに立っただけです。今回、代打騎乗となる戸崎圭太騎手が、人気を背負って積極的に逃げの手に出るとは思えません。

となると、前走の日経賞で逃げの手を試みた横山典弘騎手が騎乗するマテンロウレオ(牡5歳)が逃げる可能性が高いです。道中は後続を大きく引き離して大逃げの形に持ち込み、ゴール前もあわやのシーンを作りました。あの競馬は、天皇賞・春で逃げることを見据えた試走だったと思いますし、人馬ともに2度目の逃げなら、よりリズム良く走れるでしょう。

横山典弘騎手の天皇賞春での逃げ切りといえば、2004年のイングランディーレが思い出されます。向こう正面で後続に大差を付け、3コーナーでも20馬身ほどのリードがあったでしょうか。結局、影を踏まさずに7馬身差を保って優勝しました。「長距離戦は騎手で買え」の格言通り、長距離になるほど騎手の駆け引きが重要性を増します。この馬の大逃げからの粘り込みには十分注意が必要だと思います。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは4/26(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『天皇賞春GⅠ』
『青葉賞GⅡ』
『ユニコーンステークスGⅢ』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




PAGE TOP