【天皇賞秋2022予想】さあ、来たぞ!古馬vs3歳のガチンコ対決!《最終更新》大西直宏が乗りたい馬は?
天皇賞秋2022予想
毎日3分読むだけで分かる!
- ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
- ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
- ・天皇賞秋の過去データを洗う!
- ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

北野シズカ
皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。
今年の天皇賞秋は各世代を代表する馬が集結しました。3歳世代はイクイノックスらのダービー組、4歳はダービー馬シャフリヤール、5歳は快速逃げ馬パンサラッサ…。これらの対戦は記憶に残る名勝負となるのは必至で、ゴールの瞬間まで目が離せそうもありません。
【天皇賞秋2022予想】
最新更新10/28(金)
『僕ならこう乗る!』大西直宏の注目馬
【10/23更新】
知ってそうで知らなかったサイン馬券
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【10/26更新】過去の傾向から好走馬をあぶり出す
天皇賞秋過去のマル特データ&オススメ馬!詳細はコチラ⇒
【10/27更新】
その敗戦は実はワケアリだった?
前走時注目すべき情報があった馬をピックアップ!⇒
【10/28更新】
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬はコチラ⇒
天皇賞秋2022予想
出走馬/枠順確定
<10/27(木)更新>
天皇賞秋(GⅠ)
10/30(日) 東京芝2000m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | マリアエレーナ | 牝4 | 56 | 松山弘平 |
2 | カラテ | 牡6 | 58 | 菅原明良 |
3 | パンサラッサ | 牡5 | 58 | 吉田豊 |
4 | ポタジェ | 牡5 | 58 | 吉田隼人 |
5 | ダノンベルーガ | 牡3 | 56 | 川田将雅 |
6 | ジオグリフ | 牡3 | 56 | 福永祐一 |
7 | イクイノックス | 牡3 | 56 | ルメール |
8 | シャフリヤール | 牡4 | 58 | Cデムーロ |
9 | ジャックドール | 牡4 | 58 | 藤岡佑介 |
10 | ノースブリッジ | 牡4 | 58 | 岩田康誠 |
11 | レッドガラン | 牡7 | 58 | 横山和生 |
12 | バビット | 牡5 | 58 | 横山典弘 |
13 | アブレイズ | 牝5 | 56 | マーカンド |
14 | ユーバーレーベン | 牝4 | 56 | Mデムーロ |
15 | カデナ | 牡8 | 58 | 三浦皇成 |
天皇賞秋2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<10/23(日)更新>

北野シズカ
まず最初に、天皇賞秋2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。
前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!
前走:日本ダービー2着
イクイノックス

ルメール騎手予定
戦績:2-2-0-0
皐月賞、ダービーでは惜しくも2着。秋は最後の菊花賞を勝ちにいくのではなく、天皇賞秋を選択してきた。このあたりはいかにもノーザンFのクラブ馬らしい判断と言える。つまり、将来の種牡馬入りを視野に入れて種牡馬価値を高めたいという思惑も透けて見える。この使い方は昨年のエフフォーリアと同じパターンで、NF天栄経由のぶっつけは現在4連勝中と天皇賞秋へのノウハウも十分。エフフォーリアを凌ぐ最少キャリア5戦目の勝利なら快挙と言えるだろう。
【WORLD分析班チェック】
ダービーが終わった後にすぐ秋盾を決定
天皇賞秋は18年レイデオロ、19~20アーモンドアイ、21年エフフォーリアと天栄調整馬が4連覇中。ノウハウは十分に蓄積されており、5年連続Vを目指してジックリと調整されており、仕上がりに関しては抜かりがない。そしてルメール騎手はこの4年で①①①③着と勝ち方も熟知している。
前走:日本ダービー7着
ジオグリフ

福永騎手予定
戦績:3-1-0-2
皐月賞馬も菊花賞ではなく天皇賞秋へ。同期で僚馬イクイノックスとは1勝1敗の成績。所属のクラブは違えど、厩舎(木村厩舎)も牧場(天栄)も全く同じなら調整方法もスムーズにいくのが容易に想像できる。この馬も骨折明けになるが、症状としては軽度だったため怪我の影響はほとんど考えなくていいだろう。この馬はタイプ的にも本命を背負うというより、人気的には3~5人気と少し気楽な立場に収まりやすいため、漁夫の利を得られやすいのがメリット。スナイパーに徹することが出来るので常に馬券は警戒が必要だ。
【WORLD分析班チェック】
スミヨンの騎乗白紙は陣営にとって誤算
短期免許で来日する名手スミヨン騎手が騎乗予定だったが、フランスでの騎乗で騎乗停止処分を受けて騎乗が白紙になり、近2走で手綱を取った福永騎手に戻る形となった。海外騎手への乗り替わりを画策したのもノーザンサイドが最近の福永に物足りなさを感じていた証拠であり、手が戻ってしまうのはそのぶん加点材料を失うことになる。
前走:プリンスオブウェールズ4着
シャフリヤール

Cデムーロ騎手予定
戦績:4-0-2-2
昨年のダービー馬、22年シーズン上半期は海外回りを中心のローテが組まれ、ドバイと英国を遠征してきた。ドバイシーマクラシックでGⅠ獲りに成功したが、返す刀で挑んだ英国では極端な重い馬場に脚を取られて5頭立て4着に敗戦。晴・良馬場とはいえ凱旋門賞と同じくらいのタフさが求められたことで、同馬に適性が合わなかっただけ。参考外でいいだろう。国内のスピード馬場での中距離戦ならばまだまだ若い世代に主役の座は渡せない。ディープインパクトの後継としての地位を固めるためにも天皇賞秋タイトルは絶対に欲しいところ。
【WORLD分析班チェック】
Cデムーロの継続騎乗は予定通り
お馴染みのCデムーロは昨年に続いて短期免許で来日。天皇賞週から騎乗するのも予定通りで、ドバイ&英国に続いてシャフリヤールの手綱を取る。日本でのGⅠとなると、13年アユサン(桜花賞)、17年タイムフライヤー(ホープフルS)、18年ダノンファンタジー(阪神JF)で3勝を挙げているが、まだ東京コースでのGⅠ勝ちはない。今年は最大のチャンスかもしれない。

北野シズカ
まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも目移りするほど魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!
天皇賞(秋)2022予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<10/27(木)更新>
今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。
競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?
そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!
信じるか信じないかはアナタ次第?
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- ①競馬界の黒船来航から幾年月
①競馬界の黒船来航から幾年月
(10月27日更新)
ペリエがシンボリクリスエスで天皇賞(秋)を初制覇してから今年で20年目。何故にペリエ?かと言うとペリエが重要なのではない。何が重要かと言えば『外国人騎手の存在』だ。昭和の時代では外国人騎手が普通に日本のGIを勝利するなんて夢にも思っていなかった。後にジャパンカップが設立され外国人騎手の騎乗ぶりに度肝を抜かされた時期もあった。それが今では毎年のように外国人騎手が日本のGIで勝利している。それを物語るように今年の天皇賞(秋)のTVCMでは昨年の勝者エフフォーリアではなく2012年、ダービー馬のエイシンフラッシュが勝利したCMをチョイスしてきた。騎乗していたのはM.デムーロ。ペリエ騎手から数えて4番目の天皇賞(秋)を制した外国人騎手。当時は近代競馬150周年の副題が付き、天皇陛下も来場され天覧レースとなった。
その前の天覧レースは2005年、ヘヴンリーロマンスが勝った年。何と106年ぶりとなる天覧競馬で話題になった。話題になったと言えばウイニングランのあとの松永幹夫騎手の馬上での最敬礼。今でも記憶に残る名シーンだろう。そして、2012年エイシンフラッシュが勝ったときにはウイニングランのあとミルコは下馬して右膝をついて最敬礼。デジャヴを見るような瞬間だった。戦後2回しかない天覧レースをCMに使うには意味があるはず。調べると馬券に絡んだ共通した馬番が6枠⑫番だ。6枠は本来「毎日王冠」で来るべきだったサイン。
天皇賞(秋)のトライアルであり、「みどりの日」とも深い縁があっただけに復活を期待したい。
そしてCMが何らかのヒントを握っているかもしれないなら、そこから導かれるキーワードが『外国人騎手』。今のところは当日騎乗予定のマーカン「アブレイズ」、ルメール「イクイノックス」、C.デムーロ「シャフリヤール」(ダービー馬)、M.デムーロ「ユーバーレーベン」には注意したい。
最後、天皇賞週にオープンした「イニエスタ ファンタジスタ ケイバ」サイト。JRAが初のサッカーとコラボ。当然彼の背番号8には要注意だろう。そして、先日行われた天皇杯はヴァンフォーレ甲府の勝利で幕を閉じたがチームカラーは赤と青。3枠、4枠にも気をつけたい。
(10月23日更新)
さて、ここからは天皇賞(秋)に話を戻す。「黒船来航」といえば歴史の教科書に出ているように当時の江戸庶民は驚いたことだろう。日本の競馬界でも黒船来航とも呼ばれ、外国人騎手に特定の条件を満たした場合のみ短期間の騎乗を認める制度「短期免許制度」を1994年に制定した。当時、ニュージーランドの女性騎手リサ・クロップを筆頭に多くの外国人騎手が来日し短期免許を使用して荒稼ぎをしている。
今では通年免許も取得してM・デムーロ、ルメールらはJRAに所属し活躍してきた。先日、フランスのミカエル・ミシェル騎手の日本での通年免許取得のため試験を受けたが一次試験不合格の報道が大きく取り上げられたばかり。世界情勢は大きく変わりつつあるが日本での通年騎乗は外国人騎手にとっては好条件なのだろう。今では当たり前の制度も先駆け的存在は藤沢和元厩舎で活躍したオリビエ・ペリエだろう。武豊騎手との交友録は有名だが今でも日本とフランス競馬界の架け橋的な存在とも言える。果たして今年の天皇賞(秋)と黒船来航の関係とは?続く…。
なお、『木』の文字が名前にある調教師についてだが改めて解説するとJRAのメインキャラの一人「長澤まさみ」のCMがカギになっている。数々の優良企業のCMに出演中だが中の一つに『住友林業』のCMメインキャラになっているからだ。まだ継続中のサインだけに途絶えるまで気をつけたい。
【以上から今年の気になる候補】
・戦後2回しかない天覧レースをCMに使うには意味があるはず。調べると馬券に絡んだ共通した馬番が6枠⑫番。天皇と深い縁がある「6枠」には特に注意。
・JRAのCMから導かれるキーワードが『外国人騎手』。今のところはマーカン「アブレイズ」、ルメール「イクイノックス」、C.デムーロ「シャフリヤール」(ダービー馬)、M.デムーロ「ユーバーレーベン」には注意したい。
・「イニエスタ ファンタジスタ ケイバ」サイトオープン。JRAがサッカーとコラボ。当然彼の背番号8には要注意。先日行われた天皇杯はヴァンフォーレ甲府の勝利で幕を閉じたがチームカラーは赤と青。3枠、4枠にも気をつけたい。
・今年の芝GI3着以内には調教師の名前に『木』の文字がある(継続中)。木村、奥村武。