【七夕賞2025予想】ドゥラドーレス、シリウスコルトなど個性豊かな実績馬が集結!《最終更新》土曜の傾向と馬場情報をダービーJ大西直宏が分析
サマー2000シリーズ第二戦も難解!今年もガラリ一変する馬が波乱を演出?今年の七夕賞の見どころポイント

進行を担当するハルカです。
今週は<七夕賞(GⅢ)>を徹底分析していきたいと思います。

大西直宏
大西直宏です。
夏の風物詩となっている伝統のハンデ重賞だね。サマー2000シリーズの第2戦にも位置付けられているように、今年も個性豊かな面々がスタンバイ。
馬券妙味もタップリありそうなので、攻略できるよう、情報面・分析面・データ面あらゆる角度からシッカリとアプローチしていきましょう。
土曜の傾向と馬場情報⇒
七夕賞 GⅢ
7/13(日)福島芝2000m
出馬表
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | ドラゴンヘッド | 牡5 | 52 | 横山琉人 |
2 | コスモフリーゲン | 牡5 | 56 | 柴田大知 |
3 | ダンテスヴュー | 牡6 | 54 | 内田博幸 |
4 | マテンロウオリオン | 牡6 | 56 | 横山典弘 |
5 | リフレーミング | 牡7 | 58 | Mデムーロ |
6 | ギャラクシーナイト | 牡6 | 55 | 菊沢一樹 |
7 | オニャンコポン | セ6 | 55 | 菅原明良 |
8 | シリウスコルト | 牡4 | 58.5 | 古川吉洋 |
9 | ニシノレヴナント | セ5 | 55 | 田辺裕信 |
10 | ショウナンマグマ | 牡6 | 56 | 三浦皇成 |
11 | パラレルヴィジョン | 牡6 | 57.5 | 津村明秀 |
12 | シルトホルン | 牡5 | 57 | 大野拓弥 |
13 | セブンマジシャン | 牡5 | 54 | 丸山元気 |
14 | バラジ | セ6 | 56 | 荻野極 |
15 | ドゥラドーレス | 牡6 | 57.5 | 戸崎圭太 |

まず最初に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

大西直宏
前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!

情報競馬のプロフェッショナル、『匠』チームから注目ポイントをお伝えする【匠のウマいい話】も必見です!

- ドゥラドーレス
- 宮田敬介厩舎(美浦)
- 戸崎騎手予定
- 前走:エプソムC2着
■未完の大器が重賞制覇なるか!?
脚元の関係でなかなか順調に使えないため、6歳にしてまだキャリア10戦だけど、菊花賞4着、エプソムC2着とやはり能力は相当。この中間は順調に使えているようなので、未完の大器がいよいよココで重賞制覇なるか注目だね。

マムシ

「この中間も順調に調整されており、1週前には戸崎騎手が騎乗。内目を通ったので時計はあまり参考にならないですが、力強い伸び脚を披露していました。やはり有力の1頭ですね」

- リフレーミング
- 藤野健太厩舎(栗東)
- Mデムーロ騎手予定
- 前走:中山記念15着
■今年のメンバーならチャンスあり!
中山記念は鮫島一歩厩舎ラスト重賞ということで注目を集めていたけど、さすがに相手が強すぎたし、久々だったからね。その影響もあったとは思う。今回のメンバー構成ならやはり重賞勝ち実績がキラリと光るし、チャンスじゃないかな?

チームMK

「小倉記念は川田騎手が上手く乗っているのはあるからな。今回デムーロ騎手に乗り替わるのがどうかが最大の焦点。ただ、デムーロ騎手はレースの翌週からアメリカ遠征するので、この一戦は相当気合が入っているって話だ」

- シリウスコルト
- 田中勝春厩舎(美浦)
- 古川吉騎手予定
- 前走:新潟大賞典1着
■重賞連勝なるか!?
新潟記念では田中勝厩舎が重賞初制覇だったね。フルキチ騎手が上手く乗っていたのもあるけど、この馬も弥生賞では、シンエンペラーやコスモキュランダといった一線級と互角の戦いをしてきた素質馬。ようやく本格化といったところだろう。アッサリ重賞連勝があっても驚けないと思うよ。

チーム舟木

「2走前に福島で七夕賞と同じ条件を勝っているというのはアドバンテージですね。しかもハイペースを番手追走から押し切っていますので、評価できると思います。」

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。
水曜日以降は『的中を引き寄せるマル特データ』や『匠』チームの注目情報チェック馬などを紹介しますのでさらに深くレースを分析していきましょう!

大西直宏
金曜の枠順確定後にはコース徹底解説や、出走メンバーを踏まえた展開予想もお伝えしますよ!

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吉田
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今週の注目サイン
地元出身タレントのあの人が来場!
(7月10日)
前回は「ニシノレヴナント」絡みで案内したがタレントの箭内夢菜さんなら「世界の果てまでイッテQ」ネタは外せない。様々なレギュラーコーナーがある中で、ひとつ「出川マジシャン」というものがある。タレントの出川が出川ガールと世界を旅しながらマジックを会得していくものだ。意外と人気のコーナーで現在まで続いている。
ならばストレートな意味を持つ馬が一頭、登録している。それが『セブンマジシャン』だ。この馬をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、両隣にも注意したい。
(7月6日)
それでは簡単に北九州記念のサイン回顧をお話しよう。勝ったのは1番人気団野騎乗の「⑨ヤマニンアルリフラ」。2着は5番人気内田博騎乗の「⑱ヨシノイースター」。3着は7番人気坂井瑠騎乗の「⑭アブキールベイ」の決着に…。
サイン的には、サイン馬に指名した2頭が2、3着に来てくれて好配当の片棒を担いでくれたのは何より。もう少し人気薄ならば尚良かったが贅沢は言ってられない。夏場、サインが好調なだけに何処かでドカンと大穴をゲットしたいものだ。
さて、話を戻して今年で61回目を迎える「七夕賞」。この時期決してイベントが多いとは言えないが「七夕賞」は毎年プレゼンターが来場する。今年は「箭内夢菜」さん。タレントではあるが出身が地元福島。記憶にないが地元出身のタレントを使うのは珍しいのでは…。彼女は日本テレビの「世界の果てまでイッテQ」の出川ガールにも選ばれている。福島出身のジョッキーは数名在籍しているが今回は田辺裕信騎手に注目する。
そして、その田辺騎手の騎乗予定馬が『ニシノレヴナント』だ。当コラムでは『ニシノレヴナント』をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、特に両隣には注意したい。(続く)
結論
今年の気になるサイン候補
- ★『ニシノレヴナント』をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、特に両隣には注意したい。
- ★『セブンマジシャン』をサイン馬に指名してレース当日は対角位置、両隣には注意したい。

「サマー2000シリーズの2戦目であり、ココで重賞初制覇を目指す馬も少なくありませんが、実績に基づいた人気がアテにならない側面もあるだけに、難解な一戦と言えるでしょう」

大西直宏
「そうだね。様々なデータの側面でも角度から分析しておく必要がありそう。さっそく傾向をチェックしていこう」
的中テクニック1
人気馬はアテにならない!?

どういう理由で人気になっているのか要チェック!
過去10年を振り返ると、1番人気は1勝2着2回(勝率10%・連対率30%)とふるっていませんね。重賞実績や近走の勢いだけで注目を集めている馬は要注意かもしれません。

マムシ
近走のパフォーマンスが“本当に評価できるか”はシッカリ精査する必要がありますね。
あとはこの時期ですから、やはり“デキ”は重要。ココへ向けて本気で仕上げているかシッカリと見極める必要がありますね。
的中テクニック2
斤量増は買い?

能力の高さを示す要素ですね!
ハンデ戦ということで斤量が気になるところですが、こと七夕賞においては、前走からの斤量増の馬が活躍している傾向にあります。(過去10年で5勝・2着4回) 一般的に斤量増は厳しい面がありますが、七夕賞においては“評価できる”要素と考えて良さそうですね。

チームMK
今年で言えば、シリウスコルト、ドゥラドーレス、リフレーミングあたりが該当。一方で斤量減の中でも『3キロ以上減っている馬』は穴馬として注目する価値ありです。
何頭かいますが、ドラゴンヘッドあたりは58キロ→52キロの大幅減ですから注意する必要がありそうです。
的中テクニック3
高齢馬には厳しいデータが……

7歳以上は厳しいですね……
様々なキャリアの馬が集まるとあって、どの馬にもチャンスがある一戦ですが、年齢別の成績を調べてみると、過去10年で不振なのが7歳以上。【1.1.0.36】と厳しい結果になっていますね……。

チーム舟木
今年で言えばリフレーミングが該当。転厩後、初の重賞挑戦ということで注目を集めているようだが、データの側面からは少し割引が必要ってことになりそうだ。

木曜は『匠』チームから、前走時に注目すべき情報が入っていた馬を取り上げてもらいます。

大西直宏
前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことは非常に大事ですね。
前走時の情報の中に、ここを使ってきた本当の意味や狙いが隠れている場合もありますよ。
匠の注目馬1
- セブンマジシャン
-
花のみちS2着
- 高野厩舎(栗東)
- 丸山騎手
- 戦績:3-5-3-8
前走について

チーム舟木
「距離を詰めてブリンカー着用でどこまでやれるか。初の1600mで良さが出るといいね」と厩舎サイド。
今回の見どころポイント

前走は厩舎サイドの試行錯誤の上で2着と健闘としたね。今回は2000mに戻る点がどうかだけど、その前走が刺激になれば連続好走の可能性はあると思う。ただ、丸山騎手のテン乗りは気になるね……。
匠の注目馬2
- ニシノレヴナント
-
目黒記念15着
- 上原博厩舎(栗東)
- 田辺騎手
- 戦績:4-2-1-11
前走について

マムシ
「休み明けを一度使ってガラっと良くなっている。ココでも能力は通用すると思うし楽しみだよ」と関係者は色気アリ。
今回の見どころポイント

さすがに相手が強かった印象はありますが、関係者の感触というのは覚えておく必要がありますね。中山芝2500mで強い競馬をしていることも含め、福島コースに替わるのは良さそうですし、やれてもおかしくないと思いますよ。
匠の注目馬3
- バラジ
-
メトロポリタンS7着
- 鹿戸厩舎(栗東)
- 荻野極騎手
- 戦績:4-4-4-14
前走について

チームMK
「エプソムCか新潟大賞典を使いたかったけど、賞金で入らないのでココ(メトロポリタンS)」と関係者。乗り役に関しては、週中まで三浦騎手だったのが、オーナーサイドの強権発動でレーン騎手になった経緯がある。
今回の見どころポイント

今回の乗り役は荻野極騎手。結婚を発表してから鹿戸厩舎の馬で重賞に乗るのはコレが初ですからね。燃えているでしょうね。

金曜は大西さんが「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップします。元乗り役ならではの着眼点はさすがと思わされます。

大西直宏
注目を集める人気馬を相手に、僕だったらどう乗って一発を狙うか?その考えや戦略をお伝えしたいと思います。
レースの見解
下は52キロから上は58.5キロまでのハンデ斤量。横の比較の斤量差も大事ですが、その馬が“その斤量”を経験したことがあるか、“その斤量”で好走したことがあるか、ということも大事になってきますね。
実績上位のドゥラドーレスやリフレーミングあたりは問題なさそうですが、シリウスコルト(58.5キロ)は、58キロすら経験したことがありませんからね。馬格があるのでこなしてもよさそうですが、このあたりがどう出ますでしょうか?
例年同様“どの馬にもチャンスがある”ムードですからね。馬券的にも非常に面白いと思います。

大西直宏が乗りたい穴馬
テーマはズバリ“リベンジ”ですね。
昨年の七夕賞は5着に敗れましたが、コレは丸田騎手がやらかしちゃいましたからね。まともなら上位争いに加われていたと僕は思います。
そもそもが福島コースは相性がいいので、勝負所で前を射程圏内に入れられるようなポジション取りができれば、一発あっていいと思います。
M.デムーロ騎手は来週からアメリカ遠征ですからね。自身のJRA通算1300勝達成に携わってくれた藤野健太厩舎(ヨウシタンレイ)に恩返ししたい気持ちも強いと思いますし、ココは渾身騎乗を決めてくれるんじゃないでしょうか。

このコンテンツでは今回の舞台となるコースを騎手目線で大西さんに解説して頂きます。

大西直宏
土曜の競馬終了後には、その週の傾向と最新の馬場状態分析をお届けします。お楽しみに!
北九州記念GⅢ
レースコース解説
右回りの小回りコースで、1周の距離は約1600m。
芝2000mはホームストレッチ側の4角奥のポケットからスタートし『1週+約400m』。スタート地点は坂の頂上付近で、スタート直後に下り坂、その後上り坂を駆け上がるなど、細かなアップダウンが特徴。
高低差は最大1.9m程度で、特に最後の直線に1.2mの上り坂があるため、スタミナとパワーが求められる舞台設定と言えるでしょう。

福島芝2000mはスタミナとパワーが求められる舞台設定
■展開と馬場状態
週末の天候は良好ということで、先週から大きな馬場変化はないと考えていいでしょう。その先週がそこまで高速馬場というワケではなく、差しも利いていたので、極端な偏りがないフラットな馬場で、七夕賞は行われると考えています。
展開的には好枠を引いたコスモフリーゲンが主張する線もありえますが、ハナを切って重賞制覇を決めたシリウスコルトが出していくでしょうか。ドゥラドーレスは大外枠を引いてしまったので無理にポジションを取りにいかず後方に控えるでしょう。
ペース的にそこまで流れないイメージですので、勝負所を前にマクりの奇襲を決める馬がいてもおかしくないですが、やはり小回りの福島に対応できる機動力を兼ね備えている馬あ有利と言えるでしょう。
■七夕賞の有利なポジション
コース形態的にも後方一気は厳しく、好位、もしくはそこそこ前を見ながら運べる位置が理想的になってくると思います。繰り返しになりますが、小回りの福島コースに対応できる器用なタイプには要注意です。

勝負所の4コーナーで有利なポジションにいるのは?
土曜の傾向と馬場情報

■比較的フラットな馬場と考えていいでしょう
馬場状態は、終日『良』で推移。
7R(3歳上1勝クラス)で『2.03.0』。1000m通過が61.3秒とスローだったとはいえ、平凡な時計なので、馬場としては極端に時計が出やすいわけではなく、比較的フラットな馬場と考えていいでしょう。
日曜の福島も良好な天気が予想されますので、この状態をキープすると考えると、そこまで極端に持ち時計を意識しなくていいかもしれません。もちろん、重賞である以上、最低限の数字をクリアしている必要はありますが。
以上を踏まえ、決着タイムは『1分58秒台前半』あたりになると予測します。

こうやって見ると魅力的な馬が多くて迷ってしまいますね。

大西直宏
多くのファンの方はそうだろうね。でも、実は今回はすでに狙いは大体決まってるんだ。それもほぼ3頭に絞り込んでいるよ。

本当ですか?それはぜひ教えていただきたいです!

大西直宏
OK。今回は特別だよ!
ただ、あまり公にしてしまうと馬券の妙味が薄れてしまうという可能性があるので、その3頭はサイト内で限定公開にしようか。
入手している情報もしっかりとお伝えしますよ!

さすが大西さん!
もちろん無料ですので、まだWORLDの情報をご覧になった事がない方はぜひこの機会をお見逃しなく!

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