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【七夕賞2020予想】枠順速報&好走データ更新!/1番人気が弱い重賞で獲るポイントは?


七夕賞2020予想
今年はこんなレースに

  • ・直近10年の馬連平均配当は8613円、3連単は50万5910円
  • ・とにかく“荒れる重賞”。今年も抜けた馬不在の大混戦!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは。 北野シズカと申します。

ダービージョッキー・大西直宏さんも所属するWORLD競馬WEBで、私は社台グループの情報を専門にしています。

今週の注目は、毎年のように大波乱となる七夕賞2020今年も的中=高配当間違いなし。夏の臨時ボーナス獲得を狙いましょうね!

七夕賞2020予想
出走馬&枠順確定!
<7月10日(金)更新>


七夕賞 (GⅢ)
2020年7月12日(日) 福島芝2000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 バレリオ 牡5 55 石橋脩
2 ウインイクシード 牡6 56 横山武
3 クレッシェンドラヴ 牡6 57 内田博
4 パッシングスルー 牝4 54 戸崎
5 マイネルサーパス 牡4 56.5 国分優
6 ジナンボー 牡5 56 レーン
7 エアウィンザー 牡6 57 三浦
8 アウトライアーズ 牡6 54 丸田
9 ノーブルマーズ 牡7 56 高倉
10 ソールインパクト 牡8 54 吉田豊
11 ヒンドゥタイムズ 牡4 55 北村友
12 ヴァンケドミンゴ 牡4 54 酒井学
13 ブラヴァス 牡4 55 福永
14 オセアグレイト 牡4 55 野中
15 リュヌルージュ 牝5 52 デムーロ
16 レッドローゼス 牡6 56 石川

賞金順でアンノートル、グローブシアターの2頭が除外に。



【WORLD枠順ジャッジ】
七夕賞・過去10年の枠順別成績

  • 1枠(1-0-2-15/18) 馬券率16.7%
  • 2枠(1-2-0-15/18) 馬券率16.7%
  • 3枠(1-1-0-16/18) 馬券率11.1%
  • 4枠(3-1-3-11/18) 馬券率38.9%
  • 5枠(0-3-3-14/20) 馬券率30.0%
  • 6枠(3-1-2-14/20) 馬券率30.0%
  • 7枠(0-0-0-20/20) 馬券率0.0%
  • 8枠(1-2-1-17/21) 馬券率19.0%

4枠~6枠の成績が比較的優秀。『長く脚を使える馬が好走しやすい』というレース傾向から考えると、ある程度自在に動けて、勝負どころで包まれずに動ける枠順が好ましいという推測が成り立ちます。


【最新更新:7月10日(金)】
・七夕賞の出走馬&枠順確定!
・ノーザンF軍団が送り込む有力馬を丸裸
・調教のポイントは『傾向がない』こと!

本日は社台系情報、そして調教のプロフェッショナルが七夕賞2020の有力馬をそれぞれの視点から分析いたします。

【NEW】社台班が有力馬を丸裸!詳細はコチラ⇒

【NEW】調教マル特ホース2頭はコチラ⇒

【NEW】前走大敗馬に注目!逆襲穴馬はコチラ⇒


七夕賞2020予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<7月5日(日)更新>

まず最初に、七夕賞2020に出走する予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

過去の成績や大まかな特徴はもちろん、前走時に入っていた情報も見ておきたいですね。


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北野シズカ

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


ジナンボー

堀厩舎(美浦)
レーン騎手予定
戦績:4-1-1-4

父ディープインパクト×母アパパネという金子オーナーの3冠配合の2番仔。大事に使われてきたため5歳馬としてはキャリアが浅く、まだ重賞勝ちはないものの、GⅢはこれまで2回走って新潟記念2着、小倉大賞典3着といずれも好走。前走の大阪杯(GI)0.5秒差6着も、サマーシリーズのメンバーに入れば威張れるものだろう。

【WORLD分析班チェック】
初の夏競馬参戦。状態面がカギ!

これまで暑い時期のレースは避けてきた印象があります。今回は初めて本格的な夏競馬にチャレンジ。当日の気温や中間の状態には注目しておきたいところ。結果が出せればそのままサマーシリーズチャンピオンを狙う手もありますね。

なお、レーン騎手は騎乗停止の制裁を受けた関係で、この七夕賞当日が今回のラスト騎乗です。最後にタイトル獲得を狙います。


マイネルサーパス

高木登厩舎(美浦)
国分優騎手予定
戦績:4-3-1-7

福島コースでは2歳秋のきんもくせい特別を勝ち、ちょうど1年前にはGⅢラジオNIKKEI賞で2着、そして前走での福島民報杯勝ちと実績多数。重賞実績は冒頭で挙げたラジオNIKKEI賞2着だけのため“OP大将”と揶揄されることもあるが、相性抜群の福島で結果を残せるか?

【WORLD分析班チェック】
地味コンビながら人馬の相性◎

追い出してからフラフラしたり、先頭に立つとソラを使ったりという気難しさがある馬ではあるものの、国分優作騎手とのコンビでは変な動きを見せずに過去2戦2勝。相性抜群のコンビで初の重賞制覇なるでしょうか。


ヒンドゥタイムズ

斉藤崇厩舎(栗東)
北村友騎手予定
戦績:4-2-2-1

前走の下鴨Sを勝ってオープン入りしたばかりという立場ではあるものの、ポテンシャルの高さは下級条件を走っていた頃から評価されていた馬。WORLDとしても、これまで何度もヒンドゥタイムズから本命公開して的中馬券をお届けしてきている。既に重賞やOPで実績を残している馬よりも、ハンデで恵まれることは確実なだけに要注意。

【WORLD分析班チェック】
出走馬イチの上がり馬は必見!

これまで5着以下を一度も取っておらず、順調に条件戦を勝ち上がってきました。デビューから一貫して2000m戦だけを使い続けてきたローテーションにも好感。あとはイマイチ結果が出ていない長距離輸送の競馬をこなせればというところです。


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北野シズカ

ココまでお読みいただいた方なら、「他の馬の分析もほしい!」「直前情報も聞きたい」という方もいらっしゃることでしょう。もちろん、私たちにお任せください。

より詳しい情報や、週末に出揃った裏話は、土曜日夜からサイト内で公開される『メンバー限定情報』で公開しちゃいます!


七夕賞2020予想
昨年&過去10年のレース結果
<7月6日(月)更新>

昨年のレース写真
【七夕賞2019の結果】
1着ミッキースワロー(3人気)
2着クレッシェンドラヴ(2人気)
3着ロードヴァンドール(12人気)

マルターズアポジーが1000m通過58.0秒のハイペースを演出。トップハンデを背負ったミッキースワローが後方追走から3コーナー過ぎで動き、ロングスパートで優勝。2着クレッシェンドラヴも後方待機組だった。先行勢から唯一粘り込んだロードヴァンドールが3着で高配当のキーマンに。


勝ち馬 性齢 斤量 騎手 人気
2019ミッキースワロー牡557.5菊沢一3人
2018メドウラーク牡754丸田11人
2017ゼーヴィント牡457戸崎1人
2016アルバートドック牡457戸崎3人
2015グランデッツァ牡657川田2人
2014メイショウナルトセ656田辺5人
2013マイネルラクリマ牡557柴田大1人
2012アスカクリチャン牡555内田博14人
2011イタリアンレッド牝552中舘7人
2010ドモナラズ牡552柴田善11人

【七夕賞2020の傾向と対策】
『長く脚を使える』『4角5番手以内』が勝利へのカギ

ミッキースワローが上がり2位、クレッシェンドラヴが上がり1位をマーク。七夕賞は『トリッキーな小回りコースで長く脚を使える馬』が強い。現に過去10年の連対馬20頭のうち、14頭が【レース中の上がり1位~2位】の馬である。

近4年は明確な逃げ馬が存在したためハイペースのレースが続いているものの、今年の出走馬では確固たる逃げ馬が不在という点には注意したい。理想は『4コーナーで5番手以内』のポジションだ。(過去10年で4コーナー5番手以内の馬が7勝)


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北野シズカ

馬連万馬券が直近10年で4度。3連単10万馬券超が直近10年で5度、うち2度は100万オーバー! 高配当が恒例の重賞ですね。

分析班
水谷

1979年~2004年には1番人気馬が26連敗という記録もある。ぜひとも我々と一緒に良い穴馬を見つけていこう。



七夕賞2020予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<7月8日(水)更新>


分析班
水谷

皆さん、こんにちは。今日は分析部門の水谷がお送りします。本日は過去の傾向から、七夕賞2020の『軸馬・穴馬候補』をピックアップ!その根拠ももちろんお伝えします。


昨年は1番人気ロシュフォールが11着に大敗し、1番人気馬の過去10年の成績は(2-1-2-5)と低調。

一昨年に至っては単勝万馬券のブービー人気馬メドウラークが勝利して3着に最低人気のパワーポケットが滑り込むという強烈な決着になっており、そもそも信頼できる馬を1頭でも見つけるのが難しいのが七夕賞というレースです。

ただし、直近4年の勝ち馬(ミッキースワロー、メドウラーク、ゼーヴィント、アルバートドック)の共通点があります。それは全馬3~4コーナーで外からマクって直線も馬場のど真ん中を突き抜けたという点です。



分析班
水谷

『過去の傾向』でも挙がっている通り“過去10年の連対馬20頭のうち、14頭が【レース中の上がり1位~2位】の馬”だ。今年、ピタリと当てはまりそうな馬は…?

【軸候補で注目!】

クレッシェンドラヴ

林厩舎(美浦)
内田博騎手想定
戦績:6-4-2-9

【推し材料】好条件データ
・昨年の七夕賞では上がり最速をマーク
・福島コース(1-3-0-0)のコース巧者

今夏の福島も開幕週から天気が悪く、日曜日のレースではもう芝の塊が飛んでいた。ラジオNIKKEI賞は最内を通ったバビットの逃げ切りだったが、今週の最後には外差しの決まる状態に変化していても驚けない。

今年のメンバーで、地力があってなおかつ外マクりの競馬が出来そうな馬と言えばクレッシェンドラヴ。

福島コースでは昨年の福島民報杯から七夕賞、福島記念と3戦連続連対中で、いずれも福島芝中距離のセオリーと言える外マクりの競馬をしている。鞍上が先週急遽の代打で重賞を勝った内田博幸騎手というのも頼もしい。


直近の8年間で、延べ8頭の2ケタ人気馬が馬券に絡んでいる七夕賞。

中でも2019年~2015年に馬券に絡んだ2ケタ人気馬5頭には「全馬6歳以上の高齢馬だった」という共通点がある。

ロードヴァンドール、メドウラーク、マデイラは前走芝のレースで大敗、パワーポケットとオリオンザジャパンは前走がダート戦。ただでさえ普通は食指が動きづらい高齢馬で近況も不振とあっては人気が全く無かったのも頷ける。

では今年のメンバーから、上記のような穴馬候補は果たしているのかどうか?


分析班
水谷

ある程度のベテラン馬から、小回りコースでしっかり脚を使えそうな馬をピックアップ。ヒモ穴候補として要チェックだ!


【穴で要注目!】

レッドローゼス

国枝厩舎(美浦)
石川裕騎手想定
戦績:6-6-5-10

【推し材料】好条件データ
・先述クレッシェンドラヴに完勝の実績
・未勝利戦以外の5勝が
 『コーナー4つの芝1800~2000m戦』
・福島での3戦は【上がり1~2位】の脚を使っている

力はあるはずだが、最近の成績が奮わずかなりの人気薄になりそうな6歳馬レッドローゼス。昨年4月の福島民報杯では今回人気になるクレシェンドラヴに完勝しており、それ以前もほとんど掲示板を外したことすらない堅実派だった。

昨年の夏から急にムラっぽい成績になってしまい評価を落としているが、そんな中でも福島記念は上がり最速で5着、今年の福島民報杯も上がり最速で4着と、実は福島コースでは常に一定以上の走りを見せている。

スローの瞬発力勝負になって9着に負けたメトロポリタンSは、七夕賞とは求められる能力が全く違ったので参考外として、この舞台なら波乱の使者になれる存在だ。


七夕賞2020予想
社台マニアがコッソリ伝授
『社台・ノーザンの本音で馬券を獲れ!』
<7月8日(木)更新>

【社台特捜班より】
今週はやや趣向を変えて、ノーザンF軍団が送り込む“上り馬”ヒンドゥタイムズを掘り下げましょう。

重賞実績は昨年の京成杯(3着)の一度きり。条件戦で着実に力をつけてきた馬ですから「どんな特徴を持っているのか分からない」という方もいらっしゃると思いますので、週末の馬券検討の前に特徴を掴んでくださいね。


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北野シズカ

大レースには常に、社台ファーム系・ノーザンファーム系の有力馬が多数。そこで、WORLD競馬WEBの中でも『社台・ノーザン系』情報を専門に扱う、社台特捜班が、特別に七夕賞2020の社台系情報をコッソリ公開!

七夕賞2020に出走する
社台・ノーザンファーム関連馬

  • アウトライアーズ
  • エアウィンザー
  • ジナンボー
  • ソールインパクト
  • バレリオ
  • パッシングスルー
  • ヒンドゥタイムズ ←注目!
  • ブラヴァス

社台特捜班の注目馬

ヒンドゥタイムズ

斉藤崇厩舎(栗東)
北村友騎手予定
戦績:4-2-2-1
馬主
シルク

■端的にまとめると…
シルクレーシングが送り込む4歳牡馬。9戦すべて芝2000mで(4-2-2-1)。馬券圏外を外したの1度も4着という、超堅実派な優等生!

【特徴①】
キャリア9戦すべてが芝2000m戦

陣営は最初から「中距離に適性がある」と見い出し、一貫して2000m戦を使ってきました。

加えて、唯一、馬券圏外(4着)に敗れた東京戦を除き『コーナー4回の舞台』で走っている点が特徴。その東京では“極端な瞬発力勝負”でキレ負けしています。


【特徴②】
レース上がりは常に1~3位

『コーナー4回の舞台』で長く脚を使えるのがこの馬の特徴。七夕賞の好走パターンと見事に合致します。


【特徴③】
ハイペース経験が少ない点は課題

出走したレースのほとんどが、前半より後半の方が速い、いわゆる『スローペース戦』。速い流れで脚を使わされる展開になると未知な面があります。

ただし、今年の七夕賞は確固たる逃げ馬が不在。この馬にとっては追い風かもしれません。社台・ノーザン軍団からは特に有力な一頭です。

【社台・シズカのウラ話】
デビュー時から一貫して高評価!

実はこの馬についてはデビュー当初から関係者の評価が高く、特に『今年に入ってから馬がガラリ変わった。トモが成長して本格化してきている』という情報を得ています。

加えて、担当のスタッフさんや過去に騎乗した騎手も「重賞のひとつは勝てる馬」と口にしていたことがあるんです。

2走前には今回も対戦するブラヴァスに敗れていますが、当時はヒンドゥタイムズの方が距離ロスの大きい競馬をしていました。立ち回りひとつで逆転もあるでしょう。

ローカルの芝2000m重賞を勝つための適性を十分に備えています。この馬を『社台特捜班からのオススメ』としますね!


七夕賞2020予想
『調教マル特ホース』
<7月9日(木)更新>


分析班
水谷

レース前の調教は、各馬の状態の良し悪しを見極めるバロメーターだ。レースごとに“結果に直結しやすい調教パターン”というものも存在するぞ!

七夕賞は【傾向がないことが傾向】
⇒つまり純粋な良し悪しを見抜こう!

ハンデ戦・梅雨時期の不安定な天候・多岐にわたるローテーション。波乱に至る要因は様々だろうが、その多様性は調教にも影響している。

近5年の好走馬の調教パターンをご覧いただければお分かりいただけるだろう。明確な傾向がないのだ。



分析班
水谷

坂路もいればコースも居る、1週前・当週のパターンも様々。馬なりや一杯などの加減もバラバラ。まさに『傾向がないことが傾向』なのだ。

芝の中距離重賞らしく、コース追いで終い重点でもなければ、小回りらしく坂路で持続力に特化した調教でもない。

ちなみに、昨年は美浦のウッドコースが改修期間により使えなかったため、今年はウッドで最終追い切りを行っているクレッシェンドラヴが坂路で追い切っていたりする。

ましてや、今年は水曜の栗東が暴風雨で予定していたメニューを変えた馬も多数いたそうだ。

ということで……今回は純粋に「良い・悪い」で判断していこう!


調教マル特ホース①

オセアグレイト

菊川厩舎(美浦)
野中騎手
戦績:4-2-2-5

前走時は疲れ残りの調整
順調度は今回の方が断然↑↑

実戦でもコンビを組んで以来、野中騎手が追い切りにも殆ど騎乗。ここ最近はウッドに特化し、馬なりでの調整といったスタイルだったが、今回も従来どおりに踏襲。

5Fから追われると、ラストは楽な手応えのまま最後は伸びをみせた。四肢の開き方も滑らかで5月に連戦した疲れも感じさせない。

厩舎サイドは「前走は見えない疲れがあったかも。在厩で調整して、疲れを取ってきた」とのこと。その前走・目黒記念は差し決着の競馬を外枠から厳しいペースを先行していたこともあり、悲観する内容ではない。巻き返せるだけのデキにはありそうだ。



調教マル特ホース②

ノーブルマーズ

宮本厩舎(栗東)
高倉騎手
戦績:5-6-9-22

夏馬。馬体が絞れて状態アップ
悪天候を回避して調教できた点も◎

前走時に続き今回もイイ。以前は坂路オンリーだったところ、前走からコース追いも混じえるようになったが、それが刺激になっているのか、鞍上が無理をさせずともラストは11.8秒(不良)をマークしている。

もともと体を絞ることに苦慮するタイプ。今の時季も合うのだろう。

この雰囲気なら、以前に使っていたプールが閉鎖されていることもマイナスにはならないはず。

前述の通り、悪天候を懸念してポリトラックや芝へ調教コースを変更する馬が出た中、嵐が来る前に追い切れたことも幸運と言えそうだ。



『前走ワケアリ敗戦で妙味倍増!』
レース分析班が明かす注目穴馬
<7月10日(金)更新>


分析班
水谷

先週・CBC賞では「前走は最初から叩き台と決まっていた」という情報から、前走11着大敗のレッドアンシェルを推奨!


【“負け方”に大事なヒントあり】
一般的に、人気になりやすい馬は『直近で勝っている馬』『馬柱で良い着順が並ぶ馬』。裏を返せば、『前走で負けた馬・着順が悪い馬』はそれだけで人気の盲点になりやすいもの。

しかし、「負けに不思議の負け無し」という格言もあるように、全ての敗戦には必ず理由がある。中には、次のレースに繋がるような敗戦も……。ココでは、常日頃からレース映像を何度も見返し、次なるヒントを探し当てることに魂を燃やすレース分析班より“前走で負けた馬”から注目すべき情報馬をピックアップ!


前走敗戦組からの注目馬

パッシングスルー

黒岩厩舎(美浦)
戸崎騎手
戦績:3-0-1-5

【前走成績】
マリーンC(9着/1番人気)
前走は3.2秒差の大敗も……
近走は「関係者が結果を焦りすぎている」というウラ話

コーナー4回の芝2000mに実績あり
ブリンカー着用で一変の可能性

去年の7月7日、すなわち七夕当日に七夕賞と同じ福島芝2000mで2勝目を挙げているパッシングスルー。その後には紫苑Sで重賞制覇も果たしたようにその実力は確かなはずだが、近2走の舞台はダート戦。しかも前走のマリーンCでは1番人気に推されながら3秒2差の9着という大敗を喫してしまっている。

久々のマイル戦が合わなかったのか、エンプレス杯でたまたま結果が出ただけで本質的にダートが合っている訳ではないのか、初のナイターが影響したのかなど、レース直後は様々な敗因が取り沙汰されたが、レースから3か月が経過し、ある情報筋は「結局は陣営の焦りが招いた結果でしょう」と指摘する。


「パッシングスルーはレース後の反動が出やすく、デビューから一貫して休ませながら大事に使うという方針が取られていた馬。ところが、この前は中3週になるので使う予定は全く無かったはずのマリーンCを、“相手が弱そう”とか“エンプレス杯が3着で賞金加算に失敗したから”とかいう理由で急に使うことになった。いくら牝馬同士の交流重賞でもそんな使い方で勝てるほど甘くないですよ」

というのが情報筋からの話である。


分析班
水谷

そこに距離不足や、ナイターや、状態の悪さが重なって、地方馬にすら先着を許す3秒2差の大敗になってしまったのだろう。とにかく、この敗戦には明確な理由がある。


今回はジックリと立て直して臨む適条件。初めて着用するブリンカーは「道悪の愛知杯で行きっぷりが悪かったので、もし今回も雨が降った時にカバーできるように」という意図のようだ。とにかく前走の悪夢を払拭したい。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは7月11日(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は『七夕賞(GⅢ)』『プロキオンS(GⅢ)』の二本立て!

過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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