【宝塚記念2024予想】ドウデュースが秋春グランプリ連覇なるか?過去の傾向・注目データ&サイン馬券は?《最終更新》大西直宏の注目穴馬
宝塚記念2024予想
毎日3分読むだけで分かる!
- ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
- ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
- ・宝塚記念の過去データを洗う!
- ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

北野シズカ
皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。
今週はいよいよ上半期の総決算、宝塚記念が開催されます。今年はファン投票で史上最多得票を得たドウデュースが出走し、グランプリを盛り上げます。宝塚記念は梅雨時期に行われるため、天気や馬場状態が不安定で、波乱が生じやすいレースです。週初めから週末まで、いろんな角度からじっくりと検討していきましょう!
【宝塚記念2024予想】
最新更新6/21(金)
『僕ならこう乗る!』大西直宏の注目馬
【6/16更新】
知ってそうで知らなかったサイン馬券
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック⇒
(6/20最新更新)
【6/19更新】
過去の傾向から好走馬をあぶり出す
宝塚記念過去のマル特データ&オススメ馬!詳細はコチラ⇒
【6/20更新】
その敗戦は実はワケアリだった?
前走時注目すべき情報があった馬をピックアップ!⇒
【6/21更新】
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬はコチラ⇒
宝塚記念2024予想
出走馬/枠順確定
<6/20(木)更新>
宝塚記念
(GⅠ)
6/23(日) 京都芝2200m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | シュトルーヴェ | セ5 | 58 | レーン |
2 | ジャスティンパレス | 牡5 | 58 | ルメール |
3 | ベラジオオペラ | 牡4 | 58 | 横山和生 |
4 | ドウデュース | 牡5 | 58 | 武豊 |
5 | ディープボンド | 牡7 | 58 | 幸英明 |
6 | ヒートオンビート | 牡7 | 58 | 坂井瑠星 |
7 | プラダリア | 牡5 | 58 | 池添謙一 |
8 | カラテ | 牡8 | 58 | 岩田望来 |
9 | ソールオリエンス | 牡4 | 58 | 横山武史 |
10 | ローシャムパーク | 牡5 | 58 | 戸崎圭太 |
11 | ヤマニンサンパ | 牡6 | 58 | 団野大成 |
12 | ブローザホーン | 牡5 | 58 | 菅原明良 |
13 | ルージュエヴァイユ | 牝5 | 56 | 川田将雅 |
宝塚記念2024予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<6/16(日)更新>

北野シズカ
まず最初に、宝塚記念2024に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。
前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!
前走:ドバイDF5着
ドウデュース

武豊騎手予定
戦績:6-1-1-5
歴代最多票数を獲得してファン投票1位に輝き、有馬記念に続いてグランプリ連覇を狙う。同期のライバル、イクイノックスからバトンを引き継いだ主役の座をそう簡単に他の馬に受け渡すつもりはない。
ドバイ後はこのレースを目標に1ヶ月以上前に帰厩し、順調に予定通りの調整をこなしてきた。1週前調教には武豊が跨って絶品の動きを披露。思わず「調教だけでお金を取れる馬」と本人も話したほど仕上がりは万全です。
ドバイDTFではゲート遅れもあり、中団インから直線内を突く作戦も、前か開かずに脚を余してゴール。あれが能力でないのは誰の目にも明らかで、この舞台でアッサリと巻き返して、気分良く秋の大舞台(秋は凱旋門賞に直行予定)に向かいたいところ。
【WORLD分析班チェック】
初の京都コースがどちらに出るか?
唯一、重箱の隅を突くとしたら、初めての京都コースがどう出るか。この馬は現役屈指のコーナーリング性能を持ち、内回りコースを得意としているが、外回りで下り坂だと適性が生かせない可能性も?
前走:ドバイSC4着
ジャスティンパレス

ルメール騎手予定
戦績:5-2-2-5
昨年、天皇賞春でGⅠウィナーとなって以来、格式高いGⅠで好走を続けている。イクイノックス不在だった年末の有馬記念では堂々の1番人気に支持され、国内でも最強を争うレベルの1頭に成長してきた。
宝塚記念が京都開催になることを最も喜ぶのはこの馬かもしれない。良馬場で切れ勝負の舞台を得意としており、京都がリニューアル直後の天皇賞春の時でも上がり最速で突き抜けている。
「京都の下りは初めてでしたが、あそこで上手く加速がついて直線の伸びに繋がった」と語り、父ディープインパクトも得意にした京都コースの適性の高さをアピールしていた。対ドウデュースとは1勝3敗と分が悪いが、この舞台なら逆転も十分。
【WORLD分析班チェック】
ルメールとのコンビは4戦4勝
ルメールとのコンビで4戦無敗と相性抜群。本人は1週前の稽古に跨って「体の使い方が良かったし、フットワークも柔らかい」と感触を掴み、「天皇賞春のような競馬をしたい」とVイメージを抱いている。
前走:天皇賞春2着
ブローザホーン

菅原明騎手予定
戦績:6-3-4-7
昨年から急成長を遂げた1頭。未勝利を脱出するのに9戦を要したものの、4歳になると素質が開花し、2勝クラスから3勝クラスを連勝。そして、中野栄治調教師の定年直前に重賞制覇を果たし、見事な孝行馬となった。
その後、関西の吉岡厩舎に転厩してからも進化が止まらず、ついにGⅠで連対するまでに成長。420キロ台と小柄な馬体ながら、勝負根性があり、どんな馬場や展開でも崩れない安定感が魅力。特に京都コースでは、心房細動で競走中止した一戦を除けば①①②着と、いずれも上がり最速を記録しており、適性の高さが伺える。
【WORLD分析班チェック】
鞍上にとっても大きなチャンス到来
鞍上の菅原明騎手は関東の若手ナンバーワンと評され、重賞勝利数も増加中。まだGⅠ勝利はないものの、ホープフルS③着、大阪杯③着、天皇賞春②着とあと一歩のところまで来ており、ここで悲願のGⅠ制覇なるか。

北野シズカ
まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!
宝塚記念2024予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<6/20(木)更新>
今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。
競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?
そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!
信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!
- 例年と異なり今年の宝塚記念は京都で行われる!
(6月20日)
「宝塚記念」はジンクスの多いGIレースとも言えるかもしれない。2年連続関東馬の「タイトルホルダー」、「イクイノックス」が勝ったものの、長年関東馬には鬼門のレースであった。「高齢馬は勝てない(カラテ、
ディープボンド、ヒートオンビート)」、「社台系生産馬で500キロオーバーの大型馬は勝てない(ベラジオオペラ、ローシャムパーク)」、高齢馬にも該当するが「キャリア21戦以上の馬は勝てない(カラテ、ディープボンド、ヒートオンビート)」など、多くのジンクスやデータの裏付けがあるのも興味深い。
また過去、このレースを境に不調に陥ったり、競争生命を終えたりと因縁めいたジンクスも少なくない。今回はそんな『ジンクス』を取り上げたい。あくまでもオカルト的な見解なので信じるか、信じないかは貴方次第だ!有力どころで気になるのは「海外遠征帰り」。特に3月のドバイ帰りは鬼門とも言える。今年の該当馬は圧倒的人気が予想される「ドウデュース」と「ジャスティンパレス」。他に軽くジンクスに該当するのが7頭居る。今年は13頭立ての予定だけに残り6頭。
生き残った中にサイン馬を見出した。それが「シュトルーヴェ」。名前の意味は「フィンランド等にある、世界遺産となっている史跡の名より」。実は宝塚記念を盛り上げるイベントに平安神宮で行われるドローンショーが行われた。残念ながら世界遺産レベルではないが一部が国の重要文化財に指定されている。
ゆえに「シュトルーヴェ」をサイン馬に指名しレース当日は対角位置、両隣には注意したい。
(6月16日)
それでは簡単にマーメイドSのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは4番人気永島騎乗の「⑬アリスヴェリテ」。2着は1番人気川田騎乗の「⑮エーデルブルーメ」。3着は6番人気西塚騎乗の「⑥ホールネス」だった。
サイン的には枠順が確定し7枠と2枠に絞られたが勝ってくれたのはサイン馬に指名した⑬アリスヴェリテ。もう1頭のサイン馬⑭エリカヴィータは⑦着だったがキッチリ7枠に居て勝馬と連対馬を示してくれた。もう少し道悪になるかとも思われたが気持ちのいい逃げ切りを決めてくれた。いい流れを汲んで次週の宝塚につなげたい。
さて、話を戻して今年で65回目を迎える「宝塚記念」。今年は阪神競馬場の改修に伴い京都競馬場にて行われる。過去にも数回、京都競馬場にて行われているが2006年ディープインパクトが勝って以来18年ぶりとなる。レース当日にはプレゼンターとして佐々木蔵之介氏が来場予定。先日、函館競馬のオープニングにも登場しており、今年は大忙しである。
さて、京都で行われる場合、芝のレースでは適性の差が出るかもしれない!結果を見ても人気決着は少なくやや荒れ模様である。レース当日、10Rに組まれている「サイレンススズカC」が行われる。やはり、ココに最大のヒントが隠れている気がしている。
サイレンススズカはデビュー時から強かったわけではない。香港国際Cを使った後に逃げて覚醒した。そこから故障した天皇賞(秋)まで6連勝。GI宝塚記念も制し、最強の逃げ馬のレッテルが貼られた矢先の故障。今回の出走馬の中で香港遠征を挟んだのが1頭いる。
それが「ローシャムパーク」だ。海外遠征を挟み、一皮剥けた印象もあるだけにさらなる飛躍が期待できそうだ。ゆえに「ローシャムパーク」をサイン馬に指名しレース当日は対角位置、両隣には注意したい。(続く)
【以上から今年の気になる候補】
・「シュトルーヴェ」をサイン馬に指名しレース当日は対角位置、両隣には注意したい。
・「ローシャムパーク」をサイン馬に指名しレース当日は対角位置、両隣には注意したい。