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【宝塚記念2024予想】ドウデュースが秋春グランプリ連覇なるか?過去の傾向・注目データ&サイン馬券は?《最終更新》大西直宏の注目穴馬



宝塚記念2024予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・宝塚記念の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

今週はいよいよ上半期の総決算、宝塚記念が開催されます。今年はファン投票で史上最多得票を得たドウデュースが出走し、グランプリを盛り上げます。宝塚記念は梅雨時期に行われるため、天気や馬場状態が不安定で、波乱が生じやすいレースです。週初めから週末まで、いろんな角度からじっくりと検討していきましょう!




宝塚記念2024予想
出走馬/枠順確定
<6/20(木)更新>


宝塚記念 (GⅠ)
6/23(日) 京都芝2200m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1シュトルーヴェセ558レーン
2ジャスティンパレス牡558ルメール
3ベラジオオペラ牡458横山和生
4ドウデュース牡558武豊
5ディープボンド牡758幸英明
6ヒートオンビート牡758坂井瑠星
7プラダリア牡558池添謙一
8カラテ牡858岩田望来
9ソールオリエンス牡458横山武史
10ローシャムパーク牡558戸崎圭太
11ヤマニンサンパ牡658団野大成
12ブローザホーン牡558菅原明良
13ルージュエヴァイユ牝556川田将雅





宝塚記念2024予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<6/16(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、宝塚記念2024に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:ドバイDF5着

ドウデュース


友道厩舎(栗東)
武豊騎手予定
戦績:6-1-1-5

歴代最多票数を獲得してファン投票1位に輝き、有馬記念に続いてグランプリ連覇を狙う。同期のライバル、イクイノックスからバトンを引き継いだ主役の座をそう簡単に他の馬に受け渡すつもりはない。

ドバイ後はこのレースを目標に1ヶ月以上前に帰厩し、順調に予定通りの調整をこなしてきた。1週前調教には武豊が跨って絶品の動きを披露。思わず「調教だけでお金を取れる馬」と本人も話したほど仕上がりは万全です。

ドバイDTFではゲート遅れもあり、中団インから直線内を突く作戦も、前か開かずに脚を余してゴール。あれが能力でないのは誰の目にも明らかで、この舞台でアッサリと巻き返して、気分良く秋の大舞台(秋は凱旋門賞に直行予定)に向かいたいところ。

【WORLD分析班チェック】
初の京都コースがどちらに出るか?

唯一、重箱の隅を突くとしたら、初めての京都コースがどう出るか。この馬は現役屈指のコーナーリング性能を持ち、内回りコースを得意としているが、外回りで下り坂だと適性が生かせない可能性も?




前走:ドバイSC4着

ジャスティンパレス


杉山晴厩舎(栗東)
ルメール騎手予定
戦績:5-2-2-5

昨年、天皇賞春でGⅠウィナーとなって以来、格式高いGⅠで好走を続けている。イクイノックス不在だった年末の有馬記念では堂々の1番人気に支持され、国内でも最強を争うレベルの1頭に成長してきた。

宝塚記念が京都開催になることを最も喜ぶのはこの馬かもしれない。良馬場で切れ勝負の舞台を得意としており、京都がリニューアル直後の天皇賞春の時でも上がり最速で突き抜けている。

「京都の下りは初めてでしたが、あそこで上手く加速がついて直線の伸びに繋がった」と語り、父ディープインパクトも得意にした京都コースの適性の高さをアピールしていた。対ドウデュースとは1勝3敗と分が悪いが、この舞台なら逆転も十分。

【WORLD分析班チェック】
ルメールとのコンビは4戦4勝

ルメールとのコンビで4戦無敗と相性抜群。本人は1週前の稽古に跨って「体の使い方が良かったし、フットワークも柔らかい」と感触を掴み、「天皇賞春のような競馬をしたい」とVイメージを抱いている。




前走:天皇賞春2着

ブローザホーン


吉岡厩舎(栗東)
菅原明騎手予定
戦績:6-3-4-7

昨年から急成長を遂げた1頭。未勝利を脱出するのに9戦を要したものの、4歳になると素質が開花し、2勝クラスから3勝クラスを連勝。そして、中野栄治調教師の定年直前に重賞制覇を果たし、見事な孝行馬となった。

その後、関西の吉岡厩舎に転厩してからも進化が止まらず、ついにGⅠで連対するまでに成長。420キロ台と小柄な馬体ながら、勝負根性があり、どんな馬場や展開でも崩れない安定感が魅力。特に京都コースでは、心房細動で競走中止した一戦を除けば①①②着と、いずれも上がり最速を記録しており、適性の高さが伺える。

【WORLD分析班チェック】
鞍上にとっても大きなチャンス到来

鞍上の菅原明騎手は関東の若手ナンバーワンと評され、重賞勝利数も増加中。まだGⅠ勝利はないものの、ホープフルS③着、大阪杯③着、天皇賞春②着とあと一歩のところまで来ており、ここで悲願のGⅠ制覇なるか。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!


▲日曜夜時点での公開部分ここまで -->

宝塚記念2024予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<6/20(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 例年と異なり今年の宝塚記念は京都で行われる!

(6月20日)
「宝塚記念」はジンクスの多いGIレースとも言えるかもしれない。2年連続関東馬の「タイトルホルダー」、「イクイノックス」が勝ったものの、長年関東馬には鬼門のレースであった。「高齢馬は勝てない(カラテ、 ディープボンド、ヒートオンビート)」、「社台系生産馬で500キロオーバーの大型馬は勝てない(ベラジオオペラ、ローシャムパーク)」、高齢馬にも該当するが「キャリア21戦以上の馬は勝てない(カラテ、ディープボンド、ヒートオンビート)」など、多くのジンクスやデータの裏付けがあるのも興味深い。

また過去、このレースを境に不調に陥ったり、競争生命を終えたりと因縁めいたジンクスも少なくない。今回はそんな『ジンクス』を取り上げたい。あくまでもオカルト的な見解なので信じるか、信じないかは貴方次第だ!有力どころで気になるのは「海外遠征帰り」。特に3月のドバイ帰りは鬼門とも言える。今年の該当馬は圧倒的人気が予想される「ドウデュース」と「ジャスティンパレス」。他に軽くジンクスに該当するのが7頭居る。今年は13頭立ての予定だけに残り6頭。

生き残った中にサイン馬を見出した。それが「シュトルーヴェ」。名前の意味は「フィンランド等にある、世界遺産となっている史跡の名より」。実は宝塚記念を盛り上げるイベントに平安神宮で行われるドローンショーが行われた。残念ながら世界遺産レベルではないが一部が国の重要文化財に指定されている。

ゆえに「シュトルーヴェ」をサイン馬に指名しレース当日は対角位置、両隣には注意したい。

(6月16日)
それでは簡単にマーメイドSのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは4番人気永島騎乗の「⑬アリスヴェリテ」。2着は1番人気川田騎乗の「⑮エーデルブルーメ」。3着は6番人気西塚騎乗の「⑥ホールネス」だった。

サイン的には枠順が確定し7枠と2枠に絞られたが勝ってくれたのはサイン馬に指名した⑬アリスヴェリテ。もう1頭のサイン馬⑭エリカヴィータは⑦着だったがキッチリ7枠に居て勝馬と連対馬を示してくれた。もう少し道悪になるかとも思われたが気持ちのいい逃げ切りを決めてくれた。いい流れを汲んで次週の宝塚につなげたい。

さて、話を戻して今年で65回目を迎える「宝塚記念」。今年は阪神競馬場の改修に伴い京都競馬場にて行われる。過去にも数回、京都競馬場にて行われているが2006年ディープインパクトが勝って以来18年ぶりとなる。レース当日にはプレゼンターとして佐々木蔵之介氏が来場予定。先日、函館競馬のオープニングにも登場しており、今年は大忙しである。

さて、京都で行われる場合、芝のレースでは適性の差が出るかもしれない!結果を見ても人気決着は少なくやや荒れ模様である。レース当日、10Rに組まれている「サイレンススズカC」が行われる。やはり、ココに最大のヒントが隠れている気がしている。

サイレンススズカはデビュー時から強かったわけではない。香港国際Cを使った後に逃げて覚醒した。そこから故障した天皇賞(秋)まで6連勝。GI宝塚記念も制し、最強の逃げ馬のレッテルが貼られた矢先の故障。今回の出走馬の中で香港遠征を挟んだのが1頭いる。

それが「ローシャムパーク」だ。海外遠征を挟み、一皮剥けた印象もあるだけにさらなる飛躍が期待できそうだ。ゆえに「ローシャムパーク」をサイン馬に指名しレース当日は対角位置、両隣には注意したい。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
「シュトルーヴェ」をサイン馬に指名しレース当日は対角位置、両隣には注意したい。
「ローシャムパーク」をサイン馬に指名しレース当日は対角位置、両隣には注意したい。





宝塚記念2024予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<6/19(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

週末の天気予報は雨。馬場状態が気になりますね。今回は、過去の傾向をもとに宝塚記念の特徴を掴み、注目すべきポイントを整理していきましょう。以下の5つのポイントを押さえれば、最近の宝塚記念の傾向がわかります。


宝塚記念2024データ
最初に押さえておきたい5つのポイント!

  • ①馬場読みが重要。今年も道悪が避けられない!?

  • ②NFしがらき外厩馬が相性抜群!

  • ③グランプリながら牝馬の好走例が多い

  • ④【上がり最速馬】がほぼ勝ち負けに!?

  • ⑤8枠の好走例が非常に多い

①馬場読みが重要。今年も道悪が避けられない!?



梅雨時期の開催ということもあり、宝塚記念は他のG1レースと比べて良馬場率が低いことで知られます。過去20年で【12回が良馬場、8回が道悪】というデータが示すように、道悪を想定しておく必要があります。

パンパンの良か、タフな道悪かで求められる適性は大きく変わります。宝塚記念を勝った馬の中には「生涯のG1勝ちはこのレースだけ」という馬が多くいますが、これも馬場状態が大きく影響していると考えられます。



【宝塚記念が唯一のG1勝ちだった馬】
01年メイショウドトウ
02年ダンツフレーム
08年エイシンデピュティ
10年ナカヤマフェスタ
11年アーネストリー
17年サトノクラウン
18年ミッキーロケッ



これらの馬のほとんどが道悪での勝利を収めており、まさにこの条件だから走った馬と言えます。今年のキーワードは「京都替わり」「外回り」「道悪実績」です。

水曜時点の予報では、金曜日までは晴れですが、土日で雨が降る予報です。土曜日にどれだけ傷むか、レース当日に降るかどうかが大きなポイントになります。刻一刻と変わる状況を常に把握しておきましょう。



②NFしがらき外厩馬が相性抜群!



ここ2年こそ連対がありませんが、2017年から2022年まで『ノーザンFしがらき経由』の馬が制しているのが大きなポイントです。

スピード勝負になりやすい東京コースのG1では天栄馬が圧倒的に強いですが、関西のG1ではしがらき馬が幅を利かせています。牧場サイドは完全にこのレースに向けてのノウハウを掴んでいると言えるでしょう。



【しがらきを経由する馬】
・ドウデュース(5/17戻り)
・ジャスティンパレス(5/22戻り)



③グランプリながら牝馬の好走例が多い



近8年で【牝馬が4勝】しているように、宝塚記念はタフな舞台ながら牝馬が好結果を残しています。昨年もスルーセブンシーズがあわや大金星かの激走を見せたのが記憶に新しいところ。近10年でも出走馬のうち半数近い馬が馬券圏内で走っているため、軽視できないデータです。

牝馬が好走しやすい明確な理由はありませんが、「夏場が牝馬の方が強い」や「タフな馬場で性別アローワンスの2キロ差が大きい」などが考えられます。実績がない馬ならば先週のマーメイドSを使うはずなので、宝塚記念に出走する牝馬は「上位の実績がある馬」または「勝負になると見込まれた馬」と言えます。

いずれにしても『牝馬は積極的に買い』ということは覚えておきましょう。



◆今年出走する牝馬
・ルージュエヴァイユ



④【上がり最速馬】がほぼ勝ち負けに!?



続いて覚えておきたいのは、【上がり最速馬】が断然強いというデータです。

過去24年間、このレースで上がり最速を使った馬は、

①②②②6②①①②①①②①①①②②②①②①①①②②着

と【12.12.0.1】という実績で、連対率96%を誇ります。ここまで絶対的なデータはなかなかありません。

どの馬が上がり最速を記録するかは読みづらいですが、位置取りを問わずに一番速い上がりを使った馬が連対圏に食い込めるというレースであるというのは宝塚記念をイメージする上で重要です。

今年は阪神から京都開催になりますが、もともと京都コースは上がりの速い馬が活躍しやすいだけに、このデータは今年も直結する可能性が高いでしょう。



⑤8枠の好走例が非常に多い



最後に【8枠が強い】というデータも挙げられます。

過去10年のうち『8枠が6勝』という結果。ダービーや菊花賞は内枠が強いように、コーナーを回るレースでは一般的には外枠が不利になるのが常識です。しかし、宝塚記念だけは大外枠が良績を残しており、かなり特徴的でしょう。

これは1項目の【馬場が悪化しやすい】や4項目の【上がり最速馬が強い】と大いに関係があり、馬場が悪くなりやすいから内側が荒れて外からの伸びがハマりやすくなるという理屈が成り立っています。

今年は京都開催のためこのデータが継続するかは不明ですが、馬場が悪化した場合は外が有利になる可能性はあるので覚えておきましょう。



宝塚記念2024予想
『前走時の情報チェック馬』
<6/20(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ローシャムパーク

田中博厩舎(美浦)
戸崎騎手予定
戦績:6-3-1-2

【前走】 大阪杯2着

【GⅠ獲りへ機熟す】
前走時の情報・・・ 「条件戦の頃から乗り味が良く、勝ち方も凄かったので上のクラスでやれる馬だと感じていた。以前に比べて体を起こして走れるようになって、体の使い方が良くなっている。香港の大敗は調整と適性の両方だったけど、国内なら言い訳はできない」

★今回の見所ポイント
→京都コースは初経験
→極端な道悪はマイナス



前走情報チェック馬②

ディープボンド
大久保龍厩舎(栗東)
幸騎手予定
戦績:5-5-3-15

【前走】 天皇賞春3着

【京都は歓迎】
前走時の情報・・・ 「今年の天皇賞春は古馬混合GⅠ馬が1頭もいないからね。メンバー的にもチャンスかな。京都の下りはこの馬にとって一番合う舞台で適性が高い。年齢的なことを言われるけど、全く衰えは感じないですよ」

★今回の見所ポイント
→4角先とれれば
→京都はGⅠで④②③着



前走情報チェック馬③

プラダリア
池添学厩舎(栗東)
池添騎手予定
戦績:4-2-2-8

【前走】 大阪杯6着

【今年は兄弟コンビ】
前走時の情報・・・ 「毛づやはいいし、変わらず順調。完成の域に入って馬体重も安定している。馬場は乾いて欲しくないね。今は自らポジションを取って競馬ができるようになっているし、チャンスはあると思う。(兄ケンイチとの)兄第でのコンビでGⅠを勝つという夢を叶えたい」

★今回の見所ポイント
→京都は2戦2勝
→重馬場も2戦2勝




宝塚記念2024予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<6/21(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ブローザホーン

吉岡厩舎(栗東)
菅原明騎手
戦績:6-3-4-7

京都替わり&道悪で大きく浮上する馬


今年は阪神のスタンド改修工事により京都で開催されます。同じ距離でも内回りの阪神と外回りの京都では適性が異なります。

阪神と京都の違いでよく言われるのが、上がり3ハロンの違いです。阪神は最後の直線に坂があり、上がりがかかってタフな競馬になりやすいのに対し、京都は3コーナーすぎから下り坂で直線が平坦なため、キレ味勝負になることが多いです。

したがって、京都替わりがプラスになる馬とそうでない馬が分かれるため、例年の宝塚記念とは少しイメージを変える必要があるかもしれません。

また、今週末は雨予報。先週までの京都の芝は高速状態が続いていましたが、雨が降ると馬場傾向が一変する可能性があります。波乱の要因になるとしたら、道悪適性が問われる時でしょう。

特にレース中に降っているのかどうか、どれだけの雨量となっているか。その状況を見極める必要があります。上半期のGⅠでも似たような状況が2度ありました。雨の影響で時計が掛かった高松宮記念(3月24日)と、雨が降っても馬場がそこまで悪化しなかった安田記念(6月2日)です。このどちらの状況にもなり得ます。


僕が注目してるのが、昨年から急成長してきたブローザホーン(牡5歳)です。

この馬は未勝利を脱出するのに9戦を要したものの、4歳になると素質が開花し、2勝クラスから3勝クラスを連勝。中野栄治調教師の定年直前にGⅡ日経新春杯(1月14日/京都・芝2400m)で重賞初制覇を果たし、見事な孝行馬となりました。

その後、関西の吉岡辰弥厩舎に転厩してからも進化が止まらず、ついにGⅠで連対するまでに成長しました。420キロ台と小柄な馬体ながら、勝負根性があり、どんな馬場や展開でも崩れません。特に京都コースでは、心房細動で競走中止した京都大賞典を除けば①①②着と、いずれも上がり最速を記録しており、適性の高さが伺えます。

鞍上の菅原明良騎手は関東の若手ナンバーワンと評され、重賞勝利数も増加中。まだGⅠ勝利はないものの、ホープフルSで3着、大阪杯で3着、天皇賞春で2着の実績があります。ブローザホーンとのコンビでも相性の良さを証明済みで、ここは大きなチャンスだと考えています。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは6/22(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『宝塚記念・GⅠ』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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