WORLD競馬web

メイン画像

3/26(金)最新更新【高松宮記念2021予想】ダノンスマッシュは今年こそ勝てる?注目データ・ヒント分析



高松宮記念2021
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

WORLD
北野シズカ

皆さん、こんにちは。いよいよGIが始まりますね!

ダービージョッキー・大西直宏さんも所属するWORLD競馬WEBで、社台グループの情報を専門にしている北野シズカと申します。

いよいよ始まる2021年のGIシーズン本番。今週末はもちろん高松宮記念(GⅠ)に注目。

私たちWORLD競馬WEBでは、昨年秋のスプリントGI・スプリンターズSも3連単2万2540円的中をお届けしております。今回もまずは1週間を通してレースを予習していきましょう!


【高松宮記念2021予想】
最新更新3/26(金)
先週7番人気2着馬を推奨!ラストワン穴馬

昨年のスプリント路線で中心を担ったグランアレグリアが、今年は中距離路線へ。ということもあって今年はまた新たな顔ぶれも出てきて非常に楽しみな一戦になりますね。

【3/24更新】過去の傾向から好走馬をあぶり出す
高松宮記念のマル特データ&オススメ馬!詳細はコチラ⇒


【3/25更新】推奨馬の好走率ハイアベレージ!
調教マル特ホース2頭はコチラ⇒


【3/26更新】先週は7人気2着アサマノイタズラを推奨!
見た目地味な馬に注目!ラストワン穴馬はコチラ⇒





高松宮記念2021予想
出走予定馬/枠順確定
<3月26日(金)更新>


高松宮記念(GⅠ)
3月28日(日) 中京芝1200m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 アウィルアウェイ 牝5 55 吉田隼
2 レッドアンシェル 牡7 57 池添
3 ライトオンキュー 牡6 57 横山典
4 モズスーパーフレア 牝6 55 松若
5 ダイメイフジ 牡7 57 菱田
6 ダノンファンタジー 牝5 55 藤岡佑
7 アストラエンブレム セ8 57 杉原
8 エイティーンガール 牝5 55 酒井学
9 インディチャンプ 牡6 57 福永
10 ラウダシオン 牡4 57 デムーロ
11 カツジ 牡6 57 中井
12 セイウンコウセイ 牡8 57
13 トゥラヴェスーラ 牡6 57 鮫島駿
14 ダノンスマッシュ 牡6 57 川田
15 マルターズディオサ 牝4 55 田辺
16 レシステンシア 牝4 55 浜中
17 サウンドキアラ 牝6 55 松山
18 ミッキーブリランテ 牡5 57 和田竜


高松宮記念2021データ
過去9年の【枠順別成績】


枠番 着度数
(1着-2着-3着-4着以下)
勝率 連対率 複勝率
1枠0-0-1-170.0%0.0%5.6%
2枠3-2-1-1216.7%27.8%33.3%
3枠2-1-0-1511.1%16.7%16.7%
4枠0-2-4-120.0%11.1%33.3%
5枠2-0-1-1511.1%11.1%16.7%
6枠1-1-0-165.6%11.1%11.1%
7枠0-1-1-240.0%3.8%7.7%
8枠1-2-1-233.7%11.1%14.8%


WORLD
北野シズカ

今回は『2012年以降の新装・中京で行われた直近9年分』のデータを取りました。最内枠が不思議と走っていないものの、基本的には極端に外よりは内の方が良さそうですね。


分析班
水谷

この枠の並びだと、モズスーパーフレアが内枠から逃げて、レシステンシアは大外枠から外の番手という隊列になりそうです。インから差せる枠を引いたライトオンキューは横山典騎手の手綱も含めて、個人的には注目したいですね。




高松宮記念2021予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<3月21日(日)更新>


WORLD
北野シズカ

まず最初に、高松宮記念2021に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:阪急杯1着

レシステンシア


松下厩舎(栗東)
武豊騎手浜中騎手予定
戦績:4-2-1-1

一昨年の阪神ジュベナイルFをレースレコードで5馬身差逃げ切り、昨年は桜花賞とNHKマイルCで2着。その一方で、スローに落として逃げたチューリップ賞やマイルCSでは良さが出なかったように、とにかく持ち前のスピードを活かしてどこまでというタイプだ。

今年はこのスピードを活かすべくスプリント路線も視野に入れて阪急杯から始動。レース途中で先頭を奪うとそのまま危なげなく2馬身差で押し切り、コースレコードを更新。ライバルと目されていたインディチャンプ、ダノンファンタジーも寄せ付けなかった。今回は初めての1200mでどのような走りを見せるか?

【WORLD分析班チェック】
GIを前に騎手選びで紆余曲折……

鞍上は主戦の北村友一騎手がドバイ遠征(クロノジェネシス)のため、桜花賞以来となる武豊騎手とのコンビ。その桜花賞と言えば、タフな馬場をハイペースで先行し、デアリングタクトの2着と“負けて強し”の一戦でした。

一方で気になるのは、先週土曜日に負傷したという武豊騎手の右足首の状態。万が一、ここから騎乗キャンセルとなると騎手選びは難航しそうですが……?

【3/23(火)】追記
前週の武豊騎手の負傷程度が想定以上に重く、高松宮記念週の騎乗をキャンセル。代役は浜中騎手に決定しました。GIでのテン乗り騎乗が果たしてどう転ぶか。




前走:香港スプリント1着

ダノンスマッシュ


安田隆厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:10-3-1-8

上位馬の入れ替わりが激しいスプリント路線で、3歳夏から一線級の存在として活躍し続けてきたダノンスマッシュ。前哨戦では圧倒的な強さを見せ付けるのに本番のGⅠでは惜敗止まりという状況が長く続いていたが、悲願のGⅠ制覇の舞台となったのは、なんと芝スプリントでは世界最高のレベルと言われている香港スプリント。ムーア騎手を背に、父ロードカナロアとの親子制覇を果たした。

今回はGⅠ馬の称号を手にしてから初めてとなる日本での出走。マイル路線から押し寄せてきた実績馬を迎え撃つ立場として戦う。

【WORLD分析班チェック】
高松宮記念では不思議と結果が出ておらず

過去2年の高松宮記念では2019年が1番人気4着、2020年が3番人気10着と結果が出ていません。それ以前にも中京での実績がイマイチなことから『左回りは苦手なのでは?』と一部で言われたこともありました。

その後、京王杯スプリングCや中京開催のセントウルSの勝利で不安を払拭したようにも感じますが、高松宮記念では“三度目の正直”となるか、“二度あることは三度ある”か……?




前走:シルクロードS3着

ラウダシオン


斉藤崇厩舎(栗東)
デムーロ騎手予定
戦績:4-2-2-2

レシステンシア、インディチャンプ、ダノンファンタジーなど今年は高松宮記念が初めてのスプリント戦という馬が多いが、昨年のNHKマイルC勝ち馬ラウダシオンは前哨戦のシルクロードSを叩いての高松宮記念出走。実績が目立つのは1400m~1600mではあるものの、1200mも新馬、小倉2歳S、シルクロードSと3回走って全て3着は確保しており、他のマイルGⅠ馬たちより距離の経験値は豊富だ。

前走のシルクロードSは出遅れて前半に脚を使ったことや勝ち馬に展開が嵌まったことを考えれば十分合格点の内容。今回も上位争いの一角となるだろう。

【WORLD分析班チェック】
左回りではほぼパーフェクトの戦績

キャリア10戦のうち、左回りに絞ると2020年クロッカスS(1着)、ファルコンS(2着)、NHKマイルC(1着)、そして前走のシルクロードS(3着)ときわめて安定しています。

加えて、重馬場・不良馬場でも崩れていないのがこの馬の強み。中京開催は直近2週が大雨に見舞われており、荒れた馬場状態も味方するかもしれません。


WORLD
北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも、インディチャンプやダノンファンタジーといったGI馬も出走を予定しており、多彩なメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!







高松宮記念2021予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<3月24日(水)更新>


分析班
水谷

まずは過去に学べ。高松宮記念の過去9年データから好走馬を傾向を導く!


高松宮記念2021データ
これだけ覚えれば獲れる!

  • ①7歳以上は好走率大幅ダウン

  • ②上がりの脚よりポジション利

  • ③困ったら『大きい馬』を狙うべし

※中京競馬場がリニューアルされた『2012年~2020年の過去9年』を参考にしている。



高松宮記念2021データ
過去9年の人気別成績


人気 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
1人気2-0-3-422.2%22.2%55.6%
2人気2-4-0-322.2%66.7%66.7%
3人気2-2-2-322.2%44.4%66.7%
4人気1-0-1-711.1%11.1%22.2%
5人気1-0-0-811.1%11.1%11.1%
6~9人1-2-0-332.8%8.3%8.3%
10人~0-1-3-760.0%1.3%5.0%

上位人気馬、1~3番人気の信頼度はほぼ横並び、6番人気馬からの好走率も比較的あると見える。



高松宮記念2021データ
過去9年の年齢別成績


年齢 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
4歳3-1-4-288.3%11.1%22.2%
5歳5-2-3-3211.9%16.7%23.8%
6歳0-6-2-290.0%16.2%21.6%
7歳1-0-0-253.8%3.8%3.8%
8歳0-0-0-140.0%0.0%0.0%

勝ち馬が多く出ているのは4~5歳。馬券圏内率では6歳がある程度のボーダーとなる。唯一、7歳で勝ったエアロヴェロシティ(2015年)は海外馬ということでかなりの例外と見て、高齢馬は割引が必要か。



高松宮記念2021データ
過去9年の『脚質別』成績と
『上がり3F』別成績


脚質 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
逃げ1-0-1-711.1%11.1%22.2%
先行5-3-3-2513.9%22.2%30.6%
中団3-5-5-594.2%11.1%18.1%
後方0-1-0-430.0%2.3%2.3%

上がり順位 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
上がり1位1-2-0-98.3%25.0%25.0%
2位0-2-2-50.0%22.2%44.4%
3位1-0-0-118.3%8.3%8.3%
4~5位3-1-2-920.0%26.7%40.0%
6位以下~4-4-5-1003.5%7.1%11.5%

高松宮記念の脚質的なポイントは『上がりだけの馬』が厳しいという点。上がり最速馬の好走率がここまで低い重賞も少ないのではないだろうか。速い上がり以上にポジション利を大切にしたい。



高松宮記念2021データ
過去9年の前走別成績


前走レース名 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
シルクロードS4-2-2-1716.0%24.0%32.0%
阪急杯3-2-2-347.3%12.2%17.1%
オーシャンS1-2-4-541.6%4.9%11.5%

前走間隔 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
中1週0-0-0-30.0%0.0%0.0%
中2週1-2-4-551.6%4.8%11.3%
中3週3-2-2-347.3%12.2%17.1%
中4~8週5-4-2-3111.9%21.4%26.2%
中9週~0-1-1-110.0%7.7%15.4%

著名なトライアル3戦だと、出走馬の割にシルクロードS組の好走率が高い。特に今年のシルクロードSは中京開催だったということもあり、リンクする率は高いかもしれない。




■その他、気にしておくと役立つデータ

★高松宮記念は社台グループ・ノーザンFグループの好走率が決して高くないレースで、社台ファーム生産馬(1-0-2-10)ノーザンF生産馬(0-2-1-14)となっている。

★馬体の小さい馬の好走率が低く、480キロ以上の馬が(9-8-5-81)と馬券圏内の大半を占めている点は、覚えておくと良いかも。




【オススメ軸候補】

ダノンスマッシュ

安田隆厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:10-3-1-8

【推し材料】好条件データ
○好走率が期待できる6歳以下の中で有力
○一昨年・昨年の高松宮記念は特殊な馬場状態


今回が初のスプリント戦という馬たちが上位人気候補として多く名を連ねる今年の高松宮記念にあって、この路線で豊富な実績と経験値を積み重ねてきたスプリント界のリーダーと言えるのがダノンスマッシュ。「前哨戦では毎回強い勝ち方をするが、本番のGⅠではイマイチ」というのが昨年秋までの評価だったが、なんと香港スプリントで初のGⅠタイトルを手にし、名実ともに日本が誇る一流スプリンターとなった。

高松宮記念は一昨年が1番人気4着、昨年が3番人気10着。とはいえ、一昨年は極端に内有利の流れになって3連単449万円の超大波乱で、外枠から唯一上位に進出したダノンスマッシュは負けて強しの内容だった。昨年は道悪と出遅れが重なって参考外と言うべき結果。となると、今年に関してはまた違う一面が見られる可能性はある。

そして、スプリント戦と若くてスピードのある馬が有利というイメージがあるかもしれないが、セイウンコウセイ、レッツゴードンキ、ハクサンムーン、スノードラゴン、ドリームバレンチノ、サンカルロと直近の10年間で6歳馬は6頭連対。セイウンコウセイ、ハクサンムーンは5歳での高松宮記念よりも着順を上げており、ダノンスマッシュについても「昨年10着だったし、今年は6歳だし昨年以上は……」といったことを考える必要もないだろう。




【穴で要注目】

サウンドキアラ

安達厩舎(栗東)
松山騎手予定
戦績:7-4-4-6

【推し材料】好条件データ
○ダノンスマッシュと同じ6歳馬から注目
○初距離がカギも昨春の快進撃をお忘れなく

昨年は15番人気・単勝64.6倍だったクリノガウディーが1位入線し、一昨年は17番人気・単勝358.9倍のショウナンアンセムが3着。ここ2年の高松宮記念は常識的に考えていてはとても手が届かないような馬が激走を果たしている。クリノガウディーは高松宮記念が初のスプリント戦で、ショウナンアンセムは高松宮記念がオーシャンSに続いて2度目のスプリント戦だった。

今年は初スプリントの馬が人気にもなっているが、初距離というのは、本来は人気薄での激走を生み出す要素と言っていいのかもしれない。

今年の初スプリント組の中で、穴狙いという視点で考えると魅力的な1頭がサウンドキアラ。昨秋の不振によって世間的な評価は落ちているが、昨年の今頃は京都金杯、京都牝馬S、阪神牝馬Sと破竹の重賞3連勝を達成していた実力馬。前走の阪神カップはマルターズディオサ、インディチャンプとクビ・クビの僅差4着で、能力は十分通用するだろう。

鞍上は先週11勝の固め打ちで全国リーディング2位に浮上し、来週の大阪杯ではサリオスの手綱を取る松山弘平騎手。乗れているというだけでなく、先週日曜の中京で騎乗して中京の荒れた馬場状態を掴んでいるのが強みだ。




高松宮記念2021予想
『調教マル特ホース』
<3月25日(木)更新>


分析班
水谷

阪急杯では
勝ち馬レシステンシア、3着ジャンダルムを推奨


弥生賞では
2着シュネルマイスターを推奨


レース前の調教は、各馬の状態の良し悪しを見極めるバロメーターだ。レースごとに“結果に直結しやすい調教パターン”というものも存在するぞ!

●高松宮記念の調教で重視する3つのポイント

今週から再びGⅠが続くことになるが、当欄では従来通り、まずは過去の調教パターンをまとめてみたい。今回は中京コースが改修された2012年以降を対象。香港馬の勝ち馬を除く、3着以内馬26頭の調教メニューを調べてみた。


(1)関東馬と関西馬で異なる好走傾向

これは同じコースで行われた1月のCBC賞でも同じ傾向が見受けられたように、関西馬は坂路追いが主体、関東馬はウッドコース追いが主体だった。

また、コース追いだった関西馬を含めて『コース追いをして好走した馬は“1200mより長い距離でも実績のある馬”が多かった』ことは付け加えておきたい。


(2)短距離馬だからといって速い追い切りではない

短距離戦というと、速い追い切りが求められるように感じるが、大半の馬の最終追い切りは軽めが多い。栗東坂路でいえば4F53秒以上、美浦ウッドでいえば5F66秒以上なんてことも多い。

とはいえ、ここぞの仕上げが求められるのがGⅠ。1週前はビッシリやっているケースが多々。調教メニューは全体を通してチェックすべきだ。


(3)プラスαを加えるなら『遅れ禁物』

これは微々たる要素だろうが、最終追い切りで併せ馬だった馬は26頭中10頭いたが、うち8頭が先着。他2頭は同入。併せ馬をするなら遅れは禁物だ。またレース直前、金曜や土曜に最後の調整をするケースも見受けられた。この項が公開される時点でどの馬が該当するかはわからないが、競馬新聞をご覧いただく方がいれば注意してもらっても良さそうだ。




調教マル特ホース①

レシステンシア

松下厩舎(栗東)
浜中騎手
戦績:4-2-1-1

○調教駆けする馬の多いスプリント戦でも主役を張れる動き

本来なら関東馬1頭、関西1頭とそれぞれ挙げたかったが、関東馬の調教は『特筆すべき』ところまではいかないもの。関西馬で良かった本命候補と穴寄りの2頭を取り上げる。

まずはレシステンシア。調教駆けする上位人気候補は数頭見受けられるものの、3ヶ月半振りを使った反動よりはむしろ上積みを感じさせるほど。今週はあくまで終い重点だったとはいえ、1週前も楽な手応えで速い時計をマークしている。

前走のようなスピードがあり、馬格からもパワーも兼備。それでいて坂路で終いが垂れるようなタイプではなく、むしろ伸びが際立つ。最終追い切りも全体時計こそ速くないが、余裕綽々。風格さえ感じさせる。



調教マル特ホース②

ミッキーブリランテ

矢作厩舎(栗東)
和田竜騎手
戦績:5-3-3-10

○栗東坂路組の調教穴候補ならコレ
○左回り1200mで能力開花の可能性

モズスーパーフレアやダノンスマッシュ、ライトオンキューといった重賞の好調教、お馴染みメンツより流石にインパクトは劣るが、動きは目立つ。フットワークや調教で見る馬体からはコンパクトで短距離の方が向きそうな印象で、坂路を右手前で強く掻き込んでおり、左回りのスプリント戦はハマりそうだ。

前述の調教パターンに照らし合わせると、1週前が強、当週を弱とすべきところ、その前後関係が逆。そこはマイナスとなるが、動きに関しては軽視できないだけにピックアップしておきたい。




高松宮記念2021予想
『下馬評は低いが妙味倍増!』
ラストワン・注目穴馬

<3月26日(金)更新>


分析班
水谷

先週・スプリングSでは
7番人気2着アサマノイタズラを推奨!
穴馬候補に困ったら、この馬をぜひ付け加えてみていただきたい!


【“人気落ち”理由に大事なヒントあり】
一般的に、人気になりやすい馬は『直近で勝っている馬』『馬柱で良い着順が並ぶ馬』『有力騎手が乗る馬』。裏を返せば、『前走で負けた馬・着順が悪い馬・プロフィールが地味な馬』はそれだけで人気の盲点になりやすいもの。

だからこそ、買う価値がある場合も少なくない。ココでは、常日頃からレース映像を何度も見返し、次なるヒントを探し当てることに魂を燃やすレース分析班より“地味な馬”から注目すべき情報馬をピックアップ!


下馬評低めの盲点注目馬

アウィルアウェイ

高野厩舎(栗東)
吉田隼騎手
戦績:4-1-3-8

【前走成績】
オーシャンS(12着/4番人気)

○スプリンターズS3着以後の2戦は敗因明確

昨秋のスプリンターズSでは10番人気ながら3着に好走し、WORLDの3連単2万2540円的中に貢献。当時の推奨情報にて「最大の穴!」と指摘したことを覚えていらっしゃる方も多いことだろう。

今回は賞金上位のシヴァージが蹄の怪我で回避したため補欠1番手から繰り上がっている。前走のオーシャンSは12着と大敗だったということもあり、再び人気薄ということになりそうだが……?

どうにも成績が安定しないように見えるものの、3歳秋以降は追い込み競馬に徹しているため、展開が向かない時に大敗するのはある程度仕方のないところ。

前走のオーシャンSは内有利の馬場で、逃げたビアンフェを2番手で追走していたカレンモエとコントラチェックが交わしただけという競馬。差し馬はアウィルアウェイ以外も軒並み2桁着順に沈んでいるので参考外でいいだろう。2走前のマイルCS12着は桜花賞以来のマイル戦。これも参考外。

今回も色気を持たずに後方から大外を回して、それで展開が向くかどうか。スプリンターズSはモズスーパーフレアにビアンフェが絡んで前半32秒8のハイペースとなり、グランアレグリアとアウィルアウェイの大外一気が決まった。

今回も逃げるのはモズスーパーフレアになりそうだが、そこにレシステンシアやセイウンコウセイがどのくらい絡んでいくか。アウィルアウェイが届く展開になった場合、他の上位馬も差し馬ばかりということになるかもしれない。





週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは3月26日(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『日経賞(GⅡ)』
『毎日杯(GⅢ)』
『高松宮記念(GⅠ)』
『マーチステークス(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




PAGE TOP