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【セントライト記念2022予想】菊花賞トライアル開幕!《金曜更新》ダービーJ大西直宏の乗りたい馬は?



セントライト記念2022予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・セントライト記念の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

今年の菊花賞も昨年同様にダービー上位組の参戦がなく、新興勢力の争いになりそうなムード。昨年を例にすれば、菊花賞馬に輝いたタイトルホルダーが古馬になって日本の代表馬となるほどの成長を見せているように、「遅れてきた大物」を探すのが菊花賞戦線のテーマです。今年のセントライト記念でもなかなか楽しみな馬が多いですね。




セントライト記念2022予想
出走馬/枠順確定
<9/17(土)更新>


セントライト記念(GⅡ)
9/19(月) 中山芝2200m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ローシャムパーク牡356ルメール
2ロンギングエーオ牡356横山和生
3マテンロウスカイ牡356横山典弘
4ラーグルフ牡356戸崎圭太
5セイウンハーデス牡356幸英明
6オニャンコポン牡356菅原明良
7アスクビクターモア牡356田辺裕信
8ショウナンマグマ牡356横山武史
9ガイアフォース牡356松山弘平
10ベジャール牡356北村友一
11キングズパレス牡356松岡正海
12サイモンバロン牡356三浦皇成
13ボーンディスウェイ牡356石橋脩





セントライト記念2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<9/11(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、セントライト記念2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:日本ダービー3着

アスクビクターモア


田村厩舎(美浦)
田辺騎手予定
戦績:3-0-3-1

今年のダービー1,2着馬は菊花賞には参戦予定ナシ。となると、3着馬のこの馬が暫定的に世代トップということになる。安定した先行力が武器で、戦績からも昨年のタイトルホルダーにイメージがダブる。もしトライアルのここを勝つようだと本番は1強ムードになる可能性もあるだろう。距離も2400mまでこなしたことから、2200mに関しては自信を持った騎乗ができるはずで、この馬がレースに中心になりそうだ。

【WORLD分析班チェック】
相変わらずウッドで迫力ある動きを披露

常に稽古は動く馬ではあるが、ひと夏越してウッドでの走りは更に迫力を増している。掻き込みが強いフットワークで、蹴り上げるウッドチップの高さも他の馬より1.5倍くらい舞い上がる。走りを見る限り、スタミナ面に全く不安は感じない。




前走:山藤賞1着

ローシャムパーク


田中博厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:2-2-0-0

サンデーRで“菊花賞の秘密兵器”と呼ばれているのがこの馬。ルメールは未勝利からコンビを組んで「ハービンジャー産駒でスタミナがある。心臓が強い。跳びが大きい」と評価していて、コメントからもいかにも菊花賞向きのタイプと言えそうだ。現在賞金900万でこのままでは菊花賞出走も難しく、今回は権利取りが絶対条件。それだけに陣営の本気度はかなり高いと見てイイ。

【WORLD分析班チェック】
田中博厩舎は初重賞勝利が懸かる

今年大躍進の田中博厩舎だが、意外にも重賞出走はそんなに多くない(まだ未勝利)。先週も紫苑Sで期待を持って挑んだサンカルパで権利獲りに失敗し、重賞に壁を感じる現状だが、「最低でも権利を獲ってGⅠに向かいたい」とこれまでの重賞参戦の中で一番のトーンを見せている。




前走:国東特別1着

ガイアフォース


杉山晴厩舎(栗東)
松山騎手予定
戦績:2-2-0-0

この馬を語る時に必ずついて回るのが「ドウデュースの新馬2着馬」ということ。着差はクビ差だったが、本当に互角の内容だったことからドウデュース級の実力の持ち主という印象がある。その新馬で3着だったのが後のGⅢウィナーのフェーングロッテンだったことも、この馬の能力が高いイメージを増長させる。実際にその後の走りも評価に値するもので、前走の国東特別ではレコードをマークしたように速い時計にも対応できた。坂もOKなのを証明しており、あまり不安材料は見当たらない。

【WORLD分析班チェック】
距離延びてさらに良さが出るタイプ

杉山晴師は「この中間もしっかりと動けている。ジョッキーも『すごくいい状態』と言ってくれてるし、とにかく順調にこれているのがいい。戦ってきた相手を考えても権利は取らないとね。距離延びても大丈夫の馬」と語り、指揮官の視線の先はすでに大舞台に向かっている。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!






セントライト記念2022予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<9/11(日)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • ①セントライト記念はダービー組の巻き返しに注意!

①セントライト記念はダービー組の巻き返しに注意!



秋競馬もスタートし3歳馬にとってはラスト1冠を目指してしのぎを削りあうトライアルレースの一戦が『セントライト記念」』である。ここで3着に入った馬たちは『菊花賞』への優先出走権を得られるものの、近年では本番につながり難いレースとも言われる。

それでも、レースで注目すべき存在はダービー惨敗組。ダービー二桁着順の馬、またはセントライト記念当日その馬の隣に位置する馬が近年では馬券に絡んでいる。2016年のプロディガルサン(ダービー10着)で3着に始まり、昨年のヴィクティファルス(ダービー14着)の隣アサマノイタズラが1着に来たように6年連続で続いているオカルトっぽいデータ。今年もダービー二桁着順馬が出走してきたら要注意!

もうひとつ気になる存在が「オニャンコポン」。現在、出走予定の1頭だが過去オニャンコポンが出走したレースでは⑧番絡みの馬番が馬券になっている。なお⑱頭フルゲートの場合は⑱馬も対象に…。単なる偶然でコチラもオカルトっぽいが⑧番絡みの馬には注意したい。なぜ⑧番絡みかと深掘りすれば、オニャンコポンは元々ちゃんとした意味がある馬名。しかし、昭和世代にとってはオニャンコと言えば「おニャン子クラブ」だろう。夕方、フジテレビ(8チャンネル)で放送していた生番組だ。過去メンバーだった面々も今では参議院議員になったり、デビュー40周年を迎えたりと現役で注目を浴びている。やはり8番には縁がありそうだ。余談だが会員番号8番は「国生さゆり」である。

【以上から今年の気になる候補】
・ダービー二桁着順の馬、またはセントライト記念当日、その馬の隣に位置する馬が近年では馬券に絡んでいる。
・「オニャンコポン」出走の場合に要注意の馬番はフルゲートの場合⑧or⑱番。



セントライト記念2022予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<9/14(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

セントライト記念をステップに菊花賞を勝ったのは、01年マンハッタンカフェ、15年キタサンブラック、そして昨年のタイトルホルダーの3頭がいます。数の上では断然、神戸新聞杯のほうが多いですが、近年はダービー上位馬が菊花賞をパスするケースも多く、流れは大きく変わりつつあります。今年も昨年の流れを汲みそうで、このレースも要チェックですね。


セントライト記念2022データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①菊花賞の賞金ボーダーラインを確認しよう

  • ②乗り慣れた関東ジョッキーに地元の利アリ!?

  • ③社台外厩はクラシック戦線を戦う上で必須アイテム

①菊花賞の賞金ボーダーラインを確認しよう



まずは菊花賞の出走ボーダーラインを確認しておこう。

①??????? セントライト1
②??????? セントライト2
③??????? セントライト3
④??????? 神戸新聞杯1
⑤??????? 神戸新聞杯2
⑥??????? 神戸新聞杯3
--------------------------------------
⑦アスクワイルドモア 3700※神戸新聞杯出走
⑧アスクビクターモア 3600※セントライト出走
⑨フェーングロッテン 3600
⑩プラダリア     3100※神戸新聞杯出走
⑪ピースオブエイト  2900
⑫オニャンコポン   2900※セントライト出走
⑬ジャスティンパレス 2300※神戸新聞杯出走
⑭ロードレゼル    2000※神戸新聞杯出走
⑮ショウナンマグマ  1700※セントライト出走
⑯ラーグルフ     1600※セントライト出走
⑯セイウンハーデス  1600
⑯ポッドボレット   1600

(以下は順番待ち)
⑲ヴェローナシチー  1500※神戸新聞杯出走
⑲ボルドグフーシュ  1500※神戸新聞杯出走
⑲ドゥラドーレス   1500
⑲ブラックブロッサム 1500
⑲セレシオン     1500
⑲ディナースタ    1500
⑲エピファニー    1500


賞金の状況から一応ここまでがボーダーラインとなっているが、セントライト記念・神戸新聞杯でどの馬が優先出走権を獲得するかによって状況は変わってくる。賞金1500万円まではだいたい出走が可能と考えていいだろう。あとは2勝馬(もしくは1勝馬)がトライアルで権利を獲って枠を埋めれるかどうか。1500万以下の馬にとっては、権利獲りが絶対条件になる。



②乗り慣れた関東ジョッキーに地元の利アリ!?



セントライト記念は“関東馬のための菊花賞トライアル”というニュアンスが強いのもあり、有力馬に関東騎手が乗ることが多いのもあるが、当レースははとにかく関東ジョッキーが強いことで知られる。2000年まで遡っても関西騎手が勝ったのは柴山と藤岡佑のふたりしかいない。(※外国人騎手と地方騎手がそれぞれ1勝がある)

蛯名  5勝
北村宏 4勝
田辺  2勝
田中勝 2勝
横山典 2勝

関東騎手は特定の騎手がぞれぞれ複数の優勝を挙げており、特に中山コースを得意にしているジョッキーの好走例が多い。

複数勝利のある田辺はアスクビクターモア、横山典はマテンロウスカイに騎乗するが、特に田辺は断然人気が予想されるだけに3勝目を挙げるチャンスだろう。ただ、関東騎手が強いからと言って、関西馬が勝てないという訳ではない点には注意したい。



③社台外厩はクラシック戦線を戦う上で必須アイテム



一連のクラシック戦線では“ノーザンF外厩”を利用していたかどうかが大きなキーワードになっている。セントライト記念も近8年のデータを確認しておくと、連対馬16頭のうち10頭が社台系外厩を利用していた。

天栄     6頭
山元トレセン 3頭
しがらき   1頭

なかでも関東圏のレースだけにやはり天栄組が断然強い。3着馬に広げても「天栄」経由が他を圧倒しており、天栄馬はそれだけで評価を上げて考えたい。

【今年の社台外厩チェック】
天栄
┗ベジャール
┗ローシャムパーク

山元トレセン
┗アスクビクターモア
┗オニャンコポン
┗キングズパレス
┗ボーンディスウェイ
┗ロンギングエーオ

しがらき
・・・該当馬なし



セントライト記念2022予想
『前走時の情報チェック馬』
<9/15(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ガイアフォース

杉山晴厩舎(栗東)
松山騎手予定
戦績:2-2-0-0

【前走】国東特別1着

・勝ってトライアルへ
前走時の情報・・・「体質面などの弱さがあって3月に未勝利をようやく勝ち上がったばかり。秋にはなんとか大きな舞台に間に合わせたい。プランとしてはあずさ賞を勝って、夏は北海道で2600mで連勝を飾って菊花賞へ向かえればベストだった。あずさ賞を取りこぼしたのは誤算だったけど、1勝クラスでは力が違う。今度は確勝くらいの気持ちで臨むよ。勝ってトライアルで権利を獲りたい」

★今回の見所ポイント
→陣営は菊を早くから意識
→権利獲りへ向け仕上げ万全



前走情報チェック馬②

キングズパレス

戸田厩舎(美浦)
松岡騎手予定
戦績:2-2-1-1

【前走】1勝クラス1着

・秋まで充電は青写真通り
前走時の情報・・・「プリンシパルSは使い詰めで疲れがあったけど、外を回って凄い脚を見せた。タイミングひとつで勝ってたね。OPでも勝ち負けできる能力があるのが分かったのは収穫だし、幼い面が改善して確実に力を出せるようになってる。上積みこそないけど、中5週空けて前走よりはマシ。ここを勝ってセントライト記念まで休ませたい」

★今回の見所ポイント
→春の青写真通りにこれている
→成長力次第で通用余地アリ



前走情報チェック馬③

ラーグルフ

宗像厩舎(美浦)
戸崎騎手予定
戦績:3-0-1-3

【前走】月岡温泉特別1着

・当初の予定は狂うも順調
前走時の情報・・・「ツメを悪くしたり、体調整わなくてラジオNIKKEI賞を使う予定が延びた。でも今はだいぶ状態が戻ってきて力出せる仕上がり。自己条件で斤量差もあるのでさすがにここは負けたくない。初勝利を挙げたのが新潟外回りだし、脚質や決め手を考えればむしろ新潟向きじゃないかな」

★今回の見所ポイント
→古馬2勝クラス完勝
→中山外回りはプラス




セントライト記念2022予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<9/16(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ショウナンマグマ

尾関厩舎(美浦)
横山武史騎手
戦績:2-1-0-5

先行馬は多いが逃げたい馬はいない


僕が現役の頃に乗ったセントライト記念では、2004年のトゥルーリーズンという上がり馬で3着したのが最高でした。

1勝クラス(当時は500万条件)を勝っただけの実績しかなくて9番人気と低評価でしたが、夏場に使ってきた強みを生かしてダービー組相手にクビ・クビ差の接戦に持ち込むことが出来ました。期待以上の好走ができたことで、上がり馬でも通用可能なレースであることを実感したのを覚えています。

その時の経験から、僕は毎回このレースでは夏に力を付けた馬(春はまだ完成度が低かった馬)に注目してみるようにしています。ダービー上位組が出走してくれば、それとの比較でだいたいの勢力図も把握することができますからね。


さて、展開面を見ていくと、先行馬が揃っていますが、絶対にハナじゃなきゃダメという馬はいません。アスクビクターモアは菊花賞のことを考えたら好位で折り合い重視で運びたいはずですし、上がり馬として注目を集めるガイアフォースにしてもローシャムパークにしてもそこまで出脚が速い馬ではなく、どちらも好位でジワっと運んで勝負所で押し上げる馬です。

前走で逃げ切り勝ちとなったマテンロウスカイも、最初から逃げたかったというよりは、他が誰も来ないから1枠1番を生かしてそのまま逃げたというレースに見えました。この馬はそれまで差す競馬をしているので、前走はたまたまの逃げ切りと考えています。


明確にハナを主張するとしたら、ショウナンマグマではないでしょうか。1勝クラスを勝った時が逃げ切り、前走のラジオNIKKEI賞も逃げて2着に好走。現状はハナを切ることが好結果に繋がっており、積極的な騎乗が売りの横山武騎手への手替わりからも、同馬の逃げの可能性が大きいと思います。

先行勢が多い組み合わせだと「ハイペースになりそう」と思いがちですが、今年のメンバーはテンに速い馬が揃った組み合わせではなく、誰かが行けば番手に付けたいという馬が多いので、実はそこまでペースが上がらないのではないかと考えています。

先週のGⅢ・紫苑Sでも、結果としてスローペースのまま逃げ馬と番手の馬でワンツー決着となりましたが、馬場が良好であることも踏まえると、まだまだ逃げ馬には有利な状況でしょう。

おそらく多くの馬が2~3番手で流れに乗るアスクビクターモアをマークする形で運ぶと思いますが、アスクが慎重に乗ればその前で粘るショウナンマグマの粘り込みにチャンスがありそうです。僕ならこの馬でマイペースの逃げに持ち込んで粘り通す競馬をしたいですね。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは9/17(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『セントライト記念(GⅡ)』
『ローズステークス(GⅡ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

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