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【スプリンターズS】さあ、秋G1開幕!過去の傾向・注目データ&サイン馬券《最終更新》自身も制した一戦で大西直宏が注目する穴馬は?



スプリンターズステークス2023予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・スプリンターズステークスの過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

さあ秋のGⅠシーズンが開幕です!今年の電撃の6F戦は4歳馬が好調のようです。得意に上位3頭の注目度が大きいようですね。早速それらから見ていきましょう!




スプリンターズステークス2023予想
出走馬/枠順確定
<9/29(金)更新>


スプリンターズステークス (GⅠ)
10/1(日) 中山芝1200m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ナムラクレア牝456浜中俊
2テイエムスパーダ牝456富田暁
3ピクシーナイト牡558戸崎圭太
4ナランフレグ牡758丸田恭介
5ウインマーベル牡458松山弘平
6ママコチャ牝456川田将雅
7オールアットワンス牝556石川裕紀人
8メイケイエール牝556池添謙一
9アグリ牡458横山典弘
10マッドクール牡458坂井瑠星
11ジュビリーヘッド牡658北村友一
12ドルチェモア牡356西村淳也
13ジャスパークローネ牡458団野大成
14エイシンスポッター牡458角田大河
15キミワクイーン牝456横山武史
16モズメイメイ牝354武豊





スプリンターズステークス2023予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<9/24(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、スプリンターズステークス2023に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:キーンランドC1着

ナムラクレア


長谷川厩舎(栗東)
浜中騎手予定
戦績:5-3-3-3

前走のGⅢキーンランドCは貫録勝ち。外枠で苦労せずに馬場の良い所を通れたのも大きかったし、レースの流れに乗ってベストポジションを確保できた。時計の掛かる馬場は得意で楽々と1馬身突き抜け。ひとことで力の違いと言えるだろう。GⅠでは昨年のスプリンターズSが5着、今年の高松宮記念が2着とあと一歩まで迫っており、3度目の正直となるここは譲れない一戦になりそうだ。

【WORLD分析班チェック】
変わりやすい天気にあって馬場不問は強み

不良馬場でも実績があって天気と馬場に左右されないで走れるのが強み。今の中山は高速馬場が続いているが、もちろんスピード馬場がダメということもない。週末に天気が崩れて馬場が悪化するようなことがあればV確率はグンとアップする。




前走:セントウルS2着

アグリ


安田隆厩舎(栗東)
横山典騎手予定
戦績:5-2-2-3

前哨戦のセントウルSで本番に繋がるレースをしたのがこの馬。代打騎乗だった横山典が積極的にポジションを取りに行かず、ポジションがだいぶ後ろになったが、そこから直線向いてからは目の覚めるような伸び脚。控えたらこんなに切れ味を使えるのが分かったのは陣営にとっても大きな収穫だった。ハイペースが予想される本番で、後方から切れ味を使えるのは大きな強み。鞍上は引き続き継続なのであれば、同じ乗り方をしてくる可能性が高い。

【WORLD分析班チェック】
安田隆師は来年2月定年

ロードカナロアカレンチャンなど、短距離王国を築いた安田厩舎もこれが最後のスプリンターズSとなる。暮れに香港のGⅠもあるが、そこは選ばれるかどうかは未定だけに、陣営としてもここが渾身のメイチ仕上げは確実。勝負度合いは満点だろう。




前走:北九州記念2着

ママコチャ


池江厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:5-2-2-3

マイルから徐々に距離短縮してきたこの馬が、短距離路線のニューフェイスとして注目される。ソダシの全妹という血統馬で、以前から「短距離で大きなところを狙える」と言われていた。初の1200mとなった前走は重賞にしてはペースが遅くて逃げ切り勝ちとなったが、それでも課題の折り合いもクリアしてシッカリ伸びてきたのは収穫。折り合いのことを考えれば、やはりこの距離の適性は高そうだ。初の中山でも魅力は大きい。

【WORLD分析班チェック】
鞍上には頼れるリーディングJを起用

これまでは松山が主戦を務めることが多かったが、重賞日程の関係などで乗り替わりも重なり、ここ2戦は鮫島駿が騎乗していた。今回はさらに鞍上強化で川田を起用。この乗り替わりはプラスの効果しかなく、この馬にとっては非常に強力な援軍となるだろう。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




スプリンターズS2023予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<9/28(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • スプリンターズSのサインは一週前に出ていた!?

(9月28日)
『アグリ』をサイン馬に指名したところで前回は終了。その後、サイン的に大きな動きは見られない。毎回、的中は普通の競馬を予想しても難しいが、サインで的中した際には通常では取れないような配当を手にすることがある。それが楽しみでもある。

しかし、新たなサインを発見した。レース当日に行われるJRA主催の「凱旋門賞UMACA抽選会」。A賞には「クスミティーアナスタシア」が貰える。フランスに本社を置くお茶のブランド品。いろいろと種類がある中で何故に「アナスタシア」なのか?ロシアのプリンセスの名を戴くフローラルブラックティー。もともと創業の地はロシアだけに「アナスタシア」を使うのは納得。しかし、今回は選ばれた1択に意味がある気がしてならない。

それに相応しい馬名を持つが1頭いる。「キミワクイーン」。2頭目のサイン馬に指名し、レース当日は両隣にも注意したい。

(9月24日)
それでは簡単にオールカマーのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは4番人気ルメール騎乗の「⑬ローシャムパーク」。2着は1番人気横山和騎乗の「②タイトルホルダー」。3着は7番人気戸崎騎乗の「⑧ゼッフィーロ」だった。

サイン的には、ガイアフォースとチェスナットコートのサイン馬2頭に挟まれた⑧ゼッフィーロが3着に滑り込み、穴を演出した。2番人気のガイアフォースは5着。3番人気のジェラルディーナは6着に終わった。今週もズバリとは行かなかったがGI一発目は何とか当てたい。

さて話を戻して今年で57回目を迎える「スプリンターズS」。秋のGIレース一発目だけにズバリ的中させたいところ。すでにJRA関連のCMやサイト内ではポスターなどが公開されている。CMでは長澤まさみさんが「カツカレー」を推しているが意味不明…。春の高松宮組と新たな新興勢力と半々のメンバー構成だ。近年、スプリント路線は毎年のように勝ち馬も異なり、現在は世代交代の時期を迎えているかもしれない。

さて、サイン的に攻めたいところはいろいろあるが実は一週前のプレゼンターにヒントが隠されていると思っている。競馬のサインには様々なポイントが隠されているが過去のパターンでも一週前にサインを発して堂々と翌週に使っているケースも少なくない。当然だが毎年、リンクもの以外、サインは異なるものを発信し使われていると思っている。秋の一発目のヒントは一週前にあると見た。

ポイントは「工藤阿須加」氏。普段ならば前の週のものはスルーするのだがスプリンターズSの出走馬をチェックしていて気になる馬を発見した。それが「アグリ」。JRAの名前の意味を見れば「人名」とある。表向きの意味は、確かにそれだが調べていくと『農業=アグリカルチャー』という意味にもたどり着く。『農業』はオールカマーの時に使用したものだが、こちらが本筋の可能性も…。

変に思ったのがGIの日にプレゼンター的な人物が公表されていないからだ。なぜ、前週に工藤氏を使ってきたのかが謎。でも何らかのサインに使用されたとは思いたい。今回は『アグリ』をサイン馬に指名し出走した際には両隣にも注意が必要だろう。

【以上から今年の気になる候補】
・それに相応しい馬名を持つが1頭いる。「キミワクイーン」。2頭目のサイン馬に指名し、レース当日は両隣にも注意したい。
・今回は『アグリ』をサイン馬に指名し出走した際には両隣にも注意が必要だろう。





スプリンターズS2023予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<9/27(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

秋最初のGⅠだけに好発進といきたいところです。水曜段階ではまずはレース全体のイメージを把握しましょう。スプリンターズSはだいたい次の4つのポイントを押さえておけば最近の傾向が掴めるはずです。


スプリンターズS2023データ
最初に押さえておきたい4つのポイント!

  • ①ローテの組み方で本気度が丸分かり!?

  • ②当該距離以上の距離で実績ある馬が断然有利

  • ③絶対に押さえておくべきノーザンFの動き

  • ④夏のスプリント戦はすべて4歳馬が優勝

①ローテの組み方で本気度が丸分かり!?



現在の古馬スプリント路線には年間で10個の重賞が組まれている。

GⅠ…2個(高松宮記念、スプリンターズS)
GⅡ…1個(セントウルS)
GⅢ…7個(5鞍がサマースプリントの対象レース)


この番組構成を見ても、古馬短距離馬は次の2つに路線がハッキリと2極化しているのが分かる。

【①】G1狙いの王道路線
【②】サマースプリント狙い


スプリンターズSでは圧倒的に【①】の馬が強い。夏を充電した馬と夏に体力を使い切った馬がぶつかればそうなるのも自明。セントウルSは唯一のGⅡということでスプリンターズSの重要な前哨戦だが、同時にサマースプリントの最終戦でもある。このレースの出走時に各陣営がどんな思惑で使ったのかはシッカリと見直しておく必要があるだろう。

つまり、スプリンターズSの覇権争いは既に夏の前から始まっていて、このレースへ向けて各陣営がどのような戦略を持っていたかを把握できているかどうかが大事になる。

ちなみに、今年のサマースプリント王者は、CBC賞→北九州記念を連勝して21ポイントを挙げたジャスパークローネだった。



②当該距離以上の距離で実績ある馬が断然有利



1200mのGⅠが行われる舞台は、最後の最後に急坂が待ち受けるため単純なスピードで乗り切るのが難しい。過去のGⅠ好走馬を振り返ると、マイルの距離で実績を持った馬の好走が実に多いのが分かる。



●2015年
1着ストレイトガール  →マイルGⅠ①着
2着サクラゴスペル   →マイルGⅠ⑤着

●2016年 
1着レッドファルクス  →マイルGⅠ③着
2着ミッキーアイル   →マイルGⅠ①着
3着ソルヴェイグ    →マイルGⅠ⑤着

●2017年
1着レッドファルクス  →マイルGⅠ③着
2着レッツゴードンキ  →マイルGⅠ①着

●2019年
1着タワーオブロンドン →マイルGⅠ③着
3着ダノンスマッシュ  →マイルGⅠ⑤着
4着ミスターメロディ  →マイルGⅠ④着

●2020年
1着グランアレグリア  →マイルGⅠ①着
2着ダノンスマッシュ  →マイルGⅠ⑤着

●2021年
2着レシステンシア   →マイルGⅠ①着



1200mに限った話ではないが、一般的に底力が問われるGⅠ競走では、「当該距離よりも長い距離実績がある馬が有利」と言われる。

その理由は、息の入らないハイレベル戦になった時にそれまで培ったスタミナが最後に生きるからに他ならない。今年も『近走でマイルGⅠで好走実績のある馬は要注意』と言えそうだ。(今年のメンバーでマイルGⅠで掲示板に乗ったことがある馬は、ドルチェモア、ナムラクレア、メイケイエールの3頭)



③絶対に押さえておくべきノーザンFの動き



これまでスプリンターズS、高松宮記念の短距離GⅠ路線はノーザン勢があまり力を注いでこなかった。それは勝ち馬の馬主と生産者名を見れば一目瞭然だろう。

日本の短距離界が脆弱な理由として「ノーザンが本気でこの路線に着手しないからいつまで経っても海外馬にやられるんだ」という声は何年も前から言われていたこと。

しかし、3年前は絶対的エースのグランアレグリアを投入して08年スリープレスナイト以来のこのレース制覇を成し遂げた。当社でも社台情報部を中心に「ノーザンが本気で勝ちにきてる」ことをことさら強調し、グランアレグリアに確信の◎で本線ズバリの結果となったのは記憶に新しいところ。そして2年前もノーザンF勢のワンツー決着となった。

今年は社台クラブ勢が4頭出走するが、ノーザン生産組(オーナーは個人馬主)も含めて層が厚い。アグリ、ママコチャあたりの新興勢力には要注意だろう。



④夏のスプリント戦はすべて4歳馬が優勝



世代レベルでの比較で言えば、今年は4歳馬が最も強い。それは夏のスプリント重賞の結果を見れば明らかだろう。



函館SS   キミワクイーン(牝4)
CBC賞   ジャスパークローネ(牡4)
北九州記念  ジャスパークローネ(牡4)
キーンランド ナムラクレア(牝4)
セントウルS テイエムスパーダ(牝4)



今年の出走メンバーで人気が予想されるナムラクレア、アグリ、ママコチャ、ジャスパークローネはすべて4歳馬。やはり今年はこの世代が中心になるのは間違いなさそうだ。



スプリンターズステークス2023予想
『前走時の情報チェック馬』
<9/28(木)更新>



分析班
水谷

GⅠなどの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

エイシンスポッター

吉村厩舎(栗東)
角田河騎手予定
戦績:5-1-2-7

【前走】 セントウルS7着

【末脚は重賞級】
前走時の情報・・・ 「重賞を勝たせてあげたいし、手が届くところまでは来ている。前走のCBC賞では追い上げ及ばず6着に敗れたが、あれは完全な前残りの行った行っただっただけに、仕方がない。鞍上もマークする相手を間違えていたかな。差し脚質なので流れに左右されるけど、確実に脚は使ってくれる。展開が向いてくれれば勝ち切るシーンがあってもいいんだよね」

★今回の見所ポイント
→繰り上がり出走の運アリ
→Hペースなら豪脚生きる



前走情報チェック馬②

ピクシーナイト
音無厩舎(栗東)
戸崎騎手予定
戦績:3-2-1-6

【前走】 セントウルS8着

【復活は近い感触】
前走時の情報・・・ 「春より調整はしやすいし、追い切りもこの馬らしく動いている。アクシデントのあった春とは違い、ここまではスムーズに調整できてるよ。今は脚元を含めて何の不安もない。この状態で使えて、阪神1200mなら言い訳が出来ないかな。次が楽しみになるような競馬を期待している」

★今回の見所ポイント
→前走でキッカケは掴めた
→先行できれば一変も



前走情報チェック馬③

モズメイメイ
音無厩舎(栗東)
武豊騎手予定
戦績:4-0-1-2

【前走】 北九州記念10着

【好走はハナが条件】
前走時の情報・・・ 「モズスーパーフレアの後継者として期待している馬。輸送もあるので今週は馬なり調整。休み明けでも状態はいいと思います。初の小倉芝1200mだけど、なかなか逃げ切りが少ないレースという印象。どういうペースでいけるかだよね。あと、3歳牝馬で54キロのハンデは牡馬古馬換算だと『59キロ相当』なので、その斤量で大外枠をどう乗りこなすかかな。ハナに行けないと不安はある」

★今回の見所ポイント
→大敗の前走、条件は厳しかった
→3戦3勝の名手に戻る



スプリンターズステークス2023予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<9/29(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

マッドクール

池添学厩舎(栗東)
坂井瑠騎手
戦績:5-0-3-1

逃げ馬の後ろの第2集団からタイミング良く抜け出せ!


近年、スプリント路線は確固たる大物が不在で、やや小粒な印象が続いています。かつてのロードカナロアやグランアレグリアみたいな絶対的な存在がいないですよね。昨年から短距離GⅠは6~7歳馬が優勝しており、路線全体のレベルの低下が顕著になっています。

ただ、今年は夏のスプリント重賞5戦をすべて4歳馬が制しました。これは世代交代の兆しとも言え、メンバーの新陳代謝が進んでいるとも取れます。活きのいい若い馬たちが揃って参戦するので、それらがどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみがあります。

今年はやはり展開面が鍵を握りそうです。ジャスパークローネ(牡4歳)、テイエムスパーダ(牡4歳)、モズメイメイ(牝3歳)といった、何が何でもハナに行きたい馬が3頭います。これらの馬たちの主導権争いがどの程度激しくなり、前半3ハロンのペースがどこまで速くなるのか。それ次第で有利になる脚質が変わってくるように思います。

これらの3頭はハナに行くことが好走条件なので、どれだけハイペースになってもお互いに譲ることはしないと思います。そのため、僕は前半3ハロンは32秒台に突入すると仮定しています。展開的には、2番手グループの馬に有利に働き、さらに中団より後方の馬にも出番があるのではと考えています。

注目穴馬としては、逃げ馬3頭の直後で我慢ができるマッドクール(牡4歳)を挙げます。もともと未勝利から4連勝でオープン入りした際は「短距離界の新星」と高い評価を受けた好素材ですね。

重賞では2度ほど壁に当たっていますが、3走前のGⅢ・シルクロードS(1月29日)ではナムラクレアとわずかコンマ1秒差、2走前のOP特別(春雷S)では後の重賞ウィナーのキミワクイーンを破って優勝。これらの実績から、このメンバー相手でも通用する可能性が高いと判断できます。

同馬は速いタイムにも対応でき、中山コースでの優勝経験も持っているため、重賞ノンタイトルという以外にあまり欠点がありません。今回は人気の重圧からも解放されて、思い切った競馬ができそうですね。

逃げ馬3頭の直後でリズム良く運び、前が苦しくなったところを一気に抜け出す競馬をすれば、後続が追い上げる前に粘り込むシーンが期待できます。イメージとしては、昨年のスプリンターズSを制したジャンダルムのような騎乗が理想ですね。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは9/29(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『スプリンターズステークスGⅠ』
『シリウスステークスGⅢ』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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