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【スプリンターズステークス2021】レシステンシアvsダノンスマッシュ!?一発狙う伏兵も多数スタンバイ!



スプリンターズステークス2021予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

いよいよ秋のG1シリーズが開幕。第一弾はスプリンターズステークスですね!

スプリンターズSと言えばWORLDの大西直宏さんも現役時代に騎手で制したレース。このコースの適性や鞍上の乗り方など騎手目線の意見も取り入れながらジックリと分析していくつもりです。

そうそう、大西さんが勝った時は雨の不良馬場(2004年・カルストンライトオ)でした。今週末は台風の進路次第で馬場が荒れる可能性もありそうですが、そうなった時は元ジョッキーの意見は大いに参考になりますね!

それでは平日はスケジュール通りに更新するので最後までお付き合い下さい。




スプリンターズステークス2021予想
出走馬/枠順確定
<10/1(金)更新>


スプリンターズステークス(GⅠ)
10/3(日) 中山芝1200m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1シヴァージ牡657吉田隼人
2ミッキーブリランテ牡557和田竜二
3ラヴィングアンサー牡757岩田望来
4ピクシーナイト牡355福永祐一
5ファストフォース牡557鮫島克駿
6メイケイエール牝353池添謙一
7タイセイビジョン牡457三浦皇成
8ビアンフェセ457藤岡佑介
9クリノガウディー牡557岩田康誠
10エイティーンガール牝555横山和生
11ジャンダルム牡657浜中俊
12レシステンシア牝455ルメール
13アウィルアウェイ牝555戸崎圭太
14ダノンスマッシュ牡657川田将雅
15ロードアクア牡557田中健
16モズスーパーフレア牝655松若風馬





スプリンターズステークス2021予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<9/26(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、スプリンターズステークス2021に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:セントウルS1着

レシステンシア


松下厩舎(栗東)
ルメール騎手予定
戦績:5-3-1-2

初の1200m参戦だった高松宮記念は重馬場で時計が掛かったことで対応できたものの、高速馬場のスプリント戦は未知な部分があった。その課題を一発回答したのがセントウルS。シャンデリアムーンの作る前半3F32秒9のペースを楽々と番手で付いて回り、直線向いて余力を持ってスパート。休み明け初戦を走破タイム1分7秒2で走られては脱帽するしかなく、高速スプリントへの適性面の疑いは一瞬にして消え去った。

前走で2度目の騎乗となったルメールとの呼吸もバッチリで、坂コースも問題ないタイプ。ローテも含めて不安材料は見当たらない。「2歳の阪神JFを勝って以降はG1に手が届かず涙を飲んでいますが、いよいよ戴冠のチャンス到来じゃないですか」と陣営が自信満々なのも納得。このレース2連覇中の鞍上とともに胸を張って本番へ向かう。

【WORLD分析班チェック】
距離適性は短距離にシフトしつつある?

2歳~3歳春まではフットワークが大きくて、似たような軌跡を辿った同じダイワメジャー産駒のメジャーエンブレムとよく比較されりが、短距離を使うようになって走り方もピッチ走法になってより短距離色が強くなっている。「今のこの馬にとっては1200mがベスト」と厩舎もキッパリ言うように、心身ともに充実一途のこのタイミングで頂上決戦に向かえるのは大きい。




前走:チェアマンズスプリント6着

ダノンスマッシュ


安田隆厩舎(栗東)
川田将雅騎手予定
戦績:11-3-1-9

4歳時は春秋のスプリントG1はともに1番人気に支持されるも④③着。5歳時は⑩②着。「ゲートに不安」「道悪はダメ」と弱点も多く、G1ではもうワンパンチが足りない詰めの甘いタイプと烙印を押されかけていたが、5歳暮れから“もう一段上”のステージに登り詰めることに成功。キッカケは昨年暮れの香港スプリントだった。

馬を目覚めさせる騎乗で知られるライアン・ムーアがこの馬のスイッチを入れたことで覚醒し、海外で初G1制覇を達成するや、返す刀で道悪の高松宮記念も連勝。ちょうどこの馬のピークの時期を迎えている。あれから半年経って今回はぶっつけの参戦。どこまで春の勢いが維持できているかがポイントだが、昨年の走りが出来れば好勝負必至。

【WORLD分析班チェック】
鉄砲実績断然!休み明けでこそ狙える

この馬は休み明けのほうが走るタイプでもあってローテに関しては不安はない。1週前の坂路では重心を低くして地を這うようなフットワークで絶好の気配を見せており、仕上がりはかなり良好と言える。春秋短距離G1制覇に向け「負けたら駄目でしょ」と調教師の中では勝つのが前提くらいの気持ちのよう。




前走:セントウルS2着

ピクシーナイト


音無厩舎(栗東)
福永祐一騎手予定
戦績:2-2-1-2

3歳馬で距離2戦目ながらレシステンシア相手に同タイム入線。あの走りで厩舎も「適性は本物。もう自信を持っていい」と1200mに対しての自信を深めた様子。スプリンターズSに出走するためには前走で賞金加算が絶対条件だったため、前走時からかなり仕上げていたのは確か。だが、だからと言って上積みがないわけではなく、若い馬で回復も早く「高いレベルで状態は維持できている」とのことで上昇著しい3歳馬らしい勢いがある。

数多くのG1を勝ってきた福永はまだこのG1は勝っていない。5年前には自身が「最低の騎乗」と責めたビッグアーサーの取りこぼしもあって相性は決して良くないが、今年は騎乗18度目で初戴冠なるかに注目が集まる。

【WORLD分析班チェック】
厩舎は有力馬2頭出しで『逃げと中団』の2段構え

もう1頭の僚馬モズスーパーフレアは小細工ナシに今年も行くだけ。陣営としては当然この馬の逃げを意識してピクシーナイトの作戦を描いてくるだろう。どのあたりにポジショニングをするかのイメージを固めた状態でレースに臨めるのはプラス。このあたりはチーム戦(2頭出し)で臨む厩舎の役得。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも、昨年の万馬券的中の立役者アウィルアウェイ、スプリント重賞3勝のビアンフェ、他にもサマーシリーズからの参戦組など伏兵も多数おり、高配当含みのメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




スプリンターズステークス2021予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<9/29(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。
週末が近づくにつれて天気や馬場状態、調教から見る仕上がり具合などの詳細を詰めていくことになりますが、水曜段階ではまずはレース全体のイメージを把握しましょう。スプリンターズSはだいたい次の6つのポイントを押さえておけば最近の傾向が掴めるはずです。


スプリンターズステークス2021データ
押さえておきたい6つのポイント!

  • ①【厩舎の意図】陣営のローテの組み方で本気度が丸分かり!?

  • ②【短距離戦の常識】当該距離以上の距離で実績ある馬が断然有利

  • ③【この路線も制圧へ】絶対に押さえておくべきノーザンFの動き

  • ④【3歳馬は消し?】2000年以降はかなり苦戦傾向が続いている

  • ⑤【ルメールが連勝中】一番強い馬に乗せようとする動きが加速?

  • ⑥【展開のキーポイント】2頭出しを行うあの2つの陣営の作戦は?

①【厩舎の意図】陣営のローテの組み方で本気度が丸分かり!?



現在の古馬スプリント路線には年間で10個の重賞が組まれている。

 G1…2個(高松宮記念、スプリンターズS)
 G2…1個(セントウルS)
 G3…7個(5鞍がサマースプリントシリーズの対象レース)


この番組構成を見ても、古馬短距離馬は次の2つに路線がハッキリと2極化しているのが分かる。

【①パターン】海外含むG1狙いの王道路線
【②パターン】サマースプリント狙い


スプリンターズSでは圧倒的に【①パターン】の馬が強いというのが過去の傾向。夏を充電した馬と夏に体力を使い切った馬がぶつかればそうなるのも自明だろう。セントウルSは唯一のG2戦ということでスプリンターズSの重要な前哨戦だが、同時にサマースプリントの最終戦でもある。このレースの出走時に各陣営がどんな思惑で使ったのかはシッカリと見直しておく必要があるだろう。

スプリンターズSの覇権争いは既に夏の前から始まっていて、このレースへ向けて各陣営がどのような【厩舎の戦略】を持っていたかを把握できているかどうかが大事になる。



今年のメンバーで【①パターン】で臨む馬は…
★レシステンシア
★ダノンスマッシュ
★モズスーパーフレア



②【短距離戦の常識】当該距離以上の距離で実績ある馬が断然有利



春の高松宮記念でもよく言われることだが、『電撃の6F戦』は単純なスピードを競うだけのレースではない。最後の最後に急坂が待ち受けるスプリントG1は、マイルの距離で実績がある馬の好走が目立つ。

●2015年
①着ストレイトガール  →マイルG1①着
②着サクラゴスペル   →マイルG1⑤着

●2016年
①着レッドファルクス  →マイルG1③着
②着ミッキーアイル   →マイルG1①着
③着ソルヴェイグ    →マイルG1⑤着

●2017年
①着レッドファルクス  →マイルG1③着
②着レッツゴードンキ  →マイルG1①着

●2019年
①着タワーオブロンドン →マイルG1③着
③着ダノンスマッシュ  →マイルG1⑤着
④着ミスターメロディ  →マイルG1④着

●2020年
①着グランアレグリア  →マイルG1①着
②着ダノンスマッシュ  →マイルG1⑤着

2018年は単純にマイル重賞の好走歴を持った馬がいなかったため短距離馬が上位を占めたが、それ以外の年はマイルG1で掲示板以上の好走歴を持った馬が独占。

1200mに限った話ではないが、一般的にG1では「当該距離よりも長い距離実績がある馬が有利」と言われる。その理由は息の入らないハイレベル戦になった時にそれまで培ったスタミナが最後に生きるからに他ならない。今年も『近走でマイルG1で好走実績のある馬は要注意』と言えそうだ。



マイルG1好走馬は…
★レシステンシア
★ダノンスマッシュ
★クリノガウディー
★タイセイビジョン
★メイケイエール



③【この路線も制圧へ】絶対に押さえておくべきノーザンFの動き



これまでスプリンターズS、高松宮記念の短距離G1路線はノーザン勢があまり力を注いでこなかった。それは勝ち馬の馬主と生産者名を見れば一目瞭然。日本の短距離界が脆弱な理由として「ノーザンが本気でこの路線に着手しないからいつまで経っても海外馬にやられるんだ」という声は何年も前から言われていたこと。

しかし、昨年は絶対的エースのグランアレグリアを投入して、08年スリープレスナイト以来のこのレース制覇を成し遂げた。当社でも社台情報部を中心に「ノーザンが本気で勝ちにきてる」ことをことさら強調し、グランアレグリアに確信の◎で本線ズバリの結果となったのは記憶に新しいところ。

今年もその流れは継続している。ノーザンFは結果を出すたびにノウハウを蓄積していくため、今後しばらくこの路線でノーザンFの独占が続いてもなんら不思議ではない。



今年のノーザンF生産馬は…
★レシステンシア
★ピクシーナイト
★アウィルアウェイ

(個人馬主を除く)



④【3歳馬は消し?】2000年以降はかなり苦戦傾向が続いている



スプリンターズSの3歳馬は2000年を境に傾向が大きく様変わりしている。スピードの溢れた外国産馬が全盛だった2000年以前は3歳馬の健闘が目立っていた。いわゆる早熟の「○外の快速馬」が圧倒していた時代である。

92年ニシノフラワー ①着
94年ビコーペガサス ②着
95年ヒシアケボノ  ①着
97年タイキシャトル ①着
97年ワシントンカラー③着
98年マイネルラヴ  ①着


しかし、2000年以降は3歳馬で勝ったのは不良馬場で行われた07年のアストンマーチャンの逃げ切りのみ。2010年以降は3歳馬のエントリー自体も少なくなっているのが近年の傾向だ。

それだけに今年の3頭登録は新鮮味が感じられる(ヨカヨカの故障引退はとても残念)もので、中でもピクシーナイトは久々に人気を集める3歳馬の登場と言えるだろう。近年の傾向からは買いづらい3歳馬ではあるが、流れを変える結果を出せるかどうかに注目したい。



今年の3歳馬は…
★ピクシーナイト
★メイケイエール



⑤【ルメールが連勝中】一番強い馬に乗せようとする動きが加速?



ルメールが19年タワーオブロンドン、20年グランアレグリアでこのレースを連勝中。凱旋門賞と同時期に行われるため意外にもあまり騎乗機会がなく、過去に4度しか乗っていない。それで2勝を挙げるのだから本当に「勝ち方を熟知している」のだろう。特に昨年のグランアレグリアは1番人気を背負ってほぼ最後方の位置取り。見てる側はヒヤヒヤするも、ゴールから逆算しているかのような脚の引き出し方は「お見事」というしかなかった。

このレースに限らずG1ではほとんどのレースで「ノーザンFは一番強い馬にルメールを乗せる」動きを見せている。今年も前哨戦からレシステンシアに乗せることを決定し、その前哨戦もシッカリと勝ち切った。この秋のG1では常にルメールの騎乗馬をチェックすることとそれによる鞍上補正は絶対に欠かせないだろう。



今年のルメールの騎乗馬は…
★レシステンシア



⑥【展開のキーポイント】2頭出しを行うあの2つの陣営の作戦は?



昨年のこのレースをハイペースで引っ張った2頭モズスーパーフレアとビアンフェが再び顔を揃えた。両馬ともに「行かなきゃ持ち味が生きない」というタイプだけに、今年もお互い譲ることなく飛ばしてハイペースを演出するだろう。

ここで注目しておきたいのは、モズスーパーフレアとビアンフェはどちらも2頭出しである点。

モズスーパーフレア
→【音無厩舎】がピクシーナイトと2頭出し。

ビアンフェ
→【ノースヒルズ軍団】がジャンダルムと2頭出し。

逃げ馬と差し馬の2段構えでレースを使う場合、たいていは“どちらかに好結果”をもたらせるようにチーム作戦を立てるもの。日本では欧州競馬ほどあからさまなラビットは用意しないが、せっかく2頭使ってどちらも悪い成績だったというのではあまりにも勿体ないことで、どちらかが援護射撃に回るシーンは想定しておくべき。

特にノースヒルズ軍団は同じ馬主なのでそれをやりやすい立場にあり、僚馬ジャンダルムの差し脚を存分に生かすためにはビアンフェが昨年同様のペースで引っ張って差し馬向きの展開を作りたいはず。このような表に出ない舞台裏の情報も見逃し厳禁だ。



2頭出しによるチームプレーで恩恵を受ける馬は…
★ジャンダルム
★ピクシーナイト





スプリンターズステークス2021予想
『調教マル特ホース』
<9/30(木)更新>



いよいよ始まる秋のGⅠシリーズ。昨秋から京都競馬場が大規模改修に入ることに伴い、例年と異なる競馬場・コースでの施行を強いられるレースが続くが、スプリンターズSに於いては2014年こそ新潟開催だったが、中山芝1200mを舞台とすることで定着している。

よって過去の調教パターンを反映させやすいと推測するが、今回は2014年を除く、過去10回となる2010年以降のレースから傾向をまとめてみた。

●短距離戦の王道調教・坂路追い
まず、過去10回の3着以内馬(外国馬を除く)29頭中14頭が『当週&1週前が坂路追い』、他5頭がレース間隔が詰まっていることによる当週が坂路追いだった。時計や内容面の目安は馬、厩舎によって様々だが、前述の19頭中9頭が坂路の最終追い切りでラスト2Fを24.5秒以内でまとめているか(馬なりなら尚良い)、全体時計が50秒以下だった。今年でいえばクリノガウディー、ビアンフェ、モズスーパーフレアが当てはまる。


●脚質+調教コースとの親和性にも注目
先程の『坂路組』19頭以外の残り10頭はどうか、というとウッドを中心にコースでの追い切りとなる。興味深いのはコースで追い切った馬の多くが差す形を採っていたこと。ひと息で走れる坂路・脚の使いどころにメリハリの付けられるコースと、比較すれば合点のいくものだが、今年は以下がコース追いで調整してきた→エイティーンガール、タイセイビジョン、メイケイエール。メイケイエールは追い切りだけなら素晴らしい動きだったことも付け加えておきたい。

ということで、調教からの注目馬は以下の2頭になる。


調教マル特ホース①

モズスーパーフレア

音無厩舎(栗東)
松若騎手予定
戦績:7-3-2-14

・今年も坂路で好タイムを連発!

いつもよく見せるだけに挙げたくはなかったのだが、他の最終追い切りがひと息な馬も多く、調教駆けするとはいえ取り上げないといけないところ。中間の追い切りは全て坂路だが、3週連続で50秒前後の好タイム、しかもラスト2Fも23秒台、ラストも12秒を切るか否かという高いレベルを推移。ピッチ走法で坂路を走りやすいフォームとしても、6歳ながら相変わらず動きの良さは抜群。今年も自分の競馬はできそうだ。



調教マル特ホース②

アウィルアウェイ

高野厩舎(栗東)
戸崎騎手予定
戦績:4-1-4-10

・昨年並のデキには上昇中

坂路2本追いは従来通り。脚を横に掻き回すような走法でなかなか見栄えとしては他と比べ難いが、馬自身は良い頃の動きには達しているように映る。一般的には推奨し辛い走りとはいえ、これでも走ってきたのがアウィルアウェイ。それでいて、動き・時計は結果が出ている時と比較しても遜色はない。




スプリンターズステークス2021予想
『下馬評は低いが妙味倍増!』
ラストワン・注目穴馬

<9/17(金)更新>


分析班
水谷

スプリンターズS特集の最後は“前走ワケアリ敗戦馬”から注目穴馬のピックアップです。

金曜から土曜にかけて台風横断の予報があるためこのレースは馬場や枠次第で様々な馬が穴候補になり得ますが、今回ピックアップする馬は展開面から是非とも押さえておきたいオススメ穴馬を1頭を取り上げます!


下馬評低めの盲点注目馬

タイセイビジョン

西村厩舎(栗東)
三浦騎手
戦績:3-2-0-7

【前走成績】
セントウルS(7着/7番人気)

→2走前は不利あり、前走は出遅れと敗因アリ

マイル路線から短距離にシフトしてきたこの馬はまだ見限れない。2走前のCBC賞は久々の1200mで前へは行けず後方のイン追走も、直線で一瞬抜けかけたところで外から寄られてブレーキがかかる不利。まともなら2着のピクシーナイトとも差がなかったはずで、57キロを背負っていたことを思えば内容は悪くない。

前走のセントウルSはたまたまゲートでぶつかりタイミングが遅れて出遅れ。先行勢がそのまま雪崩れ込む展開だっただけに最後方ではさすがに圏内までは届かずも、上がり2位の32秒7の鬼脚を駆使して外から良く追い詰めている。あのレースでは上がり最速のジャンダルムばかりが目立ったが、画面では分かりづらいその後ろから追い込んだ同馬の走りも悪くはない。

中山コースは初めて&鞍上はテン乗りと言うことであまり注目されにくい存在だが、G1では朝日杯FS②着、NHKマイルC④着と善戦しており能力的にも足りている。逃げ先行馬がハイペースで引っ張ることが予想される今年の展開なら無欲の一発が炸裂する可能性は十分あってイイ。昨年のアウィルアウェイのような大外一気の追い込みがあるとしたら今年はこの馬が候補になる。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは10/1(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『スプリンターズステークス(GⅠ)』
『シリウスステークス(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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