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【スプリングステークス】混戦を制して一冠目に名乗りをあげるのは?《最終更新》ダービーJ大西直宏の注目馬



スプリングステークス2023予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・スプリングステークスの過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

弥生賞も終わって徐々に皐月賞の出走メンバーが固まってきましたね。残るはスプリングSの3議席と若葉Sの2議席。毎日杯で賞金加算して参戦する可能性もあるため、賞金ボーダーは常に最新の情報をチェックしておく必要があります。




スプリングステークス2023予想
出走馬/枠順確定
<3/17(金)更新>


スプリングステークス(GⅡ)
3/19(日) 中山芝1800m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1グラニット牡356嶋田純次
2メタルスピード牡356津村明秀
3アヴェッリーノ牡356木幡巧也
4ベラジオオペラ牡356横山武史
5ウィステリアリヴァ牡356吉田豊
6ジョウショーホープ牡356石川裕紀
7ドンデンガエシ牡356北村宏司
8シルトホルン牡356菅原明良
9アイスグリーン牡356西村淳也
10ホウオウビスケッツ牡356横山和生
11オールパルフェ牡356大野拓弥
12シーウィザード牡356柴田善臣
13トーセンアウローラ牡356丹内祐次
14パクスオトマニカ牡356田辺裕信
15セブンマジシャン牡356戸崎圭太
16ハウゼ牡356岩田康誠





スプリングステークス2023予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<3/12(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、スプリングステークス2023に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:京成杯3着

セブンマジシャン


高野厩舎(栗東)
戸崎騎手予定
戦績:2-0-1-1

クロノジェネシスやノームコアの甥にあたる血統馬。中山芝2000mのGⅠ⑥着→GⅢ③着と経験を積んできた。前走は勝ち馬の膨らみのアオリを受けて不利を受けてしまって不完全燃焼。上がりが速いレース、しかも短い直線での不利は挽回が難しい。それでも最後の伸びは能力の高さを示すもので、タイムが遅いレースでの3着だったという理由で評価を下げる必要はない。これまで4戦すべて上がり34秒台を駆使しており、いい意味でパフォーマンスは安定している。今回は戸崎騎手が騎乗予定。

【WORLD分析班チェック】
皐月賞を狙ったローテだけに権利が欲しい

関西馬ながら4戦のうち3度が中山という戦績。輸送も慣れたもので、馬体重の増減もほとんど気にしなくていいのは強み。とにかく皐月賞に出走させたいという陣営の気持ちがハッキリ出ており、ここは何としても権利が欲しいところ。




前走:朝日杯FS6着

オールパルフェ


和田雄厩舎(美浦)
大野騎手予定
戦績:2-1-0-1

朝日杯FSではハイペースを逃げて失速も、ペースを考えたら仕方ない面もある。前日に雨が降って適度に時計が掛かる馬場で、45.7-48.2のハイペースでは差し馬が台頭するのが自然。その朝日杯組では上位3頭が高く評価されるが、その次に内容が良かったのがこの馬だ。今回は初めて1800mとなるが、コーナー4つの内回りなら1Fの延長くらいは誤魔化しが利くだろう。前輪駆動の走法だけに、直線が短くなって急坂が待ち受ける中山替わりはこの馬にはプラスの見立て。

【WORLD分析班チェック】
中間は山元トレセンで充電してパワーアップ

非社台の宇あmだが、この中間は山元トレセンに放牧に出されて急勾配の坂路で乗り込まれている。これは2戦目の未勝利を勝った時と同じで、当時も16キロ増でパンプアップして戻ってきた。時期的に成長期だけに、更なるパワーアップも期待できそうだ。




前走:フリージア賞1着

ホウオウビスケッツ


奥村武厩舎(美浦)
横山和騎手予定
戦績:2-0-0-0

新馬1600m→特別2000mをともに逃げ切り。刻んだラップはすべてこの馬のものであるが、その数字だけみれば重賞級の素材であることがわかる。マイルのスピードがあって2000mのスタミナを証明している以上、その中間距離の1800mはドンピシャの印象さえ受ける。逃げれなかった時がどうかという点はまだ未知だが、競馬を見る限り控えても対応できそうな印象はある。これが3連勝を決めるようだと勢力図が大きく変わってきそうだ。

【WORLD分析班チェック】
全国リーディング1位の勢いは無視できぬ

年明けから快調に勝ち星を積み上げる奥村武厩舎。3月になっても全国リーディング1位の座についているのはかなり立派。まだまだ勢いは衰えそうな雰囲気はない。こうなると欲しいのは厩舎にとっての初となるGⅠのタイトルであり、そこへ有力馬を送り込むことで更なる勢いが生まれそうだ。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




スプリングS2023予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<3/16(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 3月19日は「ミュージックの日」!

(3月16日)
3月19日に限定した開催日には馬名にもヒントが隠されていた。それは馬名に【半濁音】の(パピプペポ)を持つこと。3着以内に1頭は半濁音を持つ馬が馬券に絡んでいた。これは「ミュージックの日」にも結び付く。そして、スプリングSは「フジTV賞」の冠が付いているだけに『8枠と⑧番』にも注意が必要だろう。

(3月12日)
それでは簡単にフィリーズレビューのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは人気は割れていたが1番人気吉田隼人騎乗の「⑫シングザットソング」。2着は7番人気北村友騎乗の「⑮ムーンプローブ」。3着には11番人気富田騎乗の「⑨ジューンオレンジ」だった。結果的にはサイン馬の「⑮ムーンプローブ」が2着に来て桜花賞への出走権利を獲得。勝った馬は8枠では無かったものの、3月12日の今回も音引きを持たない馬が勝ったことになる。

話を今年で72回目を迎える「スプリングS」に戻そう。皐月賞のステップレースとして位置づけられ近年では「キタサンブラック」や「ステルヴィオ」など後のGI馬も誕生している。施行日の当日は何でも語呂合わせにて『ミュージックの日』とされている。現在の登録馬を見渡せばサイン馬に該当する馬が一頭いる。

それは『ベラジオオペラ』だ。セントポーリア賞では直線突き抜け無傷の2連勝を果たしている。馬名の意味は見ての通り、冠名+歌劇。音楽の日にはドンピシャの一頭だろう。まずはコチラをサイン馬として指名し当日は両隣にも注意したい。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・それは『ベラジオオペラ』だ。馬名の意味は見ての通り、冠名+歌劇。音楽の日にはドンピシャの一頭だろう。まずはコチラをサイン馬として指名し当日は両隣にも注意したい。





スプリングステークス2023予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<3/15(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。今週は皐月賞トライアルのスプリングSを見ていきましょう。かつてこのレースにはかなりのビッグネームが参戦して勝ち上がりました。後のクラシックホースには次の馬がいます。

キタサンブラック、オルフェーヴル、ナリタブライアン、メイショウサムソン、ロゴタイプ、ミホノブルボン、ネオユニヴァース、タニノギムレット、アンライバルドなど。

近年は直行ローテが主流になったことや、レース間隔が詰まることを嫌ってこのレースに大物が参戦することが減ってきましたが、特に皐月賞に直結しやすいレースであることには変わりありません。


スプリングステークス2023データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①差し馬場継続、上がり最速馬が近6年ですべて馬券内

  • ②スローの後半勝負、真ん中より外の枠の方が競馬がしやすい

  • ③3歳牡馬の賞金の状況を確認しておこう

  • ④血統面での偏りがない

①差し馬場継続、上がり最速馬が近6年ですべて馬券内



この中山開催は開幕週から差し馬が台頭するシーンがあったが、3週目となった先週もだいぶ差し馬の伸びが目立っている。開催最終週となる今週も引き続きAコースだけに、差し馬に注意が必要だ。

この状況と関連してか、スプリングSも過去5年で上がり最速馬が【4.1.1.0】と全て馬券圏内入り。中山芝1800mと言えば、一般的には逃げ先行馬が有利なコースであるが、それでもこれだけ上がり最速馬が活躍するのは馬場傾向に沿いやすいという理由があるのだろう。このレースでどの馬が上がり最速の末脚を使うかは読み切れないが、シッカリとした末脚を持った馬が有利であるというのはイメージとして持っておかねばならない。



坂コースで上がり最速V経験アリ
・シーウィザード
・ジョウショーホープ
・セブンマジシャン
・ベラジオオペラ
・メタルスピード



②スローの後半勝負、真ん中より外の枠の方が競馬がしやすい



スプリングSでこの開催における芝1800mの重賞が3鞍目になる。同じ舞台で行われた重賞だけに先に終わった2戦は大いに参考になるだろう。

中山記念
1.47.1(S60.0-47.1)

中山牝馬S
1.46.5(S60.1-46.4)


どちらもスローの流れで後半が速くなったのが共通点。中山記念はヒシイグアス、中山牝馬Sはスルーセブンシーズが長く脚を使い、上がり最速で勝利を飾っている。また、どちらも内枠よりは外枠の馬の成績が良く、『真ん中より外目のほうが競馬がしやすい』ということを覚えておこう。



③3歳牡馬の賞金の状況を確認しておこう



クラシックとは切っても切り離せないのが賞金面と優先出走権について。いくら能力が高くても出走資格がなければ出走できないのだから、まずはその状況をチェックしておく必要がある。



【優先出走権】
タスティエーラ
トップナイフ
ワンダイレクト
(スプリングS①)
(スプリングS②)
(スプリングS③)
(若葉S①)
(若葉S②)

【3歳牡馬・賞金状況】
3900 ドゥラエレーデ
3000 ファントムシーフ
2900 フリームファクシ
2550 ダノンタッチダウン
2400 ソールオリエンス
2300 オールパルフェ
2300 ガストリック
2000 グリューネグリーン
1600 シャザーン
1600 マイネルラウレア
(短距離馬やダート馬は除く)


例年、皐月賞の賞金ボーダーは2000万円前後になることが多いが、今年もちょうどそのラインがボーダーになりそうだ。現時点ではこれらのメンバーはほぼ皐月賞に出走可能。あとはスプリングSと若葉Sの結果次第になるだろう。



④血統面での偏りがない



近10年の勝ち馬を血統を見てみると、父に複数の勝利を挙げた種牡馬もなければ、ブルードメアサイアー(=母父)を見ても被った種牡馬が1頭もいない。系統ごとにみても満遍なく好走しており、このレースで「何系が強い」という傾向はほとんどないと言っていいだろう。

数ある重賞でもこんな重賞は珍しく、どんなタイプの馬でも好走できることを示しており、乗り方やコース取りなどが大事になってきそうだ。



スプリングステークス2023予想
『前走時の情報チェック馬』
<3/16(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

オールパルフェ

和田雄厩舎(美浦)
大野騎手予定
戦績:2-1-0-1

【前走】 朝日杯FS6着

【ペースは問わない】
前走時の情報・・・ 「ペース云々はあるにせよ、前走で西の大物ダノンタッチダウンを完封した実績は確か。実際に阪神マイルで1分33秒2で走れたんだから、絶対に弱い馬じゃない。今回も同じような競馬ができればいい勝負になるはず。おそらく前走よりペースアップするだろうけど、そういう流れの方が競馬がしやすいよ」

★今回の見所ポイント
→出脚のスピードは一番
→小回りコース向きの機動力



前走情報チェック馬②

パクスオトマニカ
久保田厩舎(美浦)
田辺騎手予定
戦績:2-1-0-1

【前走】 若竹賞1着

【1800通過の時計優秀】
前走時の情報・・・ 「前走の葉牡丹賞は1800m通過1分47秒1だった。後方の馬で決まる中で2着とはコンマ3だったし、この馬も走る馬なのは間違いない。まだ奥がありそうだし、控える競馬ならもっと走るかもしれないよ」

★今回の見所ポイント
→控えても大丈夫のジャッジ
→中山経験が豊富



前走情報チェック馬③

ホウオウビスケッツ
奥村武厩舎(美浦)
横山和騎手予定
戦績:2-0-0-0

【前走】 フリージア賞1着

【ゲートさえクリアなら】
前走時の情報・・・ 「兄ホウオウユニコーンに似て体力があるタイプ。長く脚を使うレースになれば持ち味を生かせる。ゲート入りをゴネたりするのでそこだけ不安。この距離をこなせれば先の見通しが一気に明るくなるので楽しみにしてる」

★今回の見所ポイント
→1600、2000mの逃げVは価値高い
→馬体が増えているのも好感






スプリングステークス2023予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<3/17(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ベラジオオペラ

上村厩舎(栗東)
横山武史騎手
戦績:2-0-0-0

差しに構えても脚を使えるタイプ


ここはメンバーを見渡すと逃げ先行馬が多いですよね。権利が懸かるトライアルという事も考えると、どの馬もそう簡単にはポジションを譲らずに主張してくることが考えらえます。また、舞台の中山1800mは小回りコースですので、なおさら先行意識は強まるのではないでしょうか。

やはりそうなると鋭い末脚を使える差しタイプが狙いやすいです。しかし、そのタイプの馬があまり多くありません。パッと戦績から見えているところだとセブンマジシャンくらいでしょうか。ただ、この馬はおそらく人気を集めると思うので、あまり僕が取り上げる必要もないのかなと感じます。

そこで1頭取り上げたいのは、ベラジオオペラです。この馬は新馬→特別を連勝していますが、いずれのレースのラップを見ても後半の3Fが速い展開を番手から抜け出しています。ペースが遅いので2番手からとなっていますが、周りが速いペースを刻んでくれれば自然とこの馬は中団になるはず。自身は上がり33秒台を2度使っていますし、僕は控えても全然競馬が出来るタイプだと思います。

上村厩舎はまだ重賞勝ちもなく、クラシック出走も一度もないですが、こういう馬で是非権利を獲ってクラシック出走という厩舎にとっても掛け替えのない経験値を積んでもらいたいですね。ここは3連勝すれば皐月賞の主役になるチャンスでもあります。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは3/17(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『スプリングステークス(GⅡ)』
『阪神大賞典(GⅡ)』
『フラワーカップ(GⅢ)』
『ファルコンステークス(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

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