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【秋華賞2022予想】牝馬三冠ラスト!三冠なるか?《最終更新》『僕ならこう乗る』大西直宏の注目馬は?



秋華賞2022予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・秋華賞の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

今年も阪神2000mで行われる秋華賞。フルゲートが18頭ではなく16頭になるのは今年も同じです。今年はスターズオンアースの牝馬三冠が懸かって、より一層の盛り上がりとなりそうですね。ではさっそく有力馬を見ていきましょう。




秋華賞2022予想
出走馬/枠順確定
<10/14(金)更新>


秋華賞(GⅠ)
10/16(日) 阪神芝2000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ウインエクレール牝355松岡正海
2ライラック牝355Mデムーロ
3タガノフィナーレ牝355鮫島克駿
4ラブパイロー牝355酒井学
5ストーリア牝355松山弘平
6メモリーレゾン牝355古川吉洋
7スタニングローズ牝355坂井瑠星
8ナミュール牝355横山武史
9スターズオンアース牝355ルメール
10アートハウス牝355川田将雅
11エグランタイン牝355池添謙一
12ウォーターナビレラ牝355武豊
13エリカヴィータ牝355福永祐一
14ブライトオンベイス牝355秋山真一
15サウンドビバーチェ牝355岩田望来
16プレサージュリフト牝355戸崎圭太





秋華賞2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<10/10(月)更新>


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北野シズカ

まず最初に、秋華賞2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:オークス1着

スターズオンアース


高柳瑞厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:3-3-1-0

桜花賞7番人気、オークス3番人気で2冠達成。人気がなかったのは桜花賞当時はまだ1勝馬だったこと、オークスは18番枠を心配した声があったことが挙げられるが、どちらもキャリアハイと言える強さで完勝。本番に強い馬であることをまざまざと見せ付けた。大きなストライドで走る馬なので直線の長いコースも良かっただろう。

祖母スタセリタは欧州でルメールが乗ってGⅠ勝ち、叔母のソウルスターリングもオークスを勝って、この一族はルメールとの相性が非常にイイ。そのルメールが三冠を無事にエスコートできるかどうか、この秋華賞はそれこそが最大の焦点になる。

【WORLD分析班チェック】
厩舎は大きなプレッシャーとの戦い

管理する高柳瑞樹師はここまで大きな実績もなく、全国的にはまだマイナーな部類。厩舎とすればいきなり牝馬三冠という大きなプレッシャーを受けながら秋緒戦を迎えることになる。関西への輸送もあるが、人馬ともにレース当日まで平常心で臨めるかどうか。




前走:ローズS1着

アートハウス


中内田厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:3-0-0-2

オークスは積極的な競馬をして直線一旦は先頭に立つも、直線半ばから後退。今までスローの上がりの勝負には対応できたが、GⅠの消耗戦では対応できなかった。一言で言えば、まだ芯が入ってないということだった。

秋はそこが改善されるかが課題に挙げられてたが、前哨戦のローズSではその不安を払拭する走りを披露。川田も「春は走りのバランスがひと息だったけど、それをケアしながらここまで歩んできて、ある程度改善されていた。今日の感じならイイ雰囲気で秋華賞に向かえそう」と合格点。そのローズSから更に上積みがあれば逆転も視野に入る。

【WORLD分析班チェック】
秋華賞2着の母越えなるか?

パールコードは7度重賞に挑戦してタイトルに届かずも、娘はついに重賞制覇。母が2着に終わった秋華賞でのリベンジ態勢は整った。母ともコンビを組んでいた川田は、スターズオンアースで桜花賞を勝つも、オークスでは「お母さんの代わりにG1馬にしてあげたい」とアートハウスとのコンビ継続を選択した経緯がある。




前走:紫苑S1着

スタニングローズ


高野厩舎(栗東)
坂井瑠騎手予定
戦績:4-2-1-2

オークス2着馬がトライアルを制して好発進。体重14キロ増は成長分で、牝馬は夏を越して体を大きく増やした馬が活躍しやすい。好位で先行して抜け出す競馬はフラワーカップと似たような内容で、いかにも中山のお手本のような勝ち方だった。紫苑Sの勝ちタイムは平凡だったのはスローの展開だったためで、レースレベルの低さはあまり気にしなくていいだろう。

高野厩舎はナミュールとの2頭出しで、向こうはぶっつけに対してこちらはトライアルからの始動。「ナミュールは次も見据えていて、スタニングローズはここ狙いじゃないか」と見る向きもあるようだが、その真意はともかく厩舎の狙いはワンツー決着しかない。

【WORLD分析班チェック】
バラ一族にとっては因縁の秋華賞

オールドファンは良くご存知、曾祖母ロゼカラーは秋華賞3着、祖母ローズバドは同2着と秋華賞で悔し涙を飲んでいる。ちなみに、牡馬でも牡馬三冠でローズキングダムが④②②着、ローゼンクロイツが⑨⑧③着とあと一歩で手が届かなかった。“バラ一族”から久々に出た重賞馬のスタニングローズはGⅠに手が届くだろうか。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




秋華賞2022予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<10/10(月)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
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  • 3冠獲りに黄色信号!?

3冠獲りに黄色信号!?



先日のGI、日本ではスプリンターズSが、フランスでは凱旋門賞が行われた。凱旋門賞はレースを見ていた方はお分かりかと思うが直前に降った雨は尋常ではないレベルの降り方。ただでも重馬場でパワーを要する状態に拍車をかける大雨。あのような馬場になってしまうと昨年同様に馬場への適性と現地の馬場を知る者に優位に運ぶ。日本馬優勝の夢は持ち越しになったが、いつの日か頂点に立てる日を待ちたい。

そして、スプリンターズSは上位人気が敗れる波乱の結末。「シュネルマイスター」を注目馬に取り上げたがまんまとハメられた感じ。勝ったのは⑮シュネルマイスターの逆番②ジャンダルム。「英国」をキーワードに取り上げたが意味を広げて外国馬の括りにすれば3頭しか居なかったので対象馬が拾えた。馬番⑥こそうまく導けたが、もう一つ見落としたのは調教師の名前に木を持つというキーワード。②着したウインマーベルの深山。『深』の文字にもしっかり木が入っており完全なる見落としは反省したい。競馬で「タラレバ」は禁物だが反省は大事。

さて、今週末は3歳牝馬三冠レースの最終章、『秋華賞』。今年はスターズオンアースが3冠に王手をかけている。秋のGI一発目はCMの赤白黒の二枠を使用。結果的に白青赤とフランスの国旗色(凱旋門賞)で決めてきた。見えないところでサインは生きている。桜花賞、オークスから考えると連対番号は①と⑧(桜花賞)、⑧と⑱(オークス)。枠は白青桃。今回もどれかを使いたいところだがフルゲートならばサイン的には⑧番と最内、大外を気にしたい。

さらにCMでは単純に昨年の秋華賞をラストに持ってきていたが引っ掛けなのでは…。勝ち馬アカイトリノムスメで赤を連想させるがヒントはそこではないような気がする。そして秋華賞が始まって以来、関東馬が2年連続で優勝したことはない。アパパネの子から三冠を導けば単純にスターズオンアースだが…。関東馬が勝った翌年は関西馬の出番だが勝った馬は皆、前走重賞レースで連対していた(GIは3着まで)。そうなるとアートハウスとスタニングローズが浮かび上がる。果たして3冠馬誕生なのか、新たな新星が現れるのか注目したい。

【以上から今年の気になる候補】
・桜花賞、オークスから考えると連対番号①と⑧(桜花賞)、⑧と⑱(オークス)。枠は白青桃に注意。
・関東馬が勝った翌年は関西馬の出番だが勝った馬は皆、前走重賞レースで連対していたことからアートハウスとスタニングローズ。
・今年の芝GI3着以内には調教師の名前に『木』の文字がある(継続中)。深山、国枝、高柳、杉山、中村直、木村、相沢。





秋華賞2022予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<10/12(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

秋華賞は今年も京都ではなく阪神コースで行われます。舞台が替わるので求められる適性(血統や展開など)については考えを少し変える必要があるかもしれませんが、普遍的な傾向についてはそのまま使えるはずです。

秋華賞はだいたい次の6つのポイントを押さえておけば最近の傾向が掴めるはずですので是非チェックしておいてください。


秋華賞2022データ
最初に押さえておきたい6つのポイント!

  • ①優勝馬はその後も中距離路線の主役級として活躍

  • ②展開問わず上がり最速級の末脚を使える馬に要注意

  • ③人気を問わずディープ産駒が良く走るレース

  • ④トレンドは省エネ、オークスからぶっつけの馬が4連勝中!

  • ⑤春からの成長を示す『二桁馬体増』は好感が持てる

  • ⑥関東騎手には鬼門のレースも昨年はその傾向が破れた

①優勝馬はその後も中距離路線の主役級として活躍



過去の勝ち馬の名前を見れば分かる通り、秋華賞を勝った馬はそのほとんどが古馬になってからもG1級レースで勝ち負けを演じている。「超出世レース」と言ってよく、ジェンティルドンナ、アーモンドアイやクロノジェネシスのような年度代表馬クラスまで登り詰める馬もしばしば。(昨年の優勝馬アカイトリノムスメは骨折のため引退)

よって勝ち馬を検討する際は、真っ先に「来年の中距離路線の主役になれるような素材がいるかどうか」を考えるのがいいだろう。

▼近年の秋華賞の勝ち馬
アカイトリノムスメ
デアリングタクト
クロノジェネシス
アーモンドアイ
ディアドラ
ヴィブロス
ミッキークイーン
ショウナンパンドラ
メイショウマンボ
ジェンティルドンナ
アヴェンチュラ
アパパネ


今年の大物候補はやっぱり二冠馬スターズオンアース。桜花賞前は1勝馬のままだったが、常に馬券圏内を外さない安定した走りは光っていた。そして桜花賞は川田、オークスはルメールという名手に鞍上強化されたことで詰めの甘さが改善。一気に二冠馬に輝いた。

見た目の馬体の雰囲気やフットワークの大きさからも古馬になっても中距離路線の主役にあるだけの素質は感じられ、そのオーラも醸し出している。ここで牝馬三冠を達成して更に飛躍することはできるだろうか。



②展開問わず上がり最速級の末脚を使える馬に要注意



阪神コースで行われる秋華賞はそれまでの京都と展開面の傾向が変わるのかどうか。ひとまず京都の傾向は、どちらかと言えばHペースになることが多かった。その時々の馬場差が違うので走破タイムにはバラつきがあるが、それよりは前後半のバランスに注目頂きたい。


阪神
21年 61.2-60.0(1.2)

京都
20年 59.4-61.2(▲1.8)
19年 58.3-61.6(▲3.3)
18年 59.6-58.9( 0.7)
17年 59.1-61.1(▲2.0)
16年 59.9-58.7( 1.2)
15年 57.4-59.5(▲2.1)
14年 58.0-59.0(▲1.0)
13年 58.9-59.7(▲0.8)


こうしてみると前半が速くて後半のほうが時計が掛かる競馬が多い。秋華賞がこれまでに一度も逃げ切り勝ちがないのも、先行勢にとってプレッシャーの掛かる流れになりやすいことが挙げられる。

阪神開催となった昨年は、前半より後半が速い後傾ラップ。前半のペースは近年ではもっとも遅い61秒台となった。それでも前残りではなく中団からの差しが届いており、直線で登り坂が待ち受ける阪神では簡単には前残りとはなりにくい。もっと序盤のペースが上がられば更に差し馬が台頭する可能性はある。

コースの形態やラップ面からは、【上がり最速級の差し脚を使えるタイプが要注意】としておく。



③人気を問わずディープ産駒が良く走るレース



血統的にみると秋華賞も色々とトレンドが変化している。創設当時はタフな競馬になることが多くてダンシングブレーヴ産駒が強かった。エリモシック、キョウエイマーチ、テイエムオーシャンがたて続けに連対。

その後はクラシックで無類の強さを誇った大種牡馬サンデーサイレンス産駒がなかなか勝てないレースでもあったが、8年目でようやくスティルインラブが優勝。2年後にはエアメサイアで2勝目を挙げた。

2011年以降にになるとディープインパクト産駒が出走するようになって、この10年でも5頭が勝ち上がり10頭が連対している。掲示板を独占することも多く、とにかくディープインパクト産駒はこのレースと相性がイイ。馬場の高速化も手伝ってこのレースがタフなスタミナ戦からスピード競馬に移行しつつあることを示しているだろう。


【ディープインパクト産駒の上位入線馬】

21年 アカイトリノムスメ ①(4人気)
20年 マジックキャッスル ②(10人気)
20年 ソフトフルート   ③(9人気)
19年 カレンブーケドール ②(2人気)
18年 ミッキーチャーム  ②(5人気)
18年 カンタービレ    ③(3人気)
16年 ヴィブロス     ①(3人気)
15年 ミッキークイーン  ①(1人気)
14年 ショウナンパンドラ ①(3人気)
13年 スマートレイアー  ②(2人気)
12年 ジェンティルドンナ ①(1人気)
12年 ヴィルシーナ    ②(2人気)


2010年代は主役級の人気馬がその実力通りに結果を出すことが多かったが、近年は伏兵馬が穴を開けることが多い。残り少ないディープ産駒だが、今年はウインエクレールが出走を予定している。



④トレンドは省エネ、オークスからぶっつけの馬が4連勝中!



オークスで3着以内に入った馬のぶっつけ参戦が【6.0.0.4】と好結果を残していて、近4年が4連勝中。トライアルを挟まず目標のレースに直行するのはこのレースに限らずどのGⅠレースでも主流になりつつある。

コロコロと距離や舞台が替わるような3歳戦ではぶっつけ参戦だと、なかなかそのレースのイメージを持ちづらい部分があるかもしれないが、これだけ好走例が多いとなるとそれまでの春二冠の成績を担保に信頼を寄せてもいいようだ。

トライアルを使う組のほとんどが賞金面が足りずに優先権を獲るためにそこで仕上げる必要があるが、賞金上位組は無駄な一戦を使わずに済むために余力という点でアドバンテージがある。このことからも早めに賞金を確保することは一連のクラシック戦線をどれだけ優位に進められるかが分かるだろう。



⑤春からの成長を示す『二桁馬体増』は好感が持てる



春(主にオークス)と比べて馬体がどれだけ増えたのかも最近はよく言われるポイント。勝ち馬はほとんどの馬が10キロ以上馬体を増やしているように、成長力が問われるレースになっている。


20年 デアリングタクト +14kg
19年 クロノジェネシス +20kg
18年 アーモンドアイ  +14kg
17年 ディアドラ    +12kg


去年のアカイトリノムスメこそ馬体増ではなかったが、それ以前の4年はこのように春から二桁の馬体増が続いていた。馬体については木曜日にJRAのホームページで「調教後の馬体重」が発表されるのでそこを参考にするといいだろう。その時点では二桁増の体重増が必要不可欠だ。

余談だが、古馬になって馬体をドンドン増やして年度代表馬までに成長したのがリスグラシュークロノジェネシスだった。リスグラシューはオークスまではなかなか馬体が増えずに馬体維持に苦労していたが、その秋から体質が強化されて走る度に馬体を増やして引退レースの有馬記念ではキャリアハイの体重であのぶっちぎりを演じている。やはり牝馬は体が走る度に体がビルドアップするような成長力を見せる馬が理想的だろう。



⑥関東騎手には鬼門のレースも昨年はその傾向が破れた



今年で27回目を迎える秋華賞だが、これまでの京都芝内回り2000mは「トリッキーなコース」と言われ、騎乗経験が少ない関東ジョッキーには鬼門とされてきた。過去26回で関東ジョッキーが勝ったのはたったの3度だけ。


吉田豊 (97年メジロドーベル)
蛯名正義(10年アパパネ)
戸崎  (21年アカイトリノムスメ)


しかし、阪神開催となった昨年は戸崎が久々に関東騎手として勝利を手にし、西高東低に一矢を報いた。阪神2000mは中山2000mに近いレイアウトだけに、関東騎手でも乗りこなせたのかもしれない。

また、厩舎で言えば国枝厩舎が3勝して近4年が4連対という好相性。ハッキリと秋華賞ノウハウを熟知しているようだ。今年は直前でサークルオブライフがパンクしてしまったのと、ローズSで権利を獲ったサリエラが出走しないのが残念だが、もう1頭の管理馬エリカヴィータで“5年連続”を狙っている。



秋華賞2022予想
『前走時の情報チェック馬』
<10/13(木)更新>



分析班
水谷

GⅠなどの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ウインエクレール

畠山厩舎(美浦)
松岡騎手予定
戦績:2-1-0-1

【前走】STV賞2着

・【オークス回避は予定通り】
前走時の情報・・・ 「春は押せ押せだったからね。オークス行かなかったのは予定通り。デビュー前からジョッキーがセンスを買っており、秋華賞で勝ち負けを意識している。放牧でリフレッシュしていい状態。勝って馬に自信をつけさせるべくクイーンSを自重してここにした。負けられない一戦くらいの気持ち」

★今回の見所ポイント
→兄ウインブライトは2000mのGⅠウィナー
→好位で立ち回れる器用さあり



前走情報チェック馬②

エグランタイン

笹田厩舎(栗東)
池添騎手予定
戦績:2-1-14

【前走】ローズS3着

・厩舎スタッフも驚く成長ぶり
前走時の情報・・・「放牧を挟んでから馬の形が良くなって筋肉も付いたことで稽古も動けるようになって…。すごく成長して帰ってきてくれた。粘り強さに加え、瞬発力までも備わってきたんだ。馬って短期間でここまで変わるもんなんだね。同世代の牝馬同士の戦いなら面白いんじゃないかな」

★今回の見所ポイント
→人気薄で権利取りもフロックに非ず
→2000mの距離も好相性



前走情報チェック馬③

ウォーターナビレラ

武幸四郎厩舎(栗東)
武豊騎手予定
戦績:3-1-1-3

【前走】クイーンS10着

・賞金加算を狙って北上
前走時の情報・・・「夏の重賞では軽量生かした3歳牝馬の活躍が目立ってるし、桜花賞で負かしたナムラクレアが函館スプリントSを楽勝したことを思えば、この馬も強い競馬で勝ち上がっても全く不思議じゃない。ラストの1冠に向けて好発進といきたいところ。ここは勝ち負けできるかどうかではなく、どんな勝ち方をするかだと思ってます」

★今回の見所ポイント
→思わぬ惨敗に成長力に疑問も?
→距離は2000mはギリギリ




秋華賞2022予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<10/14(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ウインエクレール

畠山厩舎(美浦)
松岡騎手
戦績:2-1-0-1

器用な立ち回りで一発を狙う!


秋の前哨戦は2鞍ともにオークス組が勝利。最大の上がり馬と目されていたサリエラ(ローズS2着)が出走しないとなると、春の勢力図に大きな変化はなさそうです。

その春の二冠馬スターズオンアースはぶっつけ参戦となりますが、近年の秋華賞ではぶっつけが好相性なのであまり心配していません。また、この馬だけでなく、スタニングローズ、アートハウス、ナミュールらも健在で、オークス上位馬が中心に展開されると考えています。

穴っぽいところで気になるのは、まったくの別路線組。唯一のディープインパクト産駒のウインエクレールです。

春はオークストライアルのスイートピーSを勝ちながらオークスへ出走しませんでした。その理由が脚元不安ではなく、間隔が詰まることや距離適性を考慮してのものでしたが、優先権を獲得して回避するのはなかなか大きな決断です。

これは「今を無理させず、先の成長を優先した」ということであり、その決断がここでプラスに働くかもしれません。香港でGⅠを2勝した半兄のウインブライトは内回りの芝1800mから2000mで活躍した馬なので、器用さのあるこの馬も舞台が合いそうです。

そして鞍上の松岡騎手。彼は今年重賞で7度の馬券圏内がありますが、その人気は順に⑪⑮⑥⑧⑤⑦⑦人気という伏兵馬でのもの。如何にも穴男の松岡騎手らしいですよね。

彼は特にウインの馬との相性が良く、ここも思い切った立ち回りから一発を狙ってくると睨んでいます。僕がこの馬に乗るとしても、2列目か3列目のインで脚を溜めつつ、直線早めに先頭に立つ競馬をするでしょうね。おそらく松岡騎手も同じように考えて乗ると思いますよ。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは10/14(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『秋華賞(GⅠ)』
『府中牝馬ステークス(GⅡ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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