【しらさぎS2025予想】新設マイル重賞にチェルヴィニア、レーベンスティールなど好メンバー集結!《最終更新》ダービーJ大西直宏が分析!土曜の傾向と馬場情報は?
サマーマイルシリーズ開幕を告げる新設重賞!初代勝ち馬に名を刻むのは誰だ?今年のしらさぎSの見どころポイント

進行を担当するハルカです。
今週は<しらさぎS(GⅢ)>を徹底分析していきたいと思います。

大西直宏
大西直宏です。
新設重賞だね。旧・米子Sから賞金もアップしたことで実績馬も出走予定だし、この先に向けても興味深い一戦となりそう。
人気は偏りそうだけど、穴っぽいところで走ってきそうな馬もいるし、馬券的にも面白いと思うので、情報面・分析面・データ面あらゆる角度からシッカリとアプローチしていきましょう。
土曜の傾向と馬場情報⇒
しらさぎS GⅢ
6/22(日)阪神芝1600m
出馬表
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | ボルザコフスキー | 牡6 | 57 | 吉村誠之助 |
2 | キープカルム | 牡4 | 57 | 坂井瑠星 |
3 | ラケマーダ | 牡5 | 57 | 小沢大仁 |
4 | ダディーズビビッド | 牡7 | 57 | 藤懸貴志 |
5 | ダイシンヤマト | 牡5 | 57 | 岩田康誠 |
6 | レーベンスティール | 牡5 | 59 | 川田将雅 |
7 | チェルヴィニア | 牝4 | 57 | C.ルメール |
8 | シヴァース | 牡4 | 57 | Mデムーロ |
9 | マテンロウオリオン | 牡6 | 57 | 横山典弘 |
10 | デビットバローズ | セ6 | 57 | 松山弘平 |
11 | タシット | 牡6 | 57 | 田口貫太 |
12 | コレペティトール | セ5 | 57 | 井上敏樹 |
13 | ダンツエラン | 牝3 | 51 | 松若風馬 |
14 | ニホンピロキーフ | 牡5 | 57 | 幸英明 |

まず最初に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

大西直宏
前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!

情報競馬のプロフェッショナル、『匠』チームから注目ポイントをお伝えする【匠のウマいい話】も必見です!

- チェルヴィニア
- 木村哲也厩舎(美浦)
- ルメール騎手予定
- 前走:ドバイSC6着
■牝馬2冠馬復活なるか!?
秋華賞以来、馬券に絡めていないチェルヴィニアですが、重賞勝ち実績のあるマイルに替わって復活なるか注目ですね。
この時期は“夏休み”を取っていることもあるルメール騎手が、この馬のために阪神に乗りに行くのはやはり期待が大きいからなのでしょうね。

チェルヴィニアに対するルメール騎手の評価は相当高い

マニアックス

以前から内々で言われていることですが、ルメール騎手のチェルヴィニアに対する評価は相当高いですからね。手放したくない気持ちは強いのだと思います

- レーベンスティール
- 田中博康厩舎(美浦)
- 川田騎手予定
- 前走:AJCC12着
■初のマイル戦はプラス!?マイナス!?
GⅠ勝ち実績こそありませんが、今回のメンバー構成ならこの馬も実績上位ですね。
今回のポイントは何と言っても初のマイル戦ですが、普段からテンションが高く折り合いに苦労するシーンもあるので、この距離短縮がプラスに働く可能性はあると思います。
栗東滞在して初のマイル戦に臨むレーベンスティール

チーム舟木

以前からマイルを使いたい意向はあったみたいですからね。栗東滞在で調整していることも含め厩舎サイドから本気度は使わってきています

- シヴァース
- 友道康夫厩舎(栗東)
- Mデムーロ騎手予定
- 前走:夢洲S1着
■得意の舞台で重賞初制覇が目前!?
この馬は前走が久々のマイルでしたが、強い競馬でしたね。時計が出やすい馬場だったとはいえ、勝ち時計『1.32.3』も優秀ですし、連勝で重賞制覇があっても驚けません。
前走は同じ阪神マイルで好時計勝ちしたシヴァース

キングダム

オーナーサイドゆかりの血統でもありますし、阪神はお膝元でもありますからね。そういった意味でも結果が欲しい気持ちは強いでしょう

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。
水曜日以降は『的中を引き寄せるマル特データ』や『匠』チームの注目情報チェック馬などを紹介しますのでさらに深くレースを分析していきましょう!

大西直宏
金曜の枠順確定後にはコース徹底解説や、出走メンバーを踏まえた展開予想もお伝えしますよ!

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吉田
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そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
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今週の注目サイン
「新設重賞」だけにヒントは?
(6月19日)
前回は「ラケマーダ」絡みで案内したが、新設重賞はヒントが乏しい。当日のイベントもピンと来るものはなかった。ならば名前由来の「しらさぎ」を深堀りした。しらさぎは姫路城の別名でもある。姫路城の歴代城主をチェックすると漢字こそ違うが、「本多」と「酒井」の姓が見当たる。今回は騎手坂井流星と調教師本田優から2頭をサイン馬に指名する。
そして、その該当馬は『キープカルム』と『ダンツエラン』の2頭。ならば『キープカルム』と『ダンツエラン』をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、両隣にも注意したい。
(6月15日)
それでは簡単に宝塚記念のサイン回顧をお話しよう。勝ったのは7番人気武豊騎乗の「⑫メイショウタバル」。2着は1番人気横山和騎乗の「①べラジオオペラ」。3着は10番人気ディー騎乗の「⑦ジャスティンパレス」と波乱の決着に…。
サイン的には、最後の最後で3枠5番が一矢報いるかと思ったが7番に差された。残念ながら宝塚記念も不発に…。なかなか今年のGIはひと筋縄ではいかなかったが夏場は何処かで穴馬券を的中させたいものだ。
さて、話を戻して今年新たな重賞に「しらさぎS」が新設される。例年、米子Sとして行われていたが今年から重賞レースに昇格。レース名の「しらさぎ」は世界遺産の白鷺城から取っている。
出走予定馬にヒットしそうな馬が1頭いる。それが『ラケマーダ』だ。名前の意味は「メキシコに存在する遺跡名より」。メキシコの現地では「城塞」と呼ばれる建造物群や「誓いのピラミッド」などが分布している。ならば『ラケマーダ』をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、特に両隣には注意したい。(続く)
結論
今年の気になるサイン候補
- ★『ラケマーダ』をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、特に両隣には注意したい。
- ★『キープカルム』と『ダンツエラン』をサイン馬に指名してレース当日は対角位置、特に両隣には注意したい。

「しらさぎSは今年から新設重賞ということで、前身である『米子S』をベースに考えていきたいと思います。
ココ4年でサマーマイルシリーズの王者となったトゥールジボン(24年)、メイショウシンタケ(23年)、ウインカーネリアン(22年)、ロータスランド(21年)はいずれも米子Sを勝っていましたからね。先々へ向けても重要な一戦になりそうです!」

大西直宏
「そうだね。様々なデータの側面でも角度から分析しておく必要がありそう。さっそく傾向をチェックしていこう」
的中テクニック1
4歳・5歳馬が中心に!?

高齢馬は不振だね……
過去10年を振り返ると4歳馬が【3勝】5歳馬が【5勝】と4・5歳馬が勝ち星の殆どを占めています。一方で、6歳馬は1勝止まり。7歳以上に至っては勝ち星ナシ。
暑さの厳しいこの時期は高齢馬にとっては辛いってことが分かるね。

マムシ
マイナス要素のデータですが、今年は7歳馬のダディーズビビッドが参戦。2走前には59キロを背負って当舞台で勝ち星を挙げていますが、割引が必要ということになりますね
的中テクニック2
前走のポジション取りに注目!

前々で進められる馬がいいですね!
過去10年を振り返りますと、前走で4角7番手以内で通過した馬が『馬券に絡んだ30頭中20頭に該当する』というデータがあります。
先週の阪神芝の馬場傾向を見てもイン前有利ですし、前々で運べる馬には注意したいですね

チームMK
安定してイン前を立ち回れるというタイプで言えばシヴァースでしょうか。久々のマイル戦だった前走でも3番手追走から強い競馬で押し切りました。どこの枠順を引くかでポジション取りはやや前後するかもしれませんが、注目の1頭と言えるでしょう
的中テクニック3
前走はマイル以上の距離が理想!

過去4年の勝ち馬はいずれも該当!
サマーマイルシリーズのチャンピオンに輝いた2021年以降の優勝馬4頭は、いずれも前走の距離が1600m以上でした。
やはり結果を残す馬はマイル戦に高い適性があることはもちろん、厩舎サイドの期待も“ソコ”にあるのでしょう

チーム舟木
ちなみに、先の優勝馬4頭には他にも共通点があって、いずれも『前走からのレース間隔が“中5週以上”』だった。暑い時期だからこそ、シッカリと間隔を取りつつ、ココ目標に定めているって感じだな。穴人気しそうなラケマーダあたりは割引が必要だ

木曜は『匠』チームから、前走時に注目すべき情報が入っていた馬を取り上げてもらいます。

大西直宏
前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことは非常に大事ですね。
前走時の情報の中に、ここを使ってきた本当の意味や狙いが隠れている場合もありますよ。
匠の注目馬1
- デビットバローズ
-
エプソムC9着
- 上村洋行厩舎(栗東)
- 松山騎手
- 戦績:5-3-0-8
前走について

チームMK
「去勢後はメンタルも安定しているし、力を出せるようになってきた。ココを勝って安田記念へ行きたいね」と関係者は手応え十分。
今回の見どころポイント

見せ場は十分にありましたが、走り方を見ても左回りが合わなかった印象ですね。今回、右回りに替わるのはプラスでしょうし、今の雰囲気のままマイル戦に使ってくるのは非常に興味深いところです
匠の注目馬2
- マテンロウオリオン
-
新潟大賞典14着
- 昆貢厩舎(栗東)
- 横山典騎手
- 戦績:2-3-0-22
前走について

マムシ
「2000mが適距離かは分からないけど、年齢を重ねて精神的にもドッシリしてきたし、対応できると思うよ」と関係者。
今回の見どころポイント

結果的に前走は2000mが厳しかったですね。2走前のマイル戦では、イン前有利の馬場を後方から最速上がりで4着まで追い込んでいるように、マイルなら上位争いをしてもおかしくないでしょう。まぁ、ノリちゃんがどう乗るか次第ですが(笑)
匠の注目馬3
- タシット
-
ダービー卿CT7着
- 中川公成厩舎(美浦)
- 田口騎手
- 戦績:4-6-1-7
前走について

チーム舟木
「前走(東風S)は道悪が敗因。良馬場ならあんなことはないし、重賞でも好勝負できると思うよ」と関係者。
今回の見どころポイント

レース後の乗り役の話を聞いても良馬場でやれたこと自体は良かったと思いますが、枠なりに外々を回されてしまったのが痛かったですね。それでも最後まで脚を使っているように悲観する内容ではなかったと思います。今回のメンツでも侮れない1頭です

金曜は大西さんが「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップします。元乗り役ならではの着眼点はさすがと思わされます。

大西直宏
注目を集める人気馬を相手に、僕だったらどう乗って一発を狙うか?その考えや戦略をお伝えしたいと思います。
レースの見解
上位人気が濃厚なチェルヴィニアとレーベンスティールをどのように扱うかがひとつのポイントになるでしょう。そして“阪神マイル”の舞台だからこそ一発が期待できる馬をどのような扱いにするかが馬券の肝になってきそうです。
僕個人としては先の2頭についてこれまでの実績には敬意を表するものの、今回に関しては割引材料もあると思っているので別の馬、具体的に言えば、勢いのあるシヴァースあたりを中心に考えてみたいと思っています。

大西直宏が乗りたい穴馬
右回りのマイル戦という条件で、ぜひデビットバローズに乗ってみたいですね。
前走のエプソムCを見る限り、左回りよりも右回りの脚捌きがシッカリしていましたし、距離に関しても重賞の一線級相手だと1800mは長く感じたので。
陣営は前走時に「勝って安田記念へ」と話していたようですが、それは即ち「マイルならGⅠでも好勝負になる」という手応えの表れでもあるように感じます。
しらさぎSも実績馬がいますが、この条件替わりなら一発を狙ってみたいと思います。

このコンテンツでは今回の舞台となるコースを騎手目線で大西さんに解説して頂きます。

大西直宏
土曜の競馬終了後には、その週の傾向と最新の馬場状態分析をお届けします。お楽しみに!
しらさぎSGⅢ
レースコース解説
阪神競馬場の芝1600mは、外回りコースを使用するため、直線が長く、コーナーが比較的緩やかなので、スピードとスタミナの両方が求められるバランスの取れたコースと言えるでしょう。
最初のコーナーまで距離があるため先行争いは落ち着きやすく、内枠と外枠の極端な有利不利も少ないのが特徴。
3角から4角にかけては、外回りコース特有の緩やかなカーブが続くので、この部分で無理なく加速できる馬や、コーナリングの上手い馬が有利になる傾向があります。
そして直線。473.6mとJRAの芝1600mコースの中では長い部類。
ゴール前約200m地点から緩やかな上り坂(高低差1.9m)があり、ここでスタミナが切れる馬と粘れる馬の差が出やすいため、スピードとスタミナを兼ね備えた馬が勝利に一番近い馬ということになります。

阪神芝1600mはスピードとスタミナの両方が求められるバランスの取れたコース
■展開と馬場状態
不安定だった先週から一転、今週末の阪神は降雨の予報はホボないので、良馬場で行われることが濃厚。
とするなら、Bコース替わりも含め先週と近しいバイアス、具体的に言えば『イン前』が有利な馬場で競馬が行われると考えています。
展開としては、人気の2頭がどこまで積極的な競馬をするかでやや状況は変わってくると思いますが、枠の並び順からしてシヴァースのハナってこともあるかも知れませんね。
タシットの田口騎手が積極的に先手を主張したら、シヴァースが2番手、それにデビットバローズが続く形が一番イメージしやすいところでしょうか。脚質がある程度、両極端なのもこの一戦の特徴ではありますね。
■しらさぎSの有利なポジション
馬場傾向が先週と同じような状況と仮定すると、前々で運べる馬が有利なポジションと考えていいでしょう。後方勢は勝負所で動いていくなどの奇襲がなければ上位に食い込むことは難しいかもしれません。

勝負所の4コーナーで有利なポジションにいるのは?
土曜の傾向と馬場情報

■時計を持っている馬の激走には注意が必要
馬場状態は、終日『良』で推移。
土曜最終の芝1600m(1勝クラス)が『1.33.8』ですから、フラットか、通常よりも0.5秒ほど時計が出やすくなっている馬場と判断していいでしょう。
日曜の阪神は雨予報がありませんので、この傾向はホボ継続すると考えると、時計を持っている馬の激走には注意が必要ですね。
『1分32秒半ば~後半』を想定決着時計としたいと思います。

こうやって見ると魅力的な馬が多くて迷ってしまいますね。

大西直宏
多くのファンの方はそうだろうね。でも、実は今回はすでに狙いは大体決まってるんだ。それもほぼ3頭に絞り込んでいるよ。

本当ですか?それはぜひ教えていただきたいです!

大西直宏
OK。今回は特別だよ!
ただ、あまり公にしてしまうと馬券の妙味が薄れてしまうという可能性があるので、その3頭はサイト内で限定公開にしようか。
入手している情報もしっかりとお伝えしますよ!

さすが大西さん!
もちろん無料ですので、まだWORLDの情報をご覧になった事がない方はぜひこの機会をお見逃しなく!

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