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【関屋記念】秋にも繋がる真夏のマイル王決定戦!過去の傾向・注目データ&サイン馬券は?《最終更新》ダービーJ大西直宏の注目穴馬



関屋記念2023予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・関屋記念の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

サマーマイルシリーズの第3戦となる関屋記念。夏の重賞らしく、牝馬が半数近くエントリーしております。そしてノーザンFの生産馬が多数なので、外厩情報なども大きなポイントになるでしょう。早速、有力馬をチェックしていきます。




関屋記念2023予想
出走馬/枠順確定
<8/11(金)更新>


関屋記念 (GⅢ)
8/13(日) 新潟芝1600m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ディヴィーナ牝555Mデムーロ
2アヴェラーレ牝555戸崎圭太
3フォルコメンセ757大野拓弥
4コンシリエーレ牡457丸山元気
5セルバーグ牡458吉田豊
6フラーズダルム牝555木幡巧也
7フィアスプライド牝555北村宏司
8ララクリスティーヌ牝555菅原明良
9ミッキーブリランテ牡757丸田恭介
10カワキタレブリー牡457菱田裕二
11メイショウシンタケ牡557浜中俊
12ノルカソルカ牡657小林脩斗
13サクラトゥジュール牡657田辺裕信
14ロータスランド牝655内田博幸
15アナザーリリック牝555津村明秀
16ラインベックセ657石橋脩
17ビューティフルデイ牝555三浦皇成





関屋記念2023予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<8/6(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、関屋記念2023に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:中京記念1着

セルバーグ


鈴木厩舎(栗東)
吉田豊騎手予定
戦績:5-0-3-6

中京記念はハンデ55キロを生かして思い切った逃げが最高の結果を生んだ。人気どころはいずれも後方脚質だったのもあり、道中はほとんど後方からの圧力を感じずに乗れたのも追い風になったにせよ、1馬身半を付けて後続を完封したレース内容は悪くない。時期や馬場が違えど、過去にも2度マイルで1分32秒台の時計で走っており、速い時計には対応できる。

これまでの戦績からも逃げた時の方が好結果が出ているので、下手に溜める競馬を覚えさせるよりは、今回の競馬をドンドン磨いて行ったほうが良さそうだ。去年のサマーマイル王者になったウインカーネリアンが良いお手本になるだろう。

【WORLD分析班チェック】
鞍上が吉田豊へスイッチ

前走騎乗した松山は小倉記念(マリアエレーナ)に騎乗するため乗り替わりになるが、逃げの上手な吉田豊へスイッチするのは、引き続き“逃げ”を意識しているのは間違いない。人選的には最高のチョイスと言えそうだ。




前走:中京記念2着

ディヴィーナ


友道厩舎(栗東)
デムーロ騎手予定
戦績:4-2-2-7

ヴィクトリアマイル4着に続いて中京記念も2着。連続好走したことで、2走前がフロックでないことを証明した。じっくり構えて勝負所からジワっと進出するのがいいことを鞍上も良く分かっており、この馬とミルコの相性もかなり良い。今回も同じくミルコが乗るので、ここ2戦と同じ競馬になることがほぼ確実。

この馬の課題はやはり馬体重。前回も422キロと見た目が細くていかにも非力な印象だったが、今後はやはりもう少し体重を増やしたいところ。450キロくらいまでパンプアップするのが理想で、少なくともプラス体重で出走したい。

【WORLD分析班チェック】
勝てばサマーマイル王も視野に

夏のサマーマイルシリーズは、1戦目がメイショウシンタケ、2戦目がセルバーグが勝利。それらも同じレースに出走してくるが、ディヴィーナはここで優勝すればポイントで一気にマイル王に近付ける。厩舎としてもそこを目標にした使い方だけに本気度は高いだろう。




前走:Vマイル14着

ララクリスティーヌ


斎藤崇厩舎(栗東)
菅原騎手予定
戦績:6-3-0-4

前走のヴィクトリアマイルも状態は良かったが、牝馬同士とは言えGⅠの壁があったか、14着に大敗。とはいえ、着差にしたらコンマ8秒差なので着順ほど悪い内容ではない。ソダシの斜行でやや不利を受けてもいた。「上がり33秒台を使ってるし、この馬なりの走りは出来た」と厩舎は振り返る。今度は牡馬相手でもGⅢで左回りのマイルと条件は申し分ない。ひと息入っているが、しっかり調教をやれており、最終追い切りと輸送でちょうどいい体で出走できそうだ。ここで巻き返す可能性は十分ある。

【WORLD分析班チェック】
新潟コースは3戦して連対100%

左回りは合うというだけあって、新潟コースでは①①②着の実績。特に直線平坦コースでは伸び脚が抜群にイイ。鞍上の菅原との相性も良く、ジョッキーは新潟大賞典のカラテ以来の重賞Vなるか。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




関屋記念2023予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<8/10(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • このレースも外国人騎手が参戦した場合には要注意!?

(8月10日)
「関屋記念」の施行日には様々なイベントや記念日が設定されている。中でも目を引いたのは語呂合わせだが「夜景の日」。特に競走馬に直結しそうなサインは見当たらないように思える。ただ『景色』という点を強調すれば景観的に『桃源郷』というフレーズも当てはまりそう。今回の出走馬にその意味を持つ馬が1頭いる。それが『ロータスランド』だ。よって当コラムでは『ロータスランド』をサイン馬に指名し、レース当日には両隣にも注意したい。

(8月6日)
それでは簡単にレパードSのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは5番人気岩田望騎乗の「⑤ライオットガール」。2着は3番人気戸崎騎乗の「オメガギネス」。3着は8番人気秋山真騎乗の「⑪ルクスフロンティア」だった。

サイン的には今回は完敗ムード。サイン馬の「ハッスルダンク」も直線入り口で見せ場はあったがそこまで。内枠の馬たちも良いところがなく終わった。次回は巻き返したい。

話を戻して今年で58回目を迎える「関屋記念」。サマーマイルシリーズ第3戦となる。関屋記念の名称は昔、競馬場があった地名をそのまま付けたもの。目黒記念や鳴尾記念なども同様のケース。関屋記念の活躍馬には昔、関屋の『屋』の字からお店や職業に関する馬名の馬がよくきていた時代があった。近年では、その傾向も薄れサイン的には強調し難いレースとも言える。

施行時期も若干の変動はあるものの、現在は落ち着きつつある。そこで近5年の傾向を見てみると外国人騎手が参戦した場合には隣に位置した馬が、よく馬券に絡んでいる。また先週のアイビスSD同様に騎乗した外国人騎手も馬券に絡んでいる。残念ながら今年はホー騎手が参戦予定だったが先週の落馬負傷にて帰国。今のところ今年はミルコ・デムーロ騎手が参戦を予定している。出走してきた際には『ミルコ・デムーロ騎手』自身、また両隣にも注意したい。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・当コラムでは『ロータスランド』をサイン馬に指名し、レース当日には両隣にも注意したい。
・出走してきた際には『ミルコ・デムーロ騎手』自身、また両隣にも注意したい。





関屋記念2023予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<8/9(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

雨の降らない新潟はかなりのスピード馬場。今開催は1週目も2週目も2歳戦で芝レコードが出ています。台風発生の予報も出ているので今後の天気の変化には要注意ですが、先週までの馬場コンディションで開催されるようならばイメージがしやすいでしょう。


関屋記念2023データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①スローでもレコード更新が可能な舞台

  • ②前走でGⅠに出走組の信頼度は高い

  • ③騎手にも注目すべき点が多い一戦

①スローでもレコード更新が可能な舞台



2012年にレコードが樹立(1分31秒5)された時のことを振り返りたい。このレースは前半4Fが47秒0、後半4Fが44秒5という極端な後傾ラップになった。古馬重賞のマイル戦で前半47秒0はかなりスローと言える。

一般的にレコードが出る場合は、前半からハイペースになって全体時計を押し上げ、その結果レコードになることが多いが、このレースはその真逆になった。レース上がりはなんと32秒8。極限の後半のスピード持続力勝負となって全体的に速い時計となった。これは日本一直線の長い新潟ならでは為せることと言えるだろう。

今年の関屋記念の出走メンバーを見ると、逃げ先行馬が手薄なためスローな流れが予想されるが、1分31秒台の高速決着に対応できれば末脚勝負の追込み馬でも十分に勝ち負け可能できそうだ。



【1分31秒台持ちの馬】
・メイショウシンタケ
・ラインベック
・サクラトゥジュール
・プレサージュリフト(※回避)



②前走でGⅠに出走組の信頼度は高い



前走がGⅠに出走していて、尚且つ、このレースでも1番人気に支持されるような馬はかなり信頼度が高い。過去にそのパターンに該当する馬は12頭いたが、順に③②③①①②7③①①③③着と馬券圏内率が90%を超えている。

今年はそれに該当する馬がいないため全体のメンバーレベルが例年より下がるが、過去にGⅠで掲示板に好走したことがある馬は実績を評価する必要はありそうだ。



【GⅠ好走のある馬】
・ディヴィーナ(Vマイル④)
・カワキタレブリー(NHK③)
・ロータスランド(高松宮②)
・ラインベック(ホープフル④)
・プレサージュリフト(オークス⑤)



③騎手にも注目すべき点が多い一戦



今週から小倉が開幕し、日曜はGⅢ小倉記念も行われる。よって騎手は新潟と小倉に分散され、関屋記念の騎乗馬においても乗り替わりが発生している。

真っ先に注目すべきは、中京記念を制したセルバーグに吉田豊が騎乗することだろう。これは松山が小倉記念のマリアエレーナに騎乗するための乗り替わり。セルバーグは前走で逃げて勝ったことで、代役として逃げの上手な吉田豊が指名されたようだ。他にも松山のお手馬だったカワキタレブリーは菱田が騎乗(テン乗り)となる。

そして、この土日はルメールが札幌から新潟にやってくる。主に『サンデーRの大攻勢』に合わせた形(他のレースでも有力馬が多数スタンバイ)で新潟入りするが、その流れで関屋記念にはサンデーR所属のエターナルタイムに騎乗する。

エターナルタイムはまだ3勝クラスを勝ったばかり(重賞初挑戦)だが、母マジックタイムも古馬になってマイル重賞を2勝した馬で、関屋記念でもルメールが騎乗して3着に好走している。侮れない存在になりそうだ。

なお、ルメールがこの馬に乗ることにより、アヴェラーレは戸崎へ、コンシリエーレは丸山がそれぞれ騎乗することになる。

関屋記念2023予想
『前走時の情報チェック馬』
<8/10(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

アナザーリリック

林厩舎(美浦)
津村騎手予定
戦績:4-1-0-6

【前走】 ダービー卿CT10着

【津村が一番合う】
前走時の情報・・・ 「ここ2戦は新味を求めてダート使ったり、外国人騎手のに乗ってもらったけど、やっぱり乗り慣れた津村が一番合ってる。中山コースだと脚の使い処が難しいけど、GⅢなら能力は上位のはず」

★今回の見所ポイント
→新潟コースは2戦2勝
→今年まだ2戦目で余力十分



前走情報チェック馬②

アヴェラーレ
木村厩舎(美浦)
戸崎騎手予定
戦績:4-2-2-5

【前走】 京王杯SC4着

【成長著しい】
前走時の情報・・・ 「この中間からハードな稽古を課しているけどカイ食い落ちずに馬が精神的に成長感じる。今の充実ぶりなら重賞でも差のない競馬が出来そう。追い切り乗った助手もかなり自信を持っていたよ」

★今回の見所ポイント
→重賞でメド立った
→新潟コース向きの末脚タイプ



前走情報チェック馬③

ロータスランド
辻野厩舎(栗東)
内田博騎手予定
戦績:6-4-1-108

【前走】 ヴィクトリアマイル6着

【2年前の覇者】
前走時の情報・・・ 「高松宮記念が本当の勝負だったからマイルに戻ってどうか。この距離でも重賞を勝ってるからダメではないけど、相手も牝馬のトップマイラーが揃ってるからね。少しでも雨が降ってくれるのは歓迎かな」

★今回の見所ポイント
→2年前に勝った舞台
→GⅠでもコンマ6秒差






関屋記念2023予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<8/11(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

アヴェラーレ

木村厩舎(栗東)
戸崎騎手
戦績:4-2-2-5

最大の武器である末脚を存分に発揮せよ!


台風が接近しているというニュースは気になりますが、ここ2週間は良好な馬場で競馬が行われているため、雨が直撃しなければレコードに近い時計が出ると見ています。

少し人気のないところから注目馬を取り上げるなら、末脚がいかにも新潟の長い直線向きという馬で、展開がハマればチャンスありと見ているアヴェラーレが面白そうです。

前走はOP入りしてすぐに重賞挑戦でしたが、骨っぽい牡馬相手でいきなり4着に好走。スローペースとはいえ使った上りは最速の32秒5でした。もう少し距離があれば届いていた印象ですし、昇級していきなりこの競馬が出来るのだから、今は本当に馬が充実していますね。勝ち馬レッドモンレーヴは安田記念でも6着に好走しており、その馬との比較を考えてもGⅢなら十分に勝ち負けに加わってきそうです。

同馬はキャリア13戦のうち7度が上がり最速という末脚特化タイプで、今回の舞台設定はかなりこの馬に向くと思われます。母アルビアーノは重賞2勝の活躍馬で、マイルGⅠのNHKマイルCでも2着した実績の持ち主。仔にもそのポテンシャルが引き継がれてますね。

今回、鞍上は戸崎騎手に乗り替わり(主戦のルメール騎手がエターナルタイムに騎乗するため)となりますが、戸崎騎手は過去に一度乗ったことがありますし、新潟の長い直線ならばそこまで乗り方には注文は付きません。いつものように末脚を存分に引き出す騎乗をすれば乗り替わりによってパフォーマンスを下げることは考えなくていいでしょう。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは8/12(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『関屋記念GⅢ』
『小倉記念GⅢ』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

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