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【関屋記念2022予想】過去の傾向・注目データは?《最終更新》ダービーJ大西直宏が乗ってみたい穴馬は?



関屋記念2022予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・関屋記念の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

サマーマイルシリーズの第3戦となる関屋記念は、例年以上の豪華メンバーが集まりそうです。秋のマイル戦線を占う上でも注目度の高い一戦。まずは上位人気を集めそうな馬をチェックしておきましょう。




関屋記念2022予想
出走馬/枠順確定
<8/12(金)更新>


関屋記念(GⅢ)
8/14(日) 新潟芝1600m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1イルーシヴパンサー牡456岩田望来
2エアファンディタ牡556田辺裕信
3ゴールデンシロップ牡456Mデムーロ
4ザダル牡658戸崎圭太
5リアアメリア牝554菅原明良
6シュリ牡657津村明秀
7スカイグルーヴ牝554ルメール
8ダノンザキッド牡457川田将雅
9エンデュミオン牡556秋山真一
10ワールドバローズ牡456和田竜二
11ディヴィーナ牝454武豊
12ウインカーネリアン牡557三浦皇成
13レッドライデン牡556吉田豊
14ピースワンパラディ牡656柴田善臣





関屋記念2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<8/7(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、関屋記念2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:安田記念8着

イルーシヴパンサー


久保田厩舎(美浦)
岩田望騎手予定
戦績:5-2-0-3

1番人気に支持された安田記念は仕掛けが遅れて8着止まり。上がり32秒6という究極の末脚を使いながら届かなかったのなら仕方ないが、脚を余しての敗戦だったことで今回から岩田望騎手へ乗り替わり。これがキッカケとなって新しい引き出しを見せるかどうかが注目される。溜めれば末脚は現役でも屈指のレベルだけに、新潟外回りはピッタリ。秋に向けて好発進といきたいところ。

【WORLD分析班チェック】
この乗り替わりはプラスに働く公算大

田辺が言うには「ペースが遅かったので動くに動けなかった。自分でレースを作れないタイプの弱みが出た」とコメントしているが、当社アドバイザーの大西直宏は「もっと自在に動けるはず」と指摘する。ゆえに先入観がない騎手へのスイッチがプラスに働く公算が高い。




前走:安田記念6着

ダノンザキッド


安田隆厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:3-0-2-4

マイルCS3着、安田記念6着は実績最上位の存在。まだ古馬になっての重賞タイトルはないが、これまでGⅠ~GⅡしか使っていなかっただけで、2歳戦以来となるGⅢのここは大きなVチャンスだろう。「新潟マイルは東京とよく似ているし、左回りも問題ない。状態はとてもいいし、何とかしたいところ」と安田隆師も強くVを意識して臨む。ホープフルS以来となる重賞制覇なるか。

【WORLD分析班チェック】
人気するとコケるのがパターン?

GⅠであれだけやれるのだからポテンシャルを秘めているのは確かだが、3歳以降は人気すると人気以上に走らず、人気が落ちると好走を繰り返している。それだけに全幅の信頼を置けるかとなると微妙。強い相手のほうが力を出し切れる馬なのかもしれない?




前走:京王杯SC2着

スカイグルーヴ


木村厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:2-4-0-4

海外に帰国していたルメールがいよいよ復帰する。最初の週の目玉はこの馬。同馬とはこれまで①②5②①②②着と、連対を外したのは一度だけ。重賞でも3度の連対があるように、手の内に入れているお手馬だ。この馬も春のG1シリーズで何度もコンビを組んだお馴染みの木村厩舎&天栄の馬で、このチームの意思疎通については説明するまでもない。クラブの規定で来年3月には引退→繁殖入りとなるため、それまでに何としても重賞タイトルが欲しい。

【WORLD分析班チェック】
末脚性能とマイルへの適性が問われる

新潟外回りのマイルの舞台は、絶対的な末脚の絶対量が問われる舞台。近走は1400を中心に使われているように、どちらかと言えばスプリント色が強くなってきている。直線の長いコースでの末脚比べで牡馬相手をねじ伏せられるかどうかはやや疑問。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!






関屋記念2022予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<8/7(日)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • ①関屋記念の謎

①関屋記念の謎



全4戦あるサマーマイルシリーズも、この関屋記念で3戦目を迎える。夏競馬が終盤戦に差し掛かる中、猛暑や水害と尋常ではない状況は続くが、夏の重賞戦線も例年同様に一筋縄では行かないというのが本音だろうか。

競走名の「関屋」は、1964年までの旧新潟競馬場の所在地に由来しているもの。一昔前のサインでは名前に「屋」が付くことでお店屋や職業に縁のある馬名の馬がよく馬券に絡んで穴を演出していた。近年では殆どその傾向は見られず、サイン的な要素も薄いレースと言えそうだ。

ただ傾向としては1頭は前走「中京記念」組が馬券に絡んでいる事。まぁサマーシリーズに組み込まれているので当然と言えば当然の話。そして、新潟の千直ではないが出目的に毎年、7枠または8枠が馬券に絡んでくると言う点は無視できない。

関屋記念を勝つことでサマーチャンピオンがぐっと近づいてくると言えるかもしれない。過去には当レースを勝った馬で、「クラレント」、「ロータスランド」、「レッドアリオン」等がシリーズチャンピオンに輝いている。以前はハンデ戦だったが、別定戦になってからはGI出走経験がある実績馬の出走も増えている。マイル適正が高く、東京競馬場での実績がある馬には一目置く傾向は強く感じる。

今年、同日にフランスのドーヴィル競馬場で8月14日に行われる「ジャックルマロワ賞」(GI・芝1600メートル)の馬券を発売するとJRA発表があった。同じマイル戦だけに意外とコチラの方にヒントが隠されている可能性も…。特に日本から参戦するバスラットレオン(牡4歳、栗東・矢作)の馬番には注意したいですね。

【以上から今年の気になる候補】
・前走、中京記念組からの参戦馬には要注意!
・7枠または8枠の馬が馬券に絡みやすい
・同日に行われる「ジャックルマロワ賞」に出走する「バスラットレオン」の馬番



関屋記念2022予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<8/10(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

馬場さえ良ければレコードが出てもおかしくない今の新潟の芝コース。台風が発生したという予報も出ているので今後の天気の変化には要注意ですが、先週までの馬場コンディションで開催されるようならばイメージがしやすいレースに思います。


関屋記念2022データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①スローでもレコード更新が可能な舞台

  • ②前走でGⅠに出走組の信頼度は高い

  • ③騎手にも注目すべき点が多い一戦

①スローでもレコード更新が可能な舞台



2012年にレコードが樹立(1分31秒5)された時のことを振り返りたい。このレースは前半4Fが47秒0、後半4Fが44秒5という極端な後傾ラップになった。古馬重賞のマイル戦で前半47秒0はかなりスローと言える。

一般的にレコードが出る場合は、前半からハイペースになって全体時計を押し上げ、その結果レコードになることが多いが、このレースはその真逆になった。レース上がりはなんと32秒8。極限の後半のスピード持続力勝負となって全体的に速い時計となった。これは日本一直線の長い新潟ならでは為せることと言えるだろう。

ちなみに、2週前の芝1600mの新馬戦で、レース上がりが32秒0という究極の瞬発力戦となり、リバティアイランド(牝2歳)が上がり31秒4という驚異の末脚で差し切り勝ちを演じたが、この走りからも今の新潟の外回りコースは、上がり特化のタイプが十分に能力を引き出せる状況にあることが分かる。

今年の関屋記念の出走メンバーを見ると、逃げ先行馬が手薄なためスローな流れが予想されるが、1分31秒台の高速決着に対応できれば末脚勝負の追込み馬でも十分に勝ち負け可能できそうだ。

【1分31秒台持ちの馬】
・ウインカーネリアン
・エアファンディタ



②前走でGⅠに出走組の信頼度は高い



前走がGⅠに出走して、尚且つ、このレースでも1番人気に支持されるような馬はかなり信頼度が高いと思ってイイ。過去にそのパターンに該当する馬は11頭いるが、順に③②③①①②7③①①③着と馬券圏内率が90%を超えている。

今年はイルーシヴパンサーかダノンザキッドのどちらかがこれに該当しそうだが、安田記念でも差のない6着・8着を考えたら、どちらが1番人気になったととしてもその馬は上位争いに加わってくる可能性はかなり高い。データからは1番人気になるほうを大きくプッシュしたい。

【前走GⅠ出走馬】
・イルーシヴパンサー
・ダノンザキッド
・ディヴィーナ



③騎手にも注目すべき点が多い一戦



真っ先に注目すべきは、イルーシヴパンサーに岩田望が騎乗し、田辺がエアファンディタに騎乗することだろう。この乗り替わりについて意図を端的に言えば、田辺はクビで岩田望へ鞍上強化になる。田辺にとっては気の毒だが、安田記念の消極的な騎乗を見ればそれも致し方ないと言える。追える岩田望へのスイッチでイルーシヴパンサーのパフォーマンスがどこまでアップするか注目したい。

その田辺は同脚質のエアファンディタへスライドするが、この馬も持ちタイムや末脚の破壊力を考えれば圏内の1頭。降ろされた意地を見せて逆襲があっても驚けない。

他にはルメールが1か月半ぶりに日本競馬に復帰するが、久々の新潟コースへの騎乗となることにすぐに騎乗勘を取り戻せるか、シッカリと土曜の騎乗を確認しておこう。

ウインカーネリアンの三浦はこの馬の勝ち星6勝を全て挙げる好相性を誇り、僚馬レッドライデンを行かせて離れた番手集団の先頭をとって実質このレースを支配しそうなムード。乗り慣れている馬で自信を持って乗ってくるだろう。

そのレッドライデンは逃げの名手吉田豊を起用。近走の競馬を見る限り、逃げの手(場合によっては大逃げも)で来る可能性が高い。1頭だけ別の競馬をして、行った行ったのシーンには要注意。



関屋記念2022予想
『前走時の情報チェック馬』
<8/11(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ウインカーネリアン

鹿戸厩舎(美浦)
三浦騎手予定
戦績:6-3-0-8

【前走】米子S1着

・サマーマイル狙い
前走時の情報・・・「前回は勝ち鞍のなかった左回りで結果を出せた様に今の充実ぶりは凄いね。終いも止まらずに脚は使っていたし内容も良かったよ。中間も普段の調教からずっと乗りっぱなしで馬とコミュニケーションをとってきたし何とか勝ちたい。サマーマイルを狙ってるからね」

★今回の見所ポイント
→シリーズ初戦で目論見通りポイント加算
→ここを勝てば一気に優勝が視野



前走情報チェック馬②

ザダル

大竹厩舎(美浦)
戸崎騎手予定
戦績:6-0-2-7

【前走】エプソムC6着

・安田記念も視野にあった
前走時の情報・・・「前走のダービー卿CTは急遽の乗り替わりだったし、外を回ってきた差し馬が上位を占める展開と馬場。この馬は後方から馬群を突き、進路がなくて完全に脚を余したね。まともなら勝っていたと思う。本当は京王杯SCから安田記念を使いたかったけど、牧場の意向でエプソムCになった。今はマイルくらいがいいんじゃないかな」

★今回の見所ポイント
→左回りのマイル戦は条件ヨシ
→鞍上は戸崎と新コンビ



前走情報チェック馬③

スカイグルーヴ

木村厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:2-4-0-4

【前走】京王杯SC2着

・ベストは1400m?
前走時の情報・・・「1600mだと少し長いし、1200mは忙しい。現状は1400mがピッタリ。京都牝馬Sは勝てなかったけど、すごくいい競馬だったね。ルメールも褒めてたよ。1400mに使い出してからはずっと安定しているし、長く脚を使うタイプだから東京に替わるのもプラス。相手関係からしてもチャンスはあると思う」

★今回の見所ポイント
→1400mベストなのは気掛かり
→ルメールとの相性は抜群




関屋記念2022予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<8/12(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

エアファンディタ

池添学厩舎(栗東)
田辺騎手
戦績:5-3-0-8

最大の武器である末脚を存分に発揮せよ!


台風が接近しているというニュースは気になりますが、ここ2週間は良好な馬場で競馬が行われているため、雨が直撃しなければレコードに近い時計が出ると見ています。

少し人気のないところから注目馬を取り上げるなら、持ち時計からチャンスありと見ているエアファンディタが面白そうです。

オープン入り後はOP特別を1勝だけの実績ですが、その時の勝ちタイムが1分31秒9と高速決着に対応。残り200mを切ってから大外へ出して鋭い伸びを見せ、上がり33秒3という剛脚で差し切りました。負かした相手は、ダーリントンホールにファルコニアですから決して弱いメンバーでもありません。

キャリア16戦のうち13度が上がり最速という末脚特化タイプで、今回の舞台設定はかなりこの馬に向くと思われます。父ハットトリックはマイルのGⅠを2勝した名馬ですが、全成績【8.0.0.13】が示す通り、勝った8勝以外はすべて掲示板外という極端な成績の馬でもありました。エアファンディタもこの不器用な特徴を受け継いでいるのか、成績は安定しないもののハマった時は怖い馬でもあります。

この馬にイルシーシヴパンサーを降板させられた田辺騎手が騎乗というところにも注目できます。彼にも降ろされた意地があるでしょうし、相手のことは手の内に入れているので、どう乗ったら出し抜けられるか色々と策を練ってくるでしょう。イルーシヴパンサーが人気を背負って早めに動くのであれば、最後の最後まで脚を温存して大外一気を狙うのも戦法的には面白いと思います。ぜひヒモ穴に加えたいですね。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは8/13(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『関屋記念(GⅢ)』
『小倉記念(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

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