WORLD競馬web

メイン画像

【関屋記念2020】過去10年で1番人気は3勝止まり。万券恒例の穴重賞!

関屋記念2020予想
今年はこんなレースに

  • ・上がりの速さに釣られるな!『上がり最速馬0勝』
  • ・”格”が大事な別定G3戦
  • ・4番人気以下が波乱の立役者!

WORLD
北野シズカ

皆さん、こんにちは。 夏も馬券大好き♪ 北野シズカと申します。

ダービージョッキー・大西直宏さんも所属するWORLD競馬WEBで、私は社台グループの情報を専門にしています。

今週末は、新潟で行われるマイル重賞・関屋記念(GⅢ)。先週のWORLD競馬WEBではレパードS・エルムSともに的中馬券をお届け。夏の重賞を引き続き、仕留めていきたいものです

さあ、今週末も1週間かけてしっかり予習していきましょう♪

【最新更新:8月14日(金)】
出走馬&枠順確定速報
今回は走る番!『ラストワン穴馬』

関屋記念2020は、実績と勢いを秘める牝馬たちが複数登場。他にも、4歳~7歳まで幅広く、多方面から出走予定馬が揃いました。水曜日には過去のデータから見るおすすめ軸&穴を、木曜日には先週もズバリ好走の調教注目馬を公開中です!

【NEW】先週はタイムフライヤーを軸推奨!
関屋記念のマル特データ&オススメ馬!詳細はコチラ⇒


【NEW】エルムSでは5人気3着アナザートゥルース抜擢!
調教マル特ホース2頭はコチラ⇒


【NEW】12着大敗から巻き返す!
前走大敗馬に注目!ラストワン穴馬はコチラ⇒



関屋記念2020予想
出走馬&枠順確定!
<8月14日(金)更新>


関屋記念(GⅢ)
2020年8月16日(日) 新潟芝1600m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 プリモシーン 牝5 56 福永
2 ブラックムーン 牡8 57 内田博
3 アンドラステ 牝4 54 岩田望
4 メイショウグロッケ 牝6 54 柴田善
5 メイケイダイハード 牡5 56 石橋脩
6 アストラエンブレム セ7 56 北村宏
7 ジャンダルム 牡5 57 藤井
8 ミッキーブリランテ 牡4 56 岩田康
9 ハーレムライン 牝5 54 木幡巧
10 ミラアイトーン 牡6 56 横山和
11 クリノガウディー 牡4 56 横山典
12 エントシャイデン 牡5 56 川須
13 ドーヴァー 牡7 57 田辺
14 プロディガルサン 牡7 56 丸山
15 ペプチドバンブー 牡5 56 津村
16 グルーヴィット 牡4 56 デムーロ
17 サトノアーサー 牡6 56 戸崎
18 トロワゼトワル 牝5 54 三浦

過去10年の関屋記念
【枠順別成績】


枠番 着度数
(1着-2着-3着-4着以下)
勝率 連対率 複勝率
1枠(1-0-1-15)5.9%5.9%11.8%
2枠(1-1-1-15)5.6%11.1%16.7%
3枠(0-0-2-16)0.0%0.0%11.1%
4枠(0-2-1-15)0.0%11.1%16.7%
5枠(0-1-3-16)0.0%5.0%20.0%
6枠(0-2-0-18)0.0%10.0%10.0%
7枠(5-1-1-17)20.8%25.0%29.2%
8枠(3-3-1-18)12.0%24.0%28.0%

WORLD
北野シズカ

枠順の有利不利は少ないどころか、外枠のほうが好走率が高めなんですね。


分析班
水谷

新潟芝外回りのコースレイアウトは、スタートから3コーナーまでが長いですからね。外枠のロスがほとんど無いということです。この枠の並びだと、大外枠からトロワゼトワルが逃げることになるでしょうか。




関屋記念2020予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<8月9日(日)更新>

まず最初に、関屋記念2020に出走する予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

過去の成績や大まかな特徴はもちろん、前走時に入っていた情報も見ておきたいですね。


WORLD
北野シズカ

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:ヴィクトリアM8着
プリモシーン

木村厩舎(美浦)
福永騎手予定
戦績:4-3-1-8

2年前の関屋記念の勝ち馬。昨年の夏は中京記念を使ったが、今年はヴィクトリアマイル後の疲労が大きかったことと、中京記念が右回りかつ開催終盤で馬場の悪い阪神で行われることを考慮し、ジックリ態勢を整えて関屋記念に向かうことになったという。実績は今回の出走馬の中でもピカイチだ。

【WORLD分析班チェック】
出走馬の中でも実績ナンバーワン

これまでにマイル重賞を3勝。前走のヴィクトリアマイルは8着に敗れたものの、アーモンドアイに続く2番人気に支持されていました。夏競馬の好走歴も十分。あとは他馬より重い56キロ(牡馬換算で58キロ)を克服できるか。




前走:エプソムC4着
アンドラステ

中内田厩舎厩舎(栗東)
岩田望騎手予定
戦績:4-1-1-1

キャリア7戦の4歳牝馬で、前走のエプソムCはデビュー以来初めて3着を外す結果となってしまったものの、牡馬相手の初重賞挑戦だったことと不良馬場で展開の有利不利が大きいレースになったことを考えると非常に強い内容だった。初の重賞制覇なるか?

【WORLD分析班チェック】
左回りのマイルはベスト条件

「左回りの走りが良い印象があるので敢えてエプソムCに向かった」という厩舎サイドの判断も正解。今回は再び左回りの新潟を狙って関屋記念に参戦します。

マイル戦は4戦3勝で1800m戦よりも好成績。クラス2戦目の慣れなども含めて前走からもうひと押しが利きそうです。




前走:CBC賞14着
クリノガウディー

藤沢則厩舎(栗東)
横山典騎手予定
戦績:1-2-1-10

高松宮記念は1位入線も無念の降着。立て直して今度こそ本当の2勝目を、と臨んだCBC賞は58キロを背負いつつも1番人気の支持を受けたが、見せ場なく12着に大敗してしまった。

新潟は未経験も左回りは得意としている。当コーナーでも事前に指摘したように、今年のCBC賞は阪神開催となり、右回りとなったのは不幸だっただろう。

【WORLD分析班チェック】
今回は走る順番のはず?

ちなみに、クリノガウディーは昨年の中京記念から“左回りで人気以上の好走→右回りで人気以下の凡走→左回りで人気以上の好走…”という流れが綺麗に8戦続いています。

この法則からすると、今回は人気を落としてレースで巻き返す順番となりますが……?


WORLD
北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




関屋記念2020予想
昨年&過去10年のレース結果
<8月11日(火)更新>


昨年のレース写真
【関屋記念2019の結果】
1着ミッキーグローリー(2人気)
2着ミエノサクシード(6人気)
3着ソーグリッタリング(4人気)

逃げ馬が作った前半3F34.6秒のペースは、夏の新潟の高速馬場を考えれば平均的。道中フラット流れを、4角で後方3番手だったミッキーグローリーが、上がり3F32.2秒(メンバー中2位)の豪脚でまとめて差し切った。

ただし、関屋記念というレースは過去10年で『上がり3Fが最速の馬』が一度も勝っていないレース。それどころか『上がり3Fで上位3頭』まで範囲を広げても、一昨年プリモシーン、昨年ミッキーグローリーの2頭しか勝てていないのだ。


関屋記念
過去10年の勝ち馬一覧


勝ち馬 性齢 斤量 騎手 人気
2019ミッキーグローリー牡6ルメール561人
2018プリモシーン牝3北村宏511人
2017マルターズアポジー牡5武士沢577人
2016ヤングマンパワー牡4戸崎563人
2015レッドアリオン牡5川須572人
2014クラレント牡5田辺574人
2013レッドスパーダ牡7北村宏574人
2012ドナウブルー牝4内田博541人
2011レインボーペガサス牡6安藤勝564人
2010レッツゴーキリシマ牡5北村宏566人

【関屋記念2020の傾向と対策】
『1番人気馬の勝率はやや低め』
『4番人気以下が馬券圏内の半分以上』

過去10年の関屋記念で1番人気馬は3勝止まり。。一昨年・昨年は勝利したものの、それ以前は勝ちあぐねる傾向にある。

また、4番人気~10番人気の伏兵層の好走が多く見られるレース。この辺りに『3連単配当は過去10年、常に万馬券』の理由が隠れている。


関屋記念
過去10年の人気別成績


人気 着度数
(1着-2着-3着-4着以下)
勝率 連対率 複勝率
1人気(3-2-1-4)30.0%50.0%60.0%
2人気(1-2-0-7)10.0%30.0%30.0%
3人気(1-0-3-6)10.0%10.0%40.0%
4~5人(3-3-2-12)15.0%30.0%40.0%
6~10人(2-3-4-41)4.0%10.0%18.0%
11人~(0-0-0-60)0.0%0.0%0.0%

分析班
水谷

『上がりがキレる馬』が人気しやすい一方で、好走しているのは実は“そういう馬”ではない。この辺りに、高配当へ繋がるヒントが隠れているかもしれないぞ!







関屋記念2020予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<8月12日(水)更新>


分析班
水谷

皆さん、こんにちは。今日は分析部門の水谷がお送りします。本日は過去の傾向から、関屋記念2020の『軸馬・穴馬候補』をピックアップ!

枠による成績の話は各馬の枠順が出てからにするとして、今回は関屋記念の過去の傾向を紐解いていこう。


関屋記念
攻略に向けた2大ポイント

  • ・上がりの速さより「ある程度のポジション性能」

  • ・前走GI組・中京記念組の活躍が目立つ

新潟競馬場の外回りと言えば、日本一直線が長く(659m)、その長い直線を目一杯に使った末脚比べのイメージを持つ競馬ファンも多いことだろう。 しかし、こと関屋記念に限っては『上がりの速い馬が必ずしも上位に来るわけではない』という点に要注意。後述するデータの通り、過去10年の関屋記念では、上がり最速馬の勝利はゼロ。馬柱や成績表では“上がり”の項目に色が付かない『上がり4位以下』の馬が8勝している。


また、GⅠで負けた馬がしっかり立て直して、休み明けの関屋記念で結果を出すというのは一つのパターン。

昨年の勝ち馬ミッキーグローリーは秋のマイルCS以来だったので少し経緯が異なるが、2年前のプリモシーンはNHKマイルC5着からの勝利。安田記念、ヴィクトリアマイルの敗戦から立て直してきた馬も多い。

その他のレースでは、6年連続で連対馬が出ている“前走・中京記念組”には注目。しかし、今年は少し中京記念からのローテを考え直す必要があるだろう。


関屋記念2020
過去10年の4角ポジション別成績

いくら直線が長くとも
一気の追い込みは簡単ではない


4角の位置 着度数 勝率 連対率 複勝率
1番手(3-0-1-6)30.0%30.0%40.0%
2番手(2-1-0-8)18.2%27.3%27.3%
3番手(1-3-2-9)6.7%26.7%40.0%
4~5番手(1-0-1-18)5.0%5.0%10.0%
6~10番手(2-2-3-42)4.1%8.2%14.3%
11番手~(1-4-3-47)1.8%9.1%14.5%

関屋記念2020
過去10年の『上がり3F』順位別成績

上がりが速い=好走率が高い、ではない!


上がり3F 着度数 勝率 連対率 複勝率
1位(0-4-1-6)0.0%36.4%45.5%
2位(2-1-3-5)18.2%27.3%54.5%
3位(0-1-0-9)0.0%10.0%10.0%
4~5位(3-1-2-17)13.0%17.4%26.1%
6位以下(5-3-4-92)4.8%7.7%11.5%

▲上記2つのデータから『新潟外回りは直線が長い→上がりの速い馬が有利』という先入観は持たないほうが良いことが分かる。これが関屋記念というレースの本質だ。


関屋記念2020
過去10年の“前走”傾向 主に目立つのはこの2つ!


前走 着度数 勝率 連対率 複勝率
中京記念(2-5-2-38)4.3%14.9%19.1%
GIレース(3-1-2-16)13.6%18.2%27.3%

▲別定戦のGⅢレースということで、やはりある程度の『格』は大事! 特にGⅠ善戦組は素直に評価。

分析班
水谷

これらの傾向を踏まえた上で、今年の軸馬候補と穴馬候補をピックアップするぞ!



【軸候補オススメ】

プリモシーン

木村厩舎(美浦)
福永騎手予定
戦績:4-3-1-8

【推し材料】好条件データ
・2年前の勝ち馬で『過度な末脚型ではない』
・休み明け初戦の好走率が高い


今年のメンバーの中では文句なしの実績最上位で、2年前の勝ち馬でもある。

そのため斤量も他馬より2キロ重い56キロ(牡馬換算58キロ)だが、プリモシーン自身は56キロを背負って東京新聞杯を勝った実績がある。牝馬ながら斤量に負けず、牡馬混合戦の方が成績が良いという女傑タイプと言えよう。

さらに、プリモシーンの重賞3勝は全て休み明け。なかなかGⅠに手が届かない理由が『休み明けから力を出し切ってしまい、2戦目以降の上積みが少ない』ということなのかも。

それならば、秋の本番はともかく今回は勝ち負けということになる。



さて、序盤でも触れた『前走:中京記念組』の活躍。しかし今年は少々、疑う余地がある。というのも例年ならば……

・同じ左回り(中京・新潟)
・マイル戦でサマーマイルシリーズという関連性


これだけ見ると、中京記念組が関屋記念で走って当然かもしれない。

しかし、今年の中京記念は右回りの阪神で行われた。しかも連続開催の最終週で良馬場とはいえかなり悪条件になっており、最低人気のメイケイダイハードが勝つという驚きの決着になった。


果たして、2戦連続の好走があるのか? むしろ適性の違いで敗れた馬を狙うべきではないか?


関屋記念2020
前走:中京記念組

  • メイケイダイハード(1着)
  • エントシャイデン(3着)
  • ミッキーブリランテ(5着)
  • ブラックムーン(10着)
  • ペプチドバンブー(15着)
  • トロワゼトワル(17着)

【穴で要注目!】

トロワゼトワル

安田隆厩舎(栗東)
三浦騎手予定
戦績:5-4-0-9

【推し材料】好条件データ
・ヴィクトリアMは高速決着で4着好走
・先行力型、関屋記念の好走パターンに該当

今年に関しては“中京記念と関屋記念は、真逆の条件のレース”と考えても良いのではないか?

というテーマで『中京記念で全く力を出せなかった馬の巻き返し』を考えてみたい。

トロワゼトワルはヴィクトリアマイルで4着に健闘したが、中京記念は3秒7差のブービー17着。芝の1600mで日本レコード(1:30.3/昨秋の京成杯AH)を持っている快速牝馬に荒れ馬場の阪神は合わなかったということだろう。今週の新潟は良馬場になりそうな見込みで、スピードを活かす条件は整っている。

関屋記念はある程度のポジション性能が求められるという点でも、逃げ脚質を武器とするこの馬にとっては絶好のレースとなりそうだ。穴で要警戒!




関屋記念2020予想
『調教マル特ホース』
<8月13日(木)更新>


分析班
水谷

アイビスSDは
9人気3着ビリーバーを推奨!


エルムSは
5人気3着アナザートゥルースを推奨!


レース前の調教は、各馬の状態の良し悪しを見極めるバロメーターだ。レースごとに“結果に直結しやすい調教パターン”というものも存在するぞ!

今回、注目したポイントは3つ。

▼ ▼ ▼ ▼ ▼
  1. 夏場のコンディション管理は大事
  2. 1週前or当週に全体時計/ラスト1Fで速い時計
  3. 調教パターンに偏りなし

毎年、お盆の時季に行われることで定着しているレース。北海道や小倉のように滞在競馬という概念が薄い新潟で、暑さの中でのコンディショニングが高いレベルで求められる。それを数字面から見極めるにはどうすれば良いか?

⇒基本スタイルとしては東西トレセンで1週前なり当週に全体時計またはラスト1Fで速いタイムをマークしているケースを重視すべきだろう。


関屋記念2020の好走パターン
昨年の好走馬を例に取ると……

  • 2019年1着・ミッキーグローリー
    当週:坂路4F51.4秒

  • 2019年3着・ソーグリッタリング
    1週前:CWラスト1F11.7秒

続いて、好相性の調教パターンを見てみたい。

当然ながら東西いずれもウッドまたは坂路での仕上げが主体ではあるものの、出走数と好走率を照らし合わせても、このコースだから好相性ということはない様子。

過去10年をみても東西の区分を問わず、3着以内馬が揃って坂路だったり、ウッドだったり一致したケースはない。

また、昨年こそ突如として、関東厩舎かつ大手生産者グループの出走馬が新潟競馬場での滞在での調整を試みたものの、結果は伴わず。あくまでその馬、その厩舎が意図するスタイルの中でデキを高められればイイと理解したい。

調教マル特ホース①

アストラエンブレム

小島茂厩舎(美浦)
北村宏騎手
戦績:6-7-3-10

・1週前に好時計で態勢十分
・中10週以上は2-3-1-4と好相性

春の新潟以降、ひと息入れられるとノーザンファームの生産馬らしく、トレセン帰厩前から乗り込みを消化。トレセンに移ってからも7月下旬から時計を出し始め、坂路を中心に7本の時計をマーク。最終追い切りこそ坂路で4F54.9-41.2-27.5-14.2秒と極めて軽めに留められたが、秀逸だったのが1週前。同じく坂路で4F50.8-37.5-25.2-13.1秒を馬なりでマークしている。

当週でこれだけの調整で抑えられたのも、それだけ余裕があるという証拠さろう。坂路での自己ベストが49秒台ともともと攻め駆けする馬ではあるが、騎乗したジョッキーも無理をさせずに動いたものであり、セン馬らしく年齢的な陰りも感じさせない。



調教マル特ホース②

グルーヴィット

松永幹厩舎(栗東)
デムーロ騎手
戦績:6-6-5ー17

・馬場の荒れた坂路で好時計をマーク

当週:4F51.0-36.5-23.6-11.8秒
1週前:4F51.2-37.0-23.9-11.7秒

2週続けて好タイム。単に時計が速い理由だけで言えば、体重が極めて軽い見習いジョッキーが乗ったことが要因だと真っ先に考えがち。

ただし、着目すべきは時間帯。1週前6時55分、当週も6時57分といずれも馬場の荒れた時間帯での追い切りだから、状態が伴わずしてこれだけの数字は出てこない。1週前はしっかり追われていたが、最終追い切りは馬なりでのタイム。仕上がりの良化も感じさせる。




関屋記念2020予想
『前走ワケアリ敗戦で妙味倍増!』
ラストワン・注目穴馬

<8月14日(金)更新>


分析班
水谷

穴馬候補に困ったら、この馬をぜひ付け加えてみていただきたい!


【“負け方”に大事なヒントあり】
一般的に、人気になりやすい馬は『直近で勝っている馬』『馬柱で良い着順が並ぶ馬』。裏を返せば、『前走で負けた馬・着順が悪い馬』はそれだけで人気の盲点になりやすいもの。

しかし、「負けに不思議の負け無し」という格言もあるように、全ての敗戦には必ず理由がある。中には、次のレースに繋がるような敗戦も……。ココでは、常日頃からレース映像を何度も見返し、次なるヒントを探し当てることに魂を燃やすレース分析班より“前走で負けた馬”から注目すべき情報馬をピックアップ!


前走敗戦組からの注目馬

クリノガウディー

藤沢則厩舎(栗東)
横山典騎手
戦績:1-2-1-10

・前走CBC賞は阪神開催の不運
・断然の左回り巧者
・人気薄で好走→人気で凡走のキャラ

前走のCBC賞では1番人気に推されながら全く見せ場の無い12着。

「高松宮記念を勝ったとみなされて、ハンデ58キロを背負わされたのが響いた」という声もあれば、

「高松宮記念は重馬場で、初スプリントのクリノガウディーでも好位を取れるペースだったが、CBC賞はラブカンプーが暴走気味に飛ばしたせいで置かれてしまった」というラップ、展開面から敗因を分析する関係者もいる。

ただ、クリノガウディーのキャラクターとこれまでの戦歴を考えると、CBC賞の大敗は必然だったと言っていい。


未だに1勝馬で、馬券になった時は全て人気薄というクリノガウディー。とにかく後追いで人気になると走らない馬で、

・朝日杯FS2着後のスプリングS(4番人気6着)

・中京記念2着後の京成杯AH(2番人気7着)

・東京新聞杯3着後の阪急杯(3番人気7着)

・そして、高松宮記念1位入線後のCBC賞(1番人気12着)


と、好走した次のレースは全て人気を裏切っている。

更に、偶然なのか陣営に考えがあるのか、3歳夏以降は左回りと右回りのコースを交互に使い続けているが、

左回りでは②④③④着と好走している一方、

右回りは⑦⑦⑦⑫着と全滅。


人気の上下と左回り・右回りの違いに反応し、ジグザグの成績を刻み続けているのがクリノガウディーという馬なのだ。


分析班
水谷

今回は右回り→左回りの条件替わりで、人気もCBC賞よりは確実に落ちる。1着とは言わないが、これまでの法則通りなら着順を上げてくることは確実のように思われる。少なくとも、前走よりも断然“買い”のタイミングだ!






週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは8月15日(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『関屋記念(GⅢ)』
『小倉記念(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




PAGE TOP