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【皐月賞2022予想】次は牡馬の番!無敗馬多数の今年は馬券妙味も十分!注目データ・ヒント多数



皐月賞2022予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

今年の皐月賞は、とにかく未対戦馬が多くて横の比較が非常に難しいレースですね。無敗馬も多いので各馬のポテンシャルの上限をシッカリと見定めねば的中には辿り着けません。各レースの価値を正確に分析することはもちろん、放牧先や厩舎での成長度などを有力な人物からの情報も欠かせないでしょう。




皐月賞2022予想
出走馬/枠順確定
<4/14(木)更新>


皐月賞(GⅠ)
4/17(日) 中山芝2000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ダノンベルーガ牡357川田将雅
2アスクビクターモア牡357田辺裕信
3トーセンヴァンノ牡357木幡巧也
4キラーアビリティ牡357横山武史
5グランドライン牡357三浦皇成
6ジャスティンロック牡357戸崎圭太
7ボーンディスウェイ牡357石橋脩
8ダンテスヴュー牡357吉田隼人
9サトノヘリオス牡357岩田望来
10ジャスティンパレス牡357Mデムーロ
11オニャンコポン牡357菅原明良
12ドウデュース牡357武豊
13ビーアストニッシド牡357和田竜二
14ジオグリフ牡357福永祐一
15ラーグルフ牡357丸田恭介
16デシエルト牡357岩田康誠
17マテンロウレオ牡357横山典弘
18イクイノックス牡357ルメール





皐月賞2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<4/10(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、皐月賞2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:弥生賞2着

ドウデュース


友道厩舎(栗東)
武豊騎手予定
戦績:3-1-0-0

4連勝を狙った弥生賞で初めて土が付くも、勝負所で不利を受けてのもので、負けて強しの内容だった。それより本番と同じ舞台を経験し、適性に問題なかったことが確認できたのが何より。弥生賞は頭数も少なくスローの展開だったが、本番はもっと流れも速くなってこの馬向きの競馬になる可能性が高い。パワータイプで馬場の重かった朝日杯FSでも長く脚を使っており、もし当日が道悪になってもマイナスどころか加点材料になるだろう。

【WORLD分析班チェック】
1週前の武豊騎手の感触は「言うことナシ」

調教師、騎手、助手、厩務員、誰に聞いても「何の不安もない。ここまでは至って順調に来れてる」と口を揃える。当週はサラッと追い切って輸送に備えることになりそうだが、1週前の時点でほぼ仕上がっているので万全の態勢で出走できそうだ。オーナーに初クラシックのタイトルをプレゼントできるか。




前走:東スポ杯2歳S1着

イクイノックス


木村厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:2-0-0-0

キャリア2戦で2歳時以来の出走。今年の皐月賞はこの馬の扱いが最大のポイントと言っていい。その2歳時、新馬→東スポ杯の走りは誰が見ても強いもので、3戦目での皐月Vの期待が高まるのも無理はない。素質馬に多く乗ってきたルメールも、早くからこの馬とクラシックを歩むのが決まっており、それだけでこの馬への期待の大きさが窺える。右回りや距離など色々と初物尽くしではあるが、あの大人びた競馬を見せられるとアッサリ克服しそうな雰囲気は感じられる。

【WORLD分析班チェック】
こちらも1週前のルメールの感触はグッド

ルメールは「体の大きさは変わってないけど、走りは全体的にパワーアップを感じた。動きは軽快だし、道中も落ち着きがあって操縦もしやすい」とベタ褒め。本当に優等生という言葉がぴったりで、ここまで完成度が高いからこそキャリア2戦でぶっつけを選択したのだろう。あとは極端な枠順や道悪やHペースなど、今まで経験のない状況になった時がどうか。




前走:共同通信杯1着

ダノンベルーガ


堀厩舎(美浦)
川田騎手予定
戦績:2-0-0-0

ダービー直行か、皐月賞を挟むのか。厩舎でもだいぶギリギリまで議論されていたようだが、先日ようやく皐月参戦を発表。この馬が出走するかどうかはレース全体にも大きな影響があるだろう。共同通信杯の勝ちっぷりはエフフォーリアを彷彿させるもので、追ってからの脚の回転力と伸びはGⅠ級のそれであることは間違いなく、無事ならダービーを強く意識できる存在だ。右回りの対応がどうかさえクリアできれば当然有力候補。

【WORLD分析班チェック】
右回りのテーマはコーナーリングにあり

コーナーまでの走りはトモの入りが遅くてトモが嵌まってくるまでが時間がかかる。また右トモをかばってハミに頼って走るのでバランスも悪くなる。手前替えも反応が遅く、直線でもジョッキーが促さないと替わらない。…というのが現状らしい。ただそれを分かったうえで普段から矯正しているだけに、ウィークポイントを克服できるかもしれない。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも、アスクビクターモア、デシエルト、ビーアストニッシドのトライアル勝ち馬に、暮れのホープフルSからぶっつけとなるキラーアビリティなど魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




皐月賞2022予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<4/13(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

有力馬は五指に余り、どの馬から狙っても安い配当で決まりそうもありません。馬券的にはこれほど面白いGⅠもないでしょう。自分の好みの馬でズバっと高配当を仕留めることができれば何事にも代え難い喜びが得られるはずです。水曜では近年の皐月賞の大きな傾向を掴みましょう。


皐月賞2022データ
最初に押さえておきたい4つのポイント!

  • ①ノーザンFのクラシック戦略

  • ②スローの流れになることは稀で、M~Hが基本

  • ③トライアルを挟まず直行するのが近年の主流パターン

①ノーザンFのクラシック戦略



4~5年前からノーザンFは、早い時期に賞金加算に成功した素質馬については、これまでの王道ローテに固執しない柔軟な路線選択をとる方向へ舵を切った。

牝馬路線ではアーモンドアイがシンザン記念から桜花賞へ直行という使い方で結果を残し、その後もグランアレグリアは2歳戦以来の直行でさらにレース間隔を伸ばすことに成功。牡馬でもサートゥルナーリアがホープフルSからのブッツケで挑んで初めて皐月賞を制することが出来た。昨年のエフフォーリアもトライアルではなく、共同通信杯から間隔をあけてのローテで戴冠している。

このローテを採用するようになった背景には、ノーザンFのA級馬の場合は【皐月賞<ダービー】という明確な基本序列をつけて具体的な戦略を立てていると言われる。つまり、皐月賞を第一目標にするのではなく、皐月賞をステップにダービーを獲るというのが彼らの考え。

皐月賞前に1戦ステップレースを使ってしまうと、ピークが皐月賞になってダービーへの再仕上げが難しくなるために、大胆に考え方を変えて皐月賞をステップにする発想が生まれたのだ。それで結果を出して実績を積むことで『ノウハウ』として確立させている。

今回のイクイノックスキラーアビリティの2歳戦以来のローテはまさに予定通りのプラン。特にイクイノックスの2歳11月からの参戦は、これまでの2歳戦よりも更に1ヵ月長い最長プランだけに、これでも結果が出せるかどうかはノーザンF関係者も結果を注視しているようだ。



②スローの流れになることは稀で、M~Hが基本



2010年以降の皐月賞、前半1000m通過タイムを見てみると

60秒1、60秒3、59秒1、58秒0、60秒2、59秒2
58秒4、59秒0、59秒2、59秒1、59秒8、60秒3


となっており、一番遅くても60秒3、一番速くて58秒0で、平均値はざっと59秒2~3といったところ。60秒台後半のようなスローになることはまずない。

そして、連続開催の最終週の馬場を59秒で流れれば、かなり底力が求められるレースになる。それゆえ皐月賞は力のある馬しか上位争いに加わることはできない。

皐月賞がダービーに直結するのは、このレースが“底力検定”の役割を果たしているためであり、ハイレベルになればなるほどダービーとも連動しやすいのはよく覚えておこう。



③トライアルを挟まず直行するのが近年の主流パターン



①の項目で挙げたことに関連するが、ノーザンFに限らずとも皐月賞は3月のトライアルを使わずに間隔を開けて直行する馬が結果を残しやすくなっている。前走が2月より前のレースを使った馬の好走例は過去5年でもこれだけある。


【21年】
1着エフフォーリア(2月共同通信杯)
3着ステラヴェローチェ(2月共同通信杯)

【20年】
1着コントレイル(12月ホープフルS)
2着サリオス(12月朝日杯FS)

【19年】
1着サートゥルナーリア(12月ホープフルS)
3着ダノンキングリー(2月共同通信杯)

【18年】
3着ジェネラーレウーノ(1月京成杯)

【17年】
2着ペルシアンナイト(2月アーリントンC)



今年も半数近くの7頭が2月以前のレースをステップに臨む馬。走れる態勢させ整っていれば十分に勝ち負けできるので、休み明けだからと言って軽視する必要は全くない。





皐月賞2022予想
『調教マル特ホース』
<4/14(木)更新>



●長期休養明けの馬は帰厩後の調整だけではジャッジが難しい

長期ぶっつけ参戦馬が多いのが今年の皐月賞の特徴。それらの馬は、帰厩後の『本数』と『時計』だけで仕上がりを判断するのではなく、放牧先(外厩)での乗り込みなども考慮すべき。どれくらい乗り込んだからどれくらいのパフォーマンスを出せるのか。この部分はまだ判断のサンプルが少ないため、良し悪しのジャッジは難しいのが正直なところ。週中の共同会見のなかでの調教師のインタビューなども参考にしたい。ここではトライアルを使った組から順調度を強調できる馬をピックアップする。


調教マル特ホース①

ドウデュース

友道厩舎(栗東)
武豊騎手予定
戦績:3-1-0-0

・1週前時点で態勢は整い、今週は予定通り調整程度

1週前の時点で武豊騎手が「文句ナシ」と好感触をつかんでおり、今週はサラッと調整するだけなのは予定通り。2走前の朝日杯FS時と同じスタッフを背に、ポリトラックでの単走追い。直線だけ伸ばす内容で態勢を整えた。友道師は「しまいをサッと伸ばす程度。1ヵ月くらいのレース間隔で強い負荷をかける必要もないの、ポリトラックでやった」と語る。このパターンは朝日杯の時と全く同じで、前走に続いて関東輸送が控えているということも考慮されているのだろう。動きや仕上がりは全く問題がなさそうで、仕上がりは万全。



調教マル特ホース②

マテンロウレオ

昆厩舎(栗東)
横山典騎手予定
戦績:2-0-0-2

・昆厩舎らしいGⅠ仕様の勝負仕上げで一発を狙う

3週続けて横山典が騎乗して1~2週前はウッドコースで長めからハードな併せ馬を消化。今週は坂路で単走で馬なりというソフト仕上げだが、先週までに十分負荷を与えているので問題ナシ。昆師は「元々、坂路では動かない馬が動いているし、先週の時点で出来上がっている。何より落ち着きが出たのがいい」と仕上げに満足げ。弥生賞ではただ回ってくるだけで何もやっていないだけに余力も十分残っており、目一杯に仕上げた今回はガラリ一変が期待できそうだ。「GⅠなら前走のような前々で決まる展開にはならないはず。差しの展開になれば出番はあるゾ」と虎視眈々一発を狙う。




皐月賞2022予想
『下馬評は低いが妙味倍増!』
ラストワン・注目穴馬

<4/15(金)更新>


分析班
水谷

皐月賞の穴ターンと言えば、やはり逃げ残りでしょう。当社専属アドバイザーの大西直宏が騎乗したサニーブライアンも11番人気で逃げ切り勝ちを演じたのは、メンバーの皆さんもご存知の通り。その大西本人も注目するアノ逃げ馬をラストワンの注目穴馬に取り上げます。


下馬評低めの盲点注目馬

デシエルト

安田隆厩舎(栗東)
岩田康誠騎手
戦績:3-0-0-0

【前走成績】
若葉S(1着/2番人気)

○まだ芝では底を見せていない。単騎逃げ粘りに注意

無敗馬に2歳王者が顔を揃え、「どの馬が素質一番か」を競う今年の皐月賞だが、人気上位馬はいずれも末脚を武器にする馬ばかり。展開面で穴候補になるとしたらやはり逃げ馬だろう。

皐月賞では人気薄馬の逃げ切り、あるいは、番手からのなだれ込み、というのが結構見られるレース。

04年のダイワメジャー(10番人気1着)
07年のヴィクトリー(7番人気1着)
08年のキャプテントゥーレ(7番人気1着)
14年のウインフルブルーム(8番人気3着)
18年のジェネラーレウーノ(8番人気3着)
21年のタイトルホルダー(8番人気2着)


など、逃げ・先行馬が穴をあけた例は枚挙に暇がない。

基本的に皐月賞は、前半1000m通過が59秒くらいで流れることが多いが、今年はそこまでビュンビュン飛ばす逃げ馬はいない。例年よりも遅い展開になることが予想されるので、なおさら逃げ、先行馬が要注意。

若葉Sでは4コーナーから直線入り口にかけて、一気に仕掛けて後続を引き離す乗り方をしが、逃げ馬にあの乗り方をされると、ついていくほうは相当苦しくなる。岩田康騎手は付きっ切りでデシエルトの調教に騎乗し、この馬の持ち味を熟知している。

前走で4角スパートでも最後まで脚が持つことがわかった今回はもっと自信を持って乗ってくるだろう。前半1000mの通過タイム59秒台後半から60秒台で入ることができれば、そのまま粘り込みといった可能性は大いにある。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは4/15(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『皐月賞(GⅠ)』
『アーリントンC(GⅢ)』
『アンタレスS(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

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