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【札幌記念2024予想】プログノーシスの連覇なるか!?過去の傾向・注目データ&サイン馬券は?《最終更新》大西直宏の注目穴馬



札幌記念2024予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・札幌記念の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。 今週は『札幌記念・GⅡ』『CBC賞・GⅢ』の重賞が行われますね。

注目の札幌記念は毎年、関係者の間でGⅠ格上げが話題になります。今年もGⅠ馬3頭と、頭数は少ないながらスーパーGⅡと呼ぶにふさわしい好メンバーが揃いました。秋の大きな舞台へ向けて好発進を決めるのはどの馬でしょうか。




札幌記念2024予想
出走馬/枠順確定
<8/16(金)更新>


札幌記念 (GⅡ)
8/18(日) 札幌芝2000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ドゥラエレーデ牡458藤岡佑介
2ジオグリフ牡558横山武史
3ボッケリーニ牡858浜中俊
4シャフリヤール牡658武豊
5チャックネイトセ658佐々木大輔
6トップナイフ牡458田辺裕信
7ホウオウアマゾン牡658菱田裕二
8アウスヴァールセ658古川吉洋
9ステラヴェローチェ牡658横山典弘
10モズゴールドバレル牝556池添謙一
11プログノーシス牡658川田将雅
12ノースブリッジ牡658岩田康誠





札幌記念2024予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<8/11(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、札幌記念2024に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:ドバイシーマクラシック2着

シャフリヤール


藤原英厩舎(栗東)
武豊騎手予定
戦績:4-2-3-6

ドバイ後に休養を挟んで札幌記念から始動するのは去年と全く同じローテ。NFしがらき→NF空港を経て函館入りしているので、栗東トレセンには戻っていない。よって普段動きをチェックしている調教班は直接見れていないが、現地情報筋の話では「仕上がりは順調」との報告が届いている。今回は予定していた松山が騎乗停止になったため、武豊と新コンビを組むことが発表され、稽古にも騎乗して上々の感触を掴んでいる様子。なお、ここを叩いた後は昨年と同じ米ブリーダーズCを予定している。

【WORLD分析班チェック】
洋芝適性はやや微妙?

450キロ台の小柄なディープ産駒だけに、洋芝の適性が高いとは言いづらい。米国のアスコットでかなりタフな馬場を経験したが、当時は「全く馬場に対応できなかった」と5頭立てでブービーに敗れた苦い思い出がある。昨年の札幌記念も11着に大敗しており、馬場悪化してタフ馬場になると大幅にマイナスが必要。




前走:QEⅡC2着

プログノーシス


中内田厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:7-3-2-2

前走後は宝塚記念には目もくれずに、早い段階から「札幌記念から始動」と目標を定めていた。昨年の札幌記念を4馬身差で大楽勝し、馬場への適性も証明。あれだけ時計の掛かったタフ馬場を克服したことで、陣営は「どんな馬場になってもいい競馬ができる」と自信タップリ。今年は頭数が揃わずに相手関係もかなり手薄になることから、連覇に向けて視界良好だろう。普通に回ってくれば馬券圏内を外すとは考えにくい。

【WORLD分析班チェック】
このあとは豪州遠征も視野にある!?

次走はまだ流動的で、候補となっている天皇賞秋だと同厩牝馬のリバティアイランドとぶつかることになるため、豪州のコックスプレートが目標になる可能性もあるという。(その場合はD・レーン騎手が手配される予定)




前走:鳴尾記念2着

ボッケリーニ


池江厩舎(栗東)
浜中騎手予定
戦績:7-12-2-10

GⅠタイトルは手にしていないものの、本賞金は4億円を超え、GⅠ勝ちに匹敵するほどの戦績を残している。この馬も宝塚記念は早々にパスして「札幌記念を使う」と照準を定めてきた。キャリア31戦の馬が洋芝初参戦な。時計の掛かるタフ馬場を得意にしていて、道悪は鬼と呼べる部類。それだけに、「力の要る洋芝は向く」というジャッジをしているのかもしれない。2着が12回もあるように、なかなか勝ち切れないキャラではあるが、ここでも上位争いに加わってきそうだ。

【WORLD分析班チェック】
GⅡ~GⅢでは大崩れなく安定

3度のGⅠ挑戦では17着、11着、7着と歯が立たないが、GⅡ~GⅢでは3勝を挙げて、掲示板を外したのはたった1度だけ。基本的に大きく崩れることはない。超GⅠ級のいないここならば、この馬で十分通用しそうだ。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!


札幌記念2024予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<8/15(木)更新>

スタッフ
吉田

今回もサイン派のスタッフ吉田がデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • やはり開催当日のイベントに登場する人物は侮れない!

(8月15日)
前回は「武豊騎手(シャフリヤール)」に注目し、両隣に位置した馬にも注目したいとお伝えした。いろいろとサイン的なモノを探っているが正直、ネタが少ない。ならば先週に続き、「二匹目のドジョウ」を狙う。

札幌記念の開催日8月18日は『米の日』に当たる。米の文字を分解すると八十八になるからだとか。ならば単純に「米」を探すのみ…。該当馬が1件見つかった。それが奥村武厩舎の「ノースブリッジ」だ。今回は「ノースブリッジ」をサイン馬に指名し、レース当日は両隣に位置した馬にも注目したい。

(8月11日)
それでは簡単に関屋記念のサイン回顧をお話しよう。勝ったのは3番人気松山騎乗の「⑮トゥードジボン」。2着は8番人気岩田康騎乗の「⑭ディオ」。3着は1番人気戸崎騎乗の「⑥ジュンブロッサム」の決着に…。

サイン的には、『山の日』が炸裂!!勝ったのはサイン馬に指名した⑮トゥードジボン。2着は、その隣の⑭ディオ。3着はサインに指名したデムーロ騎手が来ればパーフェクトだったが残念ながら直線では伸びず…。しかし、振り返れば3着までに入ったジョッキーの名前を見れば、「松山」、「岩田」、「戸崎」と全てに山の字が入っていた。恐るべし『山の日』。

さて、話を戻して今年で60回目を迎える「札幌記念」。北海道シリーズも折り返しを過ぎたが開催場でのイベントは盛り沢山である。やはり、注目はレース当日のゲスト。元サッカー日本代表『小野伸二』氏。過去にもサッカー選手がJRAのイベントに登場したことはあるが、彼自身は初めてだろう。

競馬とは縁は無いように思うが、以前は北海道コンサドーレ札幌に所属歴があっての登場ではないか。今回の札幌記念は少頭数だけに結び付きを見つけるのは正直、厳しい。あえて狙えば、小野選手を形容する言葉に「ボールコントロールの天才」というものがある。国内に留まらず海外へも積極的に移籍していた実績を思えば当然だろう。

ならば「天才」をキーワードにすれば思い付くのは「レジェンド武豊騎手」だろう。 ならばレース当日は「武豊騎手(シャフリヤール)」に注目し、両隣に位置した馬にも注目したい。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・今回は「ノースブリッジ」をサイン馬に指名し、レース当日は両隣に位置した馬にも注目したい。
・ならばレース当日は「武豊騎手(シャフリヤール)」に注目し、両隣に位置した馬にも注目したい。




札幌記念2024予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<8/14(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

スーパーGⅡと呼ばれる札幌記念の1着賞金は7000万円。JRAのGⅠで1番賞金が少ない阪神JFが6500万円なので、数字的に言えばGⅠと同等の金額となります。頭数は少ないですが、相応のメンバーが集まった今年も秋に向けて大注目の一戦です。


札幌記念2024データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①社台ノーザン外厩経由の馬が上位争い

  • ②スローにはなりにくい?展開は「平均」か「やや速め」が基本

  • ③前走海外組の信頼度はそんなに高くない!?

①社台ノーザン外厩経由の馬が上位争い



札幌記念は上半期を戦い終えた馬がリフレッシュして下半期の始動戦になることが多く、そのため近年は特に社台ノーザン外厩を経由している馬が強い傾向があります。

天栄やしがらきだけでなく、山元トレセンや札幌の近隣のNF空港やリリーバーレー追分などで充電した馬も多く活躍しています。

《社台ノーザン外厩を経由していた馬》

【2023年】
1着 山元TC
3着 山元TC

【2021年】
1着 NF空港
2着 NF空港
3着 リリバレー

【2020年】
1着 NF天栄
2着 リリバレー
3着 しがらき

【2019年】
1着 NF天栄
2着 山元TC
3着 NF天栄

【2018年】
1着 山元TC
2着 NF天栄



今年のメンバーでそれらの外厩を利用している馬は以下となります。



NF空港…シャフリヤール
しがらき…ボッケリーニ
山元TC…プログノーシス
NF天栄…ジオグリフ



②スローにはなりにくい?展開は「平均」か「やや速め」が基本



過去10年の前半5ハロンを確認すると、意外にも超スローのような展開はほとんどありません。小回りコースという意識から、比較的ペースは流れる傾向です。



14年 58.4 H
15年 58.9 M
16年 59.9 H(稍)
17年 60.7 M
18年 59.1 H(稍)
19年 59.9 M
20年 60.3 S
21年 59.9 M
22年 59.5 H
23年 60.4 M(稍)



ざっと見ても60秒を切るかどうかなのが分かり、平均走破タイムが『2分00秒3』であることから、前後半が一貫したラップが刻まれて、持続力比べに持ち込まれやすいレースであることが分かります。(ちなみに、道中で13秒台ラップが刻まれたのは過去10年で1度だけ)

特に最後に坂の待ち受ける中央場所と違って、ラスト1Fが極端に掛かることもないため、3コーナー入り口から長く脚を持続できることが上位争いの絶対条件です。当然、コーナーリングの器用さなども求められます。

今年はアウスヴァールが逃げ予定で、トップナイフ、ドゥラエレーデ、ノースブリッジらの先行馬が多く揃っており、例年通りの展開となる可能性が高そうです。



③前走海外組の信頼度はそんなに高くない!?



前走、ドバイや香港などの海外で走り、その後休養してここから始動というパターンが多く見られます。過去10年でも15頭がその臨戦過程で参戦しました。

それらの成績が【1.1.1.12】となっていて、人気以上に走れていませんという結果が出ています。その理由としては指摘されるのは「完全に緩めてからの始動ということで叩き台になることが多いから」であり、その仕上がり具合は特に注意が必要です。

今年はプログノーシス、シャフリヤール、ノースブリッジが前走海外で走った馬で、特にプログノーシスとシャフリヤールは人気の中心になりそうです。



札幌記念2024予想
『前走時の情報チェック馬』
<8/15(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ジオグリフ

木村厩舎(美浦)
横山武騎手予定
戦績:3-1-1-11

【前走】 安田記念6着

【芝で復調気配】
前走時の情報・・・ 「乗り役も『バランス、ストライドともに良くなってる』って言ってたように、具合だけはものすごくいい。ただ、距離はギリギリ守備範囲。できれば適度に時計が掛かって欲しい。意識としてはハナに行くくらいでゲートを出してポジションを取ってもらいたい」

★今回の見所ポイント
→ワンターン中距離がベスト
→母も自身も洋芝実績あり



前走情報チェック馬②

トップナイフ
昆厩舎(栗東)
横山和騎手予定
戦績:2-4-1-6

【前走】 函館記念10着

【前走大敗は疑問】
前走時の情報・・・ 「先週までで十分仕上がっていたので、今週は久々に芝に入れて軽く感触だけ確認してもらいました。ここまで予定通りに来たし、ハンデも58キロを想定していたので、57.5なら多少でも恵まれたと思う。去年2着した時よりいいかもしれません」

★今回の見所ポイント
→ひと叩きで一変注意
→田辺との新コンビ注目



前走情報チェック馬③

チャックネイト
堀厩舎(美浦)
佐々木騎手予定
戦績:5-1-7-4

【前走】 函館記念6着

【完全燃焼したい】
前走時の情報・・・ 「1ヶ月以上前に入厩させて、その点踏まえて調整してきたので、一定の仕上がりにある。2000mの小回り適性がどうかだも、力の要る馬場は合ってるはず。ハンデを背負って外枠引きとやや条件は厳しいけど、上位争いに加わって欲しい」

★今回の見所ポイント
→鞍上も2戦連続の騎乗
→差しが利く札幌向き




札幌記念2024予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<8/16(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ノースブリッジ

奥村武厩舎(美浦)
岩田康誠騎手
戦績:6-0-2-9

冴えている鞍上、ここは函館記念の再現を狙える!


今年もGⅠ馬が3頭揃いました。過去の札幌記念の勝ち馬の名前を見ても、ハンデ重賞とは異なり、格式の高さを感じます。毎年、GⅠへの格上げを望む声も聞かれますよね。

今年は海外GⅠで勝ち負けを演じているプログノーシス(牡6歳)とシャフリヤール(牡6歳)の走りが大きな焦点です。

プログノーシスは後方待機から末脚を爆発させるのが本来のスタイルで、自ら展開を作れない弱みがあります。しかし、昨年の札幌記念では、1000m通過あたりから徐々にポジションを上げ、勝負所では先頭に立つ競馬を見せました。あのような機動力を使えたことで、弱点はかなり克服されているように感じます。

速い時計にも、パワーの要る道悪にも対応できるため、天気や馬場にも左右されないでしょう。能力通りに走れば連覇の可能性は高いと思います。

一方、シャフリヤールは元来が叩き良化型で、今年も米ブリーダーズCへ向けての叩き台とされています。そのため、崩れる可能性はこちらのほうが高いでしょう。

また、シャフリヤールは軽いスピード馬場が得意で、力の要る洋芝にはそれほど適性が高くないように思います。雨の影響が残るようであれば、少し評価を下げる必要があるかもしれません。


この2頭以外の馬たちは様々な臨戦過程を経ており、ちょっと比較が難しいように感じます。だからこそ狙い目もありそうですね。

馬券的に面白味があるのがノースブリッジ(牡6歳)です。この馬には展開面からチャンスがあると見ています。

岩田康誠騎手と奥村武厩舎のコンビで、GⅢ函館記念(7月14日/函館・芝2000m)を2番手から押し切ったホウオウビスケッツがいますが、今回もあの競馬の再現が可能でしょう。逃げるのは函館記念と同様にアウスヴァール(セン6歳)だと思いますが、それを行かせて2番手で流れに乗れそうです。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは8/17(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『札幌記念・GⅡ』
『CBC賞・GⅢ』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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