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【札幌記念2022予想】昨年も万馬券的中の真夏の大一番!《最終更新》ダービーJ大西直宏の『僕ならこう乗る!』



札幌記念2022予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・札幌記念の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

札幌記念は毎年、関係者の間でGⅠ格上げが話題になります。今年もGⅠ馬4頭と、スーパーGⅡと呼ぶにふさわしい好メンバーが揃いました。ソダシがラヴズオンリーユーを下した名勝負から1年、今年はいったいどんなレースになるでしょうか。




札幌記念2022予想
出走馬/枠順確定
<8/19(金)更新>


札幌記念(GⅡ)
8/21(日) 札幌芝2000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1マカヒキ牡957武豊
2アイスバブル牡757水口優也
3パンサラッサ牡557吉田豊
4ジャックドール牡457藤岡佑介
5サトノクロニクル牡857斎藤新
6グローリーヴェイズ牡757ルメール
7ハヤヤッコ牡657池添謙一
8フィオリキアリ牝555鮫島克駿
9ウインマリリン牝555松岡正海
10ソダシ牝455吉田隼人
11ユニコーンライオン牡657坂井瑠星
12アラタ牡557横山武史
13レッドガラン牡757岩田康誠
14ユーバーレーベン牝455Mデムーロ
15ケイデンスコール牡657古川吉洋
16アンティシペイト牡557横山和生





札幌記念2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<8/14(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、札幌記念2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:ヴィクトリアマイル1着

ソダシ


須貝厩舎(栗東)
吉田隼騎手予定
戦績:7-0-1-3

昨年の覇者で白毛のヒロインがまた北の大地に戻ってくる。昨年はオークス8着以来の参戦だったが、今年はヴィクトリアマイルを勝っての参戦。勢いは今年のほうが上だし、連覇の可能性も十分ありそうだ。2歳時には札幌2歳Sも制して、とにかく洋芝はこの馬にとって大好物。昨年よりも斤量は大幅にアップするがそれを苦にする馬でもないだろう。今年も主役の座は譲れない。

【WORLD分析班チェック】
函館記念も白毛ハヤヤッコがV

近親のハヤヤッコが道悪の函館記念を制したように、この白毛一族は洋芝の道悪の適性は十分。線状降水帯の影響で雨が降りやすい時期だけに、晴雨兼用なのは馬券を買う側にとってもありがたい。




前走:大阪杯5着

ジャックドール


藤岡健厩舎(栗東)
藤岡佑騎手予定
戦績:6-2-0-2

5連勝で臨んだ大阪杯は一旦壁にぶつかってしまったが、秋のGⅠシーズンを睨んでここから再出発する。この秋も逃げにこだわって逃亡者として磨きをかけるのか、それとも控える競馬を試すのか。そこが大きな注目点。1週前に藤岡佑騎手は「形を決めずに出て、この馬のリズムでいい位置を選択したい」と控える競馬を示唆するコメントを出していたが、果たしてどう乗るか。

【WORLD分析班チェック】
気になる洋芝の適性は?

2週前に半弟のディナースタが札幌の1勝特別・積丹特別芝2600mを楽勝。ジャックドール自身は洋芝初めてだが、母系がダート向きであることや半弟の走りからしても適性はありそうだ。




前走:ドバイSC8着

グローリーヴェイズ


尾関厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:6-4-1-7

香港でGⅠを2勝して息の長い活躍をしている同馬。今年はキャリア19戦目で札幌は初参戦。昨年12月の香港ヴァーズ以来の重賞5勝目を狙う。注目はルメールとの新コンビだろう。秋の海外遠征(香港)を見据えてのコンビ結成か、それとも単発でここを勝ちに行くための結成かは定かではないが、この馬にルメールはいかにも手が合うイメージ。

【WORLD分析班チェック】
7歳以上のディープ産駒の成績は?

早い時期に完成して活躍することが多いディープ産駒だけに、7歳以上の成績が気になるところ。それらの芝の重賞成績(障害除く)は【8.14.12.217】でさすがに率は高くない。勝ったのはパッションダンス、ダコール、スマートレイアー、ディサイファ、マカヒキ、モンドインテロ。ここれらに続けるかどうか。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!






札幌記念2022予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<8/14(日)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • ①今年は白毛の対決がメインとなる札幌記念

①今年は白毛の対決がメインとなる札幌記念



札幌開催も終盤を迎え、8月最終週にはワールドオールスタージョッキーズも行われる予定だ。その前に札幌開催の名物レース『札幌記念』が今週末に控えている。昨年の覇者ソダシの連覇に注目が集まる中、さらに今年は『函館記念』を制した白毛馬ハヤヤッコとの白毛対決も早くから話題を集めている。その函館記念時には「ゴールデンカムイ」の事を取り上げ、「ゴールデン」、『ゴールド」に注目としていたが馬名にこそ見当たらなかったが馬主が金子真人ホールディングということで見事、『金』を持っていた唯一の人物だった。その白毛のオーナーだけではなく過去には数え切れないほどのGI馬を所有していた眼力の持ち主でもある。

今年の『札幌記念』だが札幌と言えば野球は「北海道日本ハムファイターズ」とサッカーは「北海道コンサドーレ札幌」の拠点地。特に今世間を騒がせているのがプロ野球界の『きつねダンス』でしょう。ファイターズを応援するファイターズガールがホームゲームでのイニング間に「みみカチューシャ」と「しっぽ」を付けてのパフォーマンスが大流行。今では海外でも真似されて世界的なブームを巻き起こそうとしている。これまでの経営陣からは恐らく実現することはなかったのでは思われるが今年から監督が新庄剛志氏に交代することで新しい演出案が通ったと思われる。まさかのバズりに今年は札幌記念でもキツネには注意したい。

北海道できつねと言えば忘れてはいけない「キタキツネ」。アカギツネの亜種で本土に住む本土キツネとは異なる。アカギツネというと思い出すのは「赤いきつね」と「緑のたぬき」か?発売から40年以上愛されている定番商品だが赤枠(3枠)には注目したい。赤いきつねに当てはまりそうな馬が一頭居る。『レッドガラン』。馬名のガランは 冠名+優雅に(音楽用語)。優雅にターフを舞う。母名より連想とのこと。正に北の大地でアカギツネが舞うのか注目だ。そして、このきつねダンスに使用されている原曲は「The Fox」は、ノルウェーの男性コメディアン兄弟によるデュオ「Ylvis」(イルヴィス)のキツネを題材にした曲。ここでキーワードは兄弟。今のところ兄弟参戦予定は横山と吉田兄弟か。人気馬ソダシも含まれるが騎乗して来た際には注目だろう。

【以上から今年の気になる候補】
・赤枠(3枠)には要注意!
・きつねダンスから『レッドガラン』
・横山、吉田兄弟は参戦した場合の騎乗馬



関屋記念2022予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<8/17(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

スーパーGⅡと呼ばれる札幌記念の1着賞金は7000万円。1番賞金が少ない阪神JFが6500万円(朝日杯とホープフルSは7000万円)なので、数字的に言えばGⅠと同等の金額となります。それ相応の豪華メンバーが集まった今年も大注目の一戦ですね!

このレースは次の3つのポイントをしっかりと覚えておきましょう。


札幌記念2022データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①GⅠ級牝馬が活躍するレース

  • ②社台ノーザン外厩経由の馬がほぼ上位争い

  • ③展開は「平均」か「やや速め」が基本

  • ④今年こそブレイクへ、巡ってきたチャンスをモノにできるか?

①GⅠ級牝馬が活躍するレース



2000年以降で見ても、牝馬の活躍がかなり目立っている。牝馬というだけで馬券圏内率40%近くあるが、前走をGⅠに限定すれば【4.1.3.3】と馬券内率は70%を超えてくる。これは昨年のソダシ(1着)、一昨年のノームコア(1着)と直近でも連勝しているデータでもあって信頼度が高い。

今年それに該当する馬は以下の3頭。いずれもVの資格は十分で上位扱いで考えたい。

ウインマリリン(前走・宝塚記念)
ソダシ(前走・Vマイル)
ユーバーレーベン(前走・ドバイシーマC)



②社台ノーザン外厩経由の馬がほぼ上位争い



札幌記念は上半期を戦い終えた馬がリフレッシュして、下半期の始動戦になることが多く、そのため近年は特に社台ノーザン外厩を経由している馬が強い。天栄やしがらきといったお馴染みの外厩だけでなく、札幌の近隣のNF空港やリリーバーレー追分Fなどで充電した馬も多く活躍している。

近4年の上位馬をご覧いただければ一目瞭然だろう。

【2021年】
1着 NF空港
2着 NF空港
3着 リリバレー

【2020年】
1着 NF天栄
2着 リリバレー
3着 しがらき

【2019年】
1着 NF天栄
2着 山元TC
3着 NF天栄

【2018年】
1着 山元TC
2着 NF天栄


では今年のメンバーでそれらの外厩を利用している馬はどれか。以下にまとめておく。

NF空港…ソダシ
NF天栄…グローリーヴェイズ、マカヒキ
しがらき…ケイデンスコール
リリーバレー…アンティシペイト
山元TC…レッドガラン



③展開は「平均」か「やや速め」が基本



過去10年の前半5Fを見てみると、超スローのような展開はほとんどない。逆に超ハイペースという年もない。

11年 60.4
13年 59.5
14年 58.4
15年 58.9
16年 59.9
17年 60.7
18年 59.1
19年 59.9
20年 60.3
21年 59.9

ざっと見ても60秒を切るかどうかなのが分かり、平均走破タイムが2分前後であることから、前後半が一貫したラップが刻まれて、持続力比べに持ち込まれやすいレースであることが分かる。(ちなみに、道中で13秒台ラップが刻まれたのは過去20年で2度だけ)

特に最後に坂の待ち受ける中央馬場と違って、ラスト1Fが極端に掛かることもないため、3コーナー入り口から長く脚を持続できることが上位争いの絶対条件となる。当然、コーナーリングの器用さなども求められるため、大外ぶん回しのスタイルしか出来ないような馬はこのレース向きとは呼べないだろう。



札幌記念2022予想
『前走時の情報チェック馬』
<8/18(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

アラタ

和田勇厩舎(美浦)
横山武騎手予定
戦績:5-1-1-8

【前走】函館記念6着

・札幌記念とセットで
前走時の情報・・・「社台ファームから函館記念と札幌記念の両方で乗ることを条件に依頼があった。 札幌記念は馬も騎手もメンバーが揃うから函館記念はなんとしてもモノにしたい。 追い出して反応の鈍さはあるものの道悪は苦にしない」

★今回の見所ポイント
→2戦続けて騎乗は予定通り
→本気度は函館記念だった!?



前走情報チェック馬②

ウインマリリン

手塚厩舎(美浦)
松岡騎手予定
戦績:5-1-0-8

【前走】宝塚記念7着

・札幌記念が穴に…?
前走時の情報・・・「体に幅が出て体重も増えてる。大阪杯よりも状態は上がってる。ただ、松岡は『良くなる過程という感じ。次がピークじゃないかな』って言ってる。無事なら札幌記念を予定しており、そこで穴になりそうな感じです」

★今回の見所ポイント
→鞍上の感触では今回が勝負
→今年3戦目で気配上向き



前走情報チェック馬③

パンサラッサ

矢作厩舎(栗東)
吉田豊騎手予定
戦績:6-4-0-11

【前走】宝塚記念8着

・日本は最後かも?
前走時の情報・・・「秋は海外予定。凱旋門賞にも登録したけど、オーストラリアやブリーダーズカップは視野にあるし、その後は香港とかになるかな。いずれにしても秋は日本で使わない予定。宝塚記念が最後になるんじゃないかな」

★今回の見所ポイント
→すぐに疲れが取れたことで札幌記念へ
→秋のローテはまだ流動的




札幌記念2022予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<8/19(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ユーバーレーベン

手塚厩舎(美浦)
Mデムーロ騎手
戦績:2-1-3-5

展開に乗じて一発を狙うならこの馬!


このレースの注目点はやはり初顔合わせとなるパンサラッサとジャックドールの逃げ争いでしょうか。ここにユニコーンライオンも加わっての3頭による先行争いはなかなか見ものです。

スタートや枠順次第では様々なパターンが考えられますが、僕は序列はすんなり決まると考えています。パンサラッサが先手を奪い、2~3番手にジャックドール、ユニコーンライオンという隊列ですね。やはり現役でも屈指のスピードを誇るパンサラッサは逃げ戦法に迷いがありません。ここもこの馬のHペース逃げが濃厚でしょう。

その3頭を見ながらじっくりとソダシが前を伺う展開になりそうですが、この馬の動き出しのタイミング次第で前が残るか、後ろの差しが決まるかが変わってきそうですね。

おそらくソダシとしても、小回りコースではパンサラッサを捕まえるのに悠長に構えてはいられないはずなので、意識は早め早めに働くはず。展開的な穴は差しタイプではないでしょうか。

面白いのがユーバーレーベン。古い話ですが、2歳時の札幌2歳Sではソダシと同タイムの2着に好走。あの時は出遅れて最後方からの競馬ながら、3コーナーから一気に動いて直線入り口ではソダシに並びかける競馬を見せ、負けて強しの内容でした。

当時の走りから洋芝の適性はかなり高そうですし、小回りコースで前崩れ展開になれば、回転の速いピッチ走法で器用に立ち回れるこの馬の決め手が存分に発揮できそうです。前掛かりの展開で漁夫の利を得る形で一発を狙えば、この馬の出番が十分あるでしょう。僕がこの馬に乗るならば、後出しジャンケンのような追い込みで一発を狙いますね。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは8/20(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『札幌記念(GⅡ)』
『北九州記念(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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