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【ラジオNIKKEI賞2024予想】青葉賞4着サトノシュトラーセらが参戦!過去の傾向&サイン馬券《最終更新》大西直宏は「逃げ馬に乗りたい」



ラジオNIKKEI賞2024予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・ラジオNIKKEI賞の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。 今週は『ラジオNIKKEI賞・GⅢ』『北九州記念・GⅢ』の重賞が行われますね。

注目のラジオNIKKEI賞は3歳限定戦ながら唯一『ハンデ戦』で行われる重賞。キャリアが浅くてこれから成長期にかかる3歳馬にハンデ差を付けるのはハンデキャッパーも容易ではなく、そこにオッズ妙味が生まれることで波乱が起きやすいレースです。過去10年の3連単配当は10万9500円となっていますね。




ラジオNIKKEI賞2024予想
出走馬/枠順確定
<6/28(金)更新>


ラジオNIKKEI賞 (GⅢ)
6/30(日) 福島芝1800m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1シリウスコルト牡356三浦皇成
2メイショウヨゾラ牝351吉田豊
3セットアップ牡358戸崎圭太
4ヤマニンアドホック牡354津村明秀
5オフトレイル牡356田辺裕信
6ウインマクシマム牡355松岡正海
7アレグロブリランテ牡356横山和生
8サトノシュトラーセ牡356Mデムーロ
9ログラール牡354北村友一
10ミナデオロ牡357西塚洸二
11ジュンゴールド牡354荻野極
12ショーマンフリート牡354菅原明良





ラジオNIKKEI賞2024予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<6/23(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、ラジオNIKKEI賞2024に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:皐月賞14着

シリウスコルト


宗像厩舎(美浦)
三浦騎手予定
戦績:2-0-1-3

前走の皐月賞では、逃げ馬が速いペースでレースを引っ張り、シリウスコルトは離れた集団の先頭を追走する形。隊列的には後ろのマークもキツくて息が入らないので、一番苦しい形となってしまった。しかし、それでもこの馬の走破タイム1分58秒6が2000mではメンバー中でも最速になるのだから、着順ほど悪い内容ではない。小回りコースなら多少強気なレース運びでも問題なく、距離が1ハロン短縮されることはプラスに働くだろう。

【WORLD分析班チェック】
宗像厩舎も定年まであと半年

宗像厩舎は来年2月末に定年を迎える。これまでGⅠ制覇はナランフレグのみだが、ラーグルフ、シナモンスティック、ルージュリナージュと重賞で手が届きそうな馬も多い。シリウスコルトも手薄なローカルGⅢ十分にV圏内に入れる。




前走:青葉賞4着

サトノシュトラーセ


友道厩舎(栗東)
デムーロ騎手予定
戦績:2-1-1-2

友道厩舎は今年の牡馬クラシックをジャスティンミラノで、そして締めのグランプリ宝塚記念ではドウデュースを送り込み、上半期のGⅠ戦線を賑わせてくれた。その友道厩舎が、ここでも2頭出しで重賞奪取を狙っている。期待度はジュンゴールドと互角だが、小回りの適性のぶんだけサトノシュトラーセのほうがやや上回る。陣営は、2年前に3着したサトノヘリオス以上の走りを期待している。

【WORLD分析班チェック】
青葉賞人気馬の巻き返し目立つ

青葉賞組からは、1番人気8着ヘデントールや5番人気11着トロヴァトーレが、その後の自己条件で強い勝ち方を見せている。このレースはメンバーレベルは高かっただけに、同4着のサトノシュトラーセにも大いに期待が持てる。




前走:青葉賞5着

ウインマクシマム


畠山厩舎(美浦)
松岡騎手予定
戦績:2-2-0-2

デビュー当時、ウイン軍団はこの馬で「ダービーを狙いたい」と本気でクラシックを見据えていた。未勝利勝ち後にホープフルSに出走し、年明けも東京2400mにこだわったことからも、陣営の大きな期待がうかがえる。残念ながら青葉賞でダービーの権利は獲れなかったが、この馬のタイプとしては、内回りコースの中距離が合うイメージがある。この舞台で大きく前進に注意したい。

【WORLD分析班チェック】
ウイン&松岡は福島後者

ウイン軍団の松岡は、福島の重賞で多くの好成績を収めてきた。ウインブライトの福島記念、ウインマーレライのラジオNIKKEI賞、そしてウインピクシスの福島牝馬S3着などがその例。このコンビは器用に立ち回り、巧みに出し抜く競馬が得意で、今回もそんな競馬が狙えそうだ。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




ラジオNIKKEI賞2024予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<6/27(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 福島開催はイベント盛り沢山!!今年も「マルゼンスキー」をキーワードに!

(6月27日)
以前に紹介した競馬ゲーム「ウマ娘」をやっている方しか分からないかもしれないが「ウマ娘」の中でマルゼンスキーを選択しラジオNIKKEI賞を制するとスペシャルイベントが発生するというもの。そのマルゼンスキーの血統に縁のある馬がラジオNIKKEI賞では馬券作戦のカギを握っている。

3年前、このレースに出走馬の中でマルゼンスキーの血を引く馬は5頭いた。その中から2、3着にマルゼンスキー関連馬が馬券になり、一昨年の対象馬はサトノヘリオス、セイウンプラチナ、ベジャールの3頭。見事、サトノヘリスが馬券に絡んでくれた。そして、昨年はマルゼンスキーの血を引く馬の隣2頭が馬券に絡んだ。

ならば今年も「マルゼンスキー作戦」で行かしてもらう。今のところ該当馬はジュンゴールド、セッカチドラゴンの2頭。今年のサイン馬にはこの2頭を挙げ、レース当日には両隣にも注意したい。

(6月23日)
それでは簡単に宝塚記念のサイン回顧をお話しよう。勝ったのは3番人気菅原明騎乗の「⑫ブローザホーン」。2着は7番人気横山武騎乗の「⑨ソールオリエンス」。3着は5番人気横山和騎乗の「③ベラジオオペラ」だった。

サイン的にはサイン馬⑩ローシャムパークの隣⑨ソールオリエンスを導いたまでは良かったが、その他は不発に…。やはり、結果を見れば道悪に対する適応能力が大きく左右した感じだ。いい流れを汲んでいただけにドンピシャ的中させたかったが残念。次週にご期待ください。

話を戻して今年で73回目を迎える「ラジオNIKKEI賞」。この夏の福島開催はイベント盛り沢山である。特にオープニングを飾るのはJRA年間キャラクターの三上愛さんがプレゼンターとして来場を予定している。

他にも土、日イベントがあるものの気になったのはJRA70周年絡みのイベントも多いが中に「ウェルカムバンドによる演奏」がある。他の競馬場でも時折、目にするもの。今回、出走予定馬の中に1頭匂わすドンピシャの馬が居る。

その馬は『アレグロブリランテ』だ。馬名の意味が「快活に、輝かしく演奏するように(音楽用語)」。ズバリ使うかは微妙だがサイン馬に指名してレース当日には対角位置、両隣にも注意したい。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・今年も「マルゼンスキー作戦」で行かしてもらう。今のところ該当馬はジュンゴールド、セッカチドラゴンの2頭。今年のサイン馬にはこの2頭を挙げ、レース当日には両隣にも注意したい。
・その馬は『アレグロブリランテ』だ。馬名の意味が「快活に、輝かしく演奏するように(音楽用語)」。ズバリ使うかは微妙だがサイン馬に指名してレース当日には対角位置、両隣にも注意したい。





ラジオNIKKEI賞2024予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<6/26(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

ラジオNIKKEI賞といえば、かつては春のクラシックやGI組が主力を形成していた時期もありますが、ハンデ戦に移行してからは実績馬の参戦自体が減少しています。秋に飛躍を期する隠れた素質馬たちの足掛かりとしての色合いが強くなっていますね。


ラジオNIKKEI賞2024データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①社台クラブ&天栄利用馬に要注意

  • ②乗り替わり多い中、継続騎乗のコンビは評価アップ

  • ③3歳同士でのハンデ差には正当評価に多少ズレも…

①社台クラブ&天栄利用馬に要注意



16年1着ゼーヴィント
17年1着セダブリランテス
18年2着フィエールマン
21年1着ヴァイスメテオール
22年1着フェーングロッテン
23年3着レーベンスティール


これらはノーザンFのクラブ馬で、かつノーザンF外厩の利用馬で、相変わらずの好成績を収めています。福島での重賞だけに、NF天栄(福島に所在)の活躍が顕著なのは偶然ではなさそうです。やはり今年も社台クラブ所属馬、特に天栄を経由した馬には注意しておきましょう。

今年のNF外厩馬は以下の通りとなっています。



■天栄
アレグロブリランテ
ショーマンフリート

■しがらき
ジュンゴールド
ミナデオロ
ログラール



②乗り替わり多い中、継続騎乗のコンビは評価アップ



西に北九州記念(昨年まではプロキオンS)があることやハンデ戦の絡み(軽すぎて乗れない等)もあって、出走馬の多くが乗り替わりになっています。福島1800mは器用さが求められるコースだけに、乗り慣れているかどうかは重要な要素です。それだけに主戦ジョッキーが継続騎乗するコンビは評価を高めたいところ。

乗り替わりと継続騎乗を分けると以下のように分類されます。



【継続騎乗】
アレグロブリランテ
ウインマクシマム
サトノシュトラーセ
シリウスコルト
ミナデオロ
ヤマニンアドホック
ログラール

【乗り替わり】
オフトレイル(テン乗り)
ショーマンフリート(テン乗り)
ジュンゴールド(テン乗り)
セットアップ(テン乗り)
セッカチドラゴン
メイシュウヨゾラ



③3歳同士でのハンデ差には正当評価に多少ズレも…



3歳馬同士の競走ながら、唯一『ハンデ戦』で行われる重賞です。キャリアが浅くてこれから成長期にかかる3歳馬に、ハンデ差を設定するのは容易ではなく、そこにオッズ妙味が生まれることで波乱が起きやすいことで知られます。

ここではどのハンデのレンジが一番馬券になりやすいのかをチェックしておきましょう。過去10年の集計データでは以下の通りとなっています。



-----------------------
斤量 着別度数
-----------------------
49.0~51kg 0-0-0-14
51.5~53kg 1-4-5-39
53.5~55kg 7-6-3-43
55.5~57kg 2-0-2-19



51キロ以下は馬券圏内がありません。未勝利を勝ったばかりくらいの馬では、さすがに能力的な問題で好走は難しいということでしょう。一番好走例が多いのは、53.5~55kgのレンジ。これを見ても、実績がありすぎるよりは適度な実績がちょうど良さそうです。

今年のトップハンデは58キロのセットアップ。同距離で重賞勝ちがあって海外にも遠征した実績馬なので重いハンデを課せられても仕方ありません。

オープン特別の白百合Sを勝ったミナデオリの57キロも妥当な設定。ただ、京都の外回りだったことを考えると小回りの福島にリンクするかは何とも言えません。

逆に春の重賞でも上位人気したウインマクシマムやジュンゴールドあたりはかなり軽い斤量になっていて、ハンデに恵まれた感はあります。



ラジオNIKKEI賞2024予想
『前走時の情報チェック馬』
<6/27(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

アレグロブリランテ

上原佑厩舎(美浦)
横山和騎手予定
戦績:1-2-0-2

【前走】 皐月賞15着

【GⅢなら見直し】
前走時の情報・・・ 「厩舎としてもまだ重賞勝ちのないし、当然クラシック参戦も初めて。前回のデキがかなり良かったんでジョッキーも『あれ以上は…』と言っていたけど、さらに良くなったように思う。特に前向きさが出てきた感じ。この具合の良さでどれくらいやれるのかを見てみたい。スタミナはあるのでさらに成長して秋には菊花賞にも出走させたいね」

★今回の見所ポイント
→ここなら主導権を奪える
→天栄と相性のいいレース



前走情報チェック馬②

ショーマンフリート
手塚厩舎(美浦)
菅原明騎手予定
戦績:2-1-0-2

【前走】 1勝クラス1着

【年明けとは馬が違う】
前走時の情報・・・ 「東京の速い決着やヨーイドンには懸念があるので、ホントは中山向き。ただ自己条件の平場だったらコース問わず力で捻じ伏せられると思う。もっと上を目指せる馬なのでここはアッサリ通過して欲しい。滅多に乗ってくれるジョッキー(川田)じゃないので、どんな手綱さばきを見せてくれるのかも楽しみ」

★今回の見所ポイント
→機動力タイプで理想は内回り向き
→乗れてる鞍上で新味を引き出すか



前走情報チェック馬③

ログラール
松永厩舎(栗東)
北村友騎手予定
戦績:2-0-1-2

【前走】 3歳1勝クラス1着

【内回り向き】
前走時の情報・・・ 「稽古では古馬オープン馬相手に食らい付いたように、状態自体は悪くない。前走の重賞では案外だったけど、自己条件だったら能力は上。母がそうだったように、3歳の夏からジワジワと力を着けていく血統なので今後が楽しみ」

★今回の見所ポイント
→全2勝は内回りコース
→これから力を着ける血統




ラジオNIKKEI賞2024予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<6/28(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

シリウスコルト

宗像厩舎(美浦)
三浦騎手
戦績:2-0-1-3

開幕馬場の福島は断然逃げ有利な条件


福島開催が始まりますね。僕も現役時代、福島と新潟をメインで乗っていたので、夏のこの開催が始まるのを楽しみにしていました。とくに福島と言えば、ラジオNIKKEI賞と七夕賞はこの夏の目玉ですからね。

僕は2000年にこのレースをルネッサンスという馬で一度勝ったことがあります。といって、当時はこのレースが福島ではなく東京で行われたんですよね。そして、その頃は「ラジオたんぱ賞」という名前で、ハンデ戦ではありませんでした。そういう意味では、今のラジオNIKKEI賞とは別のレースと言ったほうがいいかもしれません。

このレースでいつも言われることですが、3歳馬同士なのにハンデ戦というのは変なレースですよね。別定戦であっても賞金稼いでいる馬は斤量アップになるので、ハンデ戦にしなくても良いのではとも思いますが、ハンデがあったほうが実力と斤量の差が生まれて馬券的には面白くなりますね!

ということで、このレース。やはり開幕週の内回りということで、僕が騎乗するなら真っ先に「逃げ馬に乗りたいな」と思います。どうみても状況的には逃げが有利な設定ですよね。今年のメンバーでは前に行きたい馬もいますが、ペースが速かった皐月賞で2番手につけたシリウスコルトが逃げるでしょうか。

前走の皐月賞は、前半57秒5というペースで流れて先行馬には苦しい展開になりました。逃げたメイショウタバルはシンガリ負け、離れた2~3番手につけたシリウスコルトとアレグロブリランテが14~15着に沈みました。先行馬にはかなりキツい競馬でしたね。大敗はやむなしだと考えています。

シリウスコルトは、もっと自分のリズムで運ぶことができれば、2走前の弥生賞で3着に粘ったように、GⅢレベルなら十分に巻き返すことが可能です。しかも開幕週の馬場ですから、多少ペースが速くても粘り込むことは可能でしょう。

三浦君も2戦目からずっと乗り続けて手の内に入れているはずなので、ここは好騎乗を期待したいと思います。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは6/29(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『ラジオNIKKEI賞・GⅢ』
『北九州記念・GⅢ』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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