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【ラジオNIKKEI賞2022予想】波乱必至の3歳ハンデ重賞!過去の傾向・注目データは?気になるサイン馬券も



ラジオNIKKEI賞2022予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・ラジオNIKKEI賞の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

3歳限定戦ながら唯一『ハンデ戦』で行われる重賞。キャリアが浅くてこれから成長期にかかる3歳馬にハンデ差を付けるのはハンデキャッパーも容易ではなく、そこにオッズ妙味が生まれることで波乱が起きやすいレースです。過去10年の3連単配当は22万0602円となっており、基本的に荒れるのが前提と思った方がいいでしょう。




ラジオNIKKEI賞2022予想
出走馬/枠順確定
<7/1(金)更新>


ラジオNIKKEI賞(GⅢ)
7/3(日) 福島芝1800m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1サトノヘリオス牡355岩田望来
2ホウオウノーサイド牡353永野猛蔵
3フェーングロッテン牡355松若風馬
4オウケンボルト牡352Mデムーロ
5クロスマジェスティ牝353三浦皇成
6ボーンディスウェイ牡355石橋脩
7ショウナンマグマ牡353菅原明良
8タガノフィナーレ牝351吉田豊
9ベジャール牡356戸崎圭太
10ミッキーブンブン牡352菊沢一樹
11ソネットフレーズ牝354津村明秀
12グランディア牡354坂井瑠星
13ゴーゴーユタカ牡354田辺裕信





ラジオNIKKEI賞2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<6/26(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、ラジオNIKKEI賞2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:皐月賞14着

ボーンディスウェイ


牧厩舎(美浦)
石橋脩騎手予定
戦績:2-1-2-2

皐月賞こそ厳しい競馬になったが、弥生賞3着、ホープフルS5着の実績は立派。クラシック出走経験を生かしてGⅢで存在感を見せ付けるか。重賞戦線で走る前も福島&中山のコーナー4つで好成績を収めており、舞台設定はこの馬向き。石橋脩も高く能力を評価しており、先行力と起用さを生かして粘り込みが狙えそうだ。

【WORLD分析班チェック】
1週前の動きも目立った

この中間はいつも通りにウッドと坂路を併用して仕上げており、1週前にジョッキーが騎乗して終い1F11秒1と抜群の伸びを披露。石橋脩は皐月賞時にも「期待通り凄く良くなっている」と吹いていたが、今回もその時と同じくらいに順調に調整が進められている。




前走:皐月賞17着

サトノヘリオス


友道厩舎(栗東)
岩田望騎手予定
戦績:2-0-1-3

この馬も皐月賞出走馬。皐月賞こそブービーに敗れたが、前哨戦のスプリングSで3着の実績はここでは上位に扱える。2歳のエリカ賞ではレコード勝ちもあって、右回りのコーナー4つの競馬に適性は高い。ダービー馬ドウデュースをはじめ、この世代に多数の素質馬を抱える友道厩舎だが、同馬は小回り性能を買われてGⅢ参戦となる。

【WORLD分析班チェック】
未勝利→エリカ賞をレコードV

時計勝負に滅法強いのは未勝利→エリカ賞を連続レコードVが証明済。「開幕週の馬場はこの馬に向くだろうね。馬群の外を回さずに内目でロスなく回ってこれればいい勝負になる。如何にもローカルが向きそうな馬」と舞台適性に自信を見せている。




前走:NHKマイルC17着

ソネットフレーズ


手塚厩舎(美浦)
津村騎手予定
戦績:1-1-0-1

キャロットF期待の血統馬だが、春は体質が弱くて脚元不安もあってなかなか順調に使うことができず、結局NHKマイルCをぶっつけで使わざるを得なかった。万全でない状態でGⅠを戦うにはさすがにハードルは高く、17着大敗もやむを得ない。その後は再び天栄に放牧に出されて建て直しを図ったが、この中間はこれまでよりも「雰囲気がイイ」との話も聞かれる。最終追い切りの動きは要注目だが、このままの雰囲気を保てれば大きく前進してきそうなムードだ。

【WORLD分析班チェック】
手塚厩舎の3歳馬では総大将格

近年は重賞でも常連になりつつある美浦・手塚厩舎だが、今年の3歳世代はOP馬はソネットフレーズだけで、重賞に顔を出す機会が少なかった。それだけにこの馬に懸かる期待は大きいもので、「何とか復活させたい」とスタッフも意気込んでいる。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にもなど魅力的な伏兵も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!






ラジオNIKKEI賞2022予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<6/26(日)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • ①ラジオNIKKEI賞にはマルゼンスキーのサインが!?

  • ②近年、正逆②番が馬券に絡む(1or2枠にも要注意)

①ラジオNIKKEI賞にはマルゼンスキーのサインが!?



このラジオNIKKEI賞には「マルゼンスキー」のサインがあるのはご存知だろうか?一般的な競馬ファンは殆ど知らないはず。それは競馬ゲーム「ウマ娘」をやっている方しか分からないかもしれないからだ。実は「ウマ娘」の中でマルゼンスキーを選択しラジオNIKKEI賞を制するとスペシャルイベントが発生するというもの。そのマルゼンスキーの声を担当しているのが今競馬番組でも熱いLynnさんの存在だろう。

競馬界とは切っても切れない『ウマ娘』。アニメ、ゲームと若い層からオールドファンまで幅広く支持されており今年の4月からCMに武豊騎手(キタサンの勝負服)とルメール騎手(サトノの勝負服)が出演している。そして、先程紹介したLynnさんは単なる声優ではなく無類の馬券好きでもある。今年の大阪杯ではレイパパレの血統の中に「マルゼンスキー」を見出し、レイパパレを中心に3連単を組んで100万円以上の払い戻しを手にしたことは話題になった。

そのマルゼンスキーがラジオNIKKEI賞では馬券作戦のカギを握っている?昨年、このレースに出走馬の中でマルゼンスキーの血を引く馬は5頭いた。その中から2、3着にマルゼンスキー関連馬が馬券になったのだ。ゲームのイベントが発表されたのは昨年なので、うまく行けば今年も馬券に絡む可能性は……。その対象馬は現在のところサトノヘリオス、セイウンプラチナ、ベジャールの3頭。果たして今年も馬券に絡むのか注目したい。

②近年、正逆②番が馬券に絡む(1or2枠にも要注意)



17年
【12頭立て逆②番】 
8枠11番セダブリランテス1着

18年
2枠2番メイショウテッコン1着
【13頭立て正②番】

19年
1枠2番マイネルサーパス2着
【16頭立て正②番】

20年
【12頭立て逆②番】 
8枠11番パンサラッサ2着

21年
1枠2番ヴァイスメテオール1着
【16頭立て正②番】

22年
正逆2番の馬?着


【!】頭数にもよるが内外正逆②番の馬は要注意!(1or2枠の内枠にも警戒)



【以上から今年の気になる候補】
・血統内にマルゼンスキーの血が入っている馬(サトノヘリオス、セイウンプラチナ、ベジャール)は注意!
・【正逆②番】1or2枠にも注意!



ラジオNIKKEI賞2022予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<6/29(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

かつては、春のクラシック、GI組が主力を形成していた時期もあるが、ハンデ戦に以降してからは実績馬の参戦自体が減少。秋に飛躍を期する隠れた素質馬たちの足掛かりとしての色合いが強くなっています。


ラジオNIKKEI賞2022データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①社台クラブ&天栄利用馬に要注意

  • ②乗り替わり多い中、継続騎乗のコンビは評価上げ

  • ③3歳同士でのハンデ差には正当評価に多少ズレも…

①社台クラブ&天栄利用馬に要注意



16年・1着(ゼーヴィント)、3着(アーバンキッド)
17年・1着(セダブリランテス)
18年・2着(フィエールマン)
21年・1着(ヴァイスメテオール)

これらはノーザンF生産のクラブ馬、かつNF天栄の外厩利用馬。

重賞での天栄馬の活躍は今更詳しく述べるまでもないが、東の育成拠点であるノーザンF天栄のお膝元(福島)に位置するのがこのG3。ノーザンFにおける秋のGIオペレーションを組み立てる上で、重賞な位置づけとなりつつあるのは間違いない。

その視点に立てば、今年天栄経由して臨むソネットフレーズには注意が必要だろう。データ上、牝馬はやや劣勢だが、G1でも穴人気した実力は軽視できない。器用な立ち回りを武器に小回りで台頭するシーンは十分。



②乗り替わり多い中、継続騎乗のコンビは評価上げ



西にCBC賞があることやハンデ戦の絡み(軽すぎて乗れない等)もあって、出走馬の多くが乗り替わりになっている。福島1800mは器用さが求められるコースだけに、乗り慣れているかどうかは重要。それだけに主戦ジョッキーが継続騎乗するコンビは評価を高めたいところ。

乗り替わりと継続騎乗を分けると以下のように分類される。

【継続】
サトノヘリオス
ショウナンマグマ
フェーングロッテン
ボーンディスウェイ

【乗り替わり】
グランディア(テン乗り)
クロスマジェスティ(テン乗り)
ゴーゴーユタカ(テン乗り)
ソネットフレーズ(テン乗り)
タガノフィナーレ(テン乗り)
ベジャール(テン乗り)
ホウオウノーサイド(テン乗り)
ミッキーブンブン(テン乗り)



③3歳同士でのハンデ差には正当評価に多少ズレも…



3歳限定戦ながら唯一『ハンデ戦』で行われる重賞。キャリアが浅くてこれから成長期にかかる3歳馬にハンデ差を付けるのはハンデキャッパーも容易ではなく、そこにオッズ妙味が生まれることで波乱が起きやすい。

ここではどのハンデのレンジが一番馬券になりやすいのかをチェックしておこう。過去10年の集計データでは以下の通り。

-----------------------------------
斤量 着別度数
-----------------------------------
~49kg 0- 0- 0- 1/ 1
49.5~51kg 0- 0- 0- 16/ 16
51.5~53kg 1- 3- 6- 40/ 50
53.5~55kg 7- 7- 3- 43/ 60
55.5~57kg 2- 0- 1- 19/ 22
-----------------------------------

51キロ以下は馬券圏内ナシ。未勝利を勝ったばかりくらいの馬ではさすがに能力的な問題が大きく好走は難しい。53.5~55kgのレンジがもっとも好走例が多いように適度な実績が必要と言える。

今年のトップハンデは56キロ相当のベジャールソネットフレーズ(性別換算)。どちらも重賞2着の実績が評価されたものだが、これはあくまでも重賞連対したから56キロと公式的に当てはめられた設定。

それであればハイレベルだった皐月賞トライアルでそれぞれ3着したサトノヘリオスとボーンディスウェイの55キロは恵まれたと見ることも出来るだろう。このあたりがいわゆるハンデキャッパーの“ズレ”の部分である。



ラジオNIKKEI賞2022予想
『前走時の情報チェック馬』
<6/30(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ボーンディスウェイ

牧厩舎(美浦)
石橋脩騎手予定
戦績:2-1-2-2

【前走】皐月賞14着

・小回りコーナー4つに自信あり
前走時の情報・・・「とにかくずっと中山の2000mでいろんなレースに対応できているのは魅力だし、ジョッキーも乗り方はイメージできてるみたい。確かに相手は強いけど楽しみもある。弥生賞組となら差はないんじゃないかな」

★今回の見所ポイント
→徹底して小回りにこだわった
→先行して主導権を取れる



前走情報チェック馬②

ベジャール

田中博厩舎(美浦)
戸崎騎手予定
戦績:1-2-0-1

【前走】毎日杯2着

・条件が揃っていた
前走時の情報・・・「前走は差はわずかだったけどいい勝ち方。560キロもある超大型馬なので広いコースの方が競馬がしやすそうだし、雨でパワーが必要になりそうなのもいいかな」

★今回の見所ポイント
→外回り⇒内回りがどうか
→パワー馬場⇒開幕馬場がどうか



前走情報チェック馬③

フェーングロッテン

宮本厩舎(栗東)
松若騎手予定
戦績:2-1-2-2

【前走】白百合S1着

・ブリンカー効果テキメン
前走時の情報・・・「ブリンカーの効果が大きく最後まで真面目に走れた。まだ完全には集中しきれていないが、それでも前走でブリンカーの効果は十分にあった。一息入っているけど、以前より反応が良くなっている」

★今回の見所ポイント
→ブリンカーで逃げがベスト
→2000m中心でスタミナ不安ナシ




ラジオNIKKEI賞2022予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<7/1(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

サトノヘリオス

厩舎(栗東)
岩田望騎手
戦績:2-0-1-3

内目で溜めてインを突ける馬を狙え!


僕はこのレースに何度も乗ったことがありますが、当時は福島の3週目に行われていたので、開幕週に行われる今とは少し違います。しかもハンデ戦ではなくて、名前も【ラジオたんぱ賞】でしたね。

それだけ状況が変われば僕の当時のイメージはそのまま当て嵌めるのは危険ですが、このレースで一番勝ちやすいタイプを挙げろと言われれば、僕は「先行インで脚を溜めれて一瞬脚を使えるタイプ」と答えます。

まず開幕週なので後方から行く馬には厳しい状況でしょう。そして馬場がイイ状態だと内目をタイトに回らないと間に合わなくなるのが想像できます。そうなるとスタートでスッと先行できて、少なくともイン2~3番手くらいで脚を溜めれる馬が一番チャンスがありそうです。

もちろん逃げ馬でもいいですが、福島コースは捲り合いになりやすいので逃げ馬は意外と乗り難しいところがあります。乗り役としたらインポケット(逃げ馬の直後のポジション)かその後ろあたりのほうが乗りやすいはずで、ここのポジションを取れる馬が高確率で馬券に絡めそうです。

一連の競馬を見てきて、インにこだわって騎乗していたサトノヘリオスと岩田望騎手がそういう競馬をしてきそうですね。この馬だとイン2列目ではなく3~4列目になるかもしれませんが、先行争いが激化するならそこでも大丈夫です。徹底してインを突く乗り方をしてきたので、このレースに合いそうなイメージがあります。僕もこの馬を乗ってみたいですね。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは7/2(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『ラジオNIKKEI賞(GⅢ)』
『CBC賞(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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