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【桜花賞】アスコリピチェーノ・チェルヴィニア・クイーンズウォークなど社台良血馬の争い?《最終更新》ダービーJ大西直宏が乗りたい馬は?



桜花賞2024予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・桜花賞の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

今年もクラシックが始まります。まずは牝馬一冠目の桜花賞。今年はなかなかボーダーラインが高くなり、トライアル戦の権利獲りも熾烈な争いになりました。早めに賞金を稼いで充電していた馬との比較がポイントになりそうですね。




桜花賞2023予想
出走馬/枠順確定
<4/4(木)更新>


桜花賞 (GⅠ)
4/7(日) 阪神芝1600m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ワイドラトゥール牝355北村友一
2クイーンズウォーク牝355川田将雅
3イフェイオン牝355西村淳也
4キャットファイト牝355松山弘平
5シカゴスティング牝355浜中俊
6ハワイアンティアレ牝355池添謙一
7スウィープフィート牝355武豊
8コラソンビート牝355横山武史
9アスコリピチェーノ牝355北村宏司
10セキトバイースト牝355藤岡佑介
11ライトバック牝355坂井瑠星
12ステレンボッシュ牝355モレイラ
13テウメッサ牝355岩田望来
14ショウナンマヌエラ牝355岩田康誠
15エトヴプレ牝355藤岡康太
16セシリエプラージュ牝355Mデムーロ
17マスクオールウィン牝355津村明秀
18チェルヴィニア牝355ムルザバ





桜花賞2024予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<3/31(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、桜花賞2024に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:阪神JF1着

アスコリピチェーノ


黒岩厩舎(美浦)
北村宏司騎手予定
戦績:3-0-0-0

昨年のリバティアイランドに続き、2歳女王はぶっつけ参戦。ノーザンFはこのローテを完全に確立している。この馬は阪神JFもぶっつけだったように、すでにその使い方で実績あり。鞍上の北村宏は久々のGⅠ制覇となったが、馬群の中にいて特に慌てることなく冷静に乗れていた。2戦騎乗してともに勝利に導いたのだから、3度目の今回は自信を持って騎乗できるだろう。
デビューからすべて上がり33秒台は立派のひと言。あれから3ヵ月で新たなライバルも出現したが、この馬自身も大きな成長が見込めるだけに、不安らしい不安はなく本番に向かえそうだ。

【WORLD分析班チェック】
栗東滞在で中間の調整も狂いナシ

3月13日にノーザン天栄から帰厩。そして翌日に栗東トレセンに到着。2歳時から馬体も増えて成長も見られており、全体的にパワーアップしているとのこと。時計的にも十分動けているし、体もフックラ見せていていい充電ができたようだ。馬にも落ち着きがあって、これなら休み明けからエンジン全開が濃厚。




前走:阪神JF2着

ステレンボッシュ


国枝厩舎(美浦)
モレイラ騎手予定
戦績:2-2-0-0

阪神JFは勝ち馬と同タイムのクビ差2着。道中から最後の直線まで、勝ち馬のすぐ直後でマークする形で運び、坂の直前で内に進路を取って一気に仕掛けたのが良かった。最後は脚色が一緒になって差し切るまではいかなかったが、勝ち馬と同程度の評価を与えていい。
戦前は「スパッと切れない」と厩舎は不満を持っていたが、それもあの一戦で払拭されただろう。それにしてもルメールの手綱捌きが素晴らしく、乗る人が乗れば馬が変わるという見本のような走りだった。鞍上にモレイラなら前走同様のパフォーマンスを期待したい。

【WORLD分析班チェック】
こちらも栗東滞在で反応良好

こちらもアスコリピチェーノと同様、3月13日にノーザン天栄から帰厩して翌日に栗東トレセンに到着。大阪杯に出走したハヤヤッコと併せて、スッと離して置き去りにするほどの動き。仕上がりは良好。




前走:クイーンC1着

クイーンズウォーク


中内田厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:2-1-0-0

昨年は牝馬三冠を達成した中内田×川田のコンビ。陣営は「オークス向き」という話をしているが、マイル重賞も制して対応力の高さを見せた。これでデビューから3戦連続で上がり33秒台(最速)をマーク。ここまでの戦績とインパクトは、リバティアイランドにもヒケを取らないものがある。
課題を挙げるとすれば、これまではスローの競馬しかしていないため、ペースが速くなった時に追走に戸惑いがないかどうかだが、このチームを考えたらそれも杞憂に終わりそうだ。

【WORLD分析班チェック】
メンバー中唯一の500キロ超の馬体

入厩直前のしがらきでの体重は526キロあり、牝馬にしては堂々たる馬体を誇る。フィジカル面に不安がないのは多頭数競馬では大きなアドバンテージだろう。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




桜花賞2024予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<4/4(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • レース当日にはフリーに転身したアノ方が来場!

(4月4日)
今週はGI「桜花賞」が行われるが特に目立つJRA絡みのイベントは多くない。やはり、当日来場するゲストに目が行く。3月3日生まれの「川島海荷」に拘ると「桃の節句」にヒントがないだろうか…。直ぐにイメージされるのは「ひな祭り」だろう。3歳牝馬のGIだけに流れは合っているはず。

「桃の節句」は中国から伝わる五節句のひとつで、本来は水辺で身体を清め、宴会を催し厄災を祓うものだったが現在では女児の成長、健康と幸福を願う行事になっている。日本では古くから「流し雛」などの風習もあるように川辺などでも行われているように『水』が関係しているのでは…。

雛人形はその紫宸殿にて行われた天皇と皇后の結婚の儀をベースとして飾られている。以上の意味合いから出走予定馬を見渡すと1頭らしい馬がいる。それは『クイーンズウォーク』で、サイン馬に指名しレース当日には対角位置と両隣にも注意したい。

本来ならばここで終わる予定だったが急遽付け足すべきイベントが発生した。それがJRAの『ベルサイユのけいばら』だ。漫画「ベルサイユのばら」と華道家假屋崎省吾氏のコラボ企画。桜花賞週からスタートして安田記念の週まで公開するらしい。何処でサインとして使用するか未知数も過去この手のイベントは空回りするケースが多かったが今年はJRA70周年だけに特別かもしれない。

1頭桜花賞でも怪しい馬が浮かび上がったが抽選対象馬『ワイドラトゥール』

。馬名の由来は「冠名+フランスの地名」で、ベルサイユのばらの舞台はフランスだ。 抽選を通ったので『ワイドラトゥール』をサイン馬に指名しレース当日には対角位置と両隣にも注意したい。なおこのイベントは次週以降も注目したい!

(3月31日)
それでは簡単に大阪杯のサイン回顧をお話しよう。勝ったのは2番人気横山和騎乗の「⑪ベラジオオペラ」。2着は3番人気戸崎騎乗の「②ローシャムパーク」。3着は11番人気菅原明騎乗の「⑬ルージュエヴィユ」。

サイン的にはサイン馬に指名した③番の隣が2着に来た②ローシャムパークのみで終わった。サイン馬に指名した⑦ハーパー13着、③タスティエーラは11着に…。残念な結果に終わったが次回の桜花賞で巻き返したい。

話を戻して今年で84回目を迎える「桜花賞」。今年は昨年の「リバティアイランド」みたいな馬はいない。今年はどの馬にもチャンスがあると言っても過言では無さそう。

今年の桜花賞当日のゲストには女優の「川島海荷」とお笑いの「ハマカーン」がトークゲストとして来場予定だ。「ハマカーン」はユーチューブなどでギャンブル系の動画を挙げており、地方競馬では大井競馬のユーチューブ番組のレギュラーを務めている。

一方、「川島海荷」はデビューから長年在籍していたレプロを退社して現在はフリーで活躍している。特にギャンブル系での活躍はなく異例の抜擢かもしれない。ただ誕生日が3月3日の「桃の節句」、この辺にヒントが隠されている気はしている。単純に3枠のゾロ目や馬番③には注意したい。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・日本では古くから「流し雛」などの風習もあるように川辺などでも行われているように『水』が関係しているのでは…。ひな祭りに関して『クイーンズウォーク』をサイン馬に指名しレース当日には対角位置と両隣にも注意したい。
・単純に3枠のゾロ目や馬番③には注意したい。





桜花賞2024予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<4/3(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

本日は過去の傾向から桜花賞のイメージを固めていきましょう。当社は桜花賞は直近17戦12勝のハイアベレージで的中を収めていますが、これだけの的中が出せているのも、大きなポイントをしっかり押さえているからに他なりません。


桜花賞2024データ
最初に押さえておきたい4つのポイント!

  • ①意外にも勝てていない1番人気馬、2番人気馬が強い

  • ②スピード馬場なら断然ノーザンF、道悪なら非社台系が狙える!

  • ③『高速決着に対応できること』が必要不可欠

  • ④4頭出しのサンデーRが5勝目の優勝なるか?

①意外にも勝てていない1番人気馬、2番人気馬が強い



【桜花賞の勝ち馬】
23年 リバティアイランド
22年 スターズオンアース
21年 ソダシ
20年 デアリングタクト
19年 グランアレグリア
18年 アーモンドアイ
17年 レーヌミノル
16年 ジュエラー
15年 レッツゴードンキ
14年 ハープスター



馬名だけ見れば『桜の女王』に輝く馬は未来の活躍が約束されたようなもの。しかし、これだけの名馬が揃っていながら、実は過去10年の桜花賞で1番人気で勝ったのはハープスターのただ1頭だけだった。

ようやく昨年リバティアイランドが久々に1人気で勝利してこれで2勝目を挙げたが、後に三冠馬となるジェンティルドンナ、アーモンドアイ、デアリングタクトも桜花賞は2番人気だった。(ちなみに、ソダシもグランアレグリアも2番人気)

1番人気になる馬はたいていの場合、阪神JFの勝ち馬で一致している。阪神JFは桜花賞と同じ舞台で行われるため、そこで強い勝ち方をした優勝馬はどうしても人気になりがち。



【阪神JF勝ち馬の桜花賞1人気馬】
12年ジョワドヴィーヴル
16年メジャーエンブレム
17年ソウルスターリング
18年ラッキーライラック
19年ダノンファンタジー
20年レシステンシア
23年リバティアイランド



つまり、近年の桜花賞は、既に結果を出してきた馬(主に阪神JFの勝ち馬)が人気の中心になり、その阪神JFには出走していなかった後のG1級の超素質馬がこの舞台で逆転する、というのが近年は数多く繰り返されているパターンと言える。

今年も阪神JFの勝ち馬アスコリピチェーノが1番人気になりそうだが、この馬を負かして真の女王となる馬が現れるだろうか。



②スピード馬場なら断然ノーザンF、道悪なら非社台系が狙える!



桜花賞と言えば社台ノーザンFの素質馬が強いというイメージが強いが、実は走破タイムによって「来る・来ない」が大きく分類されている。

ここでは【スピード馬場】(=1分33秒台以下)と【時計の掛かる馬場】(=1分34秒台以上)とで生産馬ごとに分類してみる。



【スピード馬場】
1.31.1 ソダシ(ノーザンF)
1.32.1 リバティアイランド(ノーザンF)
1.32.7 グランアレグリア(ノーザンF)
1.32.9 スターズオンアース(社台F)
1.33.1 アーモンドアイ(ノーザンF)
1.33.3 ハープスター(ノーザンF)
1.33.3 アパパネ(ノーザンF)

【時計の掛かる馬場】
1.36.1 デアリングタクト(非社台)
1.34.5 レーヌミノル(非社台)
1.36.0 レッツゴードンキ(非社台)
1.35.0 アユサン(非社台)



良馬場で高速決着になった場合はノーザンF・社台F生産馬の素質馬たちが断然強く、道悪か道悪に近いような時計の馬場になると不思議とノーザンFの馬が苦戦して非社台勢が好走している。

「馬場」というのは、言い換えれば「血統」にも繋がってくるもので、ノーザンF生産馬はスピードを追求する配合が多いため高速馬場に強いということが説明できる。

これは桜花賞だけに限らず、過去の道悪競馬で行われたどの重賞を見ても総じて馬場が悪いとノーザンFの馬は苦戦傾向にあるので、覚えておいて損はない。

つまり、【当日の馬場状態は大きく結果に影響を与える】ということ。今週末の予報は水曜時点では雨とも曇ともなっているが、今後の天気予報にも目を配っておきたい。



③『高速決着に対応できること』が必要不可欠



3年前の桜花賞では今まで見たこともないような『1分31秒1』というスーパーレコードが飛び出た。21~23年は「桜花賞週にBコース替わり」となった背景があって、その影響が大きいと言われる。



■2021年
大阪杯(Aコース)2分01秒6
桜花賞(Bコース)1分31秒1

■2022年
大阪杯(Aコース)1分58秒4
桜花賞(Bコース)1分32秒9

■2023年
大阪杯(Aコース)1分57秒4
桜花賞(Bコース)1分32秒1



今年はBコース替わり2週目に桜花賞という従来のパターンに戻っているが、先週の馬場を見ても分かるように馬場は依然として速い。このまま週末に雨が降らなければ時計の速い決着になるだろう。『高速決着に対応できること』が上位争いする上で必要不可欠な条件になりそうだ。



④4頭出しのサンデーRが5勝目の優勝なるか?



高松宮記念(マッドクール)でJRAの全GⅠ完全制覇を達成したサンデーR。GⅠにおいてこの勝負服を見ないレースはないが、桜花賞にはアスコリピチェーノ、クイーンズウォーク、チェルヴィニア、テウメッサの4頭を出走させる。いずれも上位人気が予想されるだけに、やはりクラブの本気度はかなり高い。

なお、これまでサンデーRは桜花賞を歴代最多タイの4勝(09年ブエナビスタ、12年ジェンティルドンナ、19年グランアレグリア、23年リバティアイランド)を挙げていて、単独トップの5勝目が懸かる。



桜花賞2024予想
『前走時の情報チェック馬』
<4/4(木)更新>



分析班
水谷

GⅠなどの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ライトバック

茶木厩舎(栗東)
坂井瑠騎手予定
戦績:2-0-0-1

【前走】 エルフィンS1着

【鞍上信頼度◎】
前走時の情報・・・ 「良い雰囲気保っており、このまま行ってくれれば結果を出せそう。初めての関西圏の競馬なので当日輸送に戸惑う可能性もあるが、そんなに心配はしてない。このメンバーなら脚力上位だし、何としても賞金加算して本番へ向かいたい」

★今回の見所ポイント
→末脚比べなら互角以上
→ペース流れで更に威力発揮



前走情報チェック馬②

イフェイオン
杉山佳厩舎(栗東)
西村騎手予定
戦績:2-0-1-0

【前走】 フェアリーS1着

【充電効果大きい】
前走時の情報・・・ 「未勝利をいい勝ち方したのでその後はGⅠでもと思ったけど、西村淳が『GⅢなら勝てますよ』と話してくれたのでここを目標に。テンションが上がりやすく今回は輸送がカギだけど、太め感なく仕上がっているし楽しみは持っている。勝てば桜花賞へ直行も可能だね」

★今回の見所ポイント
→名より実をとってGⅢ勝ち
→未勝利時計優秀で高速決着にも対応済



前走情報チェック馬③

コラソンビート
加藤士厩舎(美浦)
横山武騎手予定
戦績:3-1-2-0

【前走】 フィリーズR2着

【前哨戦は取りこぼし】
前走時の情報・・・ 「前走(阪神JF)は勝ちに行って負けてしまったけど、すごくいい内容で馬も頑張ってくれた。強い競馬をしてくれましたね。あの競馬ができればここでは負けられないくらいの気持ち。前哨戦を勝ちに行くためにここへ」

★今回の見所ポイント
→引き続き栗東滞在で調整
→中間ウッド追いは好感






桜花賞2024予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<4/5(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

アスコリピチェーノ

黒岩厩舎(美浦)
北村宏騎手
戦績:3-0-0-0

自信を持って能力を引き出せば結果は付いてくる


令和になってからの桜花賞はローテーションや馬場が話題になりました。ローテーションで言えば、2018年アーモンドアイ、2019年のグランアレグリアがそうだったように、トライアルを挟まずに間隔をあけて直行する馬が増えました。それ以降はすべて直行ローテの馬が勝利しています。

また、馬場については2020年と2021年が両極端でしたね。デアリングタクトが勝った時が雨の道悪でズブズブの消耗戦、そして翌年のソダシの時は“コンクリート馬場”の超高速馬場で従来のレコードを大幅に更新する1分31秒1をマーク。この2年のタイム差は実に5秒もありました。基本的に、雨が降らなければ阪神の芝はかなりスピードが出やすくなっています。

近年の傾向からV候補となる馬のイメージは、『早めに賞金を加算してタップリ充電』し、尚且つ『高速馬場に対応できるスピードと底力』を持った馬ということになるでしょうか。

この2点をクリアする2歳女王のアスコリピチェーノは、まさに桜花賞を勝つのに相応しい条件を備えています。現状でこの馬に欠点は見当たりません。

確かに阪神JFは、2歳牝馬路線で評判の高かったボンドガールとチェルヴィニアが回避し、メンバー的には飛車角落ちのような組み合わせでしたが、終わってみれば1分32秒6の【レースレコード】は立派です。

ヒロシ(北村宏)にとっても初めての牝馬クラシックを勝つチャンスが到来。この馬にルメールや川田クンが騎乗するならもっと人気になってしまいそうですが、僕はヒロシのままでも信頼度は変わりません。

やはり2度騎乗して2度結果を出しているのは彼にとっても大きな自信になっているでしょう。前走と同じように落ち着いて平常心で乗ることができれば、4連勝達成も全然夢ではないですよね。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは4/5(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『桜花賞GⅠ』
『阪神牝馬ステークスGⅡ』
『ニュージーランドトロフィーGⅡ』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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