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【桜花賞2022予想】さあクラシック開幕!馬券的にも今年は絶対に面白い!注目データ・ヒント多数



桜花賞2022予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

主要な前哨戦をすべて勝ち馬に◎指名してきた『牝馬のWORLD』としては今年も期待大の一冠目・桜花賞。今年は馬券妙味もタップリありそうで早くも胸の高鳴りが押さえきれませんが、1週前時点では前哨戦の勝ち馬をチェックしておきましょう。




桜花賞2022予想
出走馬/枠順確定
<4/7(木)更新>


桜花賞(GⅠ)
4/10(日) 阪神芝1600m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ナムラクレア牝355浜中俊
2カフジテトラゴン牝355古川吉洋
3アルーリングウェイ牝355藤岡佑介
4パーソナルハイ牝355吉田豊
5ピンハイ牝355高倉稜
6ウォーターナビレラ牝355武豊
7サブライムアンセム牝355岩田望来
8スターズオンアース牝355川田将雅
9クロスマジェスティ牝355武藤雅
10ライラック牝355福永祐一
11ラブリイユアアイズ牝355坂井瑠星
12ベルクレスタ牝355吉田隼人
13ラズベリームース牝355池添謙一
14プレサージュリフト牝355戸崎圭太
15アネゴハダ牝355幸英明
16サークルオブライフ牝355Mデムーロ
17フォラブリューテ牝355ルメール
18ナミュール牝355横山武史





桜花賞2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<4/3(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、桜花賞2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:チューリップ賞1着

ナミュール


高野厩舎(栗東)
横山武騎手予定
戦績:3-0-0-1

ハービンジャ―産駒で阪神外回りを勝ったのはこれまでペルシアンナイト(アーリントンC)とブラストワンピース(毎日杯)だけだったが、ナミュールがチューリップ賞を勝って3頭目となった。デビューからこれで4戦連続で上がり33秒台を駆使。「牝馬でこれだけ鋭い脚を使えるのはノームコア以来かな」とGⅠ2勝馬を引き合いに出すように、ノーザン関係者も素質の高さに太鼓判を押す。

チューリップ賞はゲートを決めることと、初めての鞍上とのコンタクトでうまく乗りこなせるかも課題だったが、どちらも及第点でクリア。今回はローテも含め、初めて何の不安なく本番へ迎えるのが大きい。高野厩舎は5度目の桜花賞挑戦でこれまで6着(リバティハイツ)が最高だが、初の栄冠を掴むことができるか。

【WORLD分析班チェック】
本番に向けてどれだけの上積みを乗せれるかが焦点

権利獲りのチューリップ賞は本気仕上げ。馬体増減ナシがそれを物語っていた。今回の課題は少しでも体重を戻すことだが、調整が手緩くなっては本番への上積みが微妙になる。陣営にとって今回の調整はそう簡単なものではない。100%に持ってこれるかに注目。




前走:フィリーズR1着

サブライムアンセム


藤原英厩舎(栗東)
池添騎手予定
戦績:2-3-0-2

これまでは勝ち味に遅い馬だったが、ここへきて体質もシッカリして走る度に鋭い脚を使えるようになって一戦ごとの良化が著しい。勝ちタイム1分19秒9というのは3歳牝馬では破格の数字。同開催の阪急杯GⅢと同じタイムで、京都牝馬Sでも3着に相当する。馬場差がほとんどなかったことから、この時計の価値は評価していい。

フィリーズレビュー組は桜花賞で全く走っていないのは事実(連対率1.9%、勝ち馬もアイムユアーズの3着が最高)だが、同馬の成長力を考えたら決して侮れない存在だ。藤原英厩舎は8度目の桜花賞挑戦でこれまで3着(デアリングハート、ジェルミナル)が最高で更に上の着順に食い込めるか。

【WORLD分析班チェック】
折り合いに難の馬で距離延長に対応するための対策は?

前哨戦の好時計勝ちは高く評価できるものだが、これは短距離適性が高いことの証明。引っかかって行きたがる気性だけに、外回りの阪神1600mでは折り合い面の課題が浮き彫りになる。これに対して策士である藤原英厩舎がとってきた対策とは一体何か?




前走:クイーンC1着

プレサージュリフト


木村厩舎(美浦)
戸崎騎手予定
戦績:2-0-0-0

西のナミュールに東のプレサージュリフト。どちらも上がり33秒台の末脚が自慢なノーザンFのハービンジャー産駒だ。昨秋の東京で新馬を勝った後、アクシデントがあったわけじゃないのにクイーンCまで休養。この一戦で決めないと賞金的に桜花賞に出られないわけだから、ノーザンFは、悪くても2着は確保できると自信があったということ。それだけの器という評価をされている。キャリア2戦で伸びしろは他の馬より大きく、まだまだパフォーマンスを上げられそうだ。なお、木村厩舎は2度目の桜花賞挑戦でこれまで3着(ファインルージュ)が最高。これは上の高野厩舎、藤原厩舎と全く同じ。

【WORLD分析班チェック】
輸送、初コース、出遅れ癖…克服すべき課題も多い

抜群の末脚性能からも能力の高さは疑いようがないが、この馬の弱点は体質の弱さにある。前走からソエの症状が出ていて、いまだに強い調教をほとんどしていない。今回は長距離輸送も控えて更にソフト調整になるが、その仕上げで混戦を断ち切れるかどうか。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも阪神JF1・2着のサークルオブライフとラブリイユアアイズ、ここまで崩れ知らずのスターズオンアース、クロスマジェスティなど魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




桜花賞2022予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<4/6(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

今年の桜の女王はどの馬か?皆さんも個々の馬について研究を進めていることと思います。今年は絶対的な存在の馬もおらず、どの馬にもチャンスがありそうで、分析のし甲斐がありますね。

さて、水曜は過去の傾向から桜花賞のイメージを固めていきましょう。だいたい次の3つのポイントを押さえておけば最近の桜花賞の傾向が掴めるはずです。


桜花賞2022データ
最初に押さえておきたい4つのポイント!

  • ①意外にも勝てていない1番人気馬、2番人気馬が強い

  • ②スピード馬場なら断然ノーザンF、道悪なら非社台系が狙える!

  • ③Bコース替わりで昨年のようは超高速馬場に注意!?

①意外にも勝てていない1番人気馬、2番人気馬が強い



桜花賞の過去傾向を見て真っ先に目に留まるのがこのデータだろう。桜花賞の勝ち馬を並べてみると錚々たる顔ぶれが揃っている。

21年 ソダシ
20年 デアリングタクト
19年 グランアレグリア
18年 アーモンドアイ
17年 レーヌミノル
16年 ジュエラー
15年 レッツゴードンキ
14年 ハープスター
13年 アユサン
12年 ジェンティルドンナ


馬名だけ見れば『桜の女王』に輝く馬は未来の活躍が約束されたようなもの。しかし、これだけの名馬が揃っていながら、実は過去10年の桜花賞で1番人気で勝ったのはハープスターのただ1頭だけなのは驚き。後に三冠馬となるジェンティルドンナ、アーモンドアイ、デアリングタクトも桜花賞は2番人気だった。(ちなみに、ソダシもグランアレグリアも2番人気)


そこで疑問となるのが、「ではこれらより人気の馬って何がいたのか?」ということ。その答えは、ほとんどが阪神JFの勝ち馬で一致している。

12年はジョワドヴィーヴル
16年はメジャーエンブレム
17年はソウルスターリング
18年はラッキーライラック
19年ダノンファンタジー
20年はレシステンシア


阪神JFは桜花賞と同じ舞台で行われるため、そこで強い勝ち方をした優勝馬はどうしても人気になりがち。競馬ファンの中にもまだイメージが強く残っているので仕方ない。

つまり、近年の桜花賞は、既に結果を出してきた馬(主に阪神JFの勝ち馬)が人気の中心になり、その阪神JFには出走していなかった後のG1級の超素質馬がこの舞台で逆転する、というのが近年は数多く繰り返されているパターンと言える。



②スピード馬場なら断然ノーザンF、道悪なら非社台系が狙える!



桜花賞と言えば社台ノーザンFの素質馬が強いというイメージが強いが、実は走破タイムによって「来る・来ない」が大きく分類されている。

ここでは【スピード馬場】(=1分33秒台以下)と【時計の掛かる馬場】(=1分34秒台以上)とで生産馬ごとに分類してみる。

【スピード馬場】
1.31.1 ソダシ(ンーザンF)
1.32.7 グランアレグリア(ノーザンF)
1.33.1 アーモンドアイ(ノーザンF)
1.33.4 ジュエラー(社台F)
1.33.3 ハープスター(ノーザンF)
1.33.9 マルセリーナ(社台F)
1.33.3 アパパネ(ノーザンF)

【時計の掛かる馬場】
1.36.1 デアリングタクト(非社台)
1.34.5 レーヌミノル(非社台)
1.36.0 レッツゴードンキ(非社台)
1.35.0 アユサン(非社台)
1.34.6 ジェンティルドンナ(ノーザンF)


これを見ても、ここまでハッキリ分かれるか…という結果。

良馬場で高速決着になった場合はノーザンF生産馬の素質馬たちが断然強く、道悪か道悪に近いような時計の馬場になると不思議とノーザンFの馬が苦戦して非社台勢が好走している。

「馬場」というのは言い換えれば「血統」にも繋がってくるもので、ノーザンF生産馬はスピードを追求する配合が多いため高速馬場に強いということが説明できるのだろう。

これは桜花賞だけに限らず、過去の道悪競馬で行われたどの重賞を見ても総じて馬場が悪いとノーザンFの馬は苦戦傾向にあるので、覚えておいて損はない。

つまり、【当日の馬場状態は大きく結果に影響を与える】ということ。今週は晴天続きの天気予報となっており、傾向通りなら『ノーザンF生産馬が有利』と見るべきかもしれない。



③Bコース替わりで昨年のようは超高速馬場に注意!?



昨年の桜花賞では今まで見たこともないような『1分31秒1』というスーパーレコードが飛び出た。昨年から桜花賞週がBコース替わりとなった背景があって、その影響が大きいと言われる。

■2021年
4月4日 大阪杯(Aコース)2分01秒6
4月11日 桜花賞(Bコース)1分31秒1

■2022年
4月3日 大阪杯(Aコース)1分58秒4
4月10日 桜花賞(Bコース)?????

昨年のことを良く思いだしてもらいたいが、大阪杯は直前の大雨によって馬場が一瞬で悪化し、コントレイルもグランアレグリアも不発となるほどの極悪馬場へ。それなのに1週後の桜花賞では一転してスーパーレコードが出た。桜花賞だけでなく、他の芝のレースでも軒並み高速タイムが連発。「本当に同じ競馬場なのか?」と目を疑ったほど。それくらいコース替わりの効果が大きかった。

それに倣うとしたら、今年もかなりの高速化が期待できるだろう。先週の大阪杯でも1分58秒4という時計が出たのだから、桜花賞も1分32秒台前半、もしくは1分31秒台があっても全く驚けない。

いずれにしても高速決着に対応できることが上位争いする上で必要不可欠な条件になる。



桜花賞2022予想
『調教マル特ホース』
<4/7(木)更新>



●調教タイムだけでなく厩舎の話や調整過程の変化にも注目

今週の栗東坂路は速い時計やラップが出る舞台設定になっている。水曜の開門直後の50頭中、1F12秒3より速い数字を計測した馬が21頭。また木曜も同様の傾向。テンから飛ばしても容易に止まらず、負荷があまり掛からない舞台設定と判断していいかもしれない。このように、馬場コンディションによっては調教の価値も変わるため、やはり1本の追い切りだけにウェイトを置かず、放牧先での乗り込みや普段からの引き運動も含めて総合的に判断する必要がある。

また、ジョッキーを乗せる乗せない、馬具を着ける着けない、追う時間帯が速い遅いなどにも厩舎の意図が含まれており、それらも重要な情報と言えるだろう。基本的にGⅠともなるとどの陣営もここへ向けて可能な限りの手を尽くして調整に熱を入れてくるもの。よって状態が悪い馬がいるはずもない。追い切り時計や映像の見た目の動きだけでなく、厩舎サイドの話や調整過程の変化などにも思考を巡らせたい。


調教マル特ホース①

サークルオブライフ

国枝厩舎(美浦)
Mデムーロ騎手予定
戦績:3-0-2-0

・ノウハウを持った関東厩舎が万全の仕上げ

ここまでの調整過程について、「レース後も特に問題なく来られたので、桜花賞に向けて良い雰囲気で臨める」と国枝師。関東馬が3戦続けて阪神輸送するのは少し心配になるが、そこはアパパネで既に経験済みの国枝厩舎。陣営もこの馬が輸送に弱い馬でないことを良く分かっており、ここへ向けての調整にも何の問題も生じていない。

1週前時点から「良い雰囲気だし十分な動き」と話しており、今週の追い切り後も「落ち着きが出て気分良さそうに走れた」と話している。なお、前走は初めて最終追い切りにMデムーロを乗せて追い切ったが、この中間はいつもの助手追いに戻している。追い切り内容も絶好で、調整過程ともに不安らしい不安は見当たらない。今回は本領発揮が可能な状態にある。



調教マル特ホース②

ナムラクレア

栗東厩舎(栗東)
浜中騎手予定
戦績:2-2-1-1

・高いレベルで維持、仕上がりとしては過去一番!

前哨戦のフィリーズRを勝ちに行ったことで本番への上積みは期待できないと思われていたが、その後も下降線を辿ることなく高いレベルで状態を維持できている。予定通り2週前、1週前と好調教をこなして前走同様の仕上がり。

「(最終追い切りは)力みがないかを確認するくらいの調教だけど、時計面、ラップ面を見てもスムーズで非常に良い調教ができた」と指揮官も満足気。厩舎も揃って「使う毎に心身ともに成長しているし、仕上がりとしては過去一番だと思っている」とキッパリ。走り慣れた内枠引けたことも歓迎のようで、更に一発の可能性は高まった。




桜花賞2022予想
『下馬評は低いが妙味倍増!』
ラストワン・注目穴馬

<4/8(金)更新>


分析班
水谷

木曜の枠順発表を見て感じるのは、内枠の先行馬、外枠の追い込み馬に分かれた形。枠順と馬場状態も結果に大きな影響を与えそうです。さて、そんな枠順発表からプラスに働きそうな好枠を引き当てた馬をラストワンの『穴候補』に指名します。


下馬評低めの盲点注目馬

ナムラクレア

長谷川厩舎(栗東)
浜中騎手
戦績:2-2-1-1

【前走成績】
フィリーズR(2着/1番人気)

○勝負所で勝ちに動いて外回った分だけ勝ち切れず

ファンタジーSは2番枠、阪神JFは1番枠、フィリーズRは2番枠、そして今回の桜花賞も1番枠。とにかく内枠ばかりを引き当てる同馬。Bコース替わりとなる今週は、おそらく馬群のインで脚を溜めれる馬に有利に働くはずで、同馬にとっては絶好の枠順となった。

「マイルより1400mのほうが向いてるのは確かも、この枠で脚を溜めれるならマイルの距離でも問題ない。それを補えるだけの出来の良さもある。阪神JFは最初いいところにいて位置を下げる形になったのが結果的に堪えたので、今回は無理に下げる競馬はさせないつもり」と好位インから抜け出す作戦を立てている。

対戦比較で言うと、ウォーターナビレラにはファンタジーS、阪神JFで2度先着されているが、いずれも乗り方的に向こうがスムーズだっただけで、まだ能力的に勝負付けが済んだとも思えない。そのウォーターナビレラが上位候補となるのであれば、ナムラクレアも差のない競馬はできるはず。この絶好枠を味方にする同馬の食い込みに注意したい。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは4/8(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『桜花賞(GⅠ)』
『ニュージーランドT(GⅡ)』
『阪神牝馬S(GⅡ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

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