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4/9(金)最終更新【桜花賞2021予想】ソダシvsサトノレイナスvs意外な穴馬? 注目データ・ヒント多数



桜花賞2021予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

WORLD
北野シズカ

皆さん、こんにちは。春のGIシーズン本番、盛り上がっていきましょう!

ダービージョッキー・大西直宏さんも所属するWORLD競馬WEBで、社台グループの情報を専門にしている北野シズカと申します。

今週末はもちろん桜花賞(GⅠ)に注目。

昨年の阪神ジュベナイルフィリーズで優勝争いを演じたソダシ、サトノレイナスがぶっつけ本番。状態面のジャッジも大事になりますし、他路線組との比較もポイント。今週も1週間通して予習していきましょう!


【桜花賞2021予想】
最新更新4/9(金)
見た目地味な馬に注目!ラストワン穴馬はコチラ

昨年は後の3冠馬デアリングタクトを「アーモンドアイに匹敵するパフォーマンスを見せる可能性すらある」と事前に指摘して、WORLDでは◎○1点目から的中をお届け。今年の情報にも大いにご注目ください!

【4/7更新】過去の傾向から好走馬をあぶり出す
桜花賞のマル特データ&オススメ馬!詳細はコチラ⇒


【4/8更新】推奨馬の好走率ハイアベレージ!
調教マル特ホース2頭はコチラ⇒


【4/9更新】先週は6人気2着モズベッロをピックアップ!
見た目地味な馬に注目!ラストワン穴馬はコチラ⇒



桜花賞2021予想
出走予定馬/枠順確定
<4/8(木)更新>


桜花賞(GⅠ)
4/11(日) 阪神芝2000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 ストライプ 牝3 55 田辺
2 ファインルージュ 牝3 55 福永
3 ブルーバード 牝3 55 柴田大
4 ソダシ 牝3 55 吉田隼
5 アカイトリノムスメ 牝3 55 横山武
6 ストゥーティ 牝3 55 岩田康
7 ククナ 牝3 55 藤岡佑
8 メイケイエール 牝3 55 横山典
9 エンスージアズム 牝3 55 岩田望
10 アールドヴィーヴル 牝3 55 デムーロ
11 ジネストラ 牝3 55 北村宏
12 ヨカヨカ 牝3 55
13 エリザベスタワー 牝3 55 川田
14 ミニーアイル 牝3 55 藤岡康
15 シゲルピンクルビー 牝3 55 和田竜
16 ソングライン 牝3 55 池添
17 ホウオウイクセル 牝3 55 丸田
18 サトノレイナス 牝3 55 ルメール





桜花賞2021予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<4/7(水)更新>


WORLD
北野シズカ

まず最初に、桜花賞2021に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:阪神ジュベナイルF1着

ソダシ


須貝尚厩舎(栗東)
吉田隼騎手予定
戦績:4-0-0-0

お馴染みのシラユキヒメ一族。白毛馬としては初の芝の重賞ウィナーとなり、デビューから無敗で2歳女王に輝いた。この血統らしくダート向きのイメージがあるが、札幌2歳SはレコードV、阪神JFも歴代2位の走破タイムで見た目以上に高速対応もできている。とにかく勝負強さが武器で、ゴール前で叩き合いに持ち込むのがこの馬のスタイル。

今回の最大の注目は『阪神JFからのぶっつけ』というローテ。最近の流行りらしくこれは最初から予定通り。そして異例だったのは放牧先で充電するのではなく、2月上旬から早くも入厩させてトレセンでジックリ乗り込んでいること。

指揮官は「早めに試したいことがある」というコメントを残していたが、中間の調整でも馬を前に置いてチップを被せるなど色々と工夫したところが見られる。仕上がり具合そして陣営はどんな感触を持って臨むのか?直前情報に大いに注目が集まる。

【WORLD分析班チェック】
ぶっつけ本番は当初から予定通りのローテ

東京&阪神マイルで結果を残している時点で舞台適性は全く問題ナシ。時計面にも不安はなく血統的には道悪にも対応できそうだ。この馬の最大のポイントはとにかく『中間の仕上がり具合』に尽きる。クラシック初制覇を狙う吉田隼人騎手にとってもここが千載一遇の大チャンスなのは間違いない。(クラシックでは菊花賞②③着が最高)




前走:阪神ジュベナイルF2着

サトノレイナス


国枝厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:2-1-0-0

毎年クラシックのパートナーをどれにするのか?が注目されるルメール騎手。今年も複数のお手馬がいたが、最終的にコンビを組むことになったのはこの馬。デビュー時から「完成度はまだ低いけど先々はだいぶ走ってくる」と評価の高い馬だ。

確かに一戦ごとにレース内容は良くなっている。それは時計面を見ても明らか。飛節が硬くまだゲートの出は甘さはあるものの、勝負所の反応などはだいぶ改善してきた。阪神ジュベナイルFでも勝ち馬とはハナ差。クビの上げ下げの差で負けただけで、ゴール後の伸びなどはコチラがだいぶ優勢だった。「来年パワーアップしたら楽しみだよ」とルメールも成長力に期待を寄せていた。

この馬もソダシと同様にぶっつけでの参戦だが、これも当初からの予定通り。ノーザンF天栄ではアーモンドアイ、グランアレグリアとともにぶっつけ参戦で結果を出したように完全に“桜花賞ノウハウ”を確立している。あとは馬の成長曲線がこの桜花賞Vレベルまで押しあがっているかどうか?

【WORLD分析班チェック】
注目すべきは前走後からの成長度合い

桜花賞で相性の良いディープ産駒でルメール騎乗。そして天栄×国枝厩舎ならここへ向けての仕上げに抜かりはなさそうだだ。あとはとにかく馬の完成度次第。他馬との比較をどう見るか?週末にお送りする『GⅠ直前関係者情報』は必見になるだろう。




前走:クイーンカップ1着

アカイトリノムスメ


国枝厩舎(美浦)
横山武騎手予定
戦績:3-0-0-1

国枝厩舎はサトノレイナスと2頭出し、そして金子真人HDはソダシとこの馬で2頭出し。これらが上位人気なのだから改めてオーナーの馬運とGⅠ常連の厩舎力に脱帽せざるを得ない。

さて、同馬はアパパネ×ディープインパクトという3冠馬同士の配合。この舞台に合わないはずがない。この馬も走る毎に時計を詰めてクイーンCの1分33秒3もなかなか優秀だ。阪神ジュベナイルF組に肩を並べるところまで来たと判断できる。

今回は戸崎騎手がドバイ遠征後の検疫のため横山武騎手へ乗り替わりになるが、2走前で2勝目に導いたジョッキーで大きなマイナスは考えなくていいだろう。鞍上は皐月賞でも1番人気候補のエフフォーリアがスタンバイしており、この2週間は「騎手人生の大きなターニングポイント」と位置付けている。時間の限りの研究でVシミュレーションをして臨む。

【WORLD分析班チェック】
輸送で大きく減らずに良馬場ならV圏可能

小柄な牝馬で初の関西輸送で体を大きく減らさないのが条件。またスピードと瞬発力を武器にする馬だけに時計の出やすい良馬場がベストなのは間違いない。オーナーに2度目の桜花賞Vを届けられるか?


WORLD
北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも、チューリップ賞、フィリーズレビューといった前哨戦組も含め、多彩なメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!







桜花賞2021予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<4/7(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。水曜は過去の傾向から桜花賞のイメージを固めていきましょう。
だいたい次の2つのポイントを押さえておけば最近の桜花賞の傾向が掴めるはずです。


桜花賞2021データ
最初に押さえておきたい2つのポイント!

  • ①歴史的な名馬になる馬もこの時点でまだ完全にはバレていない!?

  • ②スピード馬場なら断然ノーザンF、道悪なら非社台系が狙える!

①歴史的な名馬になる馬もこの時点でまだ完全にはバレていない!?



まず過去10年の勝ち馬を確認しておきましょう。

 2020年 デアリングタクト
 2019年 グランアレグリア
 2018年 アーモンドアイ
 2017年 レーヌミノル
 2016年 ジュエラー
 2015年 レッツゴードンキ
 2014年 ハープスター
 2013年 アユサン
 2012年 ジェンティルドンナ
 2011年 マルセリーナ

こうして並べてみると錚々たる顔ぶれですね。『桜の女王』に輝く馬は未来の活躍が約束されたようなものと言えるでしょう。

しかし、これだけの名馬が揃っていながら、実は過去10年の桜花賞で1番人気で勝ったのはハープスターのただ1頭だけなのは驚きです。

後に三冠馬となるジェンティルドンナ、アーモンドアイ、デアリングタクトも桜花賞は2番人気でした。(グランアレグリアも2番人気)


今となっては見ると「じゃあ、これらより人気の馬って何がいたのよ?」って思いますよね。ここに桜花賞攻略の大きなポイントが隠されているかもしれません。

ジェンティルドンナの時は……ジョワドヴィーヴル
アーモンドアイの時は……ラッキーライラック
デアリングタクトの時は……レシステンシア
グランアレグリアの時は……ダノンファンタジー

がそれぞれ1番人気でした。


そう、これらはすべて阪神JFの勝ち馬なのです。(ちなみに、ジュエラーの時もメジャーエンブレムが、レーヌミノルの時もソウルスターリングが1番人気)

阪神JFは桜花賞と同じ舞台で行われるため、そこで強い勝ち方をした優勝馬はどうしても人気になります。競馬ファンの中にもまだイメージが強く残っているので仕方ないですよね。

つまり、既に結果を出してきた馬(主に阪神JFの勝ち馬)が人気の中心になり、その阪神JFには出走していなかった後のG1級の超素質馬がこの舞台で逆転する、というのが近年は数多く繰り返されているパターンと言えます。



【 まとめ 】
・阪神JF優勝馬は人気必至も桜花賞はなかなか勝てない
・阪神JF未出走の遅れてきた素質馬が開花するケースが多い
・過去の成績よりも成長曲線に重きを置く必要アリ




分析班
水谷

今回の考察で該当しそうな馬といえば、アールドヴィーヴルとソングラインでしょうか。アールドヴィーヴルは血統背景から大物に育つ背景が十分で、体が大きく増えてくれば怖い存在です。まだキャリア2戦で底も見えていませんね。

ソングラインは青鹿毛で馬格もあって雰囲気を持った馬。キズナ産駒の2年目、そろそろG1級の大物が出てもおかしくありません。紅梅Sを勝った後に天栄でジックリ充電して本番に臨むパターンも今流のトレンドです。



②スピード馬場なら断然ノーザンF、道悪なら非社台系が狙える!



桜花賞と言えば社台ノーザンFの素質馬が強いというイメージが強いですが、実は走破タイムによって「来る・来ない」が大きく分類されています。

ここでは【スピード馬場】(=1分33秒台以下)と【時計の掛かる馬場】(=1分34秒台以上)とで生産馬ごとに分類してみます。

【スピード馬場】
1.32.7 グランアレグリア(ノーザンF)
1.33.1 アーモンドアイ(ノーザンF)
1.33.4 ジュエラー(社台F)
1.33.3 ハープスター(ノーザンF)
1.33.9 マルセリーナ(社台F)
1.33.3 アパパネ(ノーザンF)


【時計の掛かる馬場】
1.36.1 デアリングタクト(非社台)
1.34.5 レーヌミノル(非社台)
1.36.0 レッツゴードンキ(非社台)
1.35.0 アユサン(非社台)
1.34.6 ジェンティルドンナ(ノーザンF)

どうでしょう?ここまでハッキリ分かれるか…という結果が出ました。

良馬場で高速決着になった場合はノーザンF生産馬の素質馬たちが断然強く、道悪か道悪に近いような時計の馬場になると不思議とノーザンFの馬が苦戦して非社台勢が好走します。

「馬場」というのは言い換えれば「血統」とかにも繋がってくるもので、ノーザンF生産馬はスピードを追求する配合が多いため高速馬場に強いということが説明できますね。



これは桜花賞だけに限らず、過去の道悪競馬で行われたどの重賞を見ても、総じて馬場が悪いとノーザンFの馬は苦戦傾向にあります。先週の道悪馬場だった大阪杯でもグランアレグリアやサリオスが不発でモズベッロが激走したのがいい例でしょう。

つまり、【当日の馬場状態は大きく結果に影響を与える】ということを覚えておきましょう。先週の日曜は特に極悪馬場での競馬になっただけに、どれだけ馬場が回復するかに要注目ですよ!



【 まとめ 】
・1分33秒台以下の高速馬場ならノーザンF生産馬が断然強い
・もし時計の掛かる馬場が想定されるなら積極的に非社台馬を狙え!




分析班
水谷

今回の考察で該当しそうな馬といえば、スピード勝負ならやはり阪神JFの上位2頭(ともにノーザンF生産のソダシとサトノレイナス)は上位候補になるでしょう。1分33秒1で走破している時点で例年の勝ちタイムに近い時計をクリアしていていることになります。

馬場が重くなった時の非社台勢では九州産馬のヨカヨカが気になる存在。新馬戦では道悪馬場であのモントライゼに競り勝っています。タイプ的にはレーヌミノルのようなイメージでしょうか。



桜花賞2021予想
『調教マル特ホース』
<4/8(木)更新>


分析班
水谷

近年のトレンドは外厩仕上げがキーワード、そしてクラシックならではの人馬の信頼関係に注目しておいて損はないでしょう。調教からのオススメを2頭紹介します。



●近年は『外厩情報』が大きなキーワードに

近3年はアーモンドアイ(NF天栄)、グランアレグリア(NF天栄)、デアリングタクト(宇治田原優駿S)と外厩経由の馬が3連勝中。これまでの『前哨戦をひと叩きして本番へ』という王道スタイルだったが、それが変化して『前哨戦を使わずに外厩で仕上げる』というのが近年のトレンドになっている。

これは桜花賞に限らず、先週の大阪杯でもそうだったように古馬を含めた全てのG1に当てはまることかもしれない。それだけ外厩で仕上げることのメリットが増えているということ。 つまり、中間の調整については「最終追い切りだけを見ても仕上がり全体は見抜けない」ということで、外厩も含めて中間の調整全てを把握する必要がある。

また、クラシックという側面で言えば、『どれだけ騎手と馬がコンタクトを重ねて競馬を教えてきたか』などにも注目しておきたい。昨年の三冠馬コントレイルもデアリングタクトもデビューから騎手がずっと競馬を教え込んで掴んだ結果だった。“テン乗り一発勝負”でも対応できる古馬のG1と違って、クラシックは“人馬の信頼関係の深さ”は大事な要素になる。




調教マル特ホース①

ソダシ

須貝厩舎(栗東)
吉田隼騎手
戦績:4-0-0-0

○異例のレース2ヵ月前から在厩して乗り込み
○4週連続で主戦の吉田隼Jがコンタクト

桜花賞の2ヶ月前の2月10日にNFしがらきより帰厩。トラックマンも「トライアルに出るの?」と勘違いしたように異例の早さで戻ってきた。これには指揮官も「本番直行は変わらない。ただ、考えていることがある。それを試したい」の意味深な発言をしていた。

その後の同馬の調教を確認してきたが、坂路中心に運動量豊富にジックリ乗り込まれ、直近の4週は主戦の吉田隼Jを背に併せ馬を消化。特にここ2~3週は馬の後ろでチップを被せるなど馬群から抜け出すのをイメージしたかの内容で、終い1Fのキレを磨いていた。馬の息遣いから体調良好さが伺え、仕掛けてからの反応の良さや鞍上との呼吸も文句ナシ。状態面において不安らしい不安は何も見当たらない。ひと言で『万全』と言える。



調教マル特ホース②

ソングライン

林厩舎(美浦)
池添騎手
戦績:2-1-0-0

○1月から天栄にて桜花賞に向けての調整を開始
○1週前はチークを着けて3頭併せで気合乗る

阪神JFの上位2頭に次いで前走後からの間隔が長い同馬。1月の紅梅Sを勝ったことで賞金面をクリアし、「このまま桜花賞直行」とローテを決めて調整できたのは好感が持てる。厳寒期は天栄で成長促進に充て、3月上旬からトレセンに戻って坂路とウッド併用で乗り込まれてきた。これは桜花賞へ向かう3歳牝馬としては臨戦過程としては理想的とも言える。

1週前にはチークピーシズ着用して3頭併せの真ん中で気合を乗せ、今週の追い切りにはレースでも騎乗する池添Jが反応を確かめて合格点。「紅梅S以上の仕上がりでレースに迎える」と指揮官も胸を張っている。青鹿毛で元々見栄えがするのもあるが、見た目の雰囲気は迫力満点。輸送で入れ込む馬ではないので、おそらく当日のパドックでも目を引く姿が見られるだろう。




桜花賞2021予想
『下馬評は低いが妙味倍増!』
ラストワン・注目穴馬

<4/9(金)更新>


分析班
水谷

先週の大阪杯では雨による馬場悪化を見込んでモズベッロ(6人気)を取り上げさせてもらいましたが、あれだけ馬場が悪くなるとやっぱり好走しましたね。当欄を参考に馬券を獲られた方もいたようです。


●前走「人気を裏切った馬」が盲点になりやすい

クラシックで人気の盲点になりやすい馬は3パターンがある。

・1つは『前走で人気以上に走れなかった馬』。重賞好走のままぶっつけで臨む馬やトライアル好走馬が人気になりやすいため、上げ潮ムードじゃない馬はどうしても印象が悪くなる傾向がある。

・2つ目は『それまで主戦で乗っていたジョッキーがより人気のある有力馬に乗るケース』。ほとんどの場合が「アッチの馬のほうが勝てる可能性が高い」と判断されて乗り捨てられるわけで、どうしても人気が上がりにくい。

・3つ目は『抽選対象になった馬』。抽選になるということは賞金ボーダーを明確にクリアできていなかったため、「出れるかどうか分からない」ことから準備不足のイメージが沸くから。もしこれらに該当していても能力が足りていれば穴馬として一発が期待できる。



下馬評低めの盲点注目馬

ククナ

栗田厩舎(栗東)
藤岡佑騎手騎乗
戦績:1-1-2-1

【前走成績】
クイーンC(3着/1番人気)

○年明けまではルメールのお手馬として桜の有力候補だった1頭

先述の“人気落ち3パターン”にすべて該当するのが同馬。前走はクイーンCで1番人気を裏切って連絡みできず、デビューから5戦乗り続けたルメールがパートナーとして手放すことになり、そして3頭の抽選の末なんとか滑り込みに成功という臨戦過程。このようなマイナスイメージが幾つも重なってしまったため実力以上に人気を落とすことになった。

しかし元値はバカにしたものではない。母クルミナルは桜花賞2着で、次のオークスでも3着して世代でも上位の能力を持っていた馬。キングカメハメハとの間に産まれた同馬はいかにもクラシック向きの配合でもある。

3走前のアルテミスSではソダシと人気を二分して差のない競馬をしているし、2走前のシンザン記念は強力牡馬相手に大外枠の不利を克服して4着なら全然悪くない。前走のクイーンCは出遅れの分もあって上位2頭に遅れたが、その差はクビ+クビで紙一重のもの。一時はルメールもこの馬をクラシックのパートナーに考えていた馬で、急な人気下降は明らかに盲点と言える。

タラレバになるが、こう考えてみたらどうか。前走が2着で賞金加算できていたとして、賞金面も問題なく今回もルメールが乗るとしたら…。おそらく上位5番人気以内には入っていただろう。馬の能力的にはそれくらいの実力があることは覚えておきたい。





週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは4/9(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『ニュージーランドT(GⅡ)』
『阪神牝馬ステークス(GⅡ)』
『桜花賞(GⅠ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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